空木岳・宝剣岳・木曽駒ヶ岳縦走(小屋2泊テント1泊)



- GPS
- 80:00
- 距離
- 19.0km
- 登り
- 2,330m
- 下り
- 1,035m
コースタイム
- 山行
- 0:10
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 0:30
- 山行
- 7:00
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 7:30
- 山行
- 8:20
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 10:00
天候 | 1日目曇り・2日目ほぼ雨・3日目ほぼ雨・4日目晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
帰路:駒ヶ根行のバスで女体入口下車、徒歩5分で高速バス乗場(バス下車すぐの看板に沿って左へ)、大阪行き高速バス |
コース状況/ 危険箇所等 |
|啝確啼察繕木平避難小屋:大地獄のあたり雨天時滑りやすいです。 空木平避難小屋〜駒峰ヒュッテ:ガレ場。マークが少ないです。 6木岳山頂〜木曽殿越:大きな岩をいくつも越えていきます。雨が強く降っていたこともあり慎重に下りました。岩の掛手が少なく苦労しました。 ぬ攸湘賊曄疎沢大峰:岩稜帯のピークを越えていきます。ところどころルートを見失いそうになります。 ヂ沢大峰〜極楽平:快適な稜線歩きです Χ乏敲拭訴剣岳:1時間の連続した岩登りです。足場とかかり手がほぼ整備されていますので、3点確保で確実に登れば大丈夫です。テント装備の自分としては緊張の1時間でした。 宝剣岳〜宝剣山荘:距離も短く登りに比べると難易度は低く感じました。ただ、すれ違いが多いです。 宝剣山荘〜木曽駒:ハイキングコースです。 |
その他周辺情報 | |啝馨屋:水場も近く、トイレも小屋内にあり快適でした。この日は貸切でした。 駒峰ヒュッテ:1階が炊事用、2階が就寝用。寝具持込みで¥3500。テラスからは中央アルプスの縦走路が一望できるそうです。(晴れていれば。) L攸湘損柿顱У抃討忙箸錣擦督困ました。水場まで9分。大変おいしい貴重な水場。メンバーの一人の体調不良をすぐに指摘していただきました。 ほ愴避難小屋:10名でほぼいっぱい。詰めれば15名ぐらいまで大丈夫かと。水場は下るとあるそうです。我々は峠でテントを張りました。 ゲ嫉蓋絏浩堯Ф陬根行きバスでビューホテル○○下車前。割引券を駒峰ヒュッテでもらいました。いい温泉です。 |
写真
感想
今年の夏のテント泊縦走は中央アルプス、空木岳から木曽駒ヶ岳縦走。途中、空木岳から南駒ケ岳をピストンする3泊4日の予定でした。
1日目は東京からの2名、大阪の自分とそれぞれバスで駒ヶ根ICバス停13:30に待ち合わせ。ところがお盆の混雑で東京便は2時間遅れ、大阪便は1時間遅れで奇跡的に到着時刻は2組で1分と変わりませんでした。まったく、素晴らしい滑り出しです。
タクシーで池山林道終点に向かいますがこれもまたラッキーなことに昨日から林道修復工事が終わり終点まで行くことが出来ました。
今日の目的地は池山小屋。混雑していたらテント泊かと思いきやなんと貸切。お酒もほどほどに早く休みました。
2日目は早朝から強い雨。小屋の居心地の良さに滞留も考えましたが、出発を1時間30分遅らせて6:30出発。大地獄小地獄は晴れていればなんてことないのでしょうが、雨で滑るので難儀しました。予定より3時間遅れで14:00駒峰ヒュッテ到着。南駒ケ岳ピストンなんて考えられませんでした。
3日目は予定では一気に北上し木曽駒ヶ岳のテント場まで行く予定。
しかし今日も朝からどしゃ降り。まず、今夏のメイン山。空木岳登頂。ガスってなにも見えません。というより、雨で眺望を見る余裕もありませんでした。山頂からの下りは、噂通り難コースでした。岩を降りる足場が少ないうえに雨で滑ります。岩を這うように下っていきましたが。コースタイムの1時間はおろか2時間近くたっても木曽殿山荘にたどり着けません。濃いガスに阻まれて見つけられず通過してしまったかと思った時に、うおーんという発電機の音。あのうるさい音を聞いてうれしい気持ちになるのはもうないでしょう。
小屋について少しして山小屋のご主人からkojisanの顔色が悪いとご指摘。気付かなかったので大変ありがたかったです。予定変更し小屋で大休止することにしました。
木曽駒までは無理と判断、檜尾避難小屋を今日の目的地にしました。
そこから、kojisanの水を残り2人で分担し出発。東川岳、熊沢岳、大滝山とピークを越えなんとか檜尾岳までたどり着いたのが15:10。しんどかったー。避難小屋へ鞍部を登り返して見に行くと10人が先着。ゆったりでしたがほぼ満員。ということで鞍部でテント泊にしました。もし、ここで避難小屋だとずっと背負っていたテント装備を使わないことになるところでした。逆にラッキー。
夕方には雨も上がり夕暮時には歩いてきた縦走路を初めて見ることが出来ました。空木岳、その向こうの南駒ケ岳、かっこいい雄姿です。
4日目、3時起床するとまさに満天の星!!!!これでこそ夏山縦走。
5:10出発。まず、檜尾岳へ登ります。途中雲の上からご来光です。檜尾岳山頂からはなんと富士山の台形がくっきり見ることができました。
濁沢大峰までは岩稜帯のコース。天気はいいのですがルートが分かりにくくコースタイム1時間のところ2時間かかってしまいました。ここでkiyosanからの提案で自分だけ先行させていただくことに。お二人は千畳敷へ直行することになりました。
単独行となり再出発。濁沢大峰7:20、極楽平8:50、遭難碑9:10と順調に進みました。ここで悩みました。点線コースで危険マーク付きの宝剣岳に登るべきか。。。降りてくる方々の話を聞いたうえで、決行することにしました。
確かにほぼ直角に近い登りですが、脚を掛けるところ、手を掛けるところが確実にあるので、なんとか登りきることが出来ました。頂上は狭く岩を積んだだけのようです。達成感、満足感でいっぱいになります。
そこから木曽駒ヶ岳へはハイキングコース、というか公園のようです。途中の岩のテーブルでまったりと食事をしましたが、靴を脱いで、梅干をおかずに白ごはんを食べてる自分が逆に浮いているような気分になります。
千畳敷のロープウエイの混雑は予想以上。30分待ちぐらいかと思っていましたが、なんと2時間待ち!なんとかバスに乗り継ぎ、こまくさの湯にたどり着きました。こまくさの湯でkiyosan,kojisanに合流。申し訳ないことに僕が入ってきてわかるように、入口に近いテーブルで待っていてくれました。お二人のバスの時間まであと30分しかなくビールで祝杯はできませんでした。
温泉は露天も内湯も設備は申し分なし。汗を流し、バスを乗り継ぎ高速バスで大阪へ帰りました。お盆の混雑で大幅に遅れること覚悟してましたが、30分遅れ。用意していた東野圭吾の文庫を読み終えるころに到着。
今年の私の夏山はかくして終了しました。
タカウチ場でタクシーを呼んだら、下山したとたんにタクシーがいました・・・tomytomyさんたちを降ろしたタクシーに乗れました。ラッキーでした・・・お礼もうしあげます。
楽しい運転手でしたね・・・ずっとお喋りしてくれました。
翌日の天気が悪いと運転手さんが言っていたので心配でしたが・・・無事に縦走できたのですね、よかったよかった・・・。
雨の中の池山尾根の登りは大変だったことと思います。
上はアップダウンのある縦走路ですし・・・。
それでも最終日は天気が回復してよかったですね。
私も檜尾避難小屋に泊るつもりはなかったのですが・・・時間ギレで泊りました・・・あそこの避難小屋はとってもキレイで展望もサイコーでした。
千畳敷の観光客には驚きますよね・・・それも木曽駒名物かな(^^ゞ
akakiriusagiさん、さっそくのコメントありがとうございました。アップして30分も経っていないのでびっくりしました。登山口でお会いした方ですね。
1.5日で縦走してこられたのですね。とてもまねできません。これからakakiriusagiさんのレコも拝見させていただきます。
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