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Yamareco

記録ID: 6987047
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日高山脈

チロロ岳

2024年07月03日(水) [日帰り]
 - 拍手
kozarun その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
09:29
距離
10.7km
登り
1,514m
下り
1,516m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:42
休憩
0:52
合計
9:34
距離 10.7km 登り 1,514m 下り 1,516m
4:51
144
7:15
84
8:39
8:43
50
9:33
9:57
16
10:13
10:15
57
11:12
11:31
59
12:30
12:33
112
天候 晴れなるも眺望はぼやけてイマイチ
過去天気図(気象庁) 2024年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
ペンケヌーシ林道開放(チロロ岳登山口までは問題なし)景色が様変わりしておりびっくり
コース状況/
危険箇所等
曲り沢、2つ目の残置ロープは支点を取っている樹木の根元が折れているため、体重をかけると危険かと思われる。
登山ポストとトイレあり
2024年07月03日 04:45撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
7/3 4:45
登山ポストとトイレあり
取水施設
2024年07月03日 05:01撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
2
7/3 5:01
取水施設
2024年07月03日 06:06撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2
7/3 6:06
1420のコルまでがなかなかの忍耐です
これからの沢シーズンに備えて、頑張れ自分!
2024年07月03日 06:20撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
1
7/3 6:20
1420のコルまでがなかなかの忍耐です
これからの沢シーズンに備えて、頑張れ自分!
おっと〜、ほやっほやの足跡
ついさっき、ここにいたのね…
2024年07月03日 06:54撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
1
7/3 6:54
おっと〜、ほやっほやの足跡
ついさっき、ここにいたのね…
ミヤマオダマキ
2024年07月03日 07:44撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
7/3 7:44
ミヤマオダマキ
背後にはペンケヌーシ岳
同行のお友達は地質の専門家
山脈と交差する断層と絡めて山の形と今いる沢についてを解説してくれて、めちゃめちゃドキドキ♪すっごく面白い!
2024年07月03日 08:27撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
7/3 8:27
背後にはペンケヌーシ岳
同行のお友達は地質の専門家
山脈と交差する断層と絡めて山の形と今いる沢についてを解説してくれて、めちゃめちゃドキドキ♪すっごく面白い!
1713のコルに到着〜
2024年07月03日 08:34撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
7/3 8:34
1713のコルに到着〜
青空の日高稜線を期待して来たのだけど、視界はぼんやり
それでもピパイロ〜1967〜北戸蔦〜戸蔦別〜幌尻が見えて嬉しい
2024年07月03日 08:41撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
1
7/3 8:41
青空の日高稜線を期待して来たのだけど、視界はぼんやり
それでもピパイロ〜1967〜北戸蔦〜戸蔦別〜幌尻が見えて嬉しい
到着!
山頂直下の南側は風が遮られて快適おやすみどころ
2024年07月03日 09:11撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
4
7/3 9:11
到着!
山頂直下の南側は風が遮られて快適おやすみどころ
山頂からの眺め
真ん中のちょこっと雪が残っているのが1967
2024年07月03日 09:12撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
7/3 9:12
山頂からの眺め
真ん中のちょこっと雪が残っているのが1967
GWに歩いた伏美〜ピパイロの稜線
奥に妙敷もうっすら
2024年07月03日 09:13撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
7/3 9:13
GWに歩いた伏美〜ピパイロの稜線
奥に妙敷もうっすら
コルに戻ってきた
2024年07月03日 10:17撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
7/3 10:17
コルに戻ってきた
チシマヒョウタンボク
2024年07月03日 10:37撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
7/3 10:37
チシマヒョウタンボク
西峰らしい風化した橄欖岩にエゾノツガザクラ♡
2024年07月03日 10:40撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
7/3 10:40
西峰らしい風化した橄欖岩にエゾノツガザクラ♡
キンポウゲ科だと思うけど、何のつぼみ?→ハクサンイチゲか!
2024年07月03日 10:40撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
1
7/3 10:40
キンポウゲ科だと思うけど、何のつぼみ?→ハクサンイチゲか!
ミヤマキンバイ
2024年07月03日 10:44撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
7/3 10:44
ミヤマキンバイ
ミヤマアズマギク
2024年07月03日 10:49撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
7/3 10:49
ミヤマアズマギク
エゾノハクサンイチゲとチロロ岳本峰
2024年07月03日 10:53撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
1
7/3 10:53
エゾノハクサンイチゲとチロロ岳本峰
エゾノツガザクラ
2024年07月03日 10:53撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
7/3 10:53
エゾノツガザクラ
稚児車
2024年07月03日 10:56撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
7/3 10:56
稚児車
西峰!
ゆっくり珈琲タイム
2024年07月03日 11:00撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
3
7/3 11:00
西峰!
ゆっくり珈琲タイム
中央左の沢は昨秋に遡行したポンチロロ川
あのあたりから見上げた朝日に光る1967はとても素敵だった
俯瞰できてとっても嬉しい
2024年07月03日 11:09撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
1
7/3 11:09
中央左の沢は昨秋に遡行したポンチロロ川
あのあたりから見上げた朝日に光る1967はとても素敵だった
俯瞰できてとっても嬉しい
ミヤマハンショウヅル
2024年07月03日 11:44撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
7/3 11:44
ミヤマハンショウヅル
コバイケイソウ
バイケイソウと全然花が違うんですね
実は今まで区別がわかっていませんでした(笑)
2024年07月03日 12:34撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
7/3 12:34
コバイケイソウ
バイケイソウと全然花が違うんですね
実は今まで区別がわかっていませんでした(笑)
こっちがバイケイソウ
よし、覚えたぞ
2024年07月03日 13:03撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
7/3 13:03
こっちがバイケイソウ
よし、覚えたぞ
足元のイチゴ
喜びの舞い🤣
2024年07月03日 14:19撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
1
7/3 14:19
足元のイチゴ
喜びの舞い🤣
長くて充実の楽しい一日でした😃
2024年07月03日 19:04撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2
7/3 19:04
長くて充実の楽しい一日でした😃

感想

今週後半からしばらく雨マークが続いている。
それなら週中に!
ということで新月数日前の細い下弦の月の昇るころ、札幌を出てパンケヌーシ林道へ
2022/8/16の大雨で路体流出通行止め→この春開通
以来に訪れます。
河川の周囲ががっつり流されて、以前はいわゆる「林道」だった景色が、空が開け、土砂崩れ跡も生々しい。走りながら景色の変容に驚く。
林道の右岸・左岸も一部以前とは異なっていたような。。。

登山口からしばらく林道を登って取水施設、ここから曲り沢パート
巻き道も使いつつ、下草の鬱陶しいところは沢の中を行く
沢靴を履くのは今シーズン初なので、よい足慣らしとなった。
1050の滝は前回は左岸から上がったが、今回は残置に引き寄せられて右岸から
ところがこの残置、支点を取っている木の根元がかなり微妙
かといってそれをつけ替える装備も時間も、申し訳ないがありません
そのうち誰か落ちるんじゃないかと少々心配です

1140分岐はその少し手前にも右股があり、ちょっと惑う
左のピンテで前進し、顕著な分岐を右手に

水量は減るがなかなかの急登
おしゃべりで気を紛らわせつつ高度を上げると(1250)ふと足元の大岩に丸い足跡が点々…
そこそこの成獣でしょうか
水に濡れたてほやほや
おそらく私たちの声を聞いたであろうクマゴロウは尾根の方に避けてくれたのか
数日前に西峰のお花畑で目撃されているのと同個体なのかなぁ

1420の尾根乗越に出て小休止
二ノ沢までの下りは短い
二ノ沢に出て大休止
ここからしばらくもまたゴーロ歩き
水の枯れるあたりで、同行者は沢足袋からトレッキングシューズに履き替え
(自分はラバーソール沢靴で通す)
源頭のお花畑は過去3回に比べて少し荒れたような気もする
花の盛期はまだ少し先か

1713のコルからは日高稜線の眺望を期待したが、強風のせいか湿度があるのか、ぼんやりと霞んでいる。それでも目の前の1967、その左右のピパイロ、北戸蔦別、戸蔦別、奥に幌尻、ははっきりと見てとれた

爆風の中、チロロ岳本峰へ
煽られるほどの強風だけれど、ここは暑いとしんどいので、結果オーライ
カッパを着るか着ないか迷うほどの涼しさで、札幌や帯広では30℃近い予報が出ていたのだから、だいぶ快適だよな〜

山頂の脇は南側に少しくぼんでいて、風も当たらない
長いこと景色を眺めたり色んな話をして、今日を満喫

お次は西峰。先ほどの本峰が斑レイ岩なのに対して、こっちは橄欖岩。(って教えてもらったけどすぐに忘れちゃうのでこうして書いておきます)
茶色く風化したゴロゴロの露頭とお花畑のコントラストが印象的で、ハイマツ中心の本峰とは風情が全く異なります。
両方を楽しめるチロロ岳、いいお山だよね…

こちらのピークからは昨秋遡行したポンチロロ川が真正面に俯瞰できました♪
地形図と照らし合わせ、幕営したのはあの辺、朝日に照らされた1967を見上げたのがあの辺、と眺めるのは楽しい。
またチロロ岳自体は過去に南側の沢から上がっていたな、と本をめくると、遡行したのは1970峰南東面沢だったことが判明。次は三股からのチロロ川右股もやってみたい。
この日は終日、チロロは2人占めだった。

往路を戻り、少々お楽しみの寄り道をして、線香花火のような太陽が落ちるのを見ながら帰札。
たっぷり遊んだ初夏の一日でした。


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