白峰三山縦走 広河原↑奈良田↓

2024年08月09日(金) ~ 2024年08月11日(日)

• GPS: 17:38
• 距離: 26.9km
• 登り: 2,729m
• 下り: 3,428m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:04
• 休憩: 1:48
• 合計: 6:52

距離 7.5km 登り 1,768m 下り 396m

6:45 広河原インフォメーションセンター
6:51 旧広河原山荘
7:07 白根御池分岐
7:35 7:41 第一ベンチ(1880ｍ)
8:01 8:07 第二ベンチ(2059ｍ)
8:51 9:10 白根御池小屋
10:28 10:47 草すべり分岐
10:50 11:01 小太郎尾根分岐
11:35 11:55 北岳肩ノ小屋
12:12 12:17 両俣分岐
12:33 12:45 北岳
12:57 13:01 吊尾根分岐
13:17 13:23 トラバースルート分岐
13:39 北岳山荘

2日目

• 山行: 6:31
• 休憩: 1:08
• 合計: 7:39

距離 11.0km 登り 771m 下り 1,949m

13:39 北岳山荘
5:55 5:56 中白根山
6:50 7:27 間ノ岳
8:25 8:26 農鳥小屋
9:16 9:17 西農鳥岳
9:47 10:07 農鳥岳
10:37 10:47 大門沢下降点
13:04 大門沢小屋

3日目

• 山行: 2:39
• 休憩: 0:04
• 合計: 2:43

距離 8.4km 登り 190m 下り 1,084m

13:04 大門沢小屋
7:01 大古森沢出合
7:26 早川水系発電所取水口
7:39 7:42 森山橋
8:05 大門沢ゲート
8:22 奈良田駐車場
8:29 ゴール地点

天候

晴れ・曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

甲府駅から南アルプス登山バス04:35発 広河原06:30着

コース状況／危険箇所等

●広河原ー白根御池ー草すべりー小太郎尾根分岐点：
草すべりが急登で話題になるけどその手前の白根御池までもかなりの急登。登り始めもあってなかなかきつかった。
●小太郎尾根分岐点ー北岳肩の小屋ー北岳山頂：
尾根に乗ると急登はやや緩み岩場になってくる。肩の小屋まではトラバース気味の所を進み、岩場の急斜面も始まる。肩の小屋から先も岩場の急斜面が多い。
●北岳山頂ー北岳山荘：
山頂から吊尾根分岐点辺りまでは岩場の急斜面を降りていく。吊尾根分岐点から北岳山荘までの尾根道は比較的歩きやすい。道が2本通ってるが尾根道を最後まで進んでしまうと北岳山荘をパスする事になってしまう(私は岩場を無理やり降りた)ので注意。吊尾根分岐点で一段下がって進むのが正解なのかも。

【北岳山荘】この日は夕食・朝食とも2回制だった。夕食17:00朝食4:30。大部屋パーティション仕切りは少し狭くザックの置き場に困った。パーテーション上に物干しロープあり。男女相部屋だけど女性ソロは集めて同部屋みたいな配慮はしている様子。トイレは男女共同で個室数多め。洋式ありペーパー有り。乾燥室有り(不使用)。

●北岳山荘ー間ノ岳：
朝イチから3000mなので息が切れる。中白根山まではなだらかな登り。中白根山から間ノ岳はややきつめで2箇所ピークがある。
●間ノ岳ー大門沢下降点：
農鳥岳に向かってガクッと降ろされてからの農鳥岳が中々キツイ。農鳥小屋までの岩場の急登、農鳥小屋から西農鳥岳までの岩場の急登と2段構え。テン泊装備の人が休み休みきつそうに登っていた。西農鳥岳まで行くと足元は注意だけど若干ゆるくなって農鳥岳まで行ける。農鳥岳まで行ければ大門沢下降点までは歩きやすい降り。
●大門沢下降点ー大門沢小屋：
始めは「こんなもんか」だったけど、直ぐに傾斜がきつくなり段差も大きくなってくる。中程を過ぎるとみんな顔を引きつらせながら降りていく。段差あり、浮石箇所あり、ザレ箇所あり、、と降りの嫌がらせバリエーションにも富んでいる。太ももの抑えが効かなくなり数回尻もち。何度も休憩を取った。

【大門沢小屋】(私が泊まった)大部屋は土間有りで中に入ってから靴を脱げる。仕切りはしっかりした木製で箱の様に囲われている。広めで中にいれば静かだけどややシケっぽくなる。インナーシーツと枕カバーかエアピローを持参したほうが良い感じ。夕食17時、朝食5時。軽食が充実。ざるうどん冷たくてコシがあって美味しかった。トイレは共同で便槽に板渡しの昔ながらのもの。ペーパーなしだが下に落としても良いとしている。外の天蓋つきのベンチでみなくつろいでいて良い感じだった。

大門沢小屋ー奈良田：
大門沢小屋から先は傾斜も緩むが案外長く、足元ぬめりかけのコークスクリューな所もある。丸太橋や渡渉も多いので脚が終わっている時は要注意かも。大変揺れて不安になる吊り橋を渡るとほぼ終わりで道は林道となっていく。第一発電所BSの所のゲートを出て奈良田までの舗装路の傾斜はそれほどでもない。

その他周辺情報

奈良田温泉の女帝の湯を利用。風呂は9時から、食事は11:30から。普通の日帰り温泉だけど座敷は広くて居心地良かった。この日は山岳部の団体がいたので早めに支度して開けてくれた。

写真

8/9 6:45

トイレも済ませて6:45広河原から出発。トイレはキャパあまりありません。

8/9 6:47

よし。

8/9 6:48

8/9 6:48

8/9 7:07

8/9 7:08

白根御池までもけっこうキツイ急登

8/9 7:35

8/9 7:49

8/9 8:35

日がさすと暑い

8/9 8:36

去年登った鳳凰三山が

8/9 8:38

8/9 8:54

白根御池小屋。賑わっていた。入口横の蛇口で水を補給。

8/9 9:11

8/9 9:13

8/9 9:17

草すべり

8/9 9:19

8/9 9:20

8/9 9:21

8/9 9:22

8/9 9:31

8/9 9:35

振り返る

8/9 10:07

雪渓が見える

8/9 10:13

まだまだ高い

8/9 10:32

8/9 10:35

8/9 10:37

尾根までもう少し

8/9 10:43

8/9 10:45

8/9 10:53

去年、あっち(鳳凰三山)側からこっちを見て決意を固めたのを思い出して何度も眺めてしまう。

8/9 10:54

尾根にたどり着いた。雲が増えてきた。

8/9 10:55

8/9 10:58

仙丈ヶ岳だ

8/9 10:59

小太郎山分岐

8/9 11:02

肩の小屋までのトラバース

8/9 11:04

8/9 11:05

8/9 11:09

肩の小屋へのひと岩

8/9 11:28

北岳と肩の小屋

8/9 11:33

11:30 北岳肩の小屋

8/9 11:33

8/9 11:33

なるほどこれか

8/9 11:40

ここでお昼ご飯のカレーライス

8/9 12:24

食べたらそそくさと出発…する頃には雲

8/9 12:26

8/9 12:33

12:30ついに北岳山頂。こんな老いぼれノボラーでも来ることが出来た。こつこつ頑張ってきて良かった。

8/9 12:34

8/9 12:48

晴れ間を待ちたい所だけど逆に悪化するのが嫌だったので早めに北岳山荘へ向かう。

8/9 12:53

稜線は晴れたり曇ったり。今夜の宿の北岳山荘が見える。

8/9 12:53

8/9 13:18

雲が湧いては流される美しい光景だが山荘がなかなか近づかない。

8/9 13:41

13:40北岳山荘着。稜線上の道を来たせいで山荘に直接たどり着けず、岩場を無理矢理に降りることに。山荘へは南側のトラバースっぽい道を進むのが正解。

8/9 16:55

17:00夕食。(2回制の早い方) メインは白身魚。
この日の夜8時頃、緊急地震速報。自分のスマホ(au)は圏外だったので情報が全く取れず。その内にバツんと消灯になったので諦めて寝た。

8/10 4:35

04:30朝食。(2回制の早い方) メインのサバ少し食べてます。

8/10 5:23

05:20 2日目スタート

8/10 5:23

北岳晴れてますなあ…

8/10 5:23

間ノ岳へ向かう

8/10 5:54

手前の中白根山(3055m)

8/10 5:54

8/10 5:55

8/10 5:56

北アルプスが見える。

8/10 5:57

8/10 5:59

8/10 6:17

途中で「あれが間ノ岳かなあ…？」と思ってたピークはただの通過点。(このルートはそんな所ばかりです)

8/10 6:25

8/10 6:35

8/10 6:53

8/10 6:53

8/10 6:53

中白根山から約1時間で間ノ岳(3200m)。北岳の向こうに八ヶ岳が見える。

8/10 7:05

ここで珈琲をドリップ。3000m超えた所で飲みたかった。

8/10 7:12

至福だ…

8/10 7:31

農鳥岳へ向かって降る

8/10 7:40

黄色のペンキがたくさん有ってアツい

8/10 7:40

農鳥岳ってこんなにカッコよかったんだな。

8/10 7:49

8/10 8:09

農鳥小屋手前の三国平分岐辺りの荒涼とした感じが良かった。

8/10 8:13

8/10 8:15

高いな…(手前に農鳥小屋)

8/10 8:23

平日だからなのか静かだった。テン場もガラガラ。しかし農鳥岳はまだまだ高い。

8/10 8:33

8/10 8:38

8/10 8:57

急登はキツく、登っても登ってもまだ先がある。

8/10 9:02

お…

8/10 9:08

西農鳥岳(3051m)

8/10 9:15

イワヒバリらしき鳥が数羽いたけどお尻の写真しか撮れず

8/10 9:23

農鳥岳へはそこそこの岩場。

8/10 9:32

8/10 9:47

8/10 9:58

10:00農鳥岳山頂。けっこうキツイ登りだった。。

妄想膨らましてる(本人)

8/10 10:12

ソロの方がカッコよくて思わず撮った

8/10 10:22

立ち尽くす

8/10 10:33

大門沢下降点へ

8/10 10:39

大門沢下降点。かつて悪天候の時に大門沢を降る所が判らず遭難した方の遺族が建てたと聞く櫓。鐘をそっと鳴らした。

8/10 11:06

大門沢ルートは余裕がなく写真がほぼない。進むにつれて激降り。

8/10 12:09

8/10 13:10

13:10漸く大門沢小屋。脚が終わっていた。。ついた途端に大粒の雨。直ぐに止んだけど良かった。

8/10 13:13

北岳山荘からの人も多数。外のベンチで色々お話できて楽しかった。

8/10 13:27

美味しいと噂のざるうどんを。冷えててコシがあって美味かった。麺つゆのしょっぱさも嬉しい。

8/10 17:01

17:00一斉に晩飯。鶏肉美味しかった。朝食も05:00(写真撮り忘れ)

8/11 5:12

05:45大門沢小屋出発。下山へ。

8/11 5:49

丸太の橋や渡渉が多い。

8/11 5:54

赤テープあるけど所々悩む所も。

8/11 5:57

8/11 5:58

8/11 6:04

8/11 6:12

道が川になってる

8/11 6:31

時折、巻登る所がある。登りが楽に感じる異常事態。

8/11 6:46

8/11 6:54

途中のコークスクリュー。写真の見た目より数倍恐ろしいです

8/11 7:00

渡渉しようかと思った

8/11 7:02

北岳山荘から直接降りてきてこれらの橋を無事に渡れる自信はない…

8/11 7:13

8/11 7:24

話題の吊橋。揺れる。

8/11 7:26

8/11 7:37

ほぼ下山。工事してるので迂回路を通ってきた。

8/11 7:41

8/11 8:00

8/11 8:05

下界との境界

8/11 8:07

第一発電所

8/11 9:27

奈良田まで歩いて温泉。北岳から何度か顔を合わせていた方と祝杯。無事の下山お疲れ様でした！

8/11 11:15

女帝の湯は温泉は9時から、食事は11:30からだったけど団体登山客もいたので早めに開けてくれた。

撮影機器：

KYG01 KYOCERA

感想

たびー

夢中で歩いてしまって記憶が薄い…思ったより晴れて良かった。眺望が悪かったのは北岳山頂くらいで間ノ岳からの眺望で取り返せたし。農鳥岳がカッコよかったなあ。しかしこのコースを重そうなテン泊装備で歩いてる人は凄いな。そして大門沢ルートは本当に厳しかった。最後の方は太もも震えてた。ドンドコ沢を降った時もここは登りたくないと思ったけどそれの5倍はきつそう。準備は万端だったけど無事に登って降りられて良かった。今度は仙塩を…

コメント

kurodabushi

わー写真乗っけてくださりうれしいです。
ありがとうございます😊
ガスも多かったですが晴れにも恵まれた山行でしたよね〜お互い無事下山できて何よりです
お疲れさまでした!

たびー

なんかカッコよかったんですよー(笑) こちらも写真をありがとうございました。またどこかで！