記録ID: 7135701
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無雪期ピークハント/縦走
日高山脈
幌尻岳 新冠陽希コース往復
2024年08月12日(月) ~
2024年08月14日(水)
北海道
sunvito
その他1人
体力度
8
2~3泊以上が適当
- GPS
- 17:47
- 距離
- 43.7km
- 登り
- 2,804m
- 下り
- 2,817m
コースタイム
1日目
- 山行
- 5:25
- 休憩
- 0:03
- 合計
- 5:28
距離 17.6km
登り 963m
下り 598m
2日目
- 山行
- 7:17
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 8:25
距離 8.5km
登り 1,305m
下り 1,305m
12:45
天候 | 晴れ時々曇り 幌尻岳山頂はガスと強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
8月9日(金)22:30新潟港発 新日本海フェリー「らいらっく」 8月10日(土)16:45苫小牧東港フェリーターミナル着 旭川トーヨーホテル泊 8月11日(日) ー大雪山旭岳登山ー 旅人宿ふかふか亭泊 8月12日(月) 新冠ポロシリ山荘泊 8月13日(火) ー幌尻岳登山ー 新冠ポロシリ山荘泊 8月14日(水) 国民宿舎トムラウシ温泉東大雪荘泊 8月15日(木) ートムラウシ山登山ー 国民宿舎トムラウシ温泉東大雪荘泊 8月16日(金) 余市のニッカウヰスキーで工場限定ウイスキーを購入 17:00小樽フェリーターミナル発 新日本海フェリー「らべんだあ」 8月17日(土)9:00新潟港着(定時より15分早く到着) ■新冠町道岩清水アブカシャンペ線約40kmの穴ぼこだらけの長い林道を約2時間かけてイドンナップ山荘に到着。 朝7時50分の山荘には22台の駐車があったがまだ余裕あり。鹿の親子がゆったりと山荘の草を食んでいた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■1日目 駐車したイドンナップ山荘から新冠ポロシリ山荘まで約18.4km、5時間半の長い林道歩き。たかが林道と侮ってはいけない。かなりの体力を削がれることになる立派な登山である。 7月下旬から発生したアブは8月上旬はもう終盤の頃だがまだまだ立ち止まるとすぐにまとわりついてくる。 ■2日目 幌尻岳登山の本番。 唯一の渡渉箇所は丸太が渡してあるので濡れずに渡れる。丸太が無くても飛び石で渡れる。 渡渉を終えると本格的に登りが始まる。急登が続き1650mの森林限界を超えたら花畑の沢をほぼ直登する。 平取(額平)コースと合流したら間もなく山頂。 山頂は吹きさらしで風が強くガスで眺望は無かった。 ■3日目 新冠ポロシリ山荘からイドンナップ山荘まで下り4時間の長い林道歩き。 またまたアブの攻撃が多かった。アブに虫よけは効かない。 |
その他周辺情報 | ■旅人宿ふかふか亭 素泊り6,500円/人 夕食1,500円 朝食500円 ご夫婦で経営されている宿に前泊。 夕食は鹿肉焼肉のジビエ料理だった。朝食は無し。 幌尻岳登山で利用されることが多いのでイドンナップ山荘までの林道情報や熊情報など幌尻岳関連の情報を収集できる。 ■イドンナップ山荘 新冠陽希コースの起点。宿泊は可能であるが水は無く床と天井が抜けておりネズミが出るらしいので泊りは勇気がいる。 トイレは利用可能。 ■新冠ポロシリ山荘 定員30名でココヘリ会員要件の完全予約制。 協力金1,000円1泊/人。 外にバイオトイレ有り。 山荘内入口にジャバジャバと冷たい沢水が引かれている。沢水なのでろ過又は煮沸して飲用する。 宿泊した2日間とも予約で満員となっていたが、おそらく台風の影響で来られなかった人もいて初日は24名、2日目は15〜6名でお隣さんとくっつくことなくかなりの余裕があった。 ■お食事の店黒田 下山後に昼食で利用した。 この店は営業中にもかかわらず電気も点いてないし「のぼり」もしまったままなので営業しているかどうかは聞いてみないと分からない家族経営?(お客さんはご近所さんだけ?)のドライブイン。 「焼肉定食小ラーメンセット」と「かつ丼」でタンパク質と炭水化物を補充する。 味は普通で美味しい。 |
写真
感想
北海道の日本百名山で渡渉が有って行程も長く一番懸念していた幌尻岳。
当初は平取(額平)コースを考えていたが渡渉が十数カ所と多く増水して渡れないなど天候に左右されやすいので、今回は渡渉の心配がない新冠陽希コースで計画。新冠コースの難点は18.4kmの長い林道歩きだが平取コース新冠コースどちらも2泊3日を要するので確実に成功率の高い新冠陽希コースを選択した。
林道にはアブとブヨがいるので虫よけは必須であるがアブに虫よけは効かない。アブは服の上からでも噛んでくる。ネットが有効であるがこの時期は暑い。
初日のイドンナップ山荘から新冠ポロシリ山荘までの長い林道歩きでかなりの体力を消耗してしまう。林道と侮るなかれ登山相応に長い距離をかけて標高を上げているのだった。
2日目は初日の林道歩きの疲れが残っているうえに幌尻岳は渡渉箇所から山頂までずっと急登が続くので体はボロボロに疲れた。
3日目は林道を下るだけなので一刻も早く温泉に浸りたいと思いながら足早に下った。
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