朝日岳（五輪尾根↑↓@朝日小屋）

2024年08月15日(木) ~ 2024年08月16日(金)

• GPS: 13:05
• 距離: 29.9km
• 登り: 2,385m
• 下り: 2,380m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:45
• 休憩: 0:49
• 合計: 6:34

距離 15.8km 登り 1,555m 下り 874m

4:50 蓮華温泉ロッジ
4:56 5:01 蓮華温泉キャンプ場
5:02 5:05 蓮華の森分岐
5:23 5:24 兵馬の平
5:51 5:56 瀬戸川橋
6:38 ヒョウタン池
6:41 6:44 白高地沢橋
7:46 7:54 花園三角点
7:59 五輪高原
9:57 10:01 吹上のコル
10:29 10:46 朝日岳
11:15 11:18 水谷のコル
11:24 朝日小屋

2日目

• 山行: 6:12
• 休憩: 0:18
• 合計: 6:30

距離 14.1km 登り 831m 下り 1,506m

4:26 朝日小屋
4:32 4:37 水谷のコル
5:23 朝日岳
5:44 5:46 吹上のコル
7:48 五輪高原
8:46 白高地沢橋
8:51 8:52 ヒョウタン池
9:32 9:40 瀬戸川橋
10:16 兵馬の平
10:43 蓮華の森分岐
10:46 10:48 蓮華温泉キャンプ場
10:56 蓮華温泉ロッジ

天候

8月15日（木）　曇り
8月16日（金）　晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

糸魚川バス　白馬登山バス（蓮華線）
【行き】糸魚川駅→蓮華温泉　12:55発
【帰り】蓮華温泉→糸魚川駅　14:50発

コース状況／危険箇所等

体感的には、道中の半分以上が木道。
朝露、降雨後非常によく滑ります。

写真

8/14 9:49

敦賀から北陸新幹線はくたかに乗車です。バス好きの私でも気持ちが高揚します。

8/14 14:38

糸魚川駅からバスで約90分、蓮華温泉ロッジに到着。この日はここで前泊します。

8/14 16:34

蓮華のれんげ、購入。
ピストンだから、帰って来てから買えばよかった…

8/15 5:21

8月15日4時50分に出発。ロッジの標高が約1450メートルですが、そこから300メートル下がります。濡れた木道は大変滑りやすい。

8/15 5:26

兵馬ノ平という湿原ですが、今回は先を急ぎます。
天気もこんな感じだしね。

8/15 5:55

一つ目の橋まで来ると、お待ちかね、標高差1300メートル登りが始まります。
ボチボチ楽しみましょう。

8/15 7:56

標高1650メートル附近でいったん森を抜けて、開放的な湿原に入ります。程なく花園三角点に到着。先行のハイカーさんと少しお話ししました。

8/15 7:57

朝日岳はガスの中。この日は概ねこんな感じ。
日当たりの良い五輪高原ですが、ガスが幸いして肌を刺すような日差しはありません。

8/15 8:34

五輪の森。
五輪高原を抜けてもう一度森に入ります。

8/15 8:40

途中、ロープやハシゴがありますが、差し支えは無いでしょう。厄介なのはよく滑る木道。

8/15 9:14

標高2040メートル付近の木道。ベンチもあってノンビリ休憩。

8/15 9:28

しばらくは水が滴る道中です。ここは飲めるのでしょうかね？浄水器があれば、飲み水に困らないコースですね。悪天候時には増水しますが…

8/15 9:31

エゾシオガマ。
ちょっと日が差した。

8/15 9:31

キンポウゲ。

8/15 9:47

ミヤマアケボノソウ。
見事な星型。

8/15 9:59

吹上のコル。
本当に風が強くなります。ここで一枚羽織りました。山頂まではもうすぐです。

8/15 10:47

朝日岳山頂。

ガスが濃かったのでいそいそと通過したのですが、青空が出だしたので、大急ぎで山頂まで戻りました。でも、これが精一杯。

8/15 10:50

ミヤマアズマギク。
ニョキニョキ来る感じ。

8/15 10:56

シロバナニガナ。
とても可憐。

8/15 10:57

カラマツソウ。

8/15 11:03

ウサギギク。

8/15 11:06

コオニユリ、くるりん。

8/15 11:06

シモツケソウ、白。

8/15 11:19

ミヤマコウゾリナ？

8/15 11:20

朝日岳から300メートル下降して朝日小屋、と思いきや、少しだけ登り返しがあります。

ほんの少しだけなのでがんばりましょう。

8/15 11:20

オヤマリンドウ。

8/15 12:05

小屋到着。
ここ最近は山でもお酒を飲みたくなりました。
あまり強くないんですけどね。

8/15 14:03

朝日神社がありました（鳥居もちゃんとありますよ）。
ここまで無事来ることができたことにお礼。

8/15 14:53

テント場はこんな感じ。

8/15 16:45

さあ、お待ちかね夕食です！
しかし、料理の写真は難しい。

8/15 16:45

カジキの昆布じめ。
自分の影が写ってる…

8/15 16:46

女将さんがつけたホタルイカ。
美味しい。
今年はホタルイカ、大漁だそうです。

8/15 16:56

ラーメン。
手前の葉っぱは行者ニンニク！
（太○ラーメン⁉）

どれもこれも美味しい。本当に来て良かった。

8/16 4:30

8月16日、蓮華温泉に向けて来た道を戻ります。
まずは朝日岳山頂に向けて約300メートルの登り。

画面中央左の旭岳、かっこいいなあ。
画面右には剱岳も見えます（呼んだ？）。

朝日岳山頂。
この日の天気、午前中はなんとかもちそうです。

8/16 5:26

北に目を転じても日本海を見ることはできませんが、代わりに見事な雲海を見ることができます。

8/16 5:27

鉾ヶ岳? 不動山？
ゴジラの背のような山容ですがわからない…。
それにしても見事な雲海。

8/16 5:32

雪渓もわずかに残っています。

8/16 5:36

美しさのあまり息を呑むとはこのこと。
彼方にそびえるのは、雨飾山、火打山、妙高山でしょうか。ちょっと自信なし。

8/16 5:42

マツムシソウ。

8/16 5:54

オニシオガマが盛況でした。

8/16 5:58

チングルマ綿毛。
前日降った雨と朝の光でキラキラ。

8/16 6:07

朝の光を受けてきらめく湿原。
ここから暫くはゴールデンタイムです。

8/16 6:13

兵馬丿平の近くにアヤメ平がありましたが、ここもアヤメ平？

8/16 6:06

アヤメ、アップ

8/16 6:13

オタカラコウ。

8/16 6:22

帰りの道中前半、存在感を示したのが雪倉岳。
ドシッとカッコいい山容です。来年の候補地になりました。

8/16 6:25

シロウマアサツキ

8/16 6:26

これが今年の夏山、最後の絶景かな。

8/16 6:38

ミソガワソウ。

8/16 7:00

ありがとう、朝日岳。
また来るね。

8/16 7:02

五輪の森に入りました。

8/16 7:08

雲海まだある。
なにこのラスボス感。

8/16 7:15

ウメバチソウ？

8/16 7:21

雪倉岳をバックに、清々しい笑顔のルリビタキ。
夏山遠征に大満足です。

8/16 7:21

ツリガネニンジン。
色が白いとスズランに見えた…

8/16 7:25

カライトソウ。

8/16 7:27

シモツケソウ、ピンク。

8/16 7:30

オオバギボウシ

8/16 7:30

なんちゃらコゴメグサ。

8/16 7:33

キンコウカ？

8/16 7:36

ヨツバシオガマ

8/16 7:41

シナノオトギリソウ

8/16 7:47

あれだけ滑って厄介だった木道も、お日様のおかげで快適に歩けます。

8/16 8:00

こういうのを天空の回廊というのでしょうか。

8/16 8:10

湿原が終わり、最後の森パート。
湿度たっぷりのなかを下っていきます。

8/16 8:21

ツリガネニンジン

8/16 8:44

白高地沢橋まで帰ってきました。
蓮華温泉まであと4.8�劼辰動娚阿砲△覺兇検�

8/16 8:48

白高地沢橋はこんな立派な橋でした。

8/16 9:17

立派な巨木です。
名のあるものなのでしょうか。

8/16 9:17

ピザみたいに大きなキノコ。

8/16 9:40

いよいよ蓮華温泉までのビクトリーロード、登り300メートル一本勝負です。

8/16 10:15

兵馬ノ平まで帰ってきました。
ホントにあと少し。

8/16 10:15

トリカブトが咲き始めたようです。

8/16 12:38

蓮華温泉に到着。
温泉で汗を流したあとの至福の一杯。

8/16 13:06

スイカも頂きました。
今シーズン最後の入荷分だとか。
甘くて美味しゅうございました。

撮影機器：

DC-TX2 Panasonic

PENTAX KF RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

感想

shimesaba

音に聞こえし、朝日小屋の夕食を頂く。これが今回の目的。

花と木と水に溢れた五輪尾根を経て辿り着いた朝日小屋の食事は、山の上の食事とは思えないような手間と心がこもったものでした。

これは女将さんのお人柄が滲み出たものなんでしょうね。

お話しさせていただいたのは10分足らずだとは思いますが、それでも山とハイカーへの深い愛情を感じました。

個人的にはなかなか足を運ぶことができない北アルプス。
もっといろんな山に行ってみたいのですが、また来年もここに来たくなりました。贅沢な悩みです。