御池岳から藤原岳
- GPS
- 11:57
- 距離
- 28.1km
- 登り
- 1,965m
- 下り
- 1,968m
コースタイム
- 山行
- 10:27
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 11:50
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
7月3日(水)「曇り時々晴れ」 鞍掛峠入口までの車道歩きが核心部だったか。3:45起床で4時出発だ。今日は暑く成る予報なので、車道歩きを涼しい内に終わらせる作戦だ。でも、ヘッテン点けるのは嫌だから、この時間になった。鞍掛トンネル東登山口まではグーグルナビで、ベストな案内を入手した。鞍掛峠の蛙と恵比須さまに挨拶した。峠までの国道306号線では、殆ど走行車と擦れ違う事は無かった。途中、コンクリートから石灰のエキスが流れて出来た、人口鍾乳洞擬きを楽しんだ。2時間程度掛けてようやく鞍掛トンネル東登山口に出た。前夜の雨でウエットな登山道だ。蛭に注意が必要だ。なんとなく左足に違和感を感じ、鞍掛峠で蛭チェックすると、案の定左右の足から、十数匹の蛭が出て来た。今回は割れた石で、ギロチン刑に処した。峠よりは風が吹き意外と涼しく、快適に登れる。鈴北岳への道は幅広で緩やかな斜面で、緑の苔が綺麗だ。中部電力と関西電力の送電線が、県境稜線に建っている。其処には、責任分界点の説明看板があった。仕事柄気になってしまう。稜線上部はガスの中に入り、展望は無くなった。残念だ。1165ピークを踏みたかったが、道が良くわからない。ガスもあるので、あっさりと諦め予定を変更した。取敢えず御池の頂上を踏む。茶屋川源頭部の登山道に戻り、其処から、コグルミ谷分岐点までの稜線を進む。支流を横切る所では水場があり、冷水で体を冷やした。石灰岩が無くなり、岩質が変わり歩き易くなる。コグルミ谷分岐点はカタクリ峠と呼ばれている。緩やかな峠で、心が休まる。コグルミ谷は、リスが沢山居るらしい。何時か歩いてみよう。此処から尾根は90度右へ方向を変える。緩やかな山稜で、知らぬ間に荷ヶ岳(冷川岳)を通過して、白瀬峠へと到着する。引続き緩やかな山稜を進むと、巨大な送電線鉄塔が現れる。2系統あるが、並走して敷設されているのは圧巻だ。この辺り頭陀ヶ平と云うらしい。次第に石灰岩の道となり、独特の植生となって来る。途中サルに遭遇する。T路を右に進むと藤原岳最高点の天狗岩へと出た。少しガスが開け、竜ヶ岳方面も見渡せた。少し先へ進むと、石灰岩の山らしく急激に高度を落としている。俯瞰する谷は深い。Uターンして藤原岳へと足を進める。高原状で気持ちが良い。藤原山荘に立寄り、行動酌を食べた。2階の部屋では、快適に寝られそうだ。隣の下には、立派なトイレもある。人気の山なので、やっと登山者と出会えた。藤原岳へは少し下り、幅広の登山道を進む。頂上からは、ガスが掛かる物の360度の展望が広がる。次の縦走に繋げるため、多志田山まで軌跡を延ばす。藤原岳からの下りは、石灰岩で歩き難い。樹林帯に入ると、粘土層と石灰岩でヌルヌル滑る。ストックがあるので助かった。振り返ると藤原鉱山の頂上辺りには、重機が動いているのが眺められる。登り返しのコルからは、石灰岩が無くなり、歩き易い。変哲の無いピークが多志田山だった。案内看板には、孫太尾根難路と書かれていた。Uターンして藤原岳へと登り返すが、此方から眺める藤原岳はアルペン的だ。藤原山荘から表登山道を下山するが、疲れも出て来て意外と時間が掛った。整備された登山口で、靴を洗い、体を拭いた。長かったが、次に繋げる軌跡を引けて満足だった。
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