北アルプス パノラマ銀座(燕岳 ~ 蝶が岳)

2024年07月22日(月) ~ 2024年07月25日(木)

• GPS: 19:59
• 距離: 45.9km
• 登り: 3,673m
• 下り: 3,606m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:46
• 休憩: 2:02
• 合計: 5:48

7:43 中房温泉登山口
8:13 8:19 第１ベンチ
8:35 8:48 第２ベンチ
9:27 9:30 第３ベンチ
9:46 10:05 富士見ベンチ
10:30 10:52 合戦小屋
11:02 11:08 合戦山
11:47 12:16 燕山荘
12:23 12:33 いるか岩
12:50 12:50 めがね岩
12:53 13:05 燕岳
13:10 13:10 めがね岩
13:24 13:26 いるか岩
13:32 燕山荘

2日目

• 山行: 6:32
• 休憩: 1:20
• 合計: 7:52

13:32 燕山荘
6:00 6:00 蛙岩
6:16 6:16 大下りの頭
7:24 7:28 小林喜作レリーフ
7:34 7:35 槍ヶ岳・大天井岳、常念岳分岐
8:04 8:04 大天荘
8:13 8:29 大天井岳
8:37 8:55 大天荘
10:00 10:00 東天井岳
11:20 11:38 常念小屋
12:20 12:20 三股への分岐点
12:28 12:51 常念岳
12:56 12:57 三股への分岐点
13:30 常念小屋

3日目

• 山行: 4:10
• 休憩: 0:32
• 合計: 4:42

13:30 常念小屋
6:56 6:56 三股への分岐点
7:02 7:10 常念岳
9:01 9:21 2592ピーク
10:06 10:09 蝶槍
10:14 10:14 蝶ヶ岳三角点
10:22 10:22 蝶ヶ岳・蝶槍間分岐
10:41 10:43 瞑想の丘
10:44 蝶ヶ池

4日目

• 山行: 4:08
• 休憩: 1:20
• 合計: 5:28

10:44 蝶ヶ池
6:09 6:10 蝶ヶ岳
6:23 6:23 妖精の池
6:39 6:40 カモシカの池
6:43 6:46 長塀山
7:50 7:52 チューダイ広場
8:31 9:12 徳澤園
9:14 9:15 徳沢公衆トイレ
9:52 9:52 徳本口
9:56 10:30 明神館
10:34 10:34 明神橋
10:38 10:38 明神池
11:20 11:20 岳沢湿原・岳沢登山口
11:28 11:28 日本山岳会上高地山岳研究所
11:34 11:34 河童橋公衆トイレ
11:38 ゴール地点

コース状況／危険箇所等

危険箇所はありません。

写真

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7/25 11:15

7/25 11:27

7/25 14:32

撮影機器：

ILCE-7M3 SONY

Pixel 4a Google

感想

fliwgh

今回は一人で北アルプスのパノラマ銀座コースへ。妻と最初に北アルプスに登ったのは燕岳で、その時の爽快さと美しい景色をもう一度体験したかったのと、常念岳にも登りたかったので、このコースを選択しました。一人で登るのはかなり久しぶりなので、歳とったことによるペースの低下がどの程度なのか、試すには良いコースだと思いました。（結果は問題ないことを確信しました。）
三日目の常念小屋から蝶ヶ岳ヒュッテまでは、暴風雨、四日目は雨のち曇りの生憎の天気でしたが、初日、二日目で北アルプスのパノラマを十分に堪能でき、良い山旅になりました。
九州 博多から来たロングトレール愛好の男性とは三日目まで同一ルートで、山小屋で色々と話をさせていただいたのは、楽しいひとときでした。（彼は四日目は大滝山経由徳本峠を経て明神へ下山する予定とのことでした。）

一日目： 燕山荘までの急登は、想定通り汗だくになりながら、着実に高度を稼ぎます。合戦小屋では名物のスイカを堪能。そこまで行けば、すぐに森林限界となり、燕山荘が見えてきます。昼前に燕山荘に到着し、少し休んでから景色やコマクサの群生を楽しみながら、燕岳頂上へ行ってきました。

二日目： 早朝槍ヶ岳の穂先が見えていて、好天を期待。燕山荘を出発し、最高のパノラマを堪能しながら大天井岳への道を進みます。途中雷鳥の親子に二度遭遇しました。人を恐れず、すぐ近くに来てくれるのが嬉しい。すれ違った数人から、雪渓で遊ぶ熊を見た、と聞きましたが、私は見ることはできませんでした。常念小屋に11時頃到着し、天気の良いうちにと、サブザックを持って常念岳へ登ってきました。

三日目： 朝から風雨が激しく、雷もなっていました。待っても好転しそうもないので、ゆっくりと準備をして出発。同じような時間に出た皆さんはほとんど一の沢方面に下山していったようで、常念岳を登ろうとしているのは私の前に一人女性がいただけでした。ものすごい強風で女性のザックカバーは外れて風に激しく踊っている状態だったため、追いついた際にそれを告げると、「わかっていますけど、仕方がないのです」とのことでした。風がものすごくて、立っているのも厳しい状態で、突風が来たときは手をついて耐え、という状態でした。山頂付近の岩場では特に注意が必要です。ゆっくりと登って行くといつの間にか頂上に到着しました。
頂上を超えて、蝶ヶ岳方面に向かうと少し空が明るくなり風も穏やかになる時間もありました。一息つくことができました。
常念岳からこっちは植生が違っていて、先日行った霧ヶ峰でも見た種類が多く見られました。ニッコウキスゲ、イブキトラノオなど。
蝶槍付近からまた風が猛烈にきつくなりましたが、あとはヒュッテまで歩くのみです。
ヒュッテに到着したのは10時44分。私が一番最初だったみたいで、これから出ようか迷っている若者た ちが迎えてくれ、いろいろと状況を聞かれました。この天気では、今日は空いているのでは？と期待しましたが、停滞を決めた男性と話をしながらビールとフランスパン、ナッツの昼食を楽しんでいると、少しずつ人々がやってきて、夕刻までにはほぼ満室になりました。オランダから来たという、4人家族もいました。遠くから来たのに生憎の天気で気の毒です。

四日目： 前日の予報では午前中は晴れ、午後から雨 ということでしたが、4時頃 雨音で目が覚めました。眺望が良ければ、蝶槍まで戻ってみようか と思っていましたが、好転する可能性は低いため、真っすぐ下山することとしました。
9時前に徳澤園に到着。沢山の観光客と混じって上高地バスターミナルへ、梓川左岸道が通行止めのため右岸道経由で向かいました。岳沢湿原あたりがきれいで、このコースで良かったと思いました。