至仏山

2015年08月09日(日) [日帰り]

• GPS: 09:52
• 距離: 23.9km
• 登り: 887m
• 下り: 890m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:55
• 休憩: 0:54
• 合計: 9:49

4:46 桧枝岐小屋
4:49 見晴(下田代十字路)
5:16 5:17 竜宮十字路
5:37 下ノ大堀川橋
5:48 牛首分岐
5:55 上ノ大堀橋
6:21 6:30 山ノ鼻
8:59 9:18 至仏山
9:55 小至仏山
10:18 10:19 オヤマ沢田代
11:25 11:40 鳩待峠
12:33 12:40 山ノ鼻
13:13 上ノ大堀橋
13:29 13:30 牛首分岐
13:42 下ノ大堀川橋
13:59 竜宮十字路
14:29 14:30 見晴(下田代十字路)
14:34 桧枝岐小屋
14:35 ゴール地点

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

8/9 4:52

早朝に出発しました。まだ5時前で辺りはガスに包まれています。それでも尾瀬ヶ原には散策している方達がいました。

8/9 5:34

竜宮小屋を過ぎると朝日が昇ってきました。振り返ると燧ケ岳がうっすらと浮かび上がっています。このガスの中では白い虹は期待できないでしょう。

8/9 5:37

前を見ると至仏山が雲海の上に聳えています。

8/9 5:59

原も大分明るくなりました。

8/9 6:01

ヒツジグサが一面に広がっている池塘もあちこちにありました。

8/9 6:34

もう一時間半以上歩いています。尾瀬ヶ原の広さが実感できますが、たぶんあの林の向こうあたりが山の鼻でしょう。

8/9 7:18

山の鼻からはしばらく樹林の中の登りですが、森林限界を抜けると急に明るくなりました。

8/9 7:26

ウスユキソウです。

8/9 7:30

ツリガネニンジンも咲いていました。

8/9 8:04

尾瀬ヶ原では全く見られなかったニッコウキスゲですが、ここと登ってくる途中にも一輪咲いていました。

8/9 8:05

ウメバチソウも…ピンボケになってしまいました。

8/9 8:09

なんと登山道脇にモウセンゴケが自生していました。

8/9 8:38

さあもうすぐ山頂です。ガスはすっかり無くなりました。

8/9 9:03

山頂に着きました。白根山から皇海山までの足尾の山並みが見えています。袈裟丸連峰は雲の中です。

8/9 9:02

こちらは平ヶ岳、残雪期には山の鼻から入山することが出来ます。

8/9 9:13

そして東京から来たKさんです。鳩待峠から入山して尾瀬ヶ原を散策し、昨夜は山の鼻で幕営して登って来たそうです。もちろん単独で頼もしい限りです。

8/9 9:38

小至仏山に向かいます。

8/9 9:19

タカネナデシコがきれいな紫色で迎えてくれました。

8/9 9:43

こちらはソバナです。しかし何か違和感を感じてしまいました。タカネナデシコ以外は低山でも見られる花ばかりです。その昔の7月末に登ったときはハクサンイチゲやシナノキンバイを見て感激した記憶があるのです。時期が遅かったのかもしれませんが、これが登山者による土壌浸食の影響でしょうか。

8/9 10:00

小至仏山から下っていきます。右に見える稜線が先日登った武尊山です。

8/9 10:20

笠ヶ岳への分岐を過ぎたあたりにはこんな湿原もありました。

8/9 11:25

やっと鳩待峠に着きました。

8/9 11:56

山の鼻への道は最初の砂利道を過ぎるとずっと木道が続いていて助かりました。

8/9 12:39

山の鼻キャンプ場です。

8/9 12:52

さらに尾瀬ヶ原を戻っていきます。ヒツジグサの花が咲いていました。未の刻（午後2時）頃に花を咲かせることがヒツジグサの語源だそうです。でも実際は朝から夕方まで花を咲かせます。

8/9 13:03

アップです。

8/9 13:14

しかし帰り道も遠いです。竜宮小屋は全く見えません。

8/9 13:36

振り返れば至仏山、まだこれだけしか歩いていないのかとがっかりします。気力を振り絞って[ダッシュ（走り出すさま）]見晴らし十字路に戻りました。

撮影機器：

TG-625 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

tochimochi

広大な尾瀬ヶ原はじっくり味わうには広すぎました。でもこの広さが尾瀬の魅力とも思います。またニッコウキスゲや水芭蕉の時期に訪ねれば、印象も全く異なったことと思います。
花の山という至仏山のイメージは変わってしまいましたが、これも時期を変えて登って見なければ何ともいえないところです。