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Yamareco

記録ID: 7059761
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
屋久島

宮之浦岳

2024年07月20日(土) ~ 2024年07月23日(火)
 - 拍手
GPS
72:00
距離
41.7km
登り
3,253m
下り
2,022m

コースタイム

1日目
山行
5:10
休憩
0:45
合計
5:55
10:00
0
スタート地点
11:00
35
宮之浦大橋
11:35
12:00
140
牛床詣所
14:20
14:40
20
15:00
15
15:15
40
15:55
2日目
山行
7:55
休憩
1:20
合計
9:15
7:30
10
7:40
20
8:00
15
8:15
8:30
15
8:45
40
9:25
35
10:00
10:25
50
11:15
5
11:20
11:25
65
12:30
12:35
40
13:15
13:30
5
13:35
40
14:15
55
15:10
15:25
10
15:35
70
3日目
山行
9:20
休憩
3:15
合計
12:35
6:30
25
6:55
7:05
30
第一展望台
7:35
70
8:45
20
9:05
9:10
45
9:55
10:15
45
11:00
11:15
30
11:45
12:25
15
12:40
12:55
80
14:15
5
14:20
14:30
25
14:55
15:00
30
15:30
16:10
40
16:50
16:55
15
17:10
17:25
15
17:40
10
17:50
18:05
60
19:05
4日目
山行
1:55
休憩
0:50
合計
2:45
8:00
75
9:15
9:35
25
10:00
10
10:10
10:40
5
10:45
0
10:45
ゴール地点
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2024年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
高速船で宮之浦港に到着! 鹿児島に住んで5年目、屋久島を訪れるのは実は今回が初めてでしたが、高速船だと意外に近い!ということが分かりました。さすが屋久島、暑すぎるほどに良い天気なのに、山々は雲に覆われています。
高速船で宮之浦港に到着! 鹿児島に住んで5年目、屋久島を訪れるのは実は今回が初めてでしたが、高速船だと意外に近い!ということが分かりました。さすが屋久島、暑すぎるほどに良い天気なのに、山々は雲に覆われています。
この先の無事を祈り、宮之浦にある益救(やく)神社に参拝しました。
この先の無事を祈り、宮之浦にある益救(やく)神社に参拝しました。
益救神社の近くで海岸に下り、海抜0mからのスタート! 白谷雲水峡まではバスもありますが、やっぱり下から登りたいですよね。
益救神社の近くで海岸に下り、海抜0mからのスタート! 白谷雲水峡まではバスもありますが、やっぱり下から登りたいですよね。
宮之浦川にかかる宮之浦大橋の上から。峰々からの雫を集めた清らかな水が流れて涼しげです。…が、暑いっ!! あまりの暑さにためらいながら出発したものの、もう後には引けません。
宮之浦川にかかる宮之浦大橋の上から。峰々からの雫を集めた清らかな水が流れて涼しげです。…が、暑いっ!! あまりの暑さにためらいながら出発したものの、もう後には引けません。
少しずつ日陰をたどりながら車道を上っていくと、牛床詣所(うしどこもいしょ)がありました。かつて里の男たちが岳参りをした際に、ここで人々が出迎えたそうです。三岳の遥拝所だったとのことで、厳かな雰囲気に包まれていました。
少しずつ日陰をたどりながら車道を上っていくと、牛床詣所(うしどこもいしょ)がありました。かつて里の男たちが岳参りをした際に、ここで人々が出迎えたそうです。三岳の遥拝所だったとのことで、厳かな雰囲気に包まれていました。
昼食のおにぎりを食べたら、またひたすら車道を歩いていきます。汗だくでしたが、高度が上がると少しずつ雲も出てきて、多少耐えられる気温になってきました。さっきまでいた宮之浦の街も見下ろせます。
昼食のおにぎりを食べたら、またひたすら車道を歩いていきます。汗だくでしたが、高度が上がると少しずつ雲も出てきて、多少耐えられる気温になってきました。さっきまでいた宮之浦の街も見下ろせます。
宮之浦の街から3時間以上、なんとか白谷雲水峡に到着しました! しかし、ここはゴールではなく、本当の登山はようやくここから始まるのです。
宮之浦の街から3時間以上、なんとか白谷雲水峡に到着しました! しかし、ここはゴールではなく、本当の登山はようやくここから始まるのです。
入口の受付で登山届を提出し、車も通らない山奥に分け入ります。観光客の人たちとすれ違いながら、しばらく渓谷沿いに歩いていくと、二代大杉がありました。森の中にはこうした巨木がたくさん聳え立っています。
入口の受付で登山届を提出し、車も通らない山奥に分け入ります。観光客の人たちとすれ違いながら、しばらく渓谷沿いに歩いていくと、二代大杉がありました。森の中にはこうした巨木がたくさん聳え立っています。
苔むした岩々を眺めて歩いていきます。木漏れ日が爽やかで、あの猛暑が別世界のように感じられます。
苔むした岩々を眺めて歩いていきます。木漏れ日が爽やかで、あの猛暑が別世界のように感じられます。
ほどなく白谷山荘に到着しました。今夜はこの前のスペースにテントを張って宿泊します。この日、小屋内は無人でしたが、テント泊の方は何人かいらっしゃいました。
ほどなく白谷山荘に到着しました。今夜はこの前のスペースにテントを張って宿泊します。この日、小屋内は無人でしたが、テント泊の方は何人かいらっしゃいました。
2日目。早くテントに入った割にあまり眠れませんでしたが、元気に目覚めることができました。朝食を食べて出発! 山の朝は気持ちいい! 苔むす森は深奥で、青々とした苔に覆われていました。
2日目。早くテントに入った割にあまり眠れませんでしたが、元気に目覚めることができました。朝食を食べて出発! 山の朝は気持ちいい! 苔むす森は深奥で、青々とした苔に覆われていました。
辻峠から太鼓岩まで上ってきました。雄大な山々! 下から来ると、ここが最初の絶景ポイントなのでした。朝の冷気に包まれてこの景色を堪能できましたが、宮之浦岳は雲がかかってまだ姿を見せず…。
辻峠から太鼓岩まで上ってきました。雄大な山々! 下から来ると、ここが最初の絶景ポイントなのでした。朝の冷気に包まれてこの景色を堪能できましたが、宮之浦岳は雲がかかってまだ姿を見せず…。
辻峠まで下り、小杉谷方面へ森の中を下っていきます。この巨石は、どういう経緯でこうなった?
辻峠まで下り、小杉谷方面へ森の中を下っていきます。この巨石は、どういう経緯でこうなった?
やがて、突然にトロッコの軌道が目の前に現れました。これがあの有名なトロッコ道か〜! 鉄道好きとしては興奮しますね!
やがて、突然にトロッコの軌道が目の前に現れました。これがあの有名なトロッコ道か〜! 鉄道好きとしては興奮しますね!
楠川分かれの分岐を右に行くのが本来のルートですが、今回は時間の余裕があったので、左折して小杉谷橋まで行ってみることにしました。この時間帯は行き会う人が一人としておらず、安房川沿いのトロッコ道をのんびりと歩きました。
楠川分かれの分岐を右に行くのが本来のルートですが、今回は時間の余裕があったので、左折して小杉谷橋まで行ってみることにしました。この時間帯は行き会う人が一人としておらず、安房川沿いのトロッコ道をのんびりと歩きました。
しばらく行くと、小杉谷事業所跡、そのすぐ先に小杉谷小・中学校跡がありました。これは校門ですが、この左側に校舎跡があり、そこで子どもたちが学んでいたようです。50年ほど前は周辺にも家々が立ち並んでいたそうですが、今は見る影もなく、時の流れを感じました。
しばらく行くと、小杉谷事業所跡、そのすぐ先に小杉谷小・中学校跡がありました。これは校門ですが、この左側に校舎跡があり、そこで子どもたちが学んでいたようです。50年ほど前は周辺にも家々が立ち並んでいたそうですが、今は見る影もなく、時の流れを感じました。
その先の小杉谷橋を渡ると、トロッコ軌道の分岐点がありました。手前側が荒川登山口や安房へ行く本線で、左側が石塚線、右側が縄文杉や宮之浦岳方面へ行く小杉谷線です。ここが小杉谷線の起点なのですね。ここから再び、来た道を戻ります。
その先の小杉谷橋を渡ると、トロッコ軌道の分岐点がありました。手前側が荒川登山口や安房へ行く本線で、左側が石塚線、右側が縄文杉や宮之浦岳方面へ行く小杉谷線です。ここが小杉谷線の起点なのですね。ここから再び、来た道を戻ります。
小杉谷橋。レールがある部分は枕木の間が透け透けなので、下を見るとちょっとスリリングです。
小杉谷橋。レールがある部分は枕木の間が透け透けなので、下を見るとちょっとスリリングです。
穏やかな風景。ほぼ平坦な道で人もいないため歩きやすく、至福の時間でした。途中、ちょっと脇道に入って散策できるところもありました。
穏やかな風景。ほぼ平坦な道で人もいないため歩きやすく、至福の時間でした。途中、ちょっと脇道に入って散策できるところもありました。
次第にすれ違う人たちが増えてきて、朝に荒川登山口から山に入っていった登山者が下山する時間になりました。大株歩道入口からは、本格的な山道になります。この先のトイレでトロッコ軌道は終了。
次第にすれ違う人たちが増えてきて、朝に荒川登山口から山に入っていった登山者が下山する時間になりました。大株歩道入口からは、本格的な山道になります。この先のトイレでトロッコ軌道は終了。
すれ違う人たちと譲り合いながら、巨木が聳え立つ道を少しずつ上っていきます。木々から不思議なパワーをいただけるような気がする道です。
すれ違う人たちと譲り合いながら、巨木が聳え立つ道を少しずつ上っていきます。木々から不思議なパワーをいただけるような気がする道です。
ウィルソン株にて休憩。最初は特に興味もなかったのですが、中に入ったら、やっぱりハート型に見えるスポットを探してしまいますね。ちゃんとありました!
ウィルソン株にて休憩。最初は特に興味もなかったのですが、中に入ったら、やっぱりハート型に見えるスポットを探してしまいますね。ちゃんとありました!
こちらは大王杉です。この先に進むためのパワーをいただきました!
こちらは大王杉です。この先に進むためのパワーをいただきました!
奇想天外な木のアーチをくぐります。根っこの張りもすごい! 何年かけてこの造形が完成したのでしょうね?
奇想天外な木のアーチをくぐります。根っこの張りもすごい! 何年かけてこの造形が完成したのでしょうね?
辺りが霧に包まれた森の奥で、縄文杉と出会えました! 今は展望デッキから眺めるのみですが、やっぱり大きい…! 存在感は十分です。少し遠かったので、ズームで撮ってみました。
辺りが霧に包まれた森の奥で、縄文杉と出会えました! 今は展望デッキから眺めるのみですが、やっぱり大きい…! 存在感は十分です。少し遠かったので、ズームで撮ってみました。
高塚小屋を過ぎて、さらに歩きます。まるで森の長老のような巨木…。こういった木々がそこら中にあります。ここには長老がたくさんいるのです。
高塚小屋を過ぎて、さらに歩きます。まるで森の長老のような巨木…。こういった木々がそこら中にあります。ここには長老がたくさんいるのです。
本日の宿泊地、新高塚小屋に到着しました。小屋には何組か先客が。テント泊は、自分のほかはもう1グループでした。猿や鹿も近くを歩いていました。
本日の宿泊地、新高塚小屋に到着しました。小屋には何組か先客が。テント泊は、自分のほかはもう1グループでした。猿や鹿も近くを歩いていました。
3日目。爽やかな朝! 最高の天気です。今日が登山のメインなので4時には起きようと思っていたのに、5時前まで二度寝してしまいました。まあ、焦らずに行きましょう。出発してしばらく歩くと第一展望台があり、ここで初めて宮之浦岳を見ることができました! いよいよですね…。
3日目。爽やかな朝! 最高の天気です。今日が登山のメインなので4時には起きようと思っていたのに、5時前まで二度寝してしまいました。まあ、焦らずに行きましょう。出発してしばらく歩くと第一展望台があり、ここで初めて宮之浦岳を見ることができました! いよいよですね…。
さらに高度を上げていくと、海が見えました。硫黄島を始めとする三島村の島々のほか、海の向こうには、開聞岳や桜島など、九州本土の山々を見ることもできました!
さらに高度を上げていくと、海が見えました。硫黄島を始めとする三島村の島々のほか、海の向こうには、開聞岳や桜島など、九州本土の山々を見ることもできました!
宮之浦岳まであと1.6km! その前にあの平石岩屋を越えなくては…。この辺りまで来るとだいぶ高山らしくなってきます。巨木に代わって巨石がゴロゴロ。
宮之浦岳まであと1.6km! その前にあの平石岩屋を越えなくては…。この辺りまで来るとだいぶ高山らしくなってきます。巨木に代わって巨石がゴロゴロ。
平石岩屋にて。岩の上にはお猿さんがたくさんいました。
平石岩屋にて。岩の上にはお猿さんがたくさんいました。
いよいよ宮之浦岳へ!
いよいよ宮之浦岳へ!
その前に、焼野三叉路から永田岳を目指します。ザックの中身を少し置かせてもらったので、体が軽くなりました。永田岳までは、しばらくは笹の生い茂る細道を進んでいき、最後に大岩をロープで登ると山頂に着きます。
その前に、焼野三叉路から永田岳を目指します。ザックの中身を少し置かせてもらったので、体が軽くなりました。永田岳までは、しばらくは笹の生い茂る細道を進んでいき、最後に大岩をロープで登ると山頂に着きます。
永田岳の山頂に到着! 雲の間から、海や下界の永田の集落が見えました。
永田岳の山頂に到着! 雲の間から、海や下界の永田の集落が見えました。
大岩の上から、宮之浦岳を望みます。さっきまでは快晴でしたが、少し雲が出てきました。
大岩の上から、宮之浦岳を望みます。さっきまでは快晴でしたが、少し雲が出てきました。
しばらく休憩してから下山します。永田岳を、至近からもう一度振り返りました。
しばらく休憩してから下山します。永田岳を、至近からもう一度振り返りました。
焼野三叉路まで戻り、宮之浦岳へ最後の上りです。こちらから見ると、どちらが山頂か一瞬分からなくなるのですが、右側が山頂なのですね。
焼野三叉路まで戻り、宮之浦岳へ最後の上りです。こちらから見ると、どちらが山頂か一瞬分からなくなるのですが、右側が山頂なのですね。
山頂の手前には大岩があり、その隙間に祠がありました。うっかりしていると気付かずに通り過ぎてしまいそうですが、宮之浦岳の神様をお祀りする重要な祠です。
山頂の手前には大岩があり、その隙間に祠がありました。うっかりしていると気付かずに通り過ぎてしまいそうですが、宮之浦岳の神様をお祀りする重要な祠です。
ついに宮之浦岳の山頂に到着! 九州の最高峰を制覇!! 三日かけて、ようやく0mから1936mまで到達できました。いや〜、長かった…。
ついに宮之浦岳の山頂に到着! 九州の最高峰を制覇!! 三日かけて、ようやく0mから1936mまで到達できました。いや〜、長かった…。
山頂では、毎週宮之浦岳に登山しているという地元の強者の方にお会いしました。少しお話すると、黒味岳はぜひおすすめしますとのこと。もともと登る予定でしたが、期待が高まりますね! 山頂からは永田岳も綺麗に見えました。
山頂では、毎週宮之浦岳に登山しているという地元の強者の方にお会いしました。少しお話すると、黒味岳はぜひおすすめしますとのこと。もともと登る予定でしたが、期待が高まりますね! 山頂からは永田岳も綺麗に見えました。
休憩したら下山開始。すぐに栗生岳山頂に着きます。霧の中、不思議な形の岩の上に誰かいる…と思ったら、お猿さんたちでした。あの岩の上には行けなさそうです。
休憩したら下山開始。すぐに栗生岳山頂に着きます。霧の中、不思議な形の岩の上に誰かいる…と思ったら、お猿さんたちでした。あの岩の上には行けなさそうです。
さらに下ります。水がなくなりそうでしたが、水場がありました。ありがたい〜。冷たい湧き水をおいしくいただきました。
さらに下ります。水がなくなりそうでしたが、水場がありました。ありがたい〜。冷たい湧き水をおいしくいただきました。
投石岩屋。近くの投石平で少し休憩しました。目の前に黒味岳が見えています。
投石岩屋。近くの投石平で少し休憩しました。目の前に黒味岳が見えています。
さらに下ると、黒味岳への分岐に着きました。ザックの中身を少し置いていきます。黒味岳への道は、何か所かロープでの岩登りがあり、最後にも大岩を登ります。
さらに下ると、黒味岳への分岐に着きました。ザックの中身を少し置いていきます。黒味岳への道は、何か所かロープでの岩登りがあり、最後にも大岩を登ります。
黒味岳の山頂に到着! 目の前には宮之浦岳が、その左には雲に隠れそうな永田岳も見えています。
黒味岳の山頂に到着! 目の前には宮之浦岳が、その左には雲に隠れそうな永田岳も見えています。
南側の景色です。花之江河やトーフ岩の載った高盤岳も見えていますね。その向こうにあるのはジンネム高盤岳でしょうか。右側の岩山は七五岳ですね。黒味岳、360度の絶景が楽しめるすばらしい山です!
南側の景色です。花之江河やトーフ岩の載った高盤岳も見えていますね。その向こうにあるのはジンネム高盤岳でしょうか。右側の岩山は七五岳ですね。黒味岳、360度の絶景が楽しめるすばらしい山です!
宮之浦岳は、ここを下りたら見られなくなるので、この雄姿をしっかり目に焼き付けておきましょう。それにしても、手前の巨岩の存在感もなかなかですね。
宮之浦岳は、ここを下りたら見られなくなるので、この雄姿をしっかり目に焼き付けておきましょう。それにしても、手前の巨岩の存在感もなかなかですね。
黒味岳山頂の大岩の陰に咲いていたこの花。珍しいなー、何だろ?と思って写真を撮ったのですが、後で調べてみると、シャクナンガンピという屋久島の高地でしか見られない固有種でした。ヤクシマリンドウも発見しましたが、まだつぼみでしたね。次に来た時は、もっといろいろな植物に注目してみたいです。
黒味岳山頂の大岩の陰に咲いていたこの花。珍しいなー、何だろ?と思って写真を撮ったのですが、後で調べてみると、シャクナンガンピという屋久島の高地でしか見られない固有種でした。ヤクシマリンドウも発見しましたが、まだつぼみでしたね。次に来た時は、もっといろいろな植物に注目してみたいです。
黒味岳への分岐まで戻り、しばらく歩くと花之江河に着きました。日本最南端の高層湿原で、少し高原らしさがありますね。さっきまでいた黒味岳の山頂も見えています。
黒味岳への分岐まで戻り、しばらく歩くと花之江河に着きました。日本最南端の高層湿原で、少し高原らしさがありますね。さっきまでいた黒味岳の山頂も見えています。
少し歩くと、小花之江河というのもありました。向こうには高盤岳があり、山頂のトーフ岩がよく見えます。本当に豆腐みたい…。
少し歩くと、小花之江河というのもありました。向こうには高盤岳があり、山頂のトーフ岩がよく見えます。本当に豆腐みたい…。
あとは淀川小屋へ下るのみです。すっかり遅い時間になりましたが、巨木がたくさんあったので、つい見とれてしまいました。
あとは淀川小屋へ下るのみです。すっかり遅い時間になりましたが、巨木がたくさんあったので、つい見とれてしまいました。
淀川に架かる橋を渡ると、淀川小屋です。小屋にはグループの方が泊まっておられて、テントサイトは先客が2張りだけ。十分余裕がありました。
淀川に架かる橋を渡ると、淀川小屋です。小屋にはグループの方が泊まっておられて、テントサイトは先客が2張りだけ。十分余裕がありました。
4日目。宵のうちは綺麗に星も見えていたのに、夜中から雨が降り出しました。雨が多い屋久島でも、今回降ったのはこの時だけでした。一人でゆっくり朝食をとっていたら、淀川登山口から何組もの登山者の方々が来られて、朝食休憩したり水を補給したりされていました。次第に雨も上がって晴れてきましたよ。
4日目。宵のうちは綺麗に星も見えていたのに、夜中から雨が降り出しました。雨が多い屋久島でも、今回降ったのはこの時だけでした。一人でゆっくり朝食をとっていたら、淀川登山口から何組もの登山者の方々が来られて、朝食休憩したり水を補給したりされていました。次第に雨も上がって晴れてきましたよ。
雨の後、日の光が差し込んできた朝の森。雨のせいでテントはびしょびしょに濡れましたが、雨に濡れた屋久島の森はすばらしいです! むしろ、この美しい風景を見せてくれてありがとう!と言いたいぐらいでした。
雨の後、日の光が差し込んできた朝の森。雨のせいでテントはびしょびしょに濡れましたが、雨に濡れた屋久島の森はすばらしいです! むしろ、この美しい風景を見せてくれてありがとう!と言いたいぐらいでした。
朝の光に照らされた屋久杉の巨木。神々しいです。
朝の光に照らされた屋久杉の巨木。神々しいです。
普段は見逃してしまうようなところにも注目。枝から垂れているのはサルオガセかな? その先の雫が、真珠のように光り輝いていました。
普段は見逃してしまうようなところにも注目。枝から垂れているのはサルオガセかな? その先の雫が、真珠のように光り輝いていました。
うーん、気持ちいい! 屋久島、やっぱり大好きだ〜!! もうすぐこの森を出なければいけないのが名残惜しくて、ゆっくり立ち止まりながら歩きました。
うーん、気持ちいい! 屋久島、やっぱり大好きだ〜!! もうすぐこの森を出なければいけないのが名残惜しくて、ゆっくり立ち止まりながら歩きました。
ついに淀川登山口に出てきました。辺りには車が何台か停められていました。ここから車道を歩きます。車道とはいっても、周辺はまだまだ巨木が生い茂る森なのですが…。
ついに淀川登山口に出てきました。辺りには車が何台か停められていました。ここから車道を歩きます。車道とはいっても、周辺はまだまだ巨木が生い茂る森なのですが…。
しばらく歩いて、今回のゴールとなる紀元杉に到着しました。こちらも立派な巨木です! 最後に、紀元杉からもパワーをいただきました。
しばらく歩いて、今回のゴールとなる紀元杉に到着しました。こちらも立派な巨木です! 最後に、紀元杉からもパワーをいただきました。
紀元杉のバス停へ。少し上の方に転回スペースがあり、そこからバスが折り返してきます。かな〜り山奥で道も狭いのに、ここまで毎日バスを運行してくださることに感謝! このバスに乗って安房の街まで下り、宮之浦港発の夕方の高速船で帰宅しました。屋久島は、定期的に通いたくなるほどに気に入ってしまいましたね! 3泊4日、最高の山行でした!
紀元杉のバス停へ。少し上の方に転回スペースがあり、そこからバスが折り返してきます。かな〜り山奥で道も狭いのに、ここまで毎日バスを運行してくださることに感謝! このバスに乗って安房の街まで下り、宮之浦港発の夕方の高速船で帰宅しました。屋久島は、定期的に通いたくなるほどに気に入ってしまいましたね! 3泊4日、最高の山行でした!
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無雪期ピークハント/縦走 屋久島 [3日]
宮之浦岳縦走(淀川登山口 黒味岳 宮之浦岳 縄文杉 白谷雲水峡)
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技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

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