花天国がここにあり (チロロ岳・西峰)

2024年07月13日(土) [日帰り]

• GPS: 11:00
• 距離: 10.0km
• 登り: 1,343m
• 下り: 1,483m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:56
• 休憩: 0:17
• 合計: 12:13

4:56 チロロ岳登山口
7:41 7:43 尾根乗越
9:20 1713コル
10:43 チロロ岳
11:08 11:09 1713コル
13:04 13:13 チロロ西峰
15:02 15:03 尾根乗越
17:02 17:06 チロロ岳登山口
17:09 ゴール地点

天候

くもり時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

7/13 5:07

z) この可愛いハシゴからは想像出来ないピリッとした歩きが始まる

7/13 5:15

z) 滑る岩、浮き石多数
怪我しないように慎重に

7/13 5:46

k) 渡渉、巻きを繰り返して曲り沢を遡行します

7/13 5:58

z) 一輪

k) このクルマユリ帰りは倒れていた

7/13 5:58

z) 険しい場所で見る事が多いダイモンジソウ

k) 林道、沢沿い、稜線上と様々な場所に咲きます

7/13 6:20

z) すっごいマイナスイオン

7/13 6:21

k) ロープ場は数か所。小柄なzeropo7さんは大変だ

z) 手足、あと20cm長くなりたい

7/13 6:26

k) 沢沿いはやはりこの花が多い。オオバミゾホウズキ

7/13 6:28

z) 気持ちいい！

7/13 6:33

z) うわぁ、食べたいけど、、足元に実がなっていたのでやめとく

k) 食べるならヒメゴヨウがおすすめ

7/13 6:53

z) 緑の苔が生えてる所は滑りづらい

7/13 6:56

z) バイケイソウ
色のない花好きだな

7/13 7:15

k) ここが一番めんどくかったかな。ロープ掴むまでの泥斜面も帰りは崩れて1m程ずり落ちた

7/13 7:18

z) 模様入り

k) コミヤマカタバミは葉っぱがかわいい

7/13 7:33

k) ふっかふかの苔

7/13 7:44

z) ガンガン下りるけど帰りのこと考えたら憂鬱になる

7/13 7:48

z) ここからは岩がぬるぬる滑る所が多く緊張した
チロロ岳ならぬヌロロ岳

k) 短い区間だけどここが一番滑ります。沢靴はこの先で脱ぐのが良いかな

7/13 8:11

k) ミヤマオダマキ。二の沢を詰めてくと高山植物が現れ始める

7/13 8:14

k) ミヤマキンポウゲ

7/13 8:20

z) 足場が悪くなる
脚首グニっと気をつけよう

7/13 8:21

k) キバナノコマノツメ

z) 色が鮮明で綺麗だった

7/13 8:31

z) こちらはコバイケイソウ！
バイケイソウとの違いを教えてもらったのでもう忘れない！今年はね笑

7/13 8:44

z ) 初めまして！
ユウバリアズマギク！

7/13 8:54

k) うまい塩梅に咲いてくれていたシナノキンバイ

7/13 8:57

z) お花男子ですね

k) 花好き爺さんはけっこういてるんやで

7/13 9:01

z) 同じ写真じゃないですよ
ずっと続いているのです

7/13 9:02

k) もう足が止まって前に進みません。でもまだまだ凄くなるのよw

z) あまりのお花畑に興奮して「足が止まらない」とか訳のわからない事言い出す始末

7/13 9:08

k) この黄色い絨毯を見てほしかった。これだけでも今日の山行の目的は果たせたかと思う

7/13 9:08

z) ここまでの大群落は本当に初めて！
「何これーーーー！」と何回も同じ言葉しか出てこない

7/13 9:10

z) Tさんも大喜び

k) お花好きの人にはたまらない場所ですよね。来てもらってホントに良かったです

7/13 9:10

k) エゾツツジ

7/13 9:15

z)先ずは本峰へ
晴れる予報だったはずよ？

7/13 9:18

k) 分岐のコルのオオイワツメクサ。この花は山頂や各ピークなど平坦な場所に咲いていることが多いイメージ

7/13 9:21

k) 山頂へはハイマツ漕ぎ。この山のハイマツは薄いので日高慣れしているお二人には一級国道です

z) だけどスネにビジバシ、、

7/13 9:28

k) イワブクロはもう少し先

7/13 9:30

k) わっせ！わっせ！徐々に日も差してきた

7/13 9:41

k) イソジオヤジじゃないよのエゾイソツツジ

7/13 9:49

k) マルバシモツケ

7/13 9:53

k) コケモモ

7/13 10:00

k) ピッタリ計画通りの5時間で登頂です。食事してゆっくりコーヒーを飲みます
z) 久しぶりの登頂！

7/13 10:05

z) いやーびっくり！
kaminarijimaさんお手製のサンドイッチ！ひとつ頂きました！

k) フタ開けてすぐ食べられるから楽なんです。ゴミもでないしね

7/13 10:11

z) それに比べて私ときたら、、
シリコンバックにご飯詰めて
お茶漬けの元かけて
梅干し四つ突っ込んではい終わり
常温の水かけて頂きます

7/13 10:23

z) ドトールのコーヒー
お供はブラックサンダー
ごちそうさま

k) 在庫処分のご協力に感謝します

7/13 10:42

z) コーヒー飲みながらふと横を見るとリンネソウとめんこいつぼみ

k) 下の方にちょっとした群生があるんだけど今年はまだ早かった

7/13 10:44

z) さて西峰に行きましょうか

k) 明るい3人組の男性の方に記念写真を撮って頂く。ありがとうございました

7/13 10:45

z) このハイマツには三つの妖怪が潜んでいる
�� 妖怪足つかみ
�� 妖怪スネタタキ
�� 妖怪顔パシパシ

7/13 10:54

k) 下りはサクサク超快適

7/13 11:01

k) ガスは上がってきても溜まることなく直ぐ抜ける。結果的に今日はこれで良かった。暑かったら西峰はやめてたかも

7/13 11:08

z) 日高らしい風景

7/13 11:14

z) すっごいどデカいうん○

k)山頂までスプレーのストッパー抜いてました

7/13 11:16

z) 見渡す限りどこまでもお花畑

7/13 11:18

k) 振り返るとシナノキンバイの絨毯。西峰は歩いてる時間より写真撮ってる時間の方が長い

7/13 11:22

k) 葉に毛が多いユウバリアズマギク。ここのは全部これ

7/13 11:23

z) まるで風雲たけし城のセットのような岩稜帯
岩と岩の隙間が深い所もあり物は落とせない

k) 自然の織り成す造形美ですね

7/13 11:27

k) オダマキは正面から見るとちょっと不気味

z) とっても可愛いじゃないですかー

7/13 11:29

k) ミヤマダイコンソウ。本峰のは終わりかけだったけど西峰は旬でした

7/13 11:29

z) 孤独に強く美しく

7/13 11:34

k) ミヤマハンショウヅル

7/13 11:36

k) チングルマ
z)kaminarijimaさんが1番好きな花だそうです
名言「お前がいないと話にならないんだよ」

7/13 11:37

k) チングルマとコエゾツガザクラ。エゾノツガザクラの純血種は羊蹄山にしかないとのこと

7/13 11:37

z) うわぁーーーーーーーーー

7/13 11:38

z) ウズラバハクサンチドリの葉
なぜこうなるんだろ、、

7/13 11:40

k) 高山植物の詰め合わせセット。7種咲いています

z) はい！いきまーす！
�．┘哨劵瓮�ワガタ
�▲魯�サンボウフウ
��エゾツツジ
�ぅ轡淵離�ンバイ
�ゥ肇�チフウロ
あれ、、、え、、と、、、うん、と、、

k) ダイコンソウと奥にオダマキです

7/13 11:44

k) ヒロハヘビノボラズと教えてもらいました。舌の嚙みそうな難しい花の名前が出るたびに10回言わせようとする人がいます

z) 1番言えてない人が言わせようとしてるようです笑
可愛いお初の花でした

7/13 11:47

k) エゾカンゾウ咲いていたんだけどなぁと話していた矢先zeropo7さんに後ろに咲いてる！と指摘される

7/13 11:48

z) 不思議なリシリビャクシ

k) 10回は言いません

7/13 11:56

z) もう、秋の気配、、
いやまだやめて、、あかんて、、

7/13 11:57

z) 恐竜の卵みたい
ユキバヒゴダイ

7/13 12:02

k) ヨツバシオガマ

7/13 12:04

k) 西峰はハイマツを抜けてはお花畑を何度か繰り返す。その度に足が動かなくなります

7/13 12:04

z) 自然の創り出すもの

7/13 12:08

z) 最高！

7/13 12:10

z) みんなクライマーズハイならぬ、フラワーズハイになり

7/13 12:11

z) 「うわぁー、チンちゃん！」「チンちゃん素敵〜」とか笑

k) 街中で連呼してたら職質待ったなし

7/13 12:11

z)チシマヒョウタンボク
好きだな

7/13 12:17

z) 岩に咲くゴゼンタチバナ
かっこいいなぁ

7/13 12:18

k) 山頂脇のチシマギキョウ
z)美しいな

7/13 12:25

z) 西峰登頂！
お初の標識です
kaminarijimaさんはヘルメットは置いて来ちゃったので2人ので撮影

7/13 12:33

z) 岩の先で鳥がずっと囀っていた
日高山脈を自由に飛び回りどんな歌を歌っている？

7/13 12:35

z) 見上げれば空がある

7/13 12:56

z) 沢山の人が歩いているだろうな

k)朝の道の駅は凄かったね

7/13 13:17

k) 名残惜しいですが下山します

7/13 13:33

k) かんらん岩周辺にエゾノハクサンイチゲが沢山咲いている。見に行けないのが残念
z) びっしり真っ白でしたね

7/13 13:50

z)木みたいな不思議な岩

7/13 13:53

z) 下りは特に気の抜けない所多数

7/13 13:57

k) 幸福の黄色い絨毯
z) 幸せだ〜

7/13 13:58

z) 何度も何度でも

7/13 14:07

k) 後ろ髪を引かれるとはこのことかと思う

7/13 14:08

k) また来るよ。今度は西峰だけでもいいねとは全員の感想
z) もう西峰狙いで来ることに決めました

7/13 14:12

k) 沢へ下ります。夢のような時間が終わる

7/13 15:52

k) 危険個所はやはり心配になる。娘を見守る親の気分ですw そこまで年は離れてないけど

7/13 16:18

k) ここはロープの支点が悪いので基本は岩を掴んだ方が良いかな
z) もう少しピーンと張ってればいいのだけど、、

7/13 16:51

k) 手つかずの大自然を堪能した時間も終わりを告げる

7/13 16:51

k) 人工物が現れホッとすると同時に日常に戻されます
z) あぁ、、今夜の晩御飯、何にしよう、、、

7/13 16:52

k) お二人ともお疲れ様ー
z)お疲れ様でしたー

7/13 17:04

k) これとても良い写真だわー
z) 木漏れ日と2人の後ろ姿が美しかったです

7/13 17:06

k) ありがとうございました。ホントに楽しかったです
z) ほんとにありがとうございました！
　

7/13 19:07

z) kaminarijimaさんとお別れして私達はこちらへ
胸元にダニー1匹！噛まれる前で良かった

7/15 12:57

ここからzeropoおまけ

祝日は我が家のLJKのリクエストでニセコ方面ドライブ
お山に誘ったけど「気分じゃない」と却下、、笑
ダチョウ牧場楽しかった

7/15 16:04

神仙沼へお散歩
自分の目指す場所が明確になってきていて、もう一緒に過ごせる時間もそんなにないのだろうね

小さな手を引っ張ってきたけれど、今は希望に満ちて足早に歩く背中を後ろから見守っている。

撮影機器：

Xperia 10 II SO-41A docomo SONY

感想

zeropo7

険しい道の先には

美しい景色が待っている

少なからずとも

私の知ってる日高には

いつもそう感じている

まだまだ経験も知識も足りない

知らない山も知らない花も沢山ある

シナノキンバイの大群落は圧巻だった

写真を撮ったのを見返すも

この目に映ったものとは何か違う

どれだけ素晴らしいのか伝える事が難しい

是非、ここに足を運んで見てほしい


こんな素晴らしい景色がある事を

教えてくれたkaminarijimaさんに感謝です

ありがとうございました

kaminarijima

3年前に初めて歩いた時から毎年この時期に歩こうと思っていたチロロ岳。林道が崩壊して復旧したのが去年の夏の終わり。その後色んな方の記録を見るたびに歩きたい衝動に駆られながらも、歩く時期は今じゃない！とずっと心に念じて我慢してきた。そうしてやっとその時が訪れた。

私と同じで日高の山と花が好きなzeropo7さんと箸別の花の話しの流れからチロロ岳を一緒に歩きませんか？と誘ってみたら連休の予定を調整して頂き了承の返事をもらった。嬉しいことに同じ日高の山が好きでお花に詳しい山友Tさんも同行してくれるとのこと。植生豊かなこの山を歩くのには心強いことこの上ない。

曲り沢を詰め、蒸し暑い源頭の灌木トンネルを抜けるまでは我慢の時間帯が続くも、乗越から二の沢に入ってからは徐々に高山植物も現れ歩く足に活力が湧いてくる。源頭からはお目当てのシナノキンバイが咲き誇っている。標高を上げるに連れその群落は大きくなり今日の山行の成功を確信した。ここはピパイロのツクモもそうだけど本当に日高の山と花が好きな人には絶対見てほしいとずっと思っていた。というか見なきゃダメでしょ。つーか見ろw

チロロ本峰で食事してから西峰へ。シナノキンバイの絨毯が目的だったので半ば西峰はデザートのつもりだったが、ここも各所お花畑が最盛期でハイマツを抜けるたびに歓声が上がる。美味しい物はいくら食べてもお腹いっぱいにならない。ガス抜けのタイミングも良くて今日はどっちのピークでも山頂では抜けていた。運が良いときは何でも上手くいくものだ。

小粒ながら日高のエッセンスがたっぷり詰まったこの山は距離、標高差では計算できない厳しさがある。長時間山行で帰りは皆バテてたけど、やはり充実感に勝るエネルギーは強力で最後まで安全に歩き通すことが出来た。お疲れ様でした。


一緒に歩いたzeropo7さんの印象は、明るくてよく笑い気づかいのあるとても可愛らしい女性といった感じです。それでいて山に対してとても強い想いが感じられ、自分の目指す山行に貪欲に取り組む姿勢は尊敬に値するし応援もしたくなります。彼女が他のユーザーさんに人気があるのも分かるような気がします。
あ、こういう風に書け！って言われたわけじゃないですよw


※　日高山脈のシナノキンバイは正確にはヒダカキンバイソウ（別名ピパイロキンバイソウ）と言われるらしいです。ミヤマキンバイの変種にヒダカキンバイとかもあり名前がややこしいので今回はシナノキンバイにしてます。