世界自然遺産 白神岳 頂上小屋泊 二百名山

2015年08月10日(月) ~ 2015年08月11日(火)

• GPS: 07:10
• 距離: 16.2km
• 登り: 1,290m
• 下り: 1,288m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:55
• 休憩: 0:08
• 合計: 4:03

12:43 白神岳登山口駐車場
12:48 12:52 旧登山口
13:24 13:25 二股分岐
14:40 14:42 マテ山分岐
16:21 16:21 大峰岳分岐
16:42 16:43 白神岳避難小屋
16:46 16:46 白神岳
16:46 宿泊地

2日目

• 山行: 3:01
• 休憩: 0:05
• 合計: 3:06

5:25 宿泊地
5:41 5:41 大峰岳分岐
6:54 6:54 マテ山分岐
7:51 7:53 二股分岐
8:20 8:21 旧登山口
8:29 8:31 白神岳登山口駐車場
8:31 ゴール地点

天候

晴れ　夜半　風雨　翌朝　晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道101号の白神岳登山口から車で駐車場まで登る。

コース状況／危険箇所等

白神山地というと自然のままというイメージがありましたが、白神岳までの登山道はきれいに整備されていました。

その他周辺情報

国道101号を北に行くと黄金不老不死温泉があります。海辺の露天風呂も開放的で気持ちが良いです。

写真

8/10 10:19

北から白神岳へ向かいます。五能線の列車がちょうど千畳敷駅に停車し、多くのお客様(団体様)が降りてこられていました。

8/10 12:39

白神岳登山口の駐車場です。思ったより広く、30台は軽く止められそうです。

8/10 12:40

この林道を登っても行けますが

8/10 12:41

左手の小屋の横からが近道です。

8/10 12:47

しばらく歩いて徒歩登山道の入口に小さなきれいな小屋があります。ここで、登山届を出します。

8/10 12:51

白神岳は、白神山地世界自然遺産のコア地域の端部に位置する山になります。

8/10 12:52

とはいいながら、いい感じのブナ林を気持ちよく歩けます。

8/10 13:40

8/10 13:40

登山口から2km歩いてきました。あと4.5kmです。
今日は頂上泊ということで、昼からの登りとなっています。
こんな時間にハードに登ることはめったにないので、たっぷり汗をかきました。

8/10 14:02

ここが最後の水場です。ここまでに何か所か水場があります。下りの時に、登られる方々から、最後の水場ですか？　という質問を何度か受けました。この表示が目印ですね。

8/10 14:01

鉄の重いひしゃくが太いロープにつながれて設置されていました。大雨が降っても流されないようにするためでしょう。

8/10 14:04

ブナの森は風がふくと涼しいです。

8/10 14:04

白神の自然を満喫します。

8/10 15:05

寄生？している木

8/10 15:31

あと1.5km~。

8/10 15:48

ようやく眺望が開けてきました。

8/10 15:48

日本海の海岸線も見えました。

8/10 16:10

白神山地方向です。
緑が豊かに見えます。

8/10 16:10

おー。頂上小屋、じゃなくて、トイレが見えてきました。

8/10 16:11

トイレのズームアップ。

8/10 16:30

チシマギキョウと雲のかかる白神山地。

8/10 16:35

最後の稜線歩きです。
この感じ、最高に好きです。

8/10 16:36

ブナの緑をずっと見ていたので、黄色がとても目に鮮やかに感じます。

8/10 16:39

標高1200m付近ではススキの穂も開き始めています。

8/10 16:41

それにしても立派なトイレ。
建設、維持に尽力された方々、ありがとうございます。

8/10 16:42

こちらが頂上の小屋。

8/10 16:43

三階建てです。
横のつっかえ棒は、雪の重みに耐えられるようにするためでしょうか。

8/10 16:46

白神岳山頂~! 1232m
標高差1000m越えを昼から4時間かけて登ってきました。

8/10 16:46

三角点。

8/10 16:47

30Lザックと外にマジックテープで括り付けたマット。
ピンクのマジックテープ2本でつけました。

8/10 16:47

ただし、気づいたらどこかで落としていたということが無いように一か所カラビナで固定しました。

8/10 16:58

最高地点方向を望む。

8/10 17:08

今日、宿泊者は私一人でした。まどの有る三階が一番きれいで明るいので、ここを寝る場所にしました。銀マットは既設されていました。

8/10 17:17

8/10 17:19

2階。

8/10 18:18

ハクサンフウロかな

8/10 18:24

雲海と日本海。

8/10 18:29

小屋の中に貼ってありました。
家を出発して、今日で9泊目。
そろそろ帰ることを考えましょう。

8/11 3:52

月と最後の光。夕闇が間近です。
このような光景は泊まりでないと見られません。

8/11 3:52

お月様のアップ。
いいお天気です。

8/11 4:00

山と道のマットは敷きました。

8/11 3:57

寝袋はエスケープヴィヴィにしました。
昨晩の岩木山1625m山頂もこれで十分でしたから。ぽ
ただ、この後、風が強まり、雨が窓をたたき、
えー、台風の影響？　このまま止まねば、この小屋で停滞？
食料はそんなに持ってきていない…などと
ひとり悶々と心配していました。

8/11 4:04

朝4:00に目覚めると外は晴れていました。
よかった~。
一時的な風雨だったのですね。
ほんとにほっとしました。
そして、日の出の方向に見えてきたのは、
昨日、下山した津軽の岩木山~。
見えたー!

8/11 4:05

立ち上がる雲が生き物のように見えました。

8/11 4:12

夜明け~。
なんといってもいいのは、小屋の中から窓を開けただけでこの光景を見られること。三階が最高です。

8/11 4:32

一泊二食、標高差1000mの山のアップダウンで、計2.5L持参。
それから、頂上から数分歩いたところにも水場があるそうです。

8/11 4:36

湯沸しのセット。
ガスでは最小の組み合わせかな。
チタンシェラカップ　55g
ガスバーナー　25g
IP-110 215g
湯を沸かすだけでなく、濡れた服も乾かしました。

8/11 4:41

朝焼けが見えてきます。

8/11 4:46

雲の間からのご来光。

8/11 4:48

岩木山も見えます。

8/11 4:48

8/11 4:48

やっぱり、岩木山が気にかかります。

8/11 4:49

8/11 5:06

8/11 5:08

白神山地とミニ雲海。

8/11 5:26

山頂にも日が当たってきました。

8/11 5:29

岩木山にもご挨拶して、さあ下山です。

8/11 5:38

朝日を浴びる幾層にも重なる白神山地。

8/11 5:47

8/11 6:22

ブナ林歩き。

8/11 6:27

真っ白なアジサイ科の花もいいですね。

8/11 6:29

薄いブルーもきれいです。

8/11 6:32

朝日が差し込んでくるブナ林。

8/11 7:59

下山まであと1km~。

8/6 11:46

おまけ。
白神の十二湖には、限りなく透明に近いブルーの青池もあります。

8/6 14:16

近くの海辺には黄金不老不死温泉もありますよ。

撮影機器：

サイバーショット DSC-WX350 SONY

iPhone 5s Apple

感想

kawaken1

岩木山から下山した日に白神岳登山し、二連日の山小屋泊です。
夜、風雨が強くなった時には、一人で不安でしたが、朝は晴れていてラッキーでした。また、白神岳山頂から岩木山が見えたこともうれしかったです。
白神岳登山道はよく整備されていて歩きやすいです。
ただ、標高差1000m越えということで、ちょっと気合を入れて登る必要があります。