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Yamareco

記録ID: 6980820
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
東北

会津朝日岳/赤倉沢より

2024年06月29日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
--:--
距離
13.4km
登り
1,427m
下り
1,430m

コースタイム

日帰り
山行
7:52
休憩
1:39
合計
9:31
4:22
4:27
67
5:34
5:39
26
6:05
6:10
63
7:13
7:16
34
バイウチの高手
7:50
8:50
34
9:24
9:26
61
バイウチの高手
10:27
10:32
19
10:51
10:57
40
11:37
11:45
59
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2024年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
赤倉沢登山口前の駐車場を利用しました。(無料・トイレ無し)
いわなの里の奥へ入る林道は未舗装なので運転は慎重に。
コース状況/
危険箇所等
全般的によく整備されてはいますが、バイウチノ高手から始まるスラブ、草付の急坂は踏み跡が拡散傾向。
その他周辺情報 深沢温泉・むら湯にて汗を流しました。
3:13 赤倉沢登山口(540m)出発!

赤倉沢沿いを緩やかに登っていく比較的歩きやすい序盤。出発してすぐに橋を渡ると、かなり上流までそのまま左岸を辿ります。
標高が低いからか、雨上がりだからか、夜明け前から蒸した空気でした。序盤から大汗をかきながらの登山。しかも登山靴がへたってきたのかすぐに右足が浸水しました。
3:13 赤倉沢登山口(540m)出発!

赤倉沢沿いを緩やかに登っていく比較的歩きやすい序盤。出発してすぐに橋を渡ると、かなり上流までそのまま左岸を辿ります。
標高が低いからか、雨上がりだからか、夜明け前から蒸した空気でした。序盤から大汗をかきながらの登山。しかも登山靴がへたってきたのかすぐに右足が浸水しました。
まだ谷を進んでいるにも関わらず、意外に渓が広くて展望有り。
振り返ると見事な雲海でした。只見では高確率で見られるとのこと。
まだ谷を進んでいるにも関わらず、意外に渓が広くて展望有り。
振り返ると見事な雲海でした。只見では高確率で見られるとのこと。
4:22 三吉ミチギ(870m)

赤倉沢を二度渡渉し、次第に傾斜がきつくなると三吉ミチギに到着。
細いながらも水はしっかり出ています。蒸し暑さもあってか発汗量もすごくて早くもバテ気味でした。
先週の飯縄でも登山口の標高は1000m越えてるので、快適な山ばかり登ってたら蒸し暑さの耐性が落ちるのかも。
4:22 三吉ミチギ(870m)

赤倉沢を二度渡渉し、次第に傾斜がきつくなると三吉ミチギに到着。
細いながらも水はしっかり出ています。蒸し暑さもあってか発汗量もすごくて早くもバテ気味でした。
先週の飯縄でも登山口の標高は1000m越えてるので、快適な山ばかり登ってたら蒸し暑さの耐性が落ちるのかも。
只見の雲海を振り返りつつ、息を整えてペースを作っていきます。
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只見の雲海を振り返りつつ、息を整えてペースを作っていきます。
次第にペースが整ってきたからか、標高を上げてきたからか途中から調子が出てきました。
次第にペースが整ってきたからか、標高を上げてきたからか途中から調子が出てきました。
4:52 御来光

只見に来るまでほぼずっと雨が降っていたので、朝日を見て安堵しました。
4:52 御来光

只見に来るまでほぼずっと雨が降っていたので、朝日を見て安堵しました。
人見ノ松まで続く標高差約400mのジグザグに入りました。ジグザグで歩きやすいけど、蒸し暑さもあってかけっこうきつい。
人見ノ松まで続く標高差約400mのジグザグに入りました。ジグザグで歩きやすいけど、蒸し暑さもあってかけっこうきつい。
急登の途中でも雲海を見下ろして息を整えつつ登りました。
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急登の途中でも雲海を見下ろして息を整えつつ登りました。
正しく絶景でした。本当に有り難い梅雨の晴れ間でした。
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正しく絶景でした。本当に有り難い梅雨の晴れ間でした。
5:34 人見ノ松(1290m)

樹林帯のジグザグから飛び出すと絶景ポイントの人見ノ松に到着。
雲海の遥か先にはなぜか一目で分かる浅草岳!
5:34 人見ノ松(1290m)

樹林帯のジグザグから飛び出すと絶景ポイントの人見ノ松に到着。
雲海の遥か先にはなぜか一目で分かる浅草岳!
浅草岳が雲海に浮かぶ島のようでした!
しっかりと頂上まで浅草岳が見えたのはこの時だけで、結果的にかなり貴重な絶景となったのでした。
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浅草岳が雲海に浮かぶ島のようでした!
しっかりと頂上まで浅草岳が見えたのはこの時だけで、結果的にかなり貴重な絶景となったのでした。
人見ノ松からはやや傾斜が緩むように感じました。この辺りから森林限界のようです。
人見ノ松からはやや傾斜が緩むように感じました。この辺りから森林限界のようです。
東のほうが雲が多めで、この前登った磐梯山、安達太良山は見えませんでした。
東のほうが雲が多めで、この前登った磐梯山、安達太良山は見えませんでした。
確実に標高を稼いでいることを雲海を見て実感します。
標高は上がってきてはいるけど、風は殆どなく朝から暑かったです。
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確実に標高を稼いでいることを雲海を見て実感します。
標高は上がってきてはいるけど、風は殆どなく朝から暑かったです。
6:00 叶ノ高手付近(1410m)

三吉ミチギ手前から続いた登りが一段落して、展望の良いミニピークに着きました。
ここで初めて行く手に会津朝日岳が見えてきます!戸隠山を連想するギザギザが印象的でした。
眼前のピークは叶ノ高手でもうすぐそこ。
6:00 叶ノ高手付近(1410m)

三吉ミチギ手前から続いた登りが一段落して、展望の良いミニピークに着きました。
ここで初めて行く手に会津朝日岳が見えてきます!戸隠山を連想するギザギザが印象的でした。
眼前のピークは叶ノ高手でもうすぐそこ。
6:05 叶ノ高手(1430m)

1430m標高点の描かれている叶ノ高手に到着。樹林帯に囲まれて展望はありませんが、今日の行程の中では要衝の場所です。
6:05 叶ノ高手(1430m)

1430m標高点の描かれている叶ノ高手に到着。樹林帯に囲まれて展望はありませんが、今日の行程の中では要衝の場所です。
叶ノ高手からは標高差100m余りの下りで、地味に長く感じました。
途中では二本の大クロベの木があって、アクセントになっています。
まずは1本目。
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叶ノ高手からは標高差100m余りの下りで、地味に長く感じました。
途中では二本の大クロベの木があって、アクセントになっています。
まずは1本目。
更に下って二本目。後ろには少し近付いた会津朝日岳。
更に下って二本目。後ろには少し近付いた会津朝日岳。
次第に近付いてくる会津朝日岳。でもこの頃から徐々に雲が沸いてくるのが気になりました。
次第に近付いてくる会津朝日岳。でもこの頃から徐々に雲が沸いてくるのが気になりました。
まるで扇を広げたような優美な頂上稜線。意外に山頂直下まで樹林帯に包まれているようです。
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まるで扇を広げたような優美な頂上稜線。意外に山頂直下まで樹林帯に包まれているようです。
6:43 熊ノ平(1340m)

叶ノ高手から続く樹林帯の吊り尾根が終わる頃、ドロドロの熊ノ平を通過。
どうか森のくまさんと出会いませんように。
6:43 熊ノ平(1340m)

叶ノ高手から続く樹林帯の吊り尾根が終わる頃、ドロドロの熊ノ平を通過。
どうか森のくまさんと出会いませんように。
6:47 朝日岳避難小屋(1360m)

熊ノ平から一登りで朝日岳避難小屋に到着。
中を見るのは帰りにしておいて、山頂までの登りに備えて小休止をとりました。
6:47 朝日岳避難小屋(1360m)

熊ノ平から一登りで朝日岳避難小屋に到着。
中を見るのは帰りにしておいて、山頂までの登りに備えて小休止をとりました。
蒸し暑さと右足の浸水、雨上がりの草からも水をもらってずぶ濡れで登っていきます。
この辺りのブナは幹回りが大きなものが多かった。
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蒸し暑さと右足の浸水、雨上がりの草からも水をもらってずぶ濡れで登っていきます。
この辺りのブナは幹回りが大きなものが多かった。
7:15 バイウチノ高手(1500m)

避難小屋からの登りが一段落すると樹林帯を抜けてバイウチノ高手に到着。
山頂まで残す標高差は120mほどで標準所要時間は20分。でもここからがきつかった。
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7:15 バイウチノ高手(1500m)

避難小屋からの登りが一段落すると樹林帯を抜けてバイウチノ高手に到着。
山頂まで残す標高差は120mほどで標準所要時間は20分。でもここからがきつかった。
7:21 激登りの始まり

登山道が涸れた沢に出てきたところが、さっきから気になっていた稜線直下の一枚岩のスラブの袂。
もうけっこうバテていたので、ここからの標高差100mが正念場となりました。
滑りやすい涸れ谷を少しだけ登って右岸側の踏み跡へ。マーキングやロープあり。
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7:21 激登りの始まり

登山道が涸れた沢に出てきたところが、さっきから気になっていた稜線直下の一枚岩のスラブの袂。
もうけっこうバテていたので、ここからの標高差100mが正念場となりました。
滑りやすい涸れ谷を少しだけ登って右岸側の踏み跡へ。マーキングやロープあり。
マーキングを拾いながら、次第に草付の中を直登していきます。
スラブ特有の足場の乏しさもあり、ロープも設置されています。
山スキーなら面白そうな斜度だけどここはきつかった。
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マーキングを拾いながら、次第に草付の中を直登していきます。
スラブ特有の足場の乏しさもあり、ロープも設置されています。
山スキーなら面白そうな斜度だけどここはきつかった。
7:42 頂上稜線に乗る(1610m)

ようやく辿り着いた頂上稜線。でも山頂は少し北側にあります。
けっこう焦らされる山頂ですが、感動の絶景を見下ろした稜線歩きでした。
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7:42 頂上稜線に乗る(1610m)

ようやく辿り着いた頂上稜線。でも山頂は少し北側にあります。
けっこう焦らされる山頂ですが、感動の絶景を見下ろした稜線歩きでした。
頂上稜線ではヒメサユリが見頃となっていました!
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頂上稜線ではヒメサユリが見頃となっていました!
ササユリは何度も観てるけど、ヒメサユリは初めてだったかもしれません。見事でした。
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ササユリは何度も観てるけど、ヒメサユリは初めてだったかもしれません。見事でした。
ヒメサユリの群落を登ったところが山頂らしく見えたけど、ここも違うのでした。
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ヒメサユリの群落を登ったところが山頂らしく見えたけど、ここも違うのでした。
このミニピークは西側が切れ落ちて高度感抜群。ここは慎重に。

本物らしい偽ピークを越えると、今度こそ目指す会津朝日岳山頂。あと少し、あと少し、もう一歩前へ!
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このミニピークは西側が切れ落ちて高度感抜群。ここは慎重に。

本物らしい偽ピークを越えると、今度こそ目指す会津朝日岳山頂。あと少し、あと少し、もう一歩前へ!
7:52 会津朝日岳山頂(1624.3m)到着!!

着きました!!
出発してから4時間半余り。標準CTは3時間45分でやや遅いけど、今朝の蒸し暑さを踏まえると御の字でしょう。

けっこう雲が上がって来てたけど、山頂では青空が頑張ってくれました。
4時間ほど掛けて只見まで来た甲斐がありました。
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7:52 会津朝日岳山頂(1624.3m)到着!!

着きました!!
出発してから4時間半余り。標準CTは3時間45分でやや遅いけど、今朝の蒸し暑さを踏まえると御の字でしょう。

けっこう雲が上がって来てたけど、山頂では青空が頑張ってくれました。
4時間ほど掛けて只見まで来た甲斐がありました。
山頂からも引き続いて雲海が健在でした。青空と雲とのせめぎあいが面白い。
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山頂からも引き続いて雲海が健在でした。青空と雲とのせめぎあいが面白い。
会津朝日岳山頂でのあおいとひなた

#ヤマノススメ

今月だけで三座目の福島県の山となりました。骨折から復帰後6週連続での登山なので、もうロケットスタートといって良いでしょう。
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会津朝日岳山頂でのあおいとひなた

#ヤマノススメ

今月だけで三座目の福島県の山となりました。骨折から復帰後6週連続での登山なので、もうロケットスタートといって良いでしょう。
会津朝日岳山頂でのあおいとひなた(2)
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会津朝日岳山頂でのあおいとひなた(2)
三等三角点
点名:「朝日岳」
標高:1624.28m
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三等三角点
点名:「朝日岳」
標高:1624.28m
方位盤に置かれていたお地蔵さんとのスリーショット
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方位盤に置かれていたお地蔵さんとのスリーショット
登山道はないけど頂上稜線は更に北へと続きます。
北方の浅草岳はずっと雲に隠れたままでした。
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登山道はないけど頂上稜線は更に北へと続きます。
北方の浅草岳はずっと雲に隠れたままでした。
北側の楢戸沢へ落ちる巨大なスラブ
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北側の楢戸沢へ落ちる巨大なスラブ
北東側には歩いてきた登山道が通る尾根。尾根上には1382mピーク、そして叶ノ高手。
叶ノ高手への登り返しが下りで待っています。
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北東側には歩いてきた登山道が通る尾根。尾根上には1382mピーク、そして叶ノ高手。
叶ノ高手への登り返しが下りで待っています。
南から西側の眺望。左奥には会津駒ヶ岳が少しだけ見えているようです。
山スキーで一度登頂済だけど、今度は無雪期にも行きたい。
南から西側の眺望。左奥には会津駒ヶ岳が少しだけ見えているようです。
山スキーで一度登頂済だけど、今度は無雪期にも行きたい。
ちょうど1年前に登った平ヶ岳が見えています。
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ちょうど1年前に登った平ヶ岳が見えています。
越後三山の中ノ岳、そして越後駒ヶ岳が雲間に見えました。
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越後三山の中ノ岳、そして越後駒ヶ岳が雲間に見えました。
北側には飯豊山らしい山も見えています。
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北側には飯豊山らしい山も見えています。
雨上がりで雲が沸きやすかったけど、山頂含む頂上稜線ではかなり晴れてくれて幸運でした。
遠方の雲が多くて全方位ではないけど、かなり展望が効いたので大満足の会津朝日岳山頂でした。
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雨上がりで雲が沸きやすかったけど、山頂含む頂上稜線ではかなり晴れてくれて幸運でした。
遠方の雲が多くて全方位ではないけど、かなり展望が効いたので大満足の会津朝日岳山頂でした。
8:50 会津朝日岳山頂出発

1時間の滞在時間で山頂を後にしました。短い時間ながら日が陰った時だけは涼しかったけど、けっこう暑さを感じた山頂でした。
雲の湧き方がもう夏そのものでした。
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8:50 会津朝日岳山頂出発

1時間の滞在時間で山頂を後にしました。短い時間ながら日が陰った時だけは涼しかったけど、けっこう暑さを感じた山頂でした。
雲の湧き方がもう夏そのものでした。
可憐なヒメサユリに癒されながら、頂上稜線を引き返していきます。
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可憐なヒメサユリに癒されながら、頂上稜線を引き返していきます。
足場の悪い激下り。またケガしないように、ここは全神経を集中します。
概ね登りのルートを辿ったけど、やはり幾通りかの踏み跡があるようです。
足場の悪い激下り。またケガしないように、ここは全神経を集中します。
概ね登りのルートを辿ったけど、やはり幾通りかの踏み跡があるようです。
9:24 バイウチノ高手(1500m)

下り最初の要注意箇所をクリアしてバイウチノ高手へ。大斜面が連なる頂上稜線を眺めて一息入れました。
時期的にアブが気になるけど、トンボがもうたくさん飛んでいるおかげで不快な虫はいませんでした。
9:24 バイウチノ高手(1500m)

下り最初の要注意箇所をクリアしてバイウチノ高手へ。大斜面が連なる頂上稜線を眺めて一息入れました。
時期的にアブが気になるけど、トンボがもうたくさん飛んでいるおかげで不快な虫はいませんでした。
9:41 朝日岳避難小屋(1360m)

水を担ぎ上げてこないといけないけど、ここに泊まってゆったりと過ごすのも悪くないと思います。
9:41 朝日岳避難小屋(1360m)

水を担ぎ上げてこないといけないけど、ここに泊まってゆったりと過ごすのも悪くないと思います。
叶ノ高手への登り返しは110mほど。焦らずゆっくり越えていきます。
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叶ノ高手への登り返しは110mほど。焦らずゆっくり越えていきます。
まだまだ青空が頑張ってくれて、下りも頂上稜線を見上げることができました。
まだまだ青空が頑張ってくれて、下りも頂上稜線を見上げることができました。
しんどい山だけど、また行きたいと思わせてくれます。
しんどい山だけど、また行きたいと思わせてくれます。
登り返しの途中で浅草岳方面を眺めましたが、相変わらずあそこだけは雲が取れませんでした。
でも少しだけ田子倉湖が見えていました。
登り返しの途中で浅草岳方面を眺めましたが、相変わらずあそこだけは雲が取れませんでした。
でも少しだけ田子倉湖が見えていました。
樹齢がどのくらいなのか、ずっと会津朝日岳を見守っている大クロベです。


10:27 叶ノ高手(1430m)

朝からの蒸し暑さが堪えたのか久しぶりに足が攣り、ツ〇ラ68で応急処置しました。
そのような経緯もあって、山頂からここまでで標準CTの1.5倍掛かっています。
下りも楽ではありません。
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樹齢がどのくらいなのか、ずっと会津朝日岳を見守っている大クロベです。


10:27 叶ノ高手(1430m)

朝からの蒸し暑さが堪えたのか久しぶりに足が攣り、ツ〇ラ68で応急処置しました。
そのような経緯もあって、山頂からここまでで標準CTの1.5倍掛かっています。
下りも楽ではありません。
叶ノ高手の東側にあるミニピークから見納めの会津朝日岳。
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叶ノ高手の東側にあるミニピークから見納めの会津朝日岳。
たまに吹く風は心地良いけど、下りはやはり暑さとの戦いとなりました。
もうこの頃には温泉とコーラで頭の中がいっぱい。
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たまに吹く風は心地良いけど、下りはやはり暑さとの戦いとなりました。
もうこの頃には温泉とコーラで頭の中がいっぱい。
10:51 人見ノ松(1290m)

山頂付近以外はだいたい見えている浅草岳を眺めて小休止。暑さで集中が途切れないよう下りました。
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10:51 人見ノ松(1290m)

山頂付近以外はだいたい見えている浅草岳を眺めて小休止。暑さで集中が途切れないよう下りました。
山また山の只見。人工物がほぼ見えていないのが良い。
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山また山の只見。人工物がほぼ見えていないのが良い。
登りがしんどかったジグザグの下りへ。樹林帯の木陰がかなり有難い。
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登りがしんどかったジグザグの下りへ。樹林帯の木陰がかなり有難い。
でもやはり下るほどに暑さが増して大変でした。沢の音が聞こえてくるとホッとしました。
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でもやはり下るほどに暑さが増して大変でした。沢の音が聞こえてくるとホッとしました。
11:37 三吉ミチギ(870m)

キリッと冷えて最高に美味しい水でした。空のペットボトルに冷水を満たし、頭から水を被って生き帰りました!

11:45 出発
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11:37 三吉ミチギ(870m)

キリッと冷えて最高に美味しい水でした。空のペットボトルに冷水を満たし、頭から水を被って生き帰りました!

11:45 出発
この先は赤倉沢の光景を確認しながらの下り。殆ど樹木が生えていないのはやはり雪崩の走路だからでしょうか。
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この先は赤倉沢の光景を確認しながらの下り。殆ど樹木が生えていないのはやはり雪崩の走路だからでしょうか。
12:03 赤倉沢渡渉

赤倉沢の渡渉。確かもう1回あったはず。
12:03 赤倉沢渡渉

赤倉沢の渡渉。確かもう1回あったはず。
沢沿いでは夏草の中にアジサイがたくさん咲いていました。
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沢沿いでは夏草の中にアジサイがたくさん咲いていました。
ここを渡渉すると、登山口手前までずっと左岸を歩きます。
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ここを渡渉すると、登山口手前までずっと左岸を歩きます。
沢床からは山頂が見えません。
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沢床からは山頂が見えません。
左岸道は沢からやや離れたところを歩く区間が長いけど、比較的歩きやすくて終盤は楽です。
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左岸道は沢からやや離れたところを歩く区間が長いけど、比較的歩きやすくて終盤は楽です。
12:32 荒禿沢出合付近(580m)

支流の荒禿沢を渡ると、待望の登山口まであと少し。
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12:32 荒禿沢出合付近(580m)

支流の荒禿沢を渡ると、待望の登山口まであと少し。
12:44 赤倉沢登山口(540m)到着!

着きました!
ほぼ読みどおり昼過ぎの下山でした。暑さでヘロヘロでした。
初めての会津朝日岳。なかなかタフな山でした。しかも暑さにやられました。でもまた来たい。
登山口の駐車場には数台程度の車で、予想外に少なく感じました。

登山装備を解くと、深沢温泉・むら湯へ直行したのでした。
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12:44 赤倉沢登山口(540m)到着!

着きました!
ほぼ読みどおり昼過ぎの下山でした。暑さでヘロヘロでした。
初めての会津朝日岳。なかなかタフな山でした。しかも暑さにやられました。でもまた来たい。
登山口の駐車場には数台程度の車で、予想外に少なく感じました。

登山装備を解くと、深沢温泉・むら湯へ直行したのでした。
帰路、国道252号の展望台にて。田子倉湖もすっかり夏の光景に。

浅草岳付近の六十里越を通過するアクセスは夏ならでは。六十里越登山口付近では、たくさんの登山者の方を見かけました。

会津朝日岳の余韻に包まれた約4時間の帰途でした。
帰路、国道252号の展望台にて。田子倉湖もすっかり夏の光景に。

浅草岳付近の六十里越を通過するアクセスは夏ならでは。六十里越登山口付近では、たくさんの登山者の方を見かけました。

会津朝日岳の余韻に包まれた約4時間の帰途でした。

装備

個人装備
三脚 ハイドレーションシステム 長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 スパッツ グローブ 雨具 日よけ帽子 予備靴ひも ザック ザックカバー 行動食 非常食 飲料 地図(地形図・山と高原地図) コンパス ガーミンGPS ラジオ 計画書 ヘッドランプ 予備電池 アマチュア無線機 ファーストエイドキット 補修キット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 登山保険証 健康保険証 スマホ 財布 サングラス タオル 一眼レフカメラ 広角ズームレンズ 望遠ズームレンズ ねんどろいど(あおい・ひなた)

感想

会越境付近では以前から浅草岳や守門岳は季節問わずよく登っていましたが、福島県側ということで後回しとなっていた会津朝日岳。
よく調べてみたら長野から4時間ほどで行けるということで日帰り圏内に入ります。
少し前に磐梯山、安達太良山、去年に会津駒ヶ岳、2年前に飯豊山と、福島県の山も徐々に登ってきました。
ずっと悪天予報だった土曜が晴れるというので、急遽決めた会津朝日岳の山行でした。
始めから好天を的確に予測できれば、あれこれ代替案を用意しなくても済むけどまあ良しとしましょう。

行きの道中も長時間雨が降り続いており、登りは天にも地にも水気が充満。
びしょ濡れな上に靴も浸水し、蒸し暑さと急登で予想外に大変でした。
でも展望も山容も素晴らしい名山で、また季節を変えて来たいです。
梅雨の晴れ間とはいえ実質的にはもう夏山。半端ではない良い汗をかきました。
やや遠いけど少し足を伸ばせば届く会津なので、今後もこの山域に通いたく思います。

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コメント

loonさん こんにちわ。

 順調に 回を重ねておられますね。
 何よりです。

 長野ご自宅より 4時間。
 石鎚へ行ったとき 4時間でした。
 車は便利ですね。

 いつものように 超早い出発 3:13
 登りでは日の出まで 写真を写せませんね。
 フラッシュをたいて写しておられるのかな?

 雨が現地では止んでいて 良かったですね。
 雲が流れ 絶景を楽しまれましたね。
 雲海の景色はほんとに、美しいです。
 山々が 雲海に浮かぶ島の様 
 朝日のさすさまが また美しいです。

 山頂まで4時間40分と タフな山ですね。
 蒸し暑い中 お疲れさまでした。

 帰路の温泉 コーラが お体に 
 染み入られたことでしょう。
 帰路は 来週はどこにしようと 考えながらの運転では??
 と推察いたします。

 夏山楽しみです。ありがとうございました。
2024/7/1 11:18
mayasanpoさん、こんばんは。
このたびもさっそくありがとうございます!
5月下旬に湯ノ丸山へ行って以来、6週連続でしかも毎週土曜日に出掛けられるのが有難いです。
1回は金曜に年休をもらって磐梯山・安達太良山へ遠征もできました。
左足首はまだ微妙にむくみが残ってますが、動きを妨げるレベルではなく、
いつしか下りも足がよく動くようになっています。自分の脚にも感謝です。

石鎚山まで4時間で行けるのですね。実家に居た時に行っておけばと時々思い出します。
今回は全て下道で距離は180辧K悗錨勅貌擦山道で走りやすいので運転が楽しいです。

これまでなら日の出までは涼しく歩けてたのですが、今回は夜明け前から蒸し暑かったです。
体感的にも梅雨入りしたなと感じますね。塩を舐めると甘く感じる季節になりました。

暗い時間帯の写真はISO3200と超高感度に設定して撮影しています。
フラッシュは昔ポートレートを撮ってたので持っていますが、
使用中の一眼レフは外付式となっていて重くてかさばり、登山では使っていないんですよ。

登山口まであと20分程度の只見駅前で休憩してたんですが、その時まで小雨が降っていました。
予報を信じるしかなかったのですが、登山口に着いたら完全に止んだので安堵しました。
雨上がりで雲が上がってくるのが早いだろうと、景色を観るなら朝が勝負と踏んでいました。
予想どおりどんどん雲が沸いてきましたが、意外に一日中青空が頑張ってくれまして良かったです。

標準CTだと登り3時間45分となっているんですよ。登りは重装備で遅いのは分かるんですが、
やはりケガしたこともあって下りも以前より時間が掛かっています。下りは無意識に慎重になっています。

朝日岳という名の山は各地にいくつかありますが、会津朝日岳は以前から名前で惹かれてました。
只見の山奥でアクセスが悪いイメージがあり、後回しになってましたが本当に名山でした。
積雪期も行きたいんですけど、福島県を東側から遠回りする格好になるので夏より遠いんですよ。

帰路の深沢温泉・むら湯は付近で唯一源泉かけ流し。鉄分豊富ということで選びました。
自分にはちょっと熱くて殆ど半身浴しかできませんでしたが、充分リフレッシュできました。
やはり夏場、温泉上がりのコーラは最高に美味しいですね。自分へのご褒美です。

常に3つ4つと行先を考えていて、天候次第で選ぶようにしています。
今回の会津朝日岳は筆頭候補に置いていました。天候が味方してくれました。

夏山シーズンも間近ですね。mayasanpoさんもご安全にお楽しみください。
ありがとうございました。
2024/7/1 21:10
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