イイデデイイデリンドウ「北股岳」

2024年08月08日(木) ~ 2024年08月10日(土)

• GPS: 21:06
• 距離: 36.0km
• 登り: 3,439m
• 下り: 2,117m

コースタイム

1日目

• 山行: 10:24
• 休憩: 1:01
• 合計: 11:25

5:14 スタート地点
5:26 5:26 奥胎内ヒュッテ
7:51 7:55 姫子ノ峰
8:30 8:42 岩渡り
9:01 9:02 英三ノ峰
9:38 9:39 ヒドノ峰
10:31 イチジ峰
11:42 11:48 西ノ峰
11:52 12:00 大石山
13:06 13:25 頼母木小屋
13:55 13:56 頼母木山
14:40 14:41 地神北峰
15:00 15:09 地神山
15:45 15:48 扇ノ地神
15:59 15:59 胎内山
16:42 門内小屋

2日目

• 山行: 7:03
• 休憩: 1:42
• 合計: 8:45

16:42 門内小屋
5:39 5:40 門内岳
7:06 7:11 北股岳
7:47 8:02 梅花皮小屋
8:42 8:52 梅花皮岳
9:23 9:27 梅花皮小屋
10:04 10:24 北股岳
11:14 11:21 門内岳
11:23 11:29 門内小屋
11:50 11:55 胎内山
12:05 12:07 扇ノ地神
12:43 12:53 地神山
13:10 13:15 地神北峰
13:46 13:58 頼母木山
14:18 頼母木小屋

天候

1日目 8日木曜日
曇り時々晴れ
西の風1〜3m
雲と霧で展望は時々有る

2日目 9日金曜日
曇り一時晴れ
西の風1〜2m
雲と霧で展望は少し

3日目 10日土曜日
曇り 少し日が射す
北の風1〜2m
雲と霧で展望はわずか

風向きが北に変わったのは台風の影響か？

アクセス

利用交通機関：

自家用車

県道ゲート手前 奥胎内ヒュッテの登山者駐車場を利用した
30台くらい停まる
入山時は3台 下山時は20台停まっていた

きれいなトイレ有り
5km手前 胎内川ダムのヘリポートにもトイレ有り

auの電波は15km手前で途切れた

ゲートから登山口まで5km
土日祝日は無料のシャトルが3往復運行する
土曜日下山だったが待時間があるので歩いた

コース状況／危険箇所等

ゲートから大石山→頼母木山→地神岳→門内岳→北股岳→梅花皮岳を往復した
初日は門内岳避難小屋 二日目は頼母木山避難小屋に宿泊した
整備の良い道に道標は充分有って 迷うところは無い
各小屋に冷たい水場有り
小屋で飲み物(アルコールも)を購入できる

大石山まで
松ノ木尾根コースは 木の根の急登 細かな登り返し有り ザレた片斜面が一部に有った
途中の水場は未確認

頼母木山まで
地味に登り下り
大石山からは森林限界を超え ところどころに花畑が有る
頼母木山付近でイイデリンドウが現れる

地神岳まで
徐々に高度を上げる
ところどころにマツムシソウ等の花畑有り
地神北峰付近はイイデリンドウが多い

門内岳まで
門内岳手前の避難小屋で1日目を終えた
高度を上げるとニッコウキスゲが残っていた

北股岳まで
霧が濃かったけど 展望が良いはず

梅花皮岳まで
北股岳から梅花皮小屋を挟んで梅花皮岳まではイイデリンドウがたくさん有る
梅花皮岳で引き返した
2日目の宿は頼母木山避難小屋

3日目(下山)
ヤマレコをスタートすると「24時間以内に記録が有ります 継続するか？新しくスタートするか？」の問いかけ無しに始まった
変わった操作をしたつもりは無いのに・・
記録が途切れたので 3日目の軌跡は無し

イイデリンドウを目的に 飯豊に入山した
天気が続けば 飯豊本山にも寄るつもりだったが 4日目は台風の影響が出る予報だったので梅花皮岳で切り上げた

au電波事情
頼母木小屋と門内小屋はほぼつながる
ただし夜間はつながりにくい なぜか？
稜線で見通しの良いピークは△

その他周辺情報

ゲート前の奥胎内ヒュッテで汗を流した
700円
外来の食事は14時半まで

写真

8/8 5:26

奥胎内ヒュッテの前に
ゲートが有る
新しくきれいなトイレも

8/8 6:11

林道の途中で水場
パイプから出てる

8/8 6:21

橋から遠目に
滝を見たら

8/8 6:23

すぐに登山口
ここまで無料のシャトル有り
週末と祝日に1日3便

8/8 6:26

最初の一瞬
なだらかなブナ林
御用平

8/8 6:47

すぐに始まる
松ノ木の根っ子道
なかなかな急登

8/8 7:52

姫子の峰
ガスが無ければ
展望がいいはず
ここから小さな
登り下りを繰り返す

8/8 8:31

短いけど
固定ロープで
岩を渡る痩せ尾根

8/8 8:58

滝見場から
滝が見えた

8/8 9:00

英三ノ峰
他にも名の無い小ピークを
越えて行く

8/8 9:38

ヒドノ峰
標柱をかじったのは熊？

8/8 9:46

水場分岐
確認してない

8/8 10:10

ドクツルタケ
2週間程前に長野県で
20代の男性が亡くなった
こんな毒々しい物を
食べるなんて・・

8/8 11:46

西ノ峰
ここから霧中

8/8 11:56

大石山
左は杁差岳
右は頼母木山 飯豊本山
右へ進む

8/8 12:05

ハクサンフウロが
残っていた

8/8 12:06

ハクサンイチゲが
残っていた
6月頃 大群生するそうだ

8/8 12:20

ツリガネニンジン
秋の花？

8/8 12:37

アザミにアゲハ
風俗のアゲハではない

8/8 13:26

頼母木山避難小屋を過ぎた

8/8 13:45

出たーっ！
イイデリンドウ
花弁の間の副花弁？が
立っているのが特徴
シャープに見える

8/8 13:54

頼母木山

8/8 14:11

ハクサンコザクラ
残っていた
3日で2株だけ見た

8/8 14:14

8/8 14:28

行く手 順に
地神北峰(丸森尾根分岐)
地神山
扇の地紙(梶川尾根分岐)
たぶん

8/8 14:36

地神北峰は
イイデリンドウが多い

8/8 14:40

地神北峰
丸森尾根分岐

8/8 14:41

振り返れば
杁差岳の霧が取れた
手前は頼母木山
左端に頼母木山避難小屋

8/8 15:03

地神山
三角点有り

8/8 15:14

霧が薄れ
次のピークは扇の地紙
梶川尾根の分岐

8/8 15:19

扇の地紙方向だったか

8/8 15:45

扇の地紙
隣なのに
地紙？地神？
どんな違いが有るのか？

8/8 15:45

地神山を
振り返るだったか？

8/8 15:52

ヤマハハコ

8/8 15:54

胎内山の山腹に
ニッコウキスゲが
残っていた

8/8 16:03

コゴメグサ

8/8 16:08

オヤマノリンドウ
曇りで開いていたのは
一株だけ

8/8 16:20

門内小屋の水場に下りる
ニッコウキスゲと
左奥は飯豊本山

8/8 16:21

本山にズーム

8/8 16:28

門内の水場
冷たい

8/8 16:28

イワショウブ

8/8 16:34

ミヤマキンポウゲ

8/8 16:36

水を汲んでから小屋へ

8/8 17:30

来た方を振り返る
2000mに届かない稜線？
とは思えない風景

8/8 17:30

小屋から本山方向
中央が北股岳だったか？
左端が本山

8/8 18:12

次のピーク
？
堂々とした山だ

8/8 18:13

夕方になって
スッキリしてきた
左端が本山

8/8 18:35

日の入り迫る
日本海に日の帯少し
佐渡島が見えて来た
意外に近く大きい
左のピークは金北山あたり？

8/8 18:42

夕闇迫る中
北股岳(たぶん)越しの
飯豊本山シルエット？

8/9 4:52

2日目は
霧中の日の出で始まる

8/9 5:35

門内小屋を後に
宿泊は1人で貸し切りだった

8/9 5:38

すぐに門内岳

8/9 5:51

マツムシソウと
コゴメグサ

8/9 6:32

行く手
一時霧が取れた
テンション上がるが・・

8/9 6:40

振り返る門内岳
小屋が朝日を受ける

8/9 6:48

トリカブトと
イブキトラノオ

8/9 6:54

北股岳目前
笹の朝露でパンツと
タイツがずぶ濡れ
すれ違った人は
カッパのパンツで正解

8/9 7:09

北股岳
祠と三角点有り
ガスってしまった

8/9 7:09

オウイン尾根は通行止め
下に有る湯の平温泉は
復活の予定が有るらしい

8/9 7:14

北股岳の山頂付近に
ミヤマリンドウが有った
副花弁？が開いて
テルマエロマエの
平たい顔属みたいな

8/9 7:30

石転び雪渓の雪は
ズタズタ

8/9 7:36

副花弁？が立って
スマートなイイデリンドウ

8/9 7:45

梅花皮小屋

8/9 7:53

梅花皮の水場
飲料は無人販売

8/9 8:01

イイデリンドウ多し

8/9 8:14

振り返る梅花皮小屋と
北股岳

8/9 8:27

ツリガネニンジンと
マツムシソウロード

8/9 8:37

梅花皮岳方向

8/9 8:42

梅花皮岳
予報をかんがみて
今回はここまで

8/9 9:01

マツムシソウに
ひときわ目を引く
ベニヒカゲ？

8/9 9:04

イワギキョウ

8/9 9:08

良き

8/9 9:13

マツムシソウ

8/9 9:37

ウメバチソウ

8/9 10:07

ミヤマリンドウ

8/9 10:06

ミヤマリンドウ
やっぱり平たい
東洋人的

8/9 11:25

門内小屋まで戻った
今は物置の古い岩屋
通る人も少なく
管理人さんは話が好き
各小屋にコースタイム
10分を足すこと

8/9 11:53

胎内山
行きはニッコウキスゲの
巻き道(旧道・通行止め？)を通った

8/9 12:52

白いマツムシソウ
初めて見た

8/9 13:20

コキンレイカ
咲き始め

8/9 13:51

頼母木山
一瞬青空を見たのが最後

8/9 14:13

2日目の宿
頼母木山避難小屋
超健脚のテント1張りと
小屋は1人の貸し切り
冷たい水がジャブジャブ

8/9 14:14

杁差岳
低いのに存在感たっぷり

8/9 14:18

エンマコオロギと同宿
会話の相手にもならない

8/10 5:55

3日目の朝も霧の中
ヤマレコスタートで
前日までの軌跡が途切れた

8/10 6:05

ヨツバヒヨドリ

8/10 6:22

ハクサンイチゲ
今咲く花は小型

8/10 6:38

大石山を目指して帰る
左奥は二王子岳

8/10 6:40

辛うじて残った
タカネナデシコ

8/10 6:51

大石山
右は杁差岳 パス
左は松ノ木尾根
早く温泉に・・
左へ

8/10 6:55

二王子岳目指して
松ノ木尾根を下りる

8/10 6:59

西ノ峰から
大石山を振り返る
初日よりは見える

8/10 7:08

二ッ峰
門内岳と二王子岳を
つなぐ尾根途中のピーク
歩く人も居る！

8/10 7:33

振り返る西ノ峰
ザレた片斜面を下った
固定ロープ有り

8/10 8:05

ブナ林まで下りた
尾根の急下降は続く

8/10 8:08

休み処の広場で
モミジハグマ
秋だ

8/10 8:27

セドノ峰
熊がかじった標柱

8/10 8:32

くぼんだ場所に
アジサイが鮮やか

8/10 8:36

白いのは
ヤブデマリとか？

8/10 10:00

姫子の峰
やっぱりガス
ここから見る紅葉が
素晴らしいとか
この下は松ノ木の根っ子道

8/10 10:26

ツルリンドウ

8/10 10:56

登山口まで下りた
下山のシャトルは
3時間半待ち
歩いた方が早い

8/10 11:46

奥胎内ヒュッテ
ゲートに到着

撮影機器：

EOS R8 ボディ CANON

感想

つうぶう

昨年9月上旬、イイデリンドウを見たいと 飯豊を歩いた。
ネット情報では7月〜9月が花季らしい。
だけど、見かけたのはすべてミヤマリンドウであった。
小屋で聞いてみると、お盆前しか無いと言う。
いつも通り安定の下調べ不足だ。

ミヤマリンドウ(母種)とイイデリンドウ(変種・飯豊の固有種)の見分け方まで学習した。
捲土重来！
お盆休み直前の好天続きを狙って、飯豊に入山した。
頼母木山まで来ると、ポツポツと見かける。
イイデリンドウの特徴のとおりだ。
地神北峰には、たくさん有った。
北股岳と梅花皮岳の間には もっとたくさん有り、ミヤマリンドウも有るから、その違いがよくわかる。

梅花皮岳までに、イイデリンドウを堪能した。台風5号の接近で、山が荒れる前に下山することに・・本山は割愛した。
又、季節を変えて来ることにしよう。
3日目は 記録が途切れたので、頼母木山避難小屋がゴールになった。
初日に登ったルートそのものだから、無くても良いか？と思う。
だけど 同じように操作してるつもりなのに 時々反応が変わるのは、どうしたものか？

松ノ木尾根の下山中、登って来る人と20人以上すれ違った。
門内小屋と頼母木小屋の管理人さんが、入れ替わりだと言うから、二人はいいとして、あとは二種類の鉄人だ。
ひとつは、飯豊の山を日帰りで登る鉄人。
もうひとつは、台風上等！どこ吹く風だ！と言う大荷物の鉄人。
どっちも真似できない。