記録ID: 7146549
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無雪期ピークハント/縦走
鳥海山
鳥海山(象潟口コース往復)
2024年08月18日(日) [日帰り]
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 11:33
- 距離
- 16.9km
- 登り
- 1,386m
- 下り
- 1,386m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 8:19
- 休憩
- 3:14
- 合計
- 11:33
距離 16.9km
登り 1,386m
下り 1,386m
6:19
2分
スタート地点
17:52
ゴール地点
今回の行程は鉾立口から賽の河原、御浜小屋、七五三掛と登り、行きは外輪山コースで七高山まで登って鳥海山(新山)に登頂、帰りは千蛇谷を下り七五三掛、御浜小屋、賽の河原を通って鉾立口に戻るコースとしました。
天候 | 曇のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
あつみ温泉ICから日本海東北自動車道を酒田方面に約62.3キロほど進むと、国道7号線方面に降りる道が出てくるので、にかほ市方面に左折、国道7号線を道なりに5.6キロほど進むと、ループみたいな道路があるので、左折、右折で県道210号線(鳥海ブルーライン)に入り道なりに19キロ進むと鉾立登山用駐車場に到着です。 【駐車場】 鉾立登山用駐車場(無料) 約250台駐車可能 ビジターセンター前に駐車場がありますが、登山者はなるべく一段上の駐車場を使用とのこと。 今回は6時前に駐車場に到着しましたが、ほぼ埋まっている状況でした。 【トイレ】 ビジターセンター横に綺麗なトイレがあります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆鉾立登山口〜賽の河原 登山開始時は綺麗に整備された階段を登って行きます。 途中から石畳の登山道に変わり、一部足場の悪いところもありますが、危険箇所等はありません。 大きな岩がゴロゴロしてきたら賽の河原までもう少しです。 ◆賽の河原〜御浜小屋 賽の河原をスタートすると傾斜がある登りとなり一段登ると一面に熊笹が生い茂る広い草原にでます。 道は大変綺麗に石畳が敷かれていますが、登山道が少し狭くなっている箇所がありますので、すれ違いに注意しながら歩きましょう。 道幅が少し大きく、勾配がキツくなると鳥居が見え、御浜小屋に到着となります。 ◆御浜小屋〜御田ヶ原分岐〜七五三掛 御浜小屋には御浜神社があり、裏に回ると鳥海湖を望むことができます。 御浜小屋から御田ヶ原までは、岩がゴロゴロと点在している登山道を登り、御田ヶ原を過ぎると石畳の下りとなります。 下り終えると御田ヶ原分岐に到着し、そこから登り返しが待っています。 分岐から七五三掛までは少しずつ足場が悪くなってきます。 ◆七五三掛〜文珠岳 七五三掛から文珠岳までの登りは一気に急登となります。 分岐を過ぎるとすぐに一段の段差の高い木の階段や、木で保護された細い登山道を登ります。 その後も文珠岳まで一段の大きな岩場を登り、ハイマツが出てガレた岩場を登ると文珠岳に到着です。 ◆文珠岳山頂 文珠岳の山頂は広くなっていますので、ゆっくり休憩が可能です。 鳥海山の展望は素晴らしく、新山を近くに見ることが可能です。 ◆文珠岳〜伏拝岳〜行者岳〜七高山 文珠岳からは鳥海山、七高山等を眺めながらの気持ちの良い稜線歩きとなります。 七高山まではアップダウンのある細いハイマツの登山道、ザレた登山道、段差のある岩場や梯子を越えて登ることになります。 道が狭くなっていますので、気をつけて歩きましょう。 ◆七高山山頂 七高山山頂かも広くなっていますので、ゆっくりと休憩が可能です。 展望は文珠岳とは違った鳥海山を望むことができ、新山は目の前に見ることができます。外輪山も望む事ができ、素晴らしい展望です。 ◆七高山〜鳥海山山頂御室参籠所 七高山から山頂分岐まで戻り、御室に向けて下ることになりますが、この下りは足場が悪く、ザレているので落石に注意して下りましょう。 下り終えると岩場を御室までトラバースしていきます。 ◆鳥海山山頂御室参籠所 小屋も飲み物等を購入することが可能です。 小屋には鳥海山大物忌神社があり、お参りをすることが可能です。 御朱印やお守り等を頂くことも可能です。 ◆鳥海山山頂御室参籠所〜山頂 基本的に岩場の登りとなります。 大きな岩場をマーキングを見ながら登って行きますが、○マークや矢印マークが結構変わっているのか少し分かりにくくなっています。 ただ、どこを登っても問題無く山頂へたどり着くことが可能な感じです。 ガスの時は道を見失う可能性あるため、慎重に登りましょう。 ◆鳥海山山頂 山頂は狭く、ゆっくりと休憩するスペースはありません。 展望を楽しみ、記念撮影を終えたら次の人にスペースを空けましょう。 展望は、先ほど歩いた外輪山をぐるっと見ることができます。 今回は外輪山の奥に雲霞を見ることが出来ました。 ◆山頂〜鳥海山山頂御室参籠所 登りと同じくマーキングを見ながら下りましょう。 何本かルートがありますが、どのルートでもそれなりに下れそうです。 御室に近づくとザレ場になりますので、転倒に注意しましょう。 ◆鳥海山山頂御室参籠所〜七五三掛 帰りは外輪山方面で無く直接七五三掛に向かうルートとしました。 鳥海アザミ等を眺めながら下れるコースとなりますが、足下が悪い登山道となります。 七五三掛まで1〜9の道標が立っていますので、道標を見ながら下ると良いと思います。 七五三掛への登り返しがかなり急傾斜となっていますので、落石、転倒に注意しながら登りましょう。 ◆七五三掛〜御田ヶ原〜御浜小屋 七五三掛から御田ヶ原までは、足場も悪く段差の大きい登山道となりますので転倒に気をつけて歩きましょう。 御田ヶ原から御浜小屋までは綺麗に整備された登山道を登ります。 御浜小屋に近づくにつれて鳥海湖が見えてきます。 ◆御浜小屋〜賽の河原 石畳の綺麗に整備された登山道を下ります。 日本海を望みながら下って行きます。 ◆賽の河原〜鉾立登山口 賽の河原から鉾立登山口まで、登山道は綺麗に整備され大変歩きやすい。 日帰りの場合は、疲れがまたっているので、この最後の下りがかなり長く感じます。 今回は、途中何カ所かでブロッケンを見ることが出来ました。 |
その他周辺情報 | 【宿泊】 若葉旅館 〒998-0043 山形県酒田市本町2丁目3-9 TEL:0234-24-8111 URL:https://wakabaryokan.jp/ 酒田にある若葉旅館に宿泊して鳥海山に登りました。 【日帰温泉】今回は入っておりませんが参考です。 鳥海温泉保養センター あぽん西浜 〒999-8521山形県飽海郡遊佐町吹浦字西浜2-70 TEL:0234-77-3333 URL:http://www.chokai-yuza.com/apon/ 日帰り入浴 400円/大人 営業時間 6:00〜21:30(21:00までに入館)4月〜11月 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼飯
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
登山地図
コンパス
笛
登山計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ツェルト
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
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感想
今年の誕生日週間登山は、前回(2020年)残念の天気だった鳥海山に行ってきました。
駐車場に到着したときは雨も上がり、青空でしたが、途中御浜辺りからガスが掛かり、前回の再現かと思いましたが、文珠岳に到着するときには綺麗にガスも抜け、鳥海山もばっちり望む事が出来ました。
鳥海山も3度目の挑戦でないと天気が良くないかと心配しましたが、その後は終始天気良く、楽しい稜線歩きが出来ました。
前回は雨の中の山行でしたが、今回は快晴の大展望を楽しむ事が出来ました。
登山道脇には、チョウカイフスマ、チョウカイアザミ、イワギキョウ、ハクサンシャジン等の高山植物が沢山咲いており、鳥海山の展望、高山植物を見なければ行けなく少し忙しかったです。(贅沢な悩みです。)
鳥海山の山頂からは外輪山、雲海を眺め、外輪山の山々からは鳥海山山頂を眺め大変満足のいく山行となりました。
帰りがけに、前回は見ることがかなわなかった鳥海湖も見ることが出来ましたしたし、日本海に沈む夕日やブロッケンも見ることが出来、盛りだくさんの登山となりました。
山頂の山小屋は結構混雑しているのかと思いましたが、混雑感は無かったので、今度はゆっくりと鳥海山を楽しんでもよいかと思いました。
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