酷暑!サンダル蛭トン
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- GPS
- 08:07
- 距離
- 25.0km
- 登り
- 2,273m
- 下り
- 2,274m
コースタイム
- 山行
- 7:09
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 7:52
天候 | 酷暑 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
よく整備されている |
写真
感想
今度する六甲全縦走の練習のつもりで大倉⇄檜洞丸ピストンをする予定だったがトラブルが続出したので蛭にて撤退、蛭トンになりました。サンダルはゼロシューズのzトレイルev。
今日起きたアクシデント
・靴下家に忘れちゃった
・モバイルバッテリー壊れた
・熱中症対策に4Lの水を凍らせて持っていったらぜんっぜん溶けなくて飲み水がなくなり脱水症状になる→食欲不振→シャリバテぎみ→集中力の低下、こけまくり
・酷暑。
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靴下家に忘れちゃった🥲家に帰るのもなぁ、と思い裸足サンダルで登山した。滝汗がズボンを伝ってサンダルが汗まみれになってすんげえずれる、テープ擦れが痛い、ヤマビルは言わずもがな、塔より先は登山道に茂みがかかっている場所が多くてマダニが怖い。運良くヤマビルマダニの被害には合わなかった、塔→蛭はいないと思っていいのだろうか
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モバイルバッテリーが壊れてずっとMAX充電の表示になってしまった、モバイルバッテリー的なものって繋ぐと電池残量が多いものから少ないものに移る仕組みらしくてスマホの電池残量が死にかけてからやっと使えた、一日ぎり使えたのでセーフ
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今回一番致命的なのがこれ。熱中症対策で4L(ハイドレ2L +ウォーターパック2L)を凍らせたものを背負って酷暑で氷溶けるだろうと思ったら全然溶けなかった、なんなら家帰ってもまだ氷残ってる。行きの丹沢山付近で飲めるものが一切なくて本気で脱水してたしバカ尾根の下りほんまにやばかった、飲み物がないので食が進まずかなり行動食が余った、集中力が散漫となりこけるこける、サンダルだから余計に痛い。
結局行きのみやま山荘でポカリ500ml、帰りのみやま山荘で三ツ矢サイダー500ml、帰りの見晴らし茶屋でペプシ600ml買った。500円+500円+250円(見晴らし茶屋はちょっと安い)
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11:16までに蛭に着かなければ撤退と登山計画書に書いていた。そして11:08に蛭についていたので一応時間の余裕はあるが氷が溶けず飲み水が少ないこと、ポカリ一本500円が貧乏ハイカーの私には精神的にきついこと(追加で3、4本は欲しい)、青ヶ岳山荘が開いている保証がない事、靴下をわすれた裸足サンダル状態で蛭から先の未踏の道を安全に同じペースで歩く自信がなかったこと、予想外に酷暑がきついこと、要するにめんどくさくなったので蛭よりピストンで帰りました。とほほ~ ちなみに檜洞丸までいくと獲得標高+1100mです、塔ノ岳おかわり分ぐらいある
感想
新アイテムレビュー
・ヤケーヌ フェイスカバー ヤケーヌ爽クール耳カバー付
塔より先の稜線は日陰が少ないので帽子にサングラスにヤケーヌと完全防備で歩いた、まじでいい、顔を覆うのは流石にちょっと…と思ってる男子諸君本当にヤケーヌいいぞ、ペットボトルはちょい飲みにくいけどハイドレなら一切ストレスがない、ペストマスクみたいに針金でくちばしの形が維持されているので口の周りでびらびらしたりいちいち持ち上げるわずわらしさがない、じりじりとダイレクトアタックしてくる紫外線を防げるだけでどれだけ楽か、一度体験してしまえば恥ずかしさなんて吹き飛ぶであろう。あえて文句を言うとたまに吹く爽やかな風の恩恵がちょっと少なくなるのは悲しいのと目尻だけカバーできてなかったので次の日は日焼けで目尻だけかゆかった。
・zトレイルev 26cm
バカ尾根の登りでハイカット登山靴+ゲーターのおじいさんに涼しそうでいいね!と声をかけられた、本当にそう思う、なんでこんなクソ暑い水たまりも大してない道でゲーターを履くのか、というかハイカット自体暑苦しい、もう私は冬以外ハイカット登山靴履かないと思う。二代目のゼロシューズzトレイルevですが一足目が28cm、今回新しく買ったのが26cmです、ちゃんとサイズ合うの買ったら2cmも違った!本当に走りやすいし最高!
・登山道の芋虫ちゃんを茂みに移そうの会丹沢支部会員なのですが今回は4回の出動があった上に交尾中の蛾ちゃんもいました🫣キャーエッチ、仲良く茂みにぽいしました。今日はいつもより登山道に出ている芋虫ちゃんが多くて、潰されている子や暑さのためか動かなくなってしまった子も数多くいて改めて人間の作った登山道は罪なものであると確認させられます。
・主脈はほとんど日陰がなくてえげつない。
・どんどん調子が悪くなっていって最終的にぼろっぼろのシャリバテ雑巾野郎になっていた、帰りの尊仏山荘でポカリなり買えばいいのに変なとこでケチった、病院送りの方が高くつくぞ、山岳救助隊の人にも迷惑だ、自分のミスなんだから500円くらいケチるな!
・凍らせたことで少なからず体温を下げられたはず。次はハイドレは水、ウォーターパックは氷とかにしてみよう
・ザックの中が冷えていた事でスマホがオーバーヒートせずに済んだのは良かった
・めっちゃサンダル日焼けした、靴擦れで薄皮一枚剥がれたが血は出てないのでセーフ、プロテクトJ1とか塗ろう。
・ハイドレの小技を思いついた。ちゅうちゅう吸ったあと飲み口を閉じるとサイフォンの原理でチューブの中に水が残ったままになるが夏場は暑く、冬は凍って大変なのでハイドレより高い位置で飲み口を開ける事でチューブ内の水がハイドレに戻っていくのだ!たぶんみんなやってそう
・今回初めて見晴らし茶屋を利用したのですがいつの間にかドリンクなどの看板ができてて
「コーヒー 紅茶 お茶 70歳以 200円 80歳以上100円 90歳以上無料」とのことです!無料の年まで丹沢登れたらいいな。山荘主さんが去年の暮れに変わったらしく、大柄なくまちゃんみたいな山荘主さんが迎えてくれた。蛭トンしました~サンダルで~と雑談してたらなんでサンダルで登ってるんですか?と真面目に詰められてしまった、楽しいから…?(駒止茶屋も山荘主変わんねぇかなボソッ)
・家に帰ってから溶けた水を測ったら700mlぐらい残ってた。ハイドレ2L+ウォーターパック2L+グリーンダカラ600mlを持っていき、ポカリ500mlと三ツ谷サイダー500mlとペプシ600ml、下山後水道水を500mlくらいがぶ飲みしたので計6L。6.5Lくらいは欲しいところだけど全部担ぐのはしんどいなぁ。今回のルートなら不動の峰の湧き水で補給するとか。丹沢いうても湧き水ちらほらあるし沢もあるので浄水器買ったほうがいいかも
・同じ蛭トンで10℃の時は2L、30℃の時は6.5L消費した。ひえ〜
熱い熱い熱いこれで7月って正気か!?しかしこの暑さで根を上げてたら六甲山全縦走なんてもっと暑いしコンクリートだし距離も獲得標高も上、むりくね~~か、暑すぎて山のモチベ下がる
どうにか「丹沢に咲く花」を持ち歩きたい、走るのに邪魔にならなくていつでも取り出せる位置にしまいたい、ズボンのポケットにしまうと揺れそうだし汗が染みてしまう、パーゴワークスのスナップは本を丸めても入るか怪しいしスイッチだと揺れてしまいそう、何か名案はないものか~~~
水不足に陥ったのは大変でしたね...。
ペットボトルに水半分入れて斜めに凍らせて残り半分を水にすると、徐々に氷が溶けてある程度冷たさを保持できると聞いたことあります。
ウォータパックだと綺麗に斜めに凍らせるのは難しいかもしれませんが、応用はできそうですよね🤔
そしてマリルリが夏仕様になって可愛い笑
疲労困憊で書いた雑文でお恥ずかしい…
ウォーターパック半分凍らすのいいですね、結局家まで溶けないぐらいなら行動時間と気温で氷の量を調節できたら一番いいのかも
マリルリ夏山用に日焼け対策しました笑😎
これからの時期、暑さで熱中症遭難もあり得る話でしょうから空色の山猫さんもお気をつけて登山なさってください
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