御嶽山 田の原ピストン
- GPS
- 04:34
- 距離
- 7.2km
- 登り
- 895m
- 下り
- 904m
コースタイム
- 山行
- 3:04
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 4:34
降りペース 0.72
※休憩時間除く
天候 | 晴時々曇り 午後は発雷 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
手前の道路脇の駐車帯の埋まり具合は7割程度 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道は非常によく整備されています。 滑落はあまり考えられない道です。非常に歩きやすい。 入山して大江権現までの約1.1km間は散策路といった感じ。道幅も2m程ある中を標高差で100m程登る。明治の初めまでは、女人禁制といって大江権現より上には女性は登拝できなかった。地図上ではこの辺りが7合目となっている。ここから先は道幅も狭まり登山道らしくなる。ここから8合目避難小屋まで水平距離600m程で標高差270mを登る。 次の9合目避難小屋までは水平距離600m程で230m登る。 8合目から9合目の間は、やや登山道が荒れており、コンクリートで固めてあったステップが割れているところもあるのでちょっと気を使う。 9合目の避難小屋を越えれば王滝頂上は目と鼻の先だ。水平距離500m標高差220m程で到着する。 王滝頂上から剣ヶ峰までが八丁ダルミとよばれ最近まで通行が禁止されていた区間となる。剣ヶ峰を眺めながらの最後のひと登りはこのコースのビクトリーロードと言った趣き。植生は殆どなく所々に御蓼が生息するのみの荒涼とした景観だ。西の稜線の先には十年前の噴火口のある地獄谷がある。速やかに通過するようにとの警告表示があり緊張する。水平距離600m140m程登れば剣ヶ峰山頂に到着する。 下山時における石車や不安定な石に乗っての転倒がこのルートを歩く上でのリスクとなる。安全な登山道ではあるものの気を抜かず下山して欲しい。 |
その他周辺情報 | 登山口にウオシュレットトイレ完備 隣接する自然博物館は一見の価値あり。 |
写真
装備
個人装備 |
アンダーアーマ長袖(青色)
CW-Xタイツ(黒色)
雨具(上煉瓦色
下黒色)
長ズボン(黄色)
ぺツルヘッドランプ
保険証
iPhone13mini
サングラス
ストックLEKI
シルバコンパス
ココヘリ(004510-108)
ザンバラン Fujiyama
fenix6X
水1.3L
タオル1本
麦わら帽子
レインハット(青色)
GoPro8
携帯トイレ
心抜トイレットペーパー
ヘルメット
ファーストエイド
ツエルト
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感想
本来ならば、前日から1泊2日で光岳へ行く予定だったのだが、予報が芳しくなく、特に午後から発雷のリスクが高かったため、メンバーのペースも勘案し中止とした。折角予定を開けてあったので、すーさんと相談して比較的午前中好天が期待できそうな御嶽エリアに赴くこととなった。最短で山頂に到達できる田ノ原ルートであれば午前中で山行終了できるだろう。いいトレーニングになるはずだ。
田ノ原ルートでは一旦王滝頂上に到達したのち、八丁ダルミを通って剣ヶ峰に到達する。2014年9月27日土曜日11時52分に八丁ダルミの西に位置する地獄谷で発生した水蒸気爆発によって58人が死亡、5人が行方不明となる悲惨な災害が発生している。
噴火以降、最後まで立ち入りが制限されていた八丁ダルミについても、剣ヶ峰南西斜面の地獄谷火口から概ね1kmの範囲に影響を及ぼす噴火の可能性が低くなったことから今年の6月23日に噴火警戒レベルが1に引き下げられたことや、防災シェルターが整備されたことなどを受けて立ち入り制限が緩和さつつある。
御嶽は今日で7回目、濁河、飯森高原駅、中の湯、田ノ原(王滝頂上まで)と過去に4ルートで登っているものの八丁ダルミには立ち入ったことが無かったので、最大の犠牲者を出したこの区間を一度は歩いておきたかった。
今となっては噴火直後に降り積もっていた火山灰もほとんどが流されていて当時の痕跡は注意深く探さないと残ってはいないが、遮るものがない荒涼とした場所で噴火に遭遇してしまっては為す術が無かっただろう。改めてお亡くなりになった方々のご冥福をお祈りする。
さて、今日の天気はいつもお世話になっているmountain forcastによれば午前中のみ好天で午後は発雷とのことなので安全のためには素早い行動が求められる。入山は8時少し前と遅めだったもののPTのメンバーも頑張ってくれて正午過ぎには無事に全員下山出来た。帰路、中津川に向かう途中で雷雨に遭遇。山の中でなくて本当に良かった。
後で分析してみると、山頂まで休憩時間を含め150分(平均ペース0.75)を要しているものの休憩で49分止まっていたので行動時間は正味100分、登高ペース0.5で登っていたことになる。0.7でペースを作ると言いながら少し早すぎたようです。maru爺さんごめん。
予定していた光岳泊登山が、天候のためお流れ😢
先輩ハイカーの計画に便乗して御嶽山に⛰️
これまで、中の湯、濁河からは経験があったのですが、先日から規制緩和された大滝登山口から
10年前のニュースで見た映像の登山道が、正に目の前に
ハイペースな山行に呼吸も荒れ、落ち着けようと、いつの間にか般若心経を口ずさみながらの山行
山頂や途中の仏像の前でも、信者の方が般若心経を
終わってみれば、天気も良く適度に疲労感もあり、今回もとても充実した山行となりました
岐阜の地から眺める御嶽山は、いつも神々しく輝いています
今回登る機会を与えて頂いた、両先輩ハイカーに感謝であります🙇🏻♂️
9月に延期になった光・聖の泊登山に向け、今後も更に体力向上に努めねばと思うのでした💪
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