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Yamareco

記録ID: 7113640
全員に公開
ハイキング
甲信越

越後駒ヶ岳⛰️からの中ノ岳⛰️滝雲、流星、冷気と小屋泊と

2024年08月09日(金) ~ 2024年08月10日(土)
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
18:57
距離
24.8km
登り
2,310m
下り
2,320m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
12:36
休憩
1:01
合計
13:37
距離 17.0km 登り 2,049m 下り 1,234m
4:28
5
スタート地点
4:33
4:34
57
5:31
49
6:20
40
7:00
7:01
42
7:43
7:44
37
8:21
32
8:53
9:10
14
9:24
9:32
16
10:33
10:34
79
11:53
47
12:40
12:41
37
13:18
11
13:29
13:46
12
13:58
14:06
35
14:41
46
15:27
15:32
85
16:57
45
18:05
2日目
山行
4:46
休憩
0:34
合計
5:20
距離 7.8km 登り 261m 下り 1,086m
6:05
21
6:26
6:28
14
6:42
7:09
26
7:35
31
8:06
48
8:54
57
9:51
64
10:55
10:59
23
11:22
11:23
2
11:25
ゴール地点
天候 1日目 晴れ(薄めのガス)夕方一時雨、微風
2日目 晴れ(強めのガス)、微風
過去天気図(気象庁) 2024年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
枝折峠登山者用駐車場
水洗トイレ有 手洗い用水道なし
コース状況/
危険箇所等
越後駒ヶ岳まで、整備されていて歩きやすい。
雨の日は、登山道が洪水、川になりゴム長じゃないと歩けないとのこと。

中ノ岳までの縦走路は、踏み跡を刈り払いしてあると説明されたがその通り。一般的な登山道としての整備ではない。鎖、ロープなど一切なし。毎年の刈払いしているわけでもないとのこと。今回は、刈払いの最中でした。
その他周辺情報 大湯温泉共同浴場 500円、券を向かいの宿で購入
滝雲をみたくて、日の出30分前に歩き始める。
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滝雲をみたくて、日の出30分前に歩き始める。
あ!滝雲だ。でも、小さいな・・・
あ!滝雲だ。でも、小さいな・・・
滝雲の条件
目指すエチコマかな
目指すエチコマかな
クロヅル
あの方向が目的地だよね
2
あの方向が目的地だよね
ミヤマホツツジ
オヤマボクチ
アリドオシ
ガスってきた
ノギランふさふさ
ノギランふさふさ
ミヤマママコナ
ガスは涼しいよ
アップダウンしながら進む。ここも途中のピーク。
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アップダウンしながら進む。ここも途中のピーク。
ガスが時折晴れる。(多分滝雲が小さい時はガスも薄い)
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ガスが時折晴れる。(多分滝雲が小さい時はガスも薄い)
コメツツジ
ムラサキアブラシメジ
2
ムラサキアブラシメジ
アキノキリンソウ
アキノキリンソウ
ミヤマリンドウ
自分のペースで無理なく歩くのが吉なので、どんどん追い抜かしてもらいます。
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自分のペースで無理なく歩くのが吉なので、どんどん追い抜かしてもらいます。
ヨツバヒヨドリ
ノリウツギ
いよいよクライマックスか
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いよいよクライマックスか
アカモノ
ホソバコゴメグサ
ホソバコゴメグサ
もう一息
キバナノニガナ
越後駒ヶ岳登頂
こんな稜線
エチコマと言えば・・・
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エチコマと言えば・・・
エゾシオガマ
リョウブ
イワショウブ
ハクサンフウロ
アオヤギソウ
楽しいお花畑稜線歩きはすぐ終わった・・・
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楽しいお花畑稜線歩きはすぐ終わった・・・
雪渓がまだ少し残っている
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雪渓がまだ少し残っている
シラネニンジン
ワイルドな・・・登山道というより踏み跡がこれから続く
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ワイルドな・・・登山道というより踏み跡がこれから続く
ハクサンオミナエシ
ハクサンオミナエシ
岩場ところどころ
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岩場ところどころ
ツリガネニンジン
ツリガネニンジン
ガスが時折晴れる
ガスが時折晴れる
歩いてきたギザギザ細尾根
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歩いてきたギザギザ細尾根
コゴメグサが長い区間みっちり生えてた
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コゴメグサが長い区間みっちり生えてた
こんなところも歩きます
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こんなところも歩きます
シモツケソウ
ハクサンシャジン
ハクサンシャジン
刈り払い前のところは、こんな感じのところもある
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刈り払い前のところは、こんな感じのところもある
キンコウカ
大好きなタカネマツムシソウ
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大好きなタカネマツムシソウ
マルバダケブキ
もうすぐ中ノ岳に着くのだろうか
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もうすぐ中ノ岳に着くのだろうか
ベニイタドリ
中ノ岳頂上
登頂成功
避難小屋を振り返る
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避難小屋を振り返る
避難小屋から中ノ岳振り返る
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避難小屋から中ノ岳振り返る
振り返りながら戻る
振り返りながら戻る
エチコマは遥か彼方
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エチコマは遥か彼方
刈り払い作業の方。ありがとうございます。
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刈り払い作業の方。ありがとうございます。
優雅に見えるよね
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優雅に見えるよね
ツルリンドウ
険しいところも多々
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険しいところも多々
クヌギハマルタマフシ
クヌギハマルタマフシ
岩場、難所に鎖やロープは一切ありません。
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岩場、難所に鎖やロープは一切ありません。
アクロバットアスレチックもあります
アクロバットアスレチックもあります
根っこからまるごとジャングルジムの中歩きます。
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根っこからまるごとジャングルジムの中歩きます。
中ノ岳振り返り
もうすぐエチコマ。この後、本降り。
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もうすぐエチコマ。この後、本降り。
もう、疲れているし、同宿の方は寝るところなので、火を使わずあるものを食べました。お酒は缶ビール350ml一本と持参した白ワイン200ml。
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もう、疲れているし、同宿の方は寝るところなので、火を使わずあるものを食べました。お酒は缶ビール350ml一本と持参した白ワイン200ml。
夜明け前の小屋とエチコマ
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夜明け前の小屋とエチコマ
薄暗いなかも佳き
薄暗いなかも佳き
尾瀬方面
夜明けと雲海の出来始め
夜明けと雲海の出来始め
日本海まではよく見えない
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日本海まではよく見えない
パノラマ
滝雲大きい
ご来光と滝雲
パーンと青空
朝もエチコマに登った。小屋を見下ろす
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朝もエチコマに登った。小屋を見下ろす
中ノ岳方面
荒沢岳方面
みるみるうちに雲海広がる
みるみるうちに雲海広がる
出発直前。ミヤマトリカブトとエチコマ
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出発直前。ミヤマトリカブトとエチコマ
岩場振り返り
もうガスの時間
中ノ岳への道が見えた。
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中ノ岳への道が見えた。
アリドオシラン
奥只見ダム
下山後、最寄りの共同浴場へ。
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下山後、最寄りの共同浴場へ。
星野道夫写真展開催中。胸がいっぱいになりました。
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星野道夫写真展開催中。胸がいっぱいになりました。

装備

個人装備
調理用食材 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 ライター ヘッドランプ 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 サングラス タオル ナイフ Tシャツ タイツ キュロットスカート 靴下 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 ストック スパッツ

感想

盛夏なので、避暑地に行きますっ!
避暑地でのんびり心身の癒しと回復です。
尾瀬地区や会越県境の山々から、ちらちら気になってみていた、
越後三山のお山に初めて参ります。
今回は、枝折峠からかの有名な滝雲を見たい。
せっかくだから、エチコマから縦走路で中ノ岳まで行ってみよう。
いかに、いかに!

≪今回のハイライト≫
◎ダイナミック滝雲(駒の小屋から見下ろしたので臨場感は少なめかな)
◎雲海(奥只見ダムから生まれた滝雲が広がって雲海へと成長)
◎流星💫(ペルセウス座流星群極大日2日前)
◎天の川🌌(しっかりくっきり見えすぎるほど)
◎冷気&涼風、ガスのなか涼しく登って、夕方と早朝に絶景(中ノ岳へのルートがガスで見えなかったから頑張って進めたのかも。クリアに見えていたら歩く前に気持ちが萎えてたかも・・・)
◎快適な小屋(清潔な小屋、水場、冷えたビール、バイオトイレ、素敵な小屋番。日帰り山行の方が多いので、小屋はゆったり使えました。)
◎中ノ岳への縦走路は達成感有(片道5キロを4時間かけるようなところです・・・)

滝雲を見たくて、日の出前30分に歩き始め。
条件が調わなくて、登りの日はベイビー滝雲。
それでも滝雲が生まれるのを目の前で見れるのはわくわく。
そして、本格的に歩き始めるものの・・・
緩くてもアップダウンの繰り返しで、
なかなか高度を上げさせてくれない登山道。
高度が上がらないから、植生も単調。
ピーク手前の残り1/4で一気に高度上げる。
夏場の8-15時はガスがかかりやすいとのことで、
視界があまり効かなくやや涼しい中、
歩いてやや飽き気味になったところで
小屋前の岩場でクライマックス。
美しい稜線、
一見たおやかにも見える草原の中のピーク。
そのピーク付近が急にどかーんと現れた前駒から、
気分のテンションも急上昇。

テンション高いまま…
駒の小屋にあらかた荷物をデポして、
中ノ岳への縦走路をピストンで行く。
小屋番の佐藤さん(6人でローテーションしているそうです)が、
お守りを持たせてくれた。
片道5km、4時間かかるんだって。

ほんとだった!
広大な景色の中稜線を闊歩じゃなかった!
踏み跡を刈り払ってあるだけと言われたけれど、
そのとおり。
豪雪地帯らしく、
粗々しい山肌の上の切り立った細尾根の道。
まさに刈り払いの最中。
やや斜めのところもあって
そこに刈り立てほやほやの笹草枝がこんもり。
足元見えないし滑るの。
不安定で踏ん張りながら進むからスピードは上がらず。
原始的な箇所も多いし、
3点支持多め。
なかなかのしっかりどっかりアップダウン。
ガスで見通せないからこそ、
現実が見えなくて歩いてしまった間あり。
心の準備がされていた皇海山クラシックルートより、
きつかったよ…

片道4時間で中ノ岳ピークまでいけなかったら
諦めて戻るつもりで必死に歩いた。
気を抜けない道が5キロ続くってしんどいんだな。
飯豊より緊張しまくった。
(初めての道だし、先輩や師匠がいないソロだったから余計にそう感じたんだろうね。)

中ノ岳避難小屋にちょうど4時間で着いた!
ピークでしっかり休憩。
返しが肝心だから。
避難小屋に戻ったところで、男性一人に遭遇。
今夜、ペルセウス座流星群を期待して泊まるそう。
そうだ、極大日の二日前。
楽しみですね!

返しで刈り払い作業の方と立ち話。
大変すぎるから、ここの刈り払いをする人が他にいないみたい。
確認をとったら、道にこんもりしている草木は落としてよいとのこと。
次歩く方のためにも、喜んで落としますとも!
アミノバイタルの顆粒を分けていただく。
私も安全に戻るよ。がんばるよ。

ようやくお一人とスライド。
中ノ岳避難小屋泊予定とのことで、重そうな荷物。
やはり歩きづらくて辛そうだった。

ピストン返しのラスト1時間の時、
降雨。
急いでレインウェアを羽織り、
確実なステップで歩いた。

慎重になった分、
少し時間がかかったけれど、
無事小屋にもどった。

頑張ったな。
持久力と集中力あってよかった。
(運動神経、瞬発力は私にはない・・・)
会津百の集大成みたいだったな。

水場で冷えていたビールが、
めちゃくちゃに美味しかった。
着替える前に飲み干しそうだった🤣

夜中、目覚めたら、
見上げた空にはくっきりと天の川。
夏の星座が見えすぎるくらい。
小屋番佐藤さんも星空を眺めていておしゃべりしながら。
身体が冷え切る前に流星もいくつか眺められた。
満たされている状態だから、
これ以上の願い事はない。

夜明けと共に、
昨日ガスで見えなかった周辺の山並みがシルエットで浮かび上がり、
日の出ごろから、
ダイナミックな滝雲鑑賞。
峠から間近でみたら、
その躍動感、臨場感は凄まじいのだろうね。

滝雲が広がり雲海となって
さらにそれがガスになり、
周囲がガスに飲み込まれる前の貴重な美しさを
満喫。
下山したくない気持ちが、
さらにのんびりとさせる。

ゆっくり、ごくゆっくり下山。

登りの時味わったなかなか高度を上げさせてくれない道は、
下山ではなかなか帰してくれない道になる…

あぁ、よかった。
ひとつひとつが思い出に残るようなエピソードの集合な山行だった。

エチコマ、
つぎは紅葉🍁時期に。
やっぱり小屋泊で来よう!

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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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