大雪十勝縦走（黒岳〜トムラウシ〜十勝岳〜上富良野岳）

2024年07月13日(土) ~ 2024年07月16日(火)

• GPS: 69:16
• 距離: 65.7km
• 登り: 4,175m
• 下り: 4,450m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:25
• 休憩: 0:25
• 合計: 6:50

11:13 黒岳リフト七合目乗り場
11:56 12:08 黒岳
12:24 12:25 黒岳石室
13:23 13:32 北海岳
14:07 白雲分岐
14:27 14:30 白雲岳避難小屋
15:11 高根ヶ原分岐
16:38 忠別沼
17:12 忠別岳
17:54 忠別岳避難小屋分岐
18:03 忠別岳避難小屋

2日目

• 山行: 4:34
• 休憩: 0:38
• 合計: 5:12

4:10 忠別岳避難小屋
4:24 忠別岳避難小屋分岐
4:58 五色岳
6:04 6:06 化雲岳
6:16 ヒサゴ沼分岐
6:40 6:54 ヒサゴのコル
7:19 7:20 天沼
7:24 7:25 日本庭園
7:53 7:54 ロックガーデン
8:23 8:24 北沼
8:46 9:04 トムラウシ山
9:22 南沼キャンプ指定地

3日目

• 山行: 10:43
• 休憩: 1:29
• 合計: 12:12

3:23 南沼キャンプ指定地
4:59 5:14 三川台
6:20 6:42 ツリガネ山の肩
8:51 美真岳
9:10 9:17 カブト岩
9:41 双子池
9:52 10:08 双子池キャンプ指定地
12:35 12:48 オプタテシケ山
12:58 オプタテシケ山北西稜頭
13:34 13:49 ベベツ岳
14:11 14:12 石垣山
15:35 美瑛富士避難小屋

4日目

• 山行: 4:52
• 休憩: 0:22
• 合計: 5:14

3:02 美瑛富士避難小屋
3:27 美瑛富士分岐
4:13 4:18 美瑛岳分岐
5:03 美瑛谷１稜の頭
5:10 美瑛谷３稜の頭
5:42 5:43 鋸岳
5:50 5:51 平ヶ岳
6:02 6:06 十勝岳
6:29 大砲岩
6:38 6:45 上ホロカメットク避難小屋
7:00 上ホロカメットク山
7:09 7:12 上富良野岳
7:23 旧D
7:42 7:43 上富良野岳分岐
7:49 新D
7:59 新Z
8:16 十勝岳温泉凌雲閣

天候

1〜3日目は朝方ガス、午後快晴が多かった
4日目は終日快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 飛行機

イン：旭川から上川までJR特急、上川から層雲峡までバス
アウト：十勝岳温泉から上富良野までバス

コース状況／危険箇所等

＜コース状況＞
○層雲峡〜黒岳〜白雲岳避難小屋：人も多いためよく整備されている
○白雲岳避難小屋〜南沼キャンプ指定地：基本は起伏の少ない開けた道が多めだが、所々いきなり背丈オーバーの樹林エリアが出てきてかき分けながら進むところも。
○南沼キャンプ指定地〜オプタテシケ山：双子池までは腰から背丈オーバーの藪漕ぎが続く。7割ぐらいの時間は藪漕ぎしていた気がする。人通りも少なくヒグマ注意のエリアでもあるため精神的に最も消耗した区間だった。
○オプタテシケ山〜十勝岳〜十勝岳温泉：登山道も明瞭でよく整備されている。

＜確認できた水場＞
○白雲岳避難小屋：近くの水場から出ていた
○忠別沼避難小屋：近くの雪渓から幕営地近辺に流れ込んでいた
○南沼キャンプ指定地：幕営地近辺に流れがあった
○双子池：幕営地にはなかったがオプタテシケ方向に5分程登ったところに流れがあった
○美瑛富士避難小屋：幕営地にはなかったが美瑛富士分岐方面に20分程歩いたところに雪渓からの流れがあった。ただ雪渓は既に小さかった。

その他周辺情報

十勝岳温泉下山後は凌雲閣の温泉を利用

写真

7/13 10:20

今年もスタートラインに立てた

7/13 10:50

晴れ予報に反し登ったらガス
昨年もガスの中の撤退だったのでそこから再開したような気分に・・

7/13 12:00

黒岳まで登ったら視界が開けてきた！

7/13 12:17

黒岳石室
去年黙々と歩いたこのあたりの景色はこんなだったのかと感動
ロープウェー駅の注意書きのとおりテント場は超満員でした

7/13 13:32

7/13 13:49

さっと視界の横で動いたと思ったら近距離にキタキツネ
基本足元を見ているので歩いている最中に動物に気付くのは稀なのです
4日間ヒグマは一度も見なかったが熊からは見られてたと思う

7/13 14:12

去年のゴール地点白雲岳避難小屋が見えた
いいところに建ってるなぁ

7/13 14:29

去年の親子クマはいないのかな
3連休初日でテント場も大盛況
思ったより早く行動できているので忠別岳避難小屋まで足を延ばすことを決意

7/13 14:46

7/13 15:14

念願の白雲岳〜トムラウシルート

7/13 15:23

雲ノ平と双六天空の滑走路を足した感じのところが延々と続く
幸せだー！

7/13 15:37

と思ったら結構足元注意な場所もあります
写真は撮れなかったが藪漕ぎもたまにあり

7/13 16:37

しかし段々とガスっていき

7/13 17:11

そして何も見えなくなった
忠別岳

7/13 17:38

黙々と歩いてたらガスも取れてきて忠別岳避難小屋が見えてきた

7/13 18:03

到着〜
幕営して食事してたらすぐ暗くなり就寝

7/14 4:08

2日目の始まり
いい日になりそう

7/14 5:27

と思ってスタートしたらどんどんガスってきた

7/14 5:27

たまに青空を見せるも

7/14 6:03

そして何も見えなくなった
化雲岳

7/14 7:17

くーここも晴れてたらステキなんだろうな

7/14 8:18

トムラウシに着くころには空が見え始め

7/14 10:30

山頂経由で南沼キャンプ指定地に付くころには快晴に！
今山行で初張のテントも凛々しく見える

7/14 13:42

快晴の山頂に再アタック

7/14 14:07

去年登ったニペソツをバックに
トムラウシは去年も日帰りで来たが相性がいい気がする

7/14 14:35

トムラウシ北斜面から旭岳方面
去年もゆったり過ごしたお気に入りの場所で絶景コーヒー
白雲〜トムラウシ間あまり見えなかったなーと思いながらぼーっと過ごす
また歩けばいいさ

7/14 11:53

こちらもお気に入りの場所
南沼キャンプ指定地からオプタテシケ方面に10分程度の場所で夕日スポットでもある
去年は日帰で眺めるだけだったが、今回は明日の下見を兼ねているせいか若干緊張していた
おそらく明日はこれまでで精神的に最もハードなルートになるであろう

7/14 18:07

夕日の時間に再度来てみたがガスがあがってきてしまい残念ながら引き上げた
でも居合わせた方とおしゃべりできたのでいい時間でした

7/15 4:12

3日目の始まり
3時半スタート
予報に反して日の出前からまたガス
まずはオプタテシケを目指す

そして藪漕ぎが始まった
道は？という場所がひたすら続く
たぶん時間にして4時間ぐらいは漕いでいたと思う
特に三川台から双子池間がエグかった

7/15 6:42

たーまに眺望が開ける

7/15 9:40

ようやくオプタテシケ麓まで来た！
藪漕ぎがもうすぐ終わると安堵

7/15 10:09

双子池キャンプ指定地を上から
雨が降ってたら流れ込んでくるだろうなという地形、、
この日このルートですれ違った人は5人でしたが3〜4人は幕営していたようです

7/15 12:35

オプタテシケ到着
トムラウシ方面がガスっていたのは残念
こっちからも見たかった〜

7/15 14:00

オプタテシケ登頂後にようやく姿を現す十勝連邦の山々
ようやく一区切り、そしてまた新たなルートのスタートラインに立った感覚

7/15 14:27

今日の目的地美瑛富士避難小屋が見えた
明日の出発が早いので今夜は小屋泊
小屋はトムラウシ方面から来た人、これから行く人、のんびり停滞する人といろいろな人で結局満員に
疲労で食欲がなかったがドライフードの親子丼とみそ汁を胃に流し込み就寝

7/16 3:49

4日目のはじまり
目標は8時半に十勝岳温泉
予定どおり3時出発できたが途中忘れ物に気付いて引き返しいきなり20分のロス

7/16 4:04

4日目にして初めて日の出を拝めた
遠くにはトムラウシのシルエット
ここまで来てよかった

7/16 4:22

十勝岳方面もキレイ

7/16 5:07

だいぶ近づいてきた
十勝岳だとおもってたとんがりは偽ピークだということをまだ知らない

7/16 5:14

かるしふぁー？

7/16 5:44

どんどん風景が変わる
3歩進んで1歩下がる
知ってるぞこの感覚！
火星味を感じたかったのに富士山味を感じる

7/16 6:04

飛んで十勝岳
途中もうちょい写真を撮ればよかった

7/16 6:07

そしてまた新たな稜線が姿を現す
上ホロ小屋が見える！最後のピーク上富良野岳も見える！
ようやく終わりが見えてきた

7/16 6:22

十勝岳手前でかなり硫黄臭がしたけどこんなにモクモク出てたのか

7/16 6:25

7/16 6:35

上ホロカメットク避難小屋
建て替えたばかりらしく中は超綺麗
雪渓だのみの水場がほぼ枯れかけていたようで縦走での利用には不向きですな

7/16 7:00

上ホロカメットク山

7/16 7:10

最後のピーク上富良野岳
ついたぜ
オラやりきった

7/16 7:11

十勝岳温泉凌雲閣も見えた！
下山開始
捻挫しないよう慎重に

7/16 7:27

7/16 7:55

もうちょい！
ゴールはビデオを撮って写真なし
予定通りの時間に下山できたのでバスの時間まで1時間半、凌雲閣の温泉を楽しめた

7/16 11:48

下山時間を早めた理由はコレ
美瑛「じゅんぺい」の海老丼
過去イチと思える最高の下山飯で〆れて大満足の山行となりました

撮影機器：

iPhone 15 Pro Apple

感想

まさお

昨年悪天候で途中引き返した大雪十勝縦走のリベンジ。