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Yamareco

記録ID: 7014174
全員に公開
ハイキング
十勝連峰

富良野岳〜トムラウシ(十勝岳温泉〜トムラウシ温泉)

2024年07月12日(金) ~ 2024年07月13日(土)
 - 拍手
GPS
23:04
距離
51.7km
登り
3,559m
下り
4,287m

コースタイム

1日目
山行
7:46
休憩
0:48
合計
8:34
距離 19.9km 登り 1,777m 下り 1,423m
7:44
7:46
12
7:58
8
9:13
9:19
20
9:39
9:43
12
9:55
9:58
47
10:45
10:55
30
11:25
11:30
12
11:42
11:43
32
12:28
12:29
39
13:08
13:17
14
13:31
6
13:37
13:39
31
14:10
14:11
4
14:15
14:16
7
14:23
37
15:00
15:02
26
15:28
27
2日目
山行
14:07
休憩
0:39
合計
14:46
距離 31.8km 登り 1,782m 下り 2,864m
4:47
28
5:15
48
6:20
6:26
73
7:58
8:03
33
8:36
8:37
28
9:05
130
11:15
11:26
85
12:51
12:52
106
14:38
14:46
35
15:21
37
15:58
29
16:27
70
17:37
32
18:09
18:10
52
19:04
ゴール地点
天候 概ね曇り。天気予報に騙された。
過去天気図(気象庁) 2024年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー 飛行機
7/11 ANA4787 羽田旭川 17:15 - 18:50
7/14 ANA4766 帯広羽田 13:55 - 15:40
登山初日、宿から徒歩5分の駅(千代ヶ岡)から電車で上富良野駅へ移動。そこからタクシーで十勝岳温泉登山口へ(約7000円)。※夏季週末のみ、早朝バスが走っているが、金曜日は時間が遅く使えない。
下山後、翌日、新得駅行き北海道拓殖バス(2200円)。
11時9分おおぞら3号で帯広駅(自由席1600円)。
帯広BTからバス(12時05分・1000円)で帯広空港へ12時43分着。
コース状況/
危険箇所等
このコースの一番の難所は双子池〜三川台区間の約9km。ここと比べれば、ほかの部分は、普通の登山道。
登山道なので足元はきれいだが、多くの個所で左右からの藪の張り出しが強烈。
2020年に刈払いされたらしいがその後、また、笹が成長し自分にとってはかなり厳しい区間だった。
今回の北上ルートでは、双子池を過ぎるとすぐに背丈越える高さの笹藪が多い尽くす。その後も藪は続くが、多少ましになる。その後、後半に入ると今度はハイマツがせり出しまくっていて、笹よりも進むのに相当な体力を要する。また、今回、明け方まで本降りの雨で藪がビショビショなので全身がびしょぬれになる。さらに、足元はドロドロを通り越して、たまに沼のようになっていて、どうやっても、ハイカットでも水没は避けられない。また、何度もピークを越えていくため、相当な登りも続く。
あと、この区間のCT、山と高原地図では7Hなのにヤマレコの楽ルートではなぜか、わずか5Hに設定されている。いつもの自分の感覚で計画を作るとまったくまけず、大幅に時間をオーバーしてしまう。

水場について。
上ホロ、美瑛富士ともに雪渓はまだ大きくしばらくは雪渓尻から取水できそう。
双子池では、まだまだ十分。
その他周辺情報 前泊:旭川 旅の宿パッチワーク ドミトリー相部屋朝食付き4100円。
後泊:トムラウシ温泉東大雪荘 一泊二食相部屋プラン14200円。
3年、トムラウシ山山頂から見た十勝岳連峰。真ん中にそびえたつのがオプタテシケ山。今回は、この向こうからこちら歩いてくる。
2021年09月04日 05:11撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
5
9/4 5:11
3年、トムラウシ山山頂から見た十勝岳連峰。真ん中にそびえたつのがオプタテシケ山。今回は、この向こうからこちら歩いてくる。
AIRDOで北海道、旭川へ。
2024年07月11日 17:04撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
3
7/11 17:04
AIRDOで北海道、旭川へ。
前泊はドミトリーだったが自分しかおらず貸し切り状態。
2024年07月11日 19:51撮影 by  SH-M15, SHARP
4
7/11 19:51
前泊はドミトリーだったが自分しかおらず貸し切り状態。
夜食、セコマの弁当は全部売り切れで、ドミトリーオーナーと談笑しながらそばと焼きそばで腹ごしらえ。
2024年07月11日 19:53撮影 by  SH-M15, SHARP
4
7/11 19:53
夜食、セコマの弁当は全部売り切れで、ドミトリーオーナーと談笑しながらそばと焼きそばで腹ごしらえ。
電車、タクシー乗り継いで登山口の十勝川温泉凌雲閣にやってきた。
2024年07月12日 07:19撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
2
7/12 7:19
電車、タクシー乗り継いで登山口の十勝川温泉凌雲閣にやってきた。
赤の大雪山の極めて厳しい自然に挑む登山ルートを間に、黄色、オレンジから赤、オレンジと歩く。
2024年07月12日 07:21撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
2
7/12 7:21
赤の大雪山の極めて厳しい自然に挑む登山ルートを間に、黄色、オレンジから赤、オレンジと歩く。
少し登ると三段山が見えてきた。
2024年07月12日 07:53撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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7/12 7:53
少し登ると三段山が見えてきた。
見ての通り、この先、概ねガスってるので花メインでいきます。
2024年07月12日 08:09撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
2
7/12 8:09
見ての通り、この先、概ねガスってるので花メインでいきます。
ヨツバシオガマ。
2024年07月12日 08:22撮影 by  NIKON Z 6_2, NIKON CORPORATION
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7/12 8:22
ヨツバシオガマ。
チングルマとエゾノツガザクラ。
2024年07月12日 08:32撮影 by  NIKON Z 6_2, NIKON CORPORATION
3
7/12 8:32
チングルマとエゾノツガザクラ。
エゾノツガザクラ。
2024年07月12日 08:32撮影 by  NIKON Z 6_2, NIKON CORPORATION
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7/12 8:32
エゾノツガザクラ。
キンバイ。
2024年07月12日 08:39撮影 by  NIKON Z 6_2, NIKON CORPORATION
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7/12 8:39
キンバイ。
エゾコザクラ。北海道の花はだいたい頭にエゾと付くがハクサンコザクラと違いがまったくわからず。
2024年07月12日 08:40撮影 by  NIKON Z 6_2, NIKON CORPORATION
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7/12 8:40
エゾコザクラ。北海道の花はだいたい頭にエゾと付くがハクサンコザクラと違いがまったくわからず。
北海道だけに咲くエゾヒメクワガタ。
2024年07月12日 08:44撮影 by  NIKON Z 6_2, NIKON CORPORATION
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7/12 8:44
北海道だけに咲くエゾヒメクワガタ。
チシマフウロ。
2024年07月12日 08:58撮影 by  NIKON Z 6_2, NIKON CORPORATION
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7/12 8:58
チシマフウロ。
ハクサンチドリ。
2024年07月12日 09:04撮影 by  NIKON Z 6_2, NIKON CORPORATION
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7/12 9:04
ハクサンチドリ。
コマクサは多くなかった。
2024年07月12日 09:19撮影 by  NIKON Z 6_2, NIKON CORPORATION
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7/12 9:19
コマクサは多くなかった。
ツガザクラ。
2024年07月12日 09:20撮影 by  NIKON Z 6_2, NIKON CORPORATION
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7/12 9:20
ツガザクラ。
ハクサンイチゲ。
2024年07月12日 09:32撮影 by  NIKON Z 6_2, NIKON CORPORATION
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7/12 9:32
ハクサンイチゲ。
ミヤマアズマギク。
2024年07月12日 09:37撮影 by  NIKON Z 6_2, NIKON CORPORATION
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7/12 9:37
ミヤマアズマギク。
富良野岳着きました。真っ白なので3秒でUターン。
2024年07月12日 09:40撮影 by  NIKON Z 6_2, NIKON CORPORATION
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7/12 9:40
富良野岳着きました。真っ白なので3秒でUターン。
上ホロ方面へ。
2024年07月12日 09:58撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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7/12 9:58
上ホロ方面へ。
晴れ間はこれだけ?
2024年07月12日 10:19撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
4
7/12 10:19
晴れ間はこれだけ?
この名前の山、多いね。
2024年07月12日 10:46撮影 by  NIKON Z 6_2, NIKON CORPORATION
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7/12 10:46
この名前の山、多いね。
お花畑。
2024年07月12日 10:57撮影 by  NIKON Z 6_2, NIKON CORPORATION
4
7/12 10:57
お花畑。
雲は多いけど稜線はよく見えて気持ちいい。
2024年07月12日 11:05撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
2
7/12 11:05
雲は多いけど稜線はよく見えて気持ちいい。
火山特有の地形。
2024年07月12日 11:33撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
2
7/12 11:33
火山特有の地形。
上ホロカメットク山。
2024年07月12日 11:43撮影 by  NIKON Z 6_2, NIKON CORPORATION
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7/12 11:43
上ホロカメットク山。
上ホロ避難小屋そばの雪渓。
2024年07月12日 11:57撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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7/12 11:57
上ホロ避難小屋そばの雪渓。
この先、水場がわからないのでここで3Lくんでいく。手持ち合わせて5Lになり重い。
2024年07月12日 12:09撮影 by  SH-M15, SHARP
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7/12 12:09
この先、水場がわからないのでここで3Lくんでいく。手持ち合わせて5Lになり重い。
十勝岳グランド火口から噴煙が激しく上がっている。
2024年07月12日 12:29撮影 by  NIKON Z 6_2, NIKON CORPORATION
3
7/12 12:29
十勝岳グランド火口から噴煙が激しく上がっている。
今ごろ、富良野岳が見えてきた。
2024年07月12日 12:51撮影 by  NIKON Z 6_2, NIKON CORPORATION
1
7/12 12:51
今ごろ、富良野岳が見えてきた。
二回目の十勝岳。前回もこんなんだった。
2024年07月12日 13:08撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
3
7/12 13:08
二回目の十勝岳。前回もこんなんだった。
誰もいない荒涼とした稜線を美瑛に向けて進む。
2024年07月12日 13:39撮影 by  NIKON Z 6_2, NIKON CORPORATION
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7/12 13:39
誰もいない荒涼とした稜線を美瑛に向けて進む。
ドでかい美瑛岳がそびえ立つ。この先、雨が降りだす。
2024年07月12日 13:41撮影 by  NIKON Z 6_2, NIKON CORPORATION
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7/12 13:41
ドでかい美瑛岳がそびえ立つ。この先、雨が降りだす。
美瑛富士避難小屋到着。テントゼロで空いてるかと思い開けてビックリ。ツアーの10人が占拠していた。奥のテントはそのガイドのテント。
2024年07月12日 16:04撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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7/12 16:04
美瑛富士避難小屋到着。テントゼロで空いてるかと思い開けてビックリ。ツアーの10人が占拠していた。奥のテントはそのガイドのテント。
登山者テントは自分だけ。
2024年07月12日 16:18撮影 by  SH-M15, SHARP
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7/12 16:18
登山者テントは自分だけ。
明朝、起きてすぐにすぐに登っていく石垣山。
2024年07月12日 16:55撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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7/12 16:55
明朝、起きてすぐにすぐに登っていく石垣山。
翌朝、真っ白からスタート。雨が上がっただけマシだ。
2024年07月13日 04:18撮影 by  SH-M15, SHARP
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7/13 4:18
翌朝、真っ白からスタート。雨が上がっただけマシだ。
濃厚なガスの中、我慢の登りが続く。
2024年07月13日 05:22撮影 by  SH-M15, SHARP
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7/13 5:22
濃厚なガスの中、我慢の登りが続く。
二つのピークを越えて、オプタテシケ山到着。ここからは眺望がすばらしいらしいが何も見えんわ!
2024年07月13日 06:21撮影 by  SH-M15, SHARP
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7/13 6:21
二つのピークを越えて、オプタテシケ山到着。ここからは眺望がすばらしいらしいが何も見えんわ!
オプタテから一気に600m下ってきて双子池野営場。テント一張りだけ。こちらの女性と小話でお互いの健闘を祈る。
2024年07月13日 07:38撮影 by  SH-M15, SHARP
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7/13 7:38
オプタテから一気に600m下ってきて双子池野営場。テント一張りだけ。こちらの女性と小話でお互いの健闘を祈る。
双子池からすぐ、猛烈な藪区間へ突入。この先、こんな風に道はまったく見えなくなる。写真撮る余裕もなくなる。
2024年07月13日 07:46撮影 by  SH-M15, SHARP
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7/13 7:46
双子池からすぐ、猛烈な藪区間へ突入。この先、こんな風に道はまったく見えなくなる。写真撮る余裕もなくなる。
これ登山道なんだけど…。どこ歩けばいいんだよ?
2024年07月13日 07:56撮影 by  SH-M15, SHARP
3
7/13 7:56
これ登山道なんだけど…。どこ歩けばいいんだよ?
10時前になってガスが上がってきてようやく眼下に北海道らしい景色が見えてきた。
2024年07月13日 09:43撮影 by  SH-M15, SHARP
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7/13 9:43
10時前になってガスが上がってきてようやく眼下に北海道らしい景色が見えてきた。
登山道が見える。
2024年07月13日 09:57撮影 by  SH-M15, SHARP
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7/13 9:57
登山道が見える。
ひたすらハイマツを押しのけていく。
2024年07月13日 10:42撮影 by  SH-M15, SHARP
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7/13 10:42
ひたすらハイマツを押しのけていく。
ついにトムラウシをとらえた!
まだまだ何度も厳しいアップダウンが続くのだが。もうだいぶやられてきた。
2024年07月13日 11:24撮影 by  NIKON Z 6_2, NIKON CORPORATION
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7/13 11:24
ついにトムラウシをとらえた!
まだまだ何度も厳しいアップダウンが続くのだが。もうだいぶやられてきた。
リンドウを発見。
2024年07月13日 12:43撮影 by  NIKON Z 6_2, NIKON CORPORATION
2
7/13 12:43
リンドウを発見。
花を撮るのにもうしゃがむのもやっと。
2024年07月13日 12:43撮影 by  NIKON Z 6_2, NIKON CORPORATION
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7/13 12:43
花を撮るのにもうしゃがむのもやっと。
この台地が三川台。三川台への登り上げがつらすぎ!
2024年07月13日 12:48撮影 by  NIKON Z 6_2, NIKON CORPORATION
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7/13 12:48
この台地が三川台。三川台への登り上げがつらすぎ!
双子池から5時間、やっとこさで三川台に着いた。これは厳しいわ。
2024年07月13日 12:51撮影 by  NIKON Z 6_2, NIKON CORPORATION
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7/13 12:51
双子池から5時間、やっとこさで三川台に着いた。これは厳しいわ。
三川台についてのご褒美がこれ。全行程でこの景色が一番だった。疲れがすべて吹き飛んだ。うそ。
2024年07月13日 12:57撮影 by  NIKON Z 6_2, NIKON CORPORATION
8
7/13 12:57
三川台についてのご褒美がこれ。全行程でこの景色が一番だった。疲れがすべて吹き飛んだ。うそ。
トムラウシ南沼キャンプ場から2時間で来られるのでぜひおすすめ。
2024年07月13日 12:57撮影 by  NIKON Z 6_2, NIKON CORPORATION
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7/13 12:57
トムラウシ南沼キャンプ場から2時間で来られるのでぜひおすすめ。
三川台からはこのカール地形、崖の際を歩いていくのでしばらくこの絶景を見ながら歩ける最高のコース。
2024年07月13日 13:02撮影 by  NIKON Z 6_2, NIKON CORPORATION
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7/13 13:02
三川台からはこのカール地形、崖の際を歩いていくのでしばらくこの絶景を見ながら歩ける最高のコース。
これを越えると南沼キャンプ場へ。いったい、何回、上り下りを繰り返したか。過去の南アルプス縦走よりも厳しい気がする。
2024年07月13日 14:20撮影 by  NIKON Z 6_2, NIKON CORPORATION
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7/13 14:20
これを越えると南沼キャンプ場へ。いったい、何回、上り下りを繰り返したか。過去の南アルプス縦走よりも厳しい気がする。
テント、人がたくさんの南沼キャンプ場ついたー。トムラウシは2回登ったのでカット。あとは下るだけだと思ったのも今だけ。それは大間違いだった。
2024年07月13日 14:45撮影 by  NIKON Z 6_2, NIKON CORPORATION
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7/13 14:45
テント、人がたくさんの南沼キャンプ場ついたー。トムラウシは2回登ったのでカット。あとは下るだけだと思ったのも今だけ。それは大間違いだった。
カムイミンタラ。神々が遊ぶ庭と言われる大雪山。まさにそんな箱庭のような風景が広がる。
2024年07月13日 15:26撮影 by  NIKON Z 6_2, NIKON CORPORATION
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7/13 15:26
カムイミンタラ。神々が遊ぶ庭と言われる大雪山。まさにそんな箱庭のような風景が広がる。
前トム平への登り返し、この先、コマドリ沢からの登り返しと幾度となく、下山なのに何度も登り返しがあって打ちのめされる。
2024年07月13日 15:52撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
2
7/13 15:52
前トム平への登り返し、この先、コマドリ沢からの登り返しと幾度となく、下山なのに何度も登り返しがあって打ちのめされる。
執念で15時間歩き続け、ギリギリヘッデンなしで19時に東大雪荘にゴール!!!
2024年07月13日 19:04撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
7
7/13 19:04
執念で15時間歩き続け、ギリギリヘッデンなしで19時に東大雪荘にゴール!!!
東大雪荘を利用するのは二回目。でっかい気持ちいいお風呂入って夕飯に間に合ってよかった。
ビールを煽ってその後、イチコロ。
2024年07月13日 19:33撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
6
7/13 19:33
東大雪荘を利用するのは二回目。でっかい気持ちいいお風呂入って夕飯に間に合ってよかった。
ビールを煽ってその後、イチコロ。
翌朝、朝風呂に入って朝食モリモリ食べて復活。今回のように下山口にある旅館に泊まるのが条件としてはベスト。
2024年07月14日 07:07撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
4
7/14 7:07
翌朝、朝風呂に入って朝食モリモリ食べて復活。今回のように下山口にある旅館に泊まるのが条件としてはベスト。
夏だけ運行してくれる新得バス。2200円で東大雪荘から新得駅までの60kmもの区間を登山者を運んでくれる。
2024年07月14日 11:03撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
5
7/14 11:03
夏だけ運行してくれる新得バス。2200円で東大雪荘から新得駅までの60kmもの区間を登山者を運んでくれる。
新得駅。バスの運転手さん、ありがとうございました。
2024年07月14日 11:04撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
4
7/14 11:04
新得駅。バスの運転手さん、ありがとうございました。
乗り換え10分で特急おおぞらで帯広駅へ。
2024年07月14日 11:13撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
3
7/14 11:13
乗り換え10分で特急おおぞらで帯広駅へ。
帯広駅からまた乗り換え10分で空港連絡バスで帯広空港へ。それぞれの乗り換え時間が絶妙すぎて、無駄なく東京へ。
2024年07月14日 11:56撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
2
7/14 11:56
帯広駅からまた乗り換え10分で空港連絡バスで帯広空港へ。それぞれの乗り換え時間が絶妙すぎて、無駄なく東京へ。
帯広空港で帯広といえば豚丼でカロリーチャージ。
2024年07月14日 13:11撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
6
7/14 13:11
帯広空港で帯広といえば豚丼でカロリーチャージ。
空港ついて1時間後の飛行機で羽田へ。
北海道、またね〜。
2024年07月14日 13:27撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
4
7/14 13:27
空港ついて1時間後の飛行機で羽田へ。
北海道、またね〜。

感想

夏山企画第一弾!(第二弾があるのか不明)。
3年前の9月に縦走した大雪山系の旭岳からトムラウシ山。そこで目にした原始の森が広がる北海道の大地、高根ヶ原。あの感動は今も鮮明に覚えている。その時、トムラウシ山からさらにその先に広がる十勝連峰への縦走路を目に焼き付け、今度はいつか、さらにその先を歩いてみたいと思った。北海道には何度も登山で来ているが、7月の北海道登山は初めて。ついでに花の名山で有名な富良野岳もセットで歩く。天気は、快晴とはいかず、点数的には70点といったところだが、今回は、この厳しい区間をしっかりと歩き切ったことが自分としては達成感では大満足。もうしばらくハードな登山はやめとこ。

ここからは今回の顛末記。もし、この区間、歩かれる方がいれば少しでも参考になればうれしいです。
この三連休、本州アルプスは天気悪く、たまたま北海道だけが好天予報。金曜スタートで金曜日はやや微妙ながら、区間本命の土曜日は好天予報だったので予定通りの決行。
前日午前は東京で仕事をして、夕方の飛行機で旭川へ。利用したドミトリーは空港送迎があり、途中、コンビニにも寄ってもらっていろいろと調達。
翌朝は徒歩5分の駅から上富良野駅へ。土日ならそこから早朝バスで登山口に7時過ぎには着けるのだが金曜なのでそれがなく、事前予約したタクシーが待っていてくれた。7000円するが仕方ないと思って電車を降りると、一人ベンチに座る山仕様のお姉さんを発見。あれ?もしかしてバス、ない系ですか?と尋ねると、ビンゴ。タクシー相乗りを提案すると是非にと、商談成立。
登山口の凌雲閣に着くとガスで富良野岳も十勝岳も見えやしない。まぁ、予想された展開、風は弱いはずなので、今日は花をメインで写真を撮りながら登っていく。ただ、出てくる花は進めば進むほど同じものが連続し飽きてくる。特濃ガスの富良野岳は3秒タッチアンドゴーで十勝岳稜線へ。その後、多少はましになってきて、縦走路の前後の景色を楽しみ、結局、最後、2時間ほどは雨ふりで美瑛富士避難小屋に。テントがゼロだったので、雨だし避難小屋に泊まろうかとドアを開けると、なんと、10人ものパーティが所狭しと部屋を占拠状態。うわ!と一言、テント泊が決定した。
翌日の晴れを期待して寝るが夜半から、晴れるどころか、雨風が強くなっていく。朝3時でもまだ本降り。北海道は日の出が早いので遅くとも3時半には出たかったが、とても出発できるどころではない。この雨で進むのは無理だとふて寝していると、4時になってようやく雨が上がる。今がチャンス、行くしかないと、スーパーガスの中、支度して、一人、修行の旅がスタートした。
登って登って、ようやくオプタテシケ山を越え、双子池へ。この下りで、南下する縦走者4人とすれ違う。こんな天候、誰ともすれ違わないだろうと思っていたが、物好きはいるものだ。情報交換をしてお互いの健闘を祈って別れる。
双子池を過ぎてからが、今回の最大の修行区間へ突入。直前までの雨で身長を越える覆いかぶさるささやぶで全身がびしょ濡れに。足元は沼のようになっていて、もう、あとは野となれ山となれ!、ハイカットブーツもずぶずぶに。これが5時間も続いて、もう根性論だ。超厳しいコースタイムで計画から遅れに遅れてようやく三川台に登り上げて修行区間が終わった。この区間は、登山道としてはこれまで歩いた中で1,2を争うしんどさだったが、その代わり、三川台から先のカール地形の縦走路は感動の道。ここまでがんばった甲斐があった。この先も下山するまでまだまだ何度もアップダウンが続き、最後は足がまさに、棒のようになって下山した。
南沼にテントでもう一泊した方が体力的にはおそらく楽なのだが、そうすると、翌朝のバス、飛行機に間に合うためには、3日目をかなり早く出なければならないし、温泉に入る時間もない。そんな理由もあって、2日目は修行区間5時間を含む15時間の連続行動という、過去まれにみるハードコースを歩き通した。次回、もし、通して旭岳〜十勝をやるとしても、もう少し余裕のある計画にしたいが、まぁ、この先、どんどん体力は衰えるだろうし、次があるかはかなり怪しい。いや、もうない。特にあの区間は二度と行かない。

旭岳〜トムラウシ山縦走
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コメント

muphyさん おはようございます。
 夏山企画第一弾、激闘の大雪山系縦走お疲れさまでした。
見ていて大変さが伝わってきましたが、南アより大変だったとは!恐ろしいアップダウンの連続と最大の敵は微妙な天気とヤブなんでしょうね。しっかし夏の北海道はスッキリ晴れませんね、後半晴れてくるだけでもマシと考えるしかないと学んでます(笑)
でも、どんなに大変でも縦走達成できて良かったね、辛かったり大変だったりした方が思い出に残る率間違いないよ。
あと、東大雪荘は1年前に行ってますが懐かしいです、風呂も良いし料理も美味しそうなので次は泊まってみたいと思いました、帯広の豚丼、安定さは間違いないね。
今日はゆっくり疲れを癒してください、でも今頃高尾いってるかな?(笑)
改めて、大変お疲れさまでした。
2024/7/15 7:08
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ルピモさん おはようございます!
若狭湾で釣りは楽しんでいますか?
激闘でした。特徴は違いましたが、クロベイヤマのことを思い出しながら、必死に藪区間を戦いました。アップダウンだけを比べれば南アの方が標高差は大きいと思いますが、こっちは、悪路と藪がすごすぎるとあとは基本、誰もいないので、とにかく根性でやり切りました。富良野岳、オプタテシケ山山頂はダメでしたけど、2日とも、要所要所ではいいところで景色が見れたのでまずまずの天候だったのと、あれがオール快晴だと今度は、特に藪区間は暑すぎてそれはそれでまた結構しんどかったと思います。
東大雪荘は2回泊まりましたが外れがなくて本当にいい温泉で、このルートではなく、旭岳からのコースならよく整備された素晴らしいルートですのでぜひ次回は縦走のゴールにしてみてください!
今日は珍しく下山して2日経ってもまだ足に疲れがあるのと東京は雨模様なので高尾行ってません笑。
2024/7/15 7:50
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さすがです!北海道の山、未知の世界ですが、レポートで楽しませていただきました。
すごい気力と体力!第二弾も楽しみです‼️
本州は初日だけ天気よかったのですが、自分は完全にしくじった三連休になりました。
2024/7/15 7:14
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mmpdさん おはようございます。
北海道の山は、一般的なメジャーな山なら実は新潟、東北、南アルプスなんかよりも、アプローチしやすく、整備されて登りやすい山が多いので、ぜひ、行ってみてください。
今回のようなルートは、登山道があるコースとしては、たしかに相当な気合が必要ではありますが、私みたいに2回分けず1回で旭十勝を歩く人もたくさんいるので、それでも、今回コースはまだ楽な方です。
ちなみに北海道も天気がいいのは土(昼前から)日月で、私の金土は決してたいして良くなかったんですよね笑。これも、無事終わってみればいい思い出です笑。
2024/7/15 7:53
murphyさん、相変わらずフットワーク軽いね〜!四国や九州にいると思いきや今回は北海道だなんて✨ 北海道はほとんど歩いたことがないので、人生で今後行く時があるのかも不明ですが代わりにレコで楽しませてもらいました(^^)
ちなみに、ソロでよく歩いてるけど、ヒグマ怖くないの?? ツキノワグマを恐れて登山に行かない事は無いけど、ツキノワグマなら生きて帰れる確率高いけどヒグマは死ぬ可能性が高いなぁと思って。北海道の何が嫌ってそこです 笑。
2024/7/15 8:27
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ハルボーさん おはよ〜☔
いや、毎週のように、日本全国あっちこっち長野から飛び回ってるハルボーさんのほうが何倍もフットワーク軽いと思うよ!
自分は遠征と言ってもたかだか数ヶ月に一回程度のペースだもん。
クマは、本当に攻撃されたら、たしかにヤバいだろうけど、ヒグマの場合は、むしろ、もし、見れたらラッキーぐらいに思って歩いてます。ホントに至近距離で出くわしたら完全フリーズしそうだけど。一応、お守りで熊スプレーは必ず携行して腰からいつでも噴射できるようにもしてるよ。
東北とか信濃町の例を見てると、むしろ、ヒグマよりツキノワグマのほうが人間に対して攻撃的なような気がするんだけどな。死亡事故もたぶん、何倍もツキノワグマの方が多いし。
いつか、北海道の山、一緒に登りましょう!
2024/7/15 9:13
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こんばんは😊
北海道のお山はいろんな意味で行ける気がしていないのですが、
素晴らしい景色に「行きたい!」と思ってしまいました✨
44枚目の沼のような登山道を見るまでは…笑
カムイミンタラのような景色って、北海道じゃないとそうそう見れなそう。

ハードな登山の様子がうかがえますが、
お花の写真が丁寧に撮影されていてとてもきれいです。
「やっと」なんて言いながらもmurphyさんの体力気力が人並外れているのがよくわかりました✨
行動時間15時間のハードな山行、お疲れさまでした😊
2024/7/15 20:47
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Snufkinさん、こんばんは。
北海道への登山はこれまですでにもうたぶん7-8回ぐらい行っている気がしますが、道民からすればたったの7−8回なんですよね。少なくとも北海道の百名山ならば、かなり公共交通機関で登山口まで行けるところも多くて、縦走しなければ一つ一つの山の標高差は北アルプスとかよりは小さいですし、私自身、初めて登った山は十勝岳で簡単に登れました。特に、大雪山の旭岳、十勝岳、富良野岳あたりはアプローチも登りもとても簡単で人気があるので飛行機で北海道に行ってしまえば、簡単に登れますよ!あと、このトムラウシ山も、夏ならこのように帯広からうまく接続できるので、3連休を活用すれば、十分、登れると思います。58枚目の写真、ここは紅葉時期と今回の盛夏と二回見ましたが、これは実際に見ると本当に素晴らしい光景です。本当にお勧めします。
写真はミラーレス一眼を使って撮っていて、重いけどいい写真が撮れるので、ここぞという登山には持っていっています。
15時間はさすがにハードでしたが、北海道の山は穂高とかと違って、技術的に難しいところはなくて、とにかく、ゆっくりでもいいのでひたすら歩き続けることができれば楽しみが無限に広がる気がします。ぜひ、チャレンジしてみてください!
足?、とか、よくなりましたか。最近、それなりの「登山」レコを見ないので、どうかなと思っていました。無理は禁物ですが、何とか、うまく折り合いをつけて、少しでも夏山を楽しめるといいですね!
コメントありがとうございました。
2024/7/15 22:41
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こんにちは!
オプタテシケからの下りですれ違った2人目の者です。双子池−三川台間のハイマツは凄かったですね。次は歩ける気がしません。
murphyさんのハードな山行、参考にさせていただきますが、マネは出来そうにありません。
これからも頑張ってください!
2024/7/16 15:14
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たーつさん、こんにちは!
その節は先の情報をいただきましてありがとうございました!とても助かりました。
あの藪はなかなかの手ごわさでしたね!私の場合、マジで超びしょ濡れになってむしろ、藪シャワーが涼しくて快適と思いながら猛進しました笑。
たーつさんも夏山、事故のないよう、お互いに楽しみましょう!
2024/7/16 16:56
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