燕岳〜コマクサと雷鳥と〜

2015年08月16日(日) ~ 2015年08月17日(月)

• GPS: 11:09
• 距離: 11.7km
• 登り: 1,429m
• 下り: 1,445m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:45
• 休憩: 1:26
• 合計: 7:11

8:24 中房温泉登山口
8:56 9:06 第１ベンチ
9:41 9:41 第２ベンチ
10:19 10:19 第３ベンチ
11:03 11:10 富士見ベンチ
11:42 11:52 合戦小屋
12:14 12:23 合戦山(合戦沢ノ頭)
13:22 13:58 燕山荘
14:11 14:11 いるか岩
14:37 14:38 めがね岩
14:47 14:59 燕岳
15:04 15:04 めがね岩
15:20 15:21 いるか岩
15:35 燕山荘

2日目

• 山行: 3:03
• 休憩: 0:15
• 合計: 3:18

6:14 燕山荘
6:37 6:37 合戦山(合戦沢ノ頭)
6:49 6:51 合戦小屋
7:13 7:15 富士見ベンチ
7:47 7:49 第３ベンチ
8:20 8:29 第２ベンチ
8:52 8:52 第１ベンチ
9:31 9:31 中房温泉登山口
9:32 ゴール地点

天候

1日目　曇り時々晴れ
2日目　大雨

アクセス

利用交通機関：

タクシー 自家用車

しゃくなげ荘登山者専用駐車場に駐車
タクシー（乗り合い）にて中房温泉登山口へ（6000円÷4人で1500円）
帰りも中房からタクシーに乗り合ってしゃくなげ荘へ

コース状況／危険箇所等

よく整備された登山道です。
花崗岩は雨の日でも滑りにくかった。
北ア三大急登の下り返しは足の疲労に注意です。

その他周辺情報

中房温泉登山口の立ち寄り湯「湯原の湯」でさっぱり。
素晴らしいお湯でした。
montbellカード提示で200円引き。
http://www.nakabusa.com/daytrip/daytrip.html
http://club.montbell.jp/privilege/fshop/search/disp.php?shop_no=891229

車に戻ってから、「そば処　常念」さんでおそばをいただいて帰りました。
http://www.soba-jyounen.com/

写真

8/16 7:17

午前7時過ぎのしゃくなげ荘駐車場
道の向こう側はほぼ満車、自分が止めた手前側はやや空きあり

8/16 8:08

バスまでは時間があったので、他の登山者さんとタクシーに乗り合って登山口へ

8/16 8:56

第一ベンチ

8/16 9:28

ヒヨドリバナ

8/16 9:37

第二ベンチ

8/16 10:08

なんかの実

8/16 10:19

第三ベンチ

8/16 11:04

富士見ベンチ
ちょうどいい間隔で休憩ベンチが設置されています
息切れしないようにそれぞれで小休止

8/16 11:43

合戦小屋に到着
スイカはまたの機会に

8/16 11:44

合戦小屋のお花畑
ミヤマアキノキリンソウ　ゴマナ

8/16 11:45

マルバダケブキ　ゴマナ

8/16 12:10

カンチコウゾリナ

8/16 12:11

エゾオヤマリンドウ　カンチコウゾリナ　ミヤマアキノキリンソウ

8/16 12:11

ヤマハハコ

8/16 12:13

ウサギギク

8/16 12:21

合戦沢ノ頭
三等三角点　濁沢　2488.24m

8/16 12:21

8/16 12:28

エゾシオガマ

8/16 12:36

曇っていて展望はナシ

8/16 12:51

シナノオトギリ

8/16 13:07

燕山荘見えた！

8/16 13:08

東側の斜面はお花畑

8/16 13:11

イブキトラノオ

8/16 13:15

トリカブト

8/16 13:18

チングルマ

8/16 13:18

8/16 13:19

カラフル
お天気が残念

8/16 13:22

ハクサンフウロ

8/16 13:24

やっと着いた！

8/16 13:25

燕山荘！

8/16 13:27

少しだけ明るくなった

8/16 13:28

立派な山小屋です

8/16 13:29

深い谷

8/16 13:29

燕の頂は雲の中

8/16 13:57

だったけど、だんだん見えてきた

8/16 14:00

やまおとこ

8/16 14:13

コマクサの海を泳ぐイルカ

8/16 14:13

ホシガラス

8/16 14:15

8/16 14:22

こまくさ

8/16 14:23

コマクサ

8/16 14:25

頂が近づいた！

8/16 14:27

komakusa

8/16 14:30

なんとも言えぬ山容

8/16 14:31

駒草

8/16 14:38

メガネ岩

8/16 14:39

イワヒバリ

8/16 14:41

見えそうで見えない、槍

8/16 14:46

チシマギキョウ

8/16 14:49

二等三角点　燕岳　2762.96m

8/16 14:49

山頂標　控えめです

8/16 14:54

北燕岳　行ってみたいけど天候いまいちなのでヤメ

8/16 15:15

鳴き声は、ヒバリ

8/16 15:16

トウヤクリンドウ

8/16 15:21

もう一度、イルカ

8/16 15:27

コマクサ、まだまだ咲いてます

8/16 15:32

トウヤクリンドウ群生

8/16 17:03

一部、青空も

8/16 17:05

わからん・・・

8/16 17:07

きれいな形のコケ

8/16 17:08

ホシガラス

8/16 17:11

クモマナズナ

8/16 17:11

後ろ向きだけど。。。
クモマスミレ

8/16 17:33

豪華な夕食
ハンバーグはチーズ入り
ごはん・味噌汁・煮物はおかわり自由

8/16 18:19

槍が見えた！と声が上がる

8/16 18:19

8/16 18:25

少しアップで

8/16 18:27

日没前の燕岳

8/16 18:31

見えてきた見えてきた

8/16 18:32

すごい雲

8/16 18:34

素晴らしい

8/16 18:37

なんとも言えぬ自然の芸術作品

8/16 18:39

8/16 18:44

8/16 18:46

槍に目を奪われていると、今度は

8/16 18:46

雷鳥の親子！

8/16 18:46

会えるかなーとは思っていたけど
うれしい！

8/16 18:47

8/16 18:53

8/16 18:54

元気でね！

8/17 4:47

朝食
これも豪華です

8/17 6:12

大雨の中、下山
と思ったら、昨日とは違う雷鳥！

8/17 6:12

またねー

撮影機器：

PowerShot SX130 IS CANON

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想

yama1111

＊＊＊写真に花の名前付けてますが、半分くらい間違っている可能性があります。ご了承ください（笑）＊＊＊

初めての北アルプスは、その入門編とも言われる燕岳へ。

登山口の駐車場はとても無理だろうと、しゃくなげ荘の駐車場へ。
到着するとタクシーの運転手さんが声をかけて来て、慣れた様子で4人を集めて準備万端。
中房温泉登山口に向かいます。

北ア三大急登は確かに急だけど、登山道は整備されているので、ゆっくり登れば大丈夫。
2か月ぶりの登山でしたが、ベンチごとに小休止しゆっくり登ったおかげで高所障害もおこらず、ほぼ予定通りに燕山荘に到着しました。
立派な山小屋で受付を済ませ、楽しみにしていた生ビールをいただき、リュックを置いたら山頂を目指します。
コマクサはまだあちこちで咲いていて、いっぱい写真を撮ったりして超ゆっくりペースで頂上へ。
雲が多く大パノラマは楽しめませんでしたが、北アの女王はさすがに素敵な山でした。

山荘に戻ったら夕食まで一休み。
山小屋とは思えぬ豪華な夕食はとてもおいしかったです。

夕食後は小屋の周りをプラプラ。
ここでやっと槍ヶ岳の姿が見えました。
見えたり隠れたりする槍ヶ岳の写真を撮って楽しんでいると、「雷鳥だ！」の声が。
会えました会えました。感激です。
夕食の時のオーナーのお話を思い出し、いつまでも雷鳥が見られる環境でありますようにと願いました。

その後、もう一つ楽しみだった星空は見ることができなかったので、消灯と同時に早々に床につきました。

翌日は未明から大粒の雨の音。
朝食の時間に起きてもそれは変わらず。
予報もこの後ずっと雨だったので、朝食後そそくさと準備してすぐ下山することに。

雷鳥のお見送りを受けて出発です。

雨は弱まる気配がなく、登山道は川となってしまいました。
防水ではないカメラはバックから出すこともできず、ひたすらゆっくり慎重に下山しました。

ずぶ濡れで下山したら、登山口の立ち寄り湯で体を休めます。
硫黄の濃い源泉100%かけ流しの温泉は、最高に気持ちのいいお湯でした。
入浴が終わると次のバスまで2時間あったので、タクシーを呼びました。
ここも4人で乗り合いにして。

初めての燕岳
さすが人気の山ですね。北アルプス縦走の入り口ということもあり、お盆のピークを一日外した日程でしたがそれでも人がいっぱいで、すれ違いで道を譲ったり譲られたりがいっぱいありました。

初めての北アルプス
その景色が堪能できなかったのは残念でしたが、準備の段階から地図を何度もながめて、あっちへこっちへ、他にもいろいろとチャレンジしてみたいと思いました。

初めての山小屋
とても快適で、設備も整っており、スタッフさんもみなさんあたたかく、素晴らしかったです。ただ、これが山小屋としては快適度最高ランクだということを覚えておかないと、今後ほかの山小屋で苦労しそうです（笑）

ヤマレコさんの新機能を使って、事前に登山届を提出いたしました。
http://www.yamareco.com/modules/diary/85874-detail-102175