赤石・兎岳・聖岳(椹島〜畑薙ダム・テン泊)



- GPS
- 58:40
- 距離
- 39.4km
- 登り
- 4,389m
- 下り
- 4,575m
コースタイム
- 山行
- 9:00
- 休憩
- 1:45
- 合計
- 10:45
- 山行
- 7:05
- 休憩
- 1:42
- 合計
- 8:47
- 山行
- 7:58
- 休憩
- 1:43
- 合計
- 9:41
天候 | 3日とも晴れ、たまにガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
そこから椹島まで東海フォレストのバスを利用(前日入り) 椹島で前泊して翌朝赤石岳に向かってスタート ・椹島までのバスは東海フォレストグループの山小屋に宿泊しないと使えない ・バスはWEBサイトで宿泊予約する際に同時予約可能 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆椹島〜赤石岳 ・標高差2000mをひたすら登る。 ・赤石小屋までは基本眺望なし ・水場は赤石小屋と稜線直下の沢のみ ◆赤石岳〜百間洞山の家 ・基本下りだが百間平は広大な草原で素晴らしい(残念ながらガスで眺望はなし) ・百間洞のテン場はいくつかに分かれているが最上部が人気。自分は沢沿いのサイトを利用したが音も気にならず良かった。 ・トイレと水場がある小屋までは5分ほどかかる。 ・テン場の予約は不要 ◆百間洞山の家〜聖岳 ・大沢岳までいきなり400mの登りとなる。 ・基本稜線歩きなので眺望はいいがアップダウンが多く暑い。 ・この区間にトイレと水場はない ◆聖岳〜聖平小屋 ・聖岳からの下りはザレ場なので下りが苦手な人には試練かも。 ・聖平小屋は広いテン場でランチも営業しているので便利。 ・テン場の予約は不要 ◆聖平小屋〜茶臼小屋 ・上河内岳までの500mの登りはなかなかきついがその後はパラダイス。アップダウンもそれほどなく美しい稜線の景色と眺望が広がる。 ◆茶臼小屋〜畑薙ダム ・それなりに長い下りが続き、ヤレヤレ峠周辺では登り返しやきわどいトラバースもあるので油断は禁物。 ・横窪沢小屋以降は水場は豊富 ・大吊橋を渡った後も長い林道歩きが待っているので余力を残しておいたほうが良い。 |
その他周辺情報 | 白樺荘のお風呂がおススメ |
写真
感想
ちょっと早めの夏休みを取得して南アルプスへ。
金沢からだと行きづらかった畑薙周辺も東京からだと少しは近くなる。
色々考えた結果東海フォレストのバスで前日のうちに椹島へ入って翌朝から赤石〜聖〜茶臼へと縦走することにした。
特に赤石〜聖の区間は未踏だし10年前にテン泊縦走を計画していたものの雨で流れた苦い思い出もある。ようやく念願が叶う時だ。
7/31(水)
まだ暗いうちに椹島から赤石岳に向かってスタート。
アルプスとはいえ太陽が出ると暑いので暗いうちに標高を上げてしまおう。
ここは以前下山で(エスケープで)使ったことがあるが長く感じた記憶がある。今回もやはり長かったが明るい時間帯に登るより暗い時間の方が短く感じる。なぜかは知らないし人によるのかもしれない。
赤石小屋まで来ると目の前に赤石岳と左手に聖岳がドン!お久しぶり。特に赤石は6年前の2月に山スキーで訪れたとってもとっても思い入れのある山だ。
あの小渋川の徒渉は二度とやりたくない。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1389464.html
小屋を過ぎると沢筋のトラバースが増えてくる。
こまめに水場があってありがたいが道幅は狭いのですれ違いは少し面倒。
最後はカール状の地形を花畑を愛でながら稜線へ。ようやく西側の景色が見えるかな?と思ったが既にガスで覆われていた。というか赤石岳も見えず…マジか。
赤石岳のピークまでラストワンマイルを頑張って登っていくと少しガスが晴れてくれた。ラッキー。6年ぶり…感慨深い。
ここから先は初めてのルートとなる。百間平なんて本来なら素晴らしい雰囲気なんだろうけど残念ながらガス。この時期は午後の晴れ間は期待できない。
そして初めての百間洞山の家へ。上から眺めたらテン場が埋まっているように見えたので焦ったが少し離れた場所にもう1か所サイトがあったのでホッと一安心。
沢沿いの広いスペースを贅沢に使わせてもらった。
8/1(木)
2日目も暗いうちに大沢岳に向けてスタート。
テントに朝露が降りたせいで重さ倍増…地味に辛い。食料もフリーズドライ中心だったのであまり軽くなっていない。
だがこの日は朝からガスで涼しかったのが救いだった。初めての大沢岳も残念ながらガス。
次のピークである中盛丸山まで行くとスカッと晴れてくれた。雲海が素晴らしかったしブロッケンも少し。
だが体調は最悪…こんなに自分体力なかったっけ?というくらいヘロヘロでせっかくの初めての兎岳も聖岳もあまり楽しめず。
とにかく聖平を目指すことだけを考えて歩いた。早くテントで寝たい、それだけしか頭になかった。
聖平のテン場も空いていて快適。百間洞と違ってトイレも近いしランチでマーボー丼をいただいて久しぶりにしっかりエネルギー補給することもできた。
8/2(金)
3日目は聖平〜茶臼小屋を経由して畑薙ダムへ下山する。
既に歩いたことがあるルートなので新鮮味は足りないが特に上河内岳周辺の雰囲気は最高に素晴らしいので2度目でも楽しく歩くことができた。
茶臼は今年の冬に来て以来の3回目。冬の景色とのギャップを楽しむ。
そしてここの水場はキンキンでおいしい。しっかり補給して長い長い下山をこなした。
ラストの林道は長かったがようやく下界でおいしい食べ物にありつけると思うと苦労も吹っ飛んだ。
テン泊縦走自体が久しぶりだったが年々体力の低下を感じる。やっぱり日帰りの方が楽だな…
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