塩見岳でいきなりの暴風雨
- GPS
- 18:27
- 距離
- 31.9km
- 登り
- 2,850m
- 下り
- 2,864m
コースタイム
- 山行
- 5:32
- 休憩
- 1:33
- 合計
- 7:05
- 山行
- 8:00
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 8:36
- 山行
- 2:54
- 休憩
- 0:09
- 合計
- 3:03
天候 | 1日目 快晴 2日目ガス 1時 雷雨 3日目 ガス 時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は特にありません。 |
写真
感想
8年前の正月、
今回と同じ 2泊3日 の行程で挑んだ塩見岳。
しかし、風邪で高熱を出したすぐ後の病み上がり ということもあり、高山病の症状で三伏山の途中で断念した苦い経験がありました。
今回は体調もよく、林道 歩きも 冬に比べたら半分で、荷物も5キロぐらい 軽いので、
リベンジは間違いなしと余裕で三伏峠に着きましたが、今度は天候に阻まれて 山頂展望はお預けとなってしまいました。
ガスの中 少しでも天気が良くならないかと祈るように歩いていましたが、塩見小屋でとどめのように
今日は回復しないと言われ
やる気ゼロのまま 山頂に向かいました。
とりあえずお 花は咲いていたので
それを楽しみながら山頂に着き
リベンジは果たしました
帰りは 塩見小屋で休憩をして、
のんびり 戻る予定でしたが
小屋まであと少し というところで
いきなり ものすごい 突風と
バケツをひっくり返したような雨 に襲われ
遠くで雷も鳴り出しました。
雨具の上は着ていましたが下をつける余裕もなく
登山道の僅かなくぼみに身をかがめて
じっとしているしかありませんでした。
新田次郎の小説の
「風は呼吸する」という言葉を思い出し、
荒れ狂っている間はじっと我慢をし、
風が一息ついたところで
小屋に向かって一目散に走りました。
しかし いざ 小屋に着いたら、
下半身がずぶ濡れ ということもあり
小屋で休むのが面倒になり、
止まると寒いということもあって
そのまま休みなしで 三伏峠まで帰りました。
残りの道は樹林帯の中なので
遠雷が鳴っていても大丈夫だと思いました。
羽根田治さんの「気象遭難」で、塩見岳の落雷の死亡事故のことは知っていましたが、
帰宅して 読み直してみたら
雷に打たれたのは 樹林帯の中ということが分かったので、やはり あの場合は 雨が止むまで 小屋で休むべきだったのだと反省しました。
色々と計画が狂ってしまった 山行でしたが
学ぶことも多かったので
また次回に活かそうと思います
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