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Yamareco

記録ID: 7149549
全員に公開
沢登り
甲斐駒・北岳

荒川北沢滝ノ沢~間ノ岳~農鳥岳~大唐松尾根~2633p南東尾根~

2024年08月17日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
9
2~3泊以上が適当
GPS
12:28
距離
31.0km
登り
3,306m
下り
3,298m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
11:40
休憩
0:47
合計
12:27
距離 31.0km 登り 3,306m 下り 3,298m
3:05
1
4:08
4:08
40
5:07
5:07
12
5:19
5:21
64
6:25
6:25
30
6:55
6:55
161
9:36
9:55
31
10:26
10:26
28
10:55
10:55
17
11:12
11:12
106
12:58
13:14
75
14:28
14:38
32
15:10
15:10
8
15:24
15:24
9
15:33
0
15:34
ゴール地点
天候 ◎晴れのち雨
過去天気図(気象庁) 2024年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
◎荒川北沢~滝ノ沢
昔は道があったようで巻道はしっかりしている。
高巻きで高度感を感じた場所が1箇所ありましたが滝ノ沢を含めて技術的に難しい場所は無く、森林限界を越えると見事な展望を望めるのでアルプスの沢登りを経験するには良い沢だと思います。

◎大唐松尾根~2633p南東尾根
ガスで視界が悪かった事もあり、弱点を見つけられず深いハイマツに手こずりました。
多くのハイマツ尾根を歩きましたが、やはり大唐松尾根のハイマツ帯は登っても降っても最強クラスです。

ハイマツ帯のど真ん中にあるテン場のような小ピークが2633p。
この小ピーク大門沢小屋へ向かって伸びているのが南東尾根。
稜線からかなりの勾配の急坂が続きますが、樹林帯なので木を掴みながら下降出来ます。
次第に勾配は緩み高度を下げ大門沢を渡渉すると大門沢小屋は直ぐそこです。
※sunatomoさんの記録を参考にさせていただきました。
いつも通り
2024年08月17日 03:08撮影 by  iPhone 15, Apple
8/17 3:08
いつも通り
日本の名勝
2024年08月17日 03:41撮影 by  iPhone 15, Apple
3
8/17 3:41
日本の名勝
シェフは10月に100mileレースがあるから当然こうなるよねー
私は眠いので8割くらい目を閉じ目の回復をしてました。
2024年08月17日 04:03撮影 by  iPhone 15, Apple
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8/17 4:03
シェフは10月に100mileレースがあるから当然こうなるよねー
私は眠いので8割くらい目を閉じ目の回復をしてました。
ほぼキロ6ペースで荒川ゲートに到着。
今日は午前中勝負!ガンガンいきます。
2024年08月17日 04:08撮影 by  iPhone 15, Apple
8/17 4:08
ほぼキロ6ペースで荒川ゲートに到着。
今日は午前中勝負!ガンガンいきます。
以前に比べて土砂の堆積・水流のコンクリが削られ堰堤までの高度差が少なくなっている。
2024年08月17日 04:46撮影 by  iPhone 15, Apple
8/17 4:46
以前に比べて土砂の堆積・水流のコンクリが削られ堰堤までの高度差が少なくなっている。
北沢へ
2024年08月17日 05:08撮影 by  iPhone 15, Apple
8/17 5:08
北沢へ
直ぐに取水堰堤
2024年08月17日 05:19撮影 by  iPhone 15, Apple
8/17 5:19
直ぐに取水堰堤
水量は少なくスピードを上げられる
2024年08月17日 05:35撮影 by  iPhone 15, Apple
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8/17 5:35
水量は少なくスピードを上げられる
RUNと沢、両方慣れてる人は少ないような気がする
2024年08月17日 05:56撮影 by  iPhone 15, Apple
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8/17 5:56
RUNと沢、両方慣れてる人は少ないような気がする
午前中勝負!とは言ったものの空が青く崩れる気配が全くしない。
2024年08月17日 06:03撮影 by  iPhone 15, Apple
8/17 6:03
午前中勝負!とは言ったものの空が青く崩れる気配が全くしない。
2024年08月17日 06:07撮影 by  iPhone 15, Apple
8/17 6:07
気持ち良く遡行
2024年08月17日 06:22撮影 by  iPhone 15, Apple
8/17 6:22
気持ち良く遡行
滝も簡単に登れます
2024年08月17日 06:22撮影 by  iPhone 15, Apple
8/17 6:22
滝も簡単に登れます
左岸から巻けますが
2024年08月17日 06:50撮影 by  iPhone 15, Apple
8/17 6:50
左岸から巻けますが
直登の方が早いので
2024年08月17日 06:53撮影 by  iPhone 15, Apple
8/17 6:53
直登の方が早いので
滝ノ沢出合を見送り稜線が見えテンション上がる!
2024年08月17日 06:55撮影 by  iPhone 15, Apple
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8/17 6:55
滝ノ沢出合を見送り稜線が見えテンション上がる!
見事な滝が出てきた
2024年08月17日 06:59撮影 by  iPhone 15, Apple
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8/17 6:59
見事な滝が出てきた
滝の飛沫に日が当たり虹が出ている。
直登は無理なので右岸小沢から草付へと高巻き。
本日の核心でした。
2024年08月17日 07:01撮影 by  iPhone 15, Apple
4
8/17 7:01
滝の飛沫に日が当たり虹が出ている。
直登は無理なので右岸小沢から草付へと高巻き。
本日の核心でした。
勾配が凄くなかなかスリリングな巻きでした。
私は木を掴んだ反動で落ちてきた落石が顔面に当たり少し切れ痛かった。木の上に乗って見えない石まで木をつけなければ。勉強になりました。
2024年08月17日 07:07撮影 by  iPhone 15, Apple
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8/17 7:07
勾配が凄くなかなかスリリングな巻きでした。
私は木を掴んだ反動で落ちてきた落石が顔面に当たり少し切れ痛かった。木の上に乗って見えない石まで木をつけなければ。勉強になりました。
藪壁を登りトラバース。沢登りを感じられる瞬間。
2024年08月17日 07:14撮影 by  iPhone 15, Apple
8/17 7:14
藪壁を登りトラバース。沢登りを感じられる瞬間。
無事に降りて次の滝
2024年08月17日 07:19撮影 by  iPhone 15, Apple
8/17 7:19
無事に降りて次の滝
ここも巻けますがスピード重視で
1
ここも巻けますがスピード重視で
なかなかの高度感
2024年08月17日 07:24撮影 by  iPhone 15, Apple
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8/17 7:24
なかなかの高度感
ここは草付から
2024年08月17日 07:25撮影 by  iPhone 15, Apple
8/17 7:25
ここは草付から
本流?から小さく尾根を乗っ越し滝ノ沢へ戻ります
2024年08月17日 07:28撮影 by  iPhone 15, Apple
8/17 7:28
本流?から小さく尾根を乗っ越し滝ノ沢へ戻ります
滝ノ沢は小滝が連続しています
2024年08月17日 07:37撮影 by  iPhone 15, Apple
8/17 7:37
滝ノ沢は小滝が連続しています
源流の様相
2024年08月17日 08:06撮影 by  iPhone 15, Apple
8/17 8:06
源流の様相
苔が美しい!
2024年08月17日 08:06撮影 by  iPhone 15, Apple
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8/17 8:06
苔が美しい!
一旦ガラガラの広河原
2024年08月17日 08:11撮影 by  iPhone 15, Apple
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8/17 8:11
一旦ガラガラの広河原
振り返ると北岳
2024年08月17日 08:24撮影 by  iPhone 15, Apple
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8/17 8:24
振り返ると北岳
再び水量が復活。ここで水を汲みます
2024年08月17日 08:37撮影 by  iPhone 15, Apple
8/17 8:37
再び水量が復活。ここで水を汲みます
天国か?
2024年08月17日 08:46撮影 by  iPhone 15, Apple
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8/17 8:46
天国か?
左奥に見えるのが間ノ岳。
弘法小屋尾根に乗らずダイレクトに山頂へ
2024年08月17日 08:53撮影 by  iPhone 15, Apple
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8/17 8:53
左奥に見えるのが間ノ岳。
弘法小屋尾根に乗らずダイレクトに山頂へ
弘法小屋尾根。
2024年08月17日 09:00撮影 by  iPhone 15, Apple
8/17 9:00
弘法小屋尾根。
歩いてきた北俣
2024年08月17日 09:05撮影 by  iPhone 15, Apple
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8/17 9:05
歩いてきた北俣
山頂まであと少し
2024年08月17日 09:12撮影 by  iPhone 15, Apple
8/17 9:12
山頂まであと少し
今日来て良かった!
2024年08月17日 09:16撮影 by  iPhone 15, Apple
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8/17 9:16
今日来て良かった!
濡れてないチングルマ
2024年08月17日 09:17撮影 by  iPhone 15, Apple
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8/17 9:17
濡れてないチングルマ
あと少し
2024年08月17日 09:26撮影 by  iPhone 15, Apple
8/17 9:26
あと少し
尾根の向こうに塩見岳
2024年08月17日 09:36撮影 by  iPhone 15, Apple
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8/17 9:36
尾根の向こうに塩見岳
沢登りとしては全く期待してなかったけど楽しかった。そして3000級の展望は素晴らしい!
2024年08月17日 09:36撮影 by  iPhone 15, Apple
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8/17 9:36
沢登りとしては全く期待してなかったけど楽しかった。そして3000級の展望は素晴らしい!
左に仙丈ヶ岳。
シェフに嫦娥岳と双児山北西尾根を説明。分かってくれて良かった。
2024年08月17日 09:36撮影 by  iPhone 15, Apple
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8/17 9:36
左に仙丈ヶ岳。
シェフに嫦娥岳と双児山北西尾根を説明。分かってくれて良かった。
今日も井川メンパのお昼ご飯。
2024年08月17日 09:39撮影 by  iPhone 15, Apple
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8/17 9:39
今日も井川メンパのお昼ご飯。
小屋は海外の方ばかり。
農鳥岳へ向かう途中、コース整備してた小屋のお姉さんと話したら富士山、北岳、間ノ岳で日本標高TOP1.2.3ツアーというのがあり多くの韓国の方が来てるらしい。
2024年08月17日 10:21撮影 by  iPhone 15, Apple
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8/17 10:21
小屋は海外の方ばかり。
農鳥岳へ向かう途中、コース整備してた小屋のお姉さんと話したら富士山、北岳、間ノ岳で日本標高TOP1.2.3ツアーというのがあり多くの韓国の方が来てるらしい。
農鳥岳へ向かう為にオフィシャルドリンクをチャージ
2024年08月17日 10:24撮影 by  iPhone 15, Apple
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8/17 10:24
農鳥岳へ向かう為にオフィシャルドリンクをチャージ
メガシャキの効果は絶大!
2024年08月17日 10:36撮影 by  iPhone 15, Apple
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8/17 10:36
メガシャキの効果は絶大!
ガスが湧き始めた西農鳥岳
先月の山行を思い出す。
2024年08月17日 10:52撮影 by  iPhone 15, Apple
8/17 10:52
ガスが湧き始めた西農鳥岳
先月の山行を思い出す。
稜線東側は完全にガス
2024年08月17日 11:12撮影 by  iPhone 15, Apple
8/17 11:12
稜線東側は完全にガス
先月下った尾根
2024年08月17日 11:15撮影 by  iPhone 15, Apple
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8/17 11:15
先月下った尾根
ガスってるけど突っ込む
2024年08月17日 11:35撮影 by  iPhone 15, Apple
8/17 11:35
ガスってるけど突っ込む
もうクロマメノキの実があってビックリ!
2024年08月17日 11:55撮影 by  iPhone 15, Apple
8/17 11:55
もうクロマメノキの実があってビックリ!
ガスが深く先が見えずRFに苦しむ
2024年08月17日 12:05撮影 by  iPhone 15, Apple
8/17 12:05
ガスが深く先が見えずRFに苦しむ
大唐松尾根のハイマツは深い
1
大唐松尾根のハイマツは深い
大粒よ雨が降り出してきた。
最後の渡渉が気になり戻るか行くかシェフと相談。出した答えはGO!
2024年08月17日 12:12撮影 by  iPhone 15, Apple
8/17 12:12
大粒よ雨が降り出してきた。
最後の渡渉が気になり戻るか行くかシェフと相談。出した答えはGO!
行くと決めたら躊躇しない
2024年08月17日 12:16撮影 by  iPhone 15, Apple
1
8/17 12:16
行くと決めたら躊躇しない
オアシスの草地でしばらく下る
2024年08月17日 12:36撮影 by  iPhone 15, Apple
8/17 12:36
オアシスの草地でしばらく下る
オアシスから2633pへ登る
オアシスから2633pへ登る
シェフは苦しい方が楽しいらしく笑っている
2024年08月17日 12:53撮影 by  iPhone 15, Apple
1
8/17 12:53
シェフは苦しい方が楽しいらしく笑っている
2633p
テン場に良さそう。2度と来ないけど。
2024年08月17日 12:58撮影 by  iPhone 15, Apple
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8/17 12:58
2633p
テン場に良さそう。2度と来ないけど。
下降開始。
直ぐにハイマツは無くなります
2024年08月17日 13:12撮影 by  iPhone 15, Apple
8/17 13:12
下降開始。
直ぐにハイマツは無くなります
兎に角急勾配
2024年08月17日 13:18撮影 by  iPhone 15, Apple
2
8/17 13:18
兎に角急勾配
落ち着くと歩きやすい針葉樹林帯
2024年08月17日 13:42撮影 by  iPhone 15, Apple
8/17 13:42
落ち着くと歩きやすい針葉樹林帯
大門沢が見えてきた。問題は水量。
2024年08月17日 14:22撮影 by  iPhone 15, Apple
8/17 14:22
大門沢が見えてきた。問題は水量。
少し濁ってますが渡渉には全く問題なし
2024年08月17日 14:24撮影 by  iPhone 15, Apple
1
8/17 14:24
少し濁ってますが渡渉には全く問題なし
小屋からはアキレス腱が痛いので飛ばさず軽くジョグ
2024年08月17日 15:33撮影 by  iPhone 15, Apple
8/17 15:33
小屋からはアキレス腱が痛いので飛ばさず軽くジョグ
撮影機器:

感想

逆河内から中2日。
天気が良いので日帰りでサクッと行ける山を考えた結果、残り5ルートとなった藪山讃歌の未踏ルート「荒川北沢」へ。

天気予報では午後から下り坂。。。沢登りなので兎に角午前中勝負!
ロードや山を走るスピード、藪慣れ、沢慣れ。2つが飛び抜けている友人は多くいますが、両方とも強い友人は少なく、そんな中でシェフことtanahikaryo君が急な誘いに応えて同行してくれた。

3時に開運トンネルスタートで林道RUN。
気温は19℃。半分寝ながらでも涼しければそれなりに走れる事を確認出来た事が嬉しかった。

沢区間は水量が少なくハイペースで進み予定より2時間30分早く間ノ岳に到着。
20m滝1本は簡単では無かったものの(左岸が正解?)天気が良く3000m級の稜線を眺めながらの沢登りは最高に気持ちよかった。

下りは大唐松尾根→2633p南東尾根。
自分は数年前、tanahikaryo君は昨年歩いているルートでハイマツの深さは分かっていましたが、下りなので余裕だろ?なんてお気楽モードで突っ込みましたが、天候の悪化もあり結構な壮絶モードに。
そんな中でも条件の悪さを笑いながら楽しんでくれる友人には感謝しかありません。
心配した増水も大した事なく無事に下山。

泊まりで友人達と想い出深い山行をしたい!疲れが残りランニングの練習に響くとの理由から頑張った1day山行を避けつつありましたが、ひさしぶりに若い頃を思い出す山行でした。

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