聖岳〜兎岳〜赤石岳
- GPS
- 56:08
- 距離
- 31.2km
- 登り
- 3,826m
- 下り
- 3,848m
コースタイム
- 山行
- 5:20
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 5:31
- 山行
- 8:18
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 9:26
天候 | 晴れ(ガスは随時) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
行きは井川観光協会さんのバスで聖沢登山口まで 帰りは東海フォレストさんのバスで椹島ロッジから臨時駐車場へ |
写真
感想
2泊3日の南アルプス。
ある時点までは、天気も良く、景色も良く、行動中は雨にも降られず最高の登山でした。
そのある時点とは、最終日の下山地である椹島まで残り1時間のところです。
何のことない登山道を下山中に、木の根に滑り、持っていたストックが地面に刺さり手が引っ張られるかたちとなり、転倒と同時に左肩を脱臼してしまいました。
ストックの片方は、ポッキリと折れてしまった。
ストックなどはまた買えばよい。
この時点では、まだ左腕が動かないことは、転倒した恥ずかしさであまり感じなかった。
立ち上がると左手が上がらない。肩を触って左右を比較すると、右肩には無い位置に、左肩には骨のでっぱりが。
脱臼したことが明らかであった。
この段階で初めて自分の置かれた状態が理解できた。
一番の心配は、この山の中、無事に下山できるだろうか。
動かすと激痛だが、何もしなければ痛くないことがわかった。
幸いにして足は大丈夫のため、歩くことはできる。
左腕はぶらりとしながら、腕が上下に揺れる痛さに耐えながらの下山となった。
12時に怪我をして、1時間ほどで下山ができた。
怪我した場所が幸いした。
1時間であったが、大変長い長い長い時間に感じた。
13時のバスにぎりぎりセーフ。
既に多くの人が順番待ちをしていたが、事情を話して揺れの小さいバスの中央の席にしてもらった。
14時に臨時駐車場に到着。
ここからがまた長かった。
病院に着いたのが、16時50分
現在は、整復が終了して1日経ったが靭帯等も痛めているので、腕が上がらない。
2週間は安静
怪我した位置が、山頂付近であったら6時間の下山ができただろうか。
両手を使う場所がいくつもあった。
ヘリコプターのお世話になるしかなかったことだろう。
「事故は下り」と言い聞かせて下山しているが、今回は油断をした。
油断大敵である。
今後、登山ができるかどうかは分からないが、しばらくは反省をして生活することにする。
コメント
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とんだ災難でした。
それでも行程の最終段階だったのは不幸中の幸いでした。
お大事にされてください。
危険個所は意識して歩くので事故は起きにくく、逆に何のことはない道では気が抜け、事故を招きやすいのかも知れませんね。
順調な回復をお祈りします。
kenpapaさん、こんにちは。
本当に不幸中の幸いでした。
油断大敵です。
kuwachanさん、こんにちは。
>危険個所は意識して歩くので事故は起きにくく、逆に何のことはない道では気が抜け
kさんのおっしゃるとおりです。
どこにでもある登山道での事故でした。
良く行く満観峰にも数箇所あるような登山道です。
良くなるまでは、安静にして事故を検証したいと思います。
兎にも角にも無事(とは言えないかもしれませんが)に戻られて何よりでした。
あとちょっとと言うことで気が急いてたのかもしれませんね。
一日も早いご回復をお祈りしております。どうぞお大事に。
inaminさん、こんにちは。
>兎にも角にも無事(とは言えないかもしれませんが)に戻られて何よりでした。
本当に幸いでした。
これが兎岳付近で起きていたら、百瞭兇某覆爐癲∪司燭北瓩襪里發任なかったと思うので、たぶん新聞記事だったでしょう。
単独ではなかったのもラッキーでした。
単独では、冷静な判断ができていたかどうかも疑問でした。
はじめまして。
こんにちは。
無事下山され本当良かったですね。
とにかく負傷された肩をお大事にしてください。
私は以前、上からの落石を避けた際に、岩に足をぶつけ足を負傷した事があります。
手で持っていたトレッキングポールは曲がり使い物にならず。
それでも生きていて良かったと、しみじみ思っています。
今でも時々落石の恐怖に襲われることがあります。
それ以降は、万が一に備え、レスキュー保険に加入しました。
油断大敵です。
大好きな登山を楽しみましょう。
痛いですが
負傷された場所が下で幸いでしたね
バスに揺られ、グネグネ道を運転。
とにかく安静にされ回復をお祈りします。
以前風イラズで会った単独の人は風イラズの近くでストックから腕が抜けずに同じように脱臼したことがあると聞きました
ストックは便利ですが、転倒した際は自らを痛める事があると肝に命じた次第です
小屋の内部や食事の話は飛んじゃいました
hosoya_77さん、こんにちは。
書き込みありがとうございます。
また、お気遣いいただきましてありがとうございます。
登山は、自宅に帰るまでが登山だと言いますが、無事に下山できても道路で事故にあったら、元も子もありません。
肝に銘じて行動をしたいと思います。
tarutaruyamaさん、こんにちは。
>ストックは便利ですが、転倒した際は自らを痛める事があると肝に命じた次第です
自分の場合、左膝の前十字靭帯に障害があるため、ストックを使っての膝の保護が欠かせません。
今回の怪我を教訓に安全な登山を心掛けていきます。
ありがとうございました。
Jasperさん お久しぶりです。以前、富士山剣ヶ峰でお会いしたpsmaruです。
今回はニアミスですね。僕も、22日朝一のフォレストバスでさわら島へ行き、反時計回りで荒川三山を縦走し23日にさわら島へ下山しました。
下山時、けがをされてお気の毒です。
転倒された場所はちょうど樺段の少し下のつづら下りの辺りですかね?
僕も、下山時5回ほど足下が滑り尻餅をつきました。木の根や石の上は、油断できませんね
早くけがを治して、山に戻ってきてください!
また富士山でお会いできる日を楽しみにしています
私が大無間に登る前日に、大無間山頂近くで同じ事故でヘリが飛んだのを覚えています。
もしかしたらストックは、いつでも落とせるようにして持った方がよいのかもしれませんね。。兎に角ご無事で何よりです。
psmaruさん、こんにちは。
>今回はニアミスですね。僕も、22日朝一のフォレストバスでさわら島へ行き
私も朝一番の東海フォレストの臨時便が来たときには、既に集合場所にいましたので、お会いできたかもしれませんね。
怪我した場所は良く行く竜爪山でたとえれば、穂積神社から富士見峠に向かうトラバースの途中にある、ちょっとだけいやらしい斜面の場所でした。
完全な油断です。
>また富士山でお会いできる日を楽しみにしています
こちらこそ、よろしくお願いいます。
ittaさん、こんにちは。
>もしかしたらストックは、いつでも落とせるようにして持った方がよいのかもしれませんね。
そうですね。そのようにしていれば良かったかもしれません。これからは、そのようにするつもりです。
が、今回は、もしストックが離れていたら斜面を滑落していたかもしれません。そう考えると脱臼だけで済んでよかったのかもしれません。ケースバイケースですね。
ご心配をお掛けしました。
Jasperさん、こんにちは。
びっくりしました。
皆さんも書かれていますが、山深いところでなく、行程の
終盤でというのは不幸中の幸いでしたね。
脱臼は経験したことが無いのですが、回復可能な怪我のようですから
しっかり治されて、また山に復帰してくださいね。
お大事に。
ittaさんが書かれてますが、ストックの持ち方。
私はほとんどのシーンでストックのストラップは通さずに持っています。
特に下りは。
自分自身でも通してして抜けずにヒヤッとしたことや、知り合いで
手首骨折とかの怪我もあったので、ベースは直握りにしています。
地面に刺さったストックを置いてきぼりしてにしまうことがしばしば
ありますが。
million さん、こんにちは。
ご心配をお掛けして申し訳ありません。
やはり、ストックの持ち方が問題ですね。
復帰後は、ストックの握り方から再度勉強します。
その前に、ストックの購入が必要ですが、、、、
以前こむちゃんも最後の階段で足首をグネッたようなな、、(笑)
ヤッパリ間もなく山行が終わるというほっとする下りは注意ですね
naiさん、こんにちは。
そうなんです、油断です。
なんでもそうです。最後まで気を抜かないことです。
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