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Yamareco

記録ID: 7158495
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

槍ヶ岳 (北鎌尾根)

2024年08月17日(土) ~ 2024年08月19日(月)
 - 拍手
体力度
9
2~3泊以上が適当
GPS
27:39
距離
50.4km
登り
3,095m
下り
3,136m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:49
休憩
1:27
合計
9:16
距離 22.2km 登り 1,150m 下り 830m
7:04
7:05
6
7:46
7:47
4
7:51
7:53
3
7:56
31
8:39
32
9:11
9:23
3
9:26
29
9:55
9:57
8
10:05
10:07
5
10:12
34
10:46
11:20
29
11:49
12:05
25
12:30
12:31
95
14:06
14:22
114
2日目
山行
9:48
休憩
1:19
合計
11:07
距離 4.2km 登り 1,322m 下り 299m
4:27
283
9:10
9:17
186
12:23
13:35
119
15:34
宿泊地
3日目
山行
10:12
休憩
1:48
合計
12:00
距離 24.0km 登り 623m 下り 2,007m
5:20
256
宿泊地
9:36
10:15
8
10:23
10:52
17
11:09
10
11:19
11:22
2
11:24
31
12:17
32
12:49
22
13:11
13:36
19
13:55
8
14:03
7
14:10
33
14:43
9
14:52
33
15:25
9
15:34
15:45
2
15:47
33
16:20
6
16:26
3
16:29
36
17:20
ゴール地点
天候 3日間共晴れ時々くもり(1日目午後と2日目夜に短時間の雨あり)
過去天気図(気象庁) 2024年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
自家用車を平湯あかんだな駐車場に駐車して、シャトルバスで上高地まで移動
コース状況/
危険箇所等
上高地-明神間は7月の集中豪雨により左岸歩道が通行止めで右岸歩道をう回利用、
水俣乗越-天上沢-北鎌尾根はバリエーションルート、
今回北鎌沢の水は右俣上部までありました
上高地から見上げる穂高連峰
2024年08月17日 07:03撮影 by  XQ-CC44, Sony
8/17 7:03
上高地から見上げる穂高連峰
梓川越しに見上げる奥穂高岳
2024年08月17日 07:06撮影 by  XQ-CC44, Sony
8/17 7:06
梓川越しに見上げる奥穂高岳
2024年08月17日 07:39撮影 by  XQ-CC44, Sony
8/17 7:39
明神橋越しに見上げる明神岳
2024年08月17日 07:48撮影 by  XQ-CC44, Sony
8/17 7:48
明神橋越しに見上げる明神岳
徳澤園
2024年08月17日 08:27撮影 by  XQ-CC44, Sony
8/17 8:27
徳澤園
ババ平-大曲り間
2024年08月17日 12:10撮影 by  XQ-CC44, Sony
8/17 12:10
ババ平-大曲り間
天上沢を下る
2024年08月17日 15:47撮影 by  XQ-CC44, Sony
8/17 15:47
天上沢を下る
北鎌沢(左俣)より北鎌のコルを見上げる
2024年08月18日 05:24撮影 by  XQ-CC44, Sony
8/18 5:24
北鎌沢(左俣)より北鎌のコルを見上げる
北鎌沢右俣を見下ろす
2024年08月18日 06:18撮影 by  XQ-CC44, Sony
8/18 6:18
北鎌沢右俣を見下ろす
北鎌のコルより
2024年08月18日 09:03撮影 by  XQ-CC44, Sony
8/18 9:03
北鎌のコルより
2024年08月18日 09:42撮影 by  XQ-CC44, Sony
8/18 9:42
北鎌独標
北鎌独標
(真ん中辺りににトラバース路のライン)
北鎌独標
(真ん中辺りににトラバース路のライン)
独標の登り
独標頂上付近
北鎌独標の標識
雨は降っていないが午後からやや天気悪め
雨は降っていないが午後からやや天気悪め
イワギキョウ
ギザギザの稜線が続きます
ギザギザの稜線が続きます
雲の中の槍ヶ岳
槍ヶ岳山頂から続く北鎌尾根の稜線
槍ヶ岳山頂から続く北鎌尾根の稜線
P13(多分)下降路にあったロープ
P13(多分)下降路にあったロープ
ビバーク地点から見上げる槍ヶ岳
1
ビバーク地点から見上げる槍ヶ岳
表銀座の稜線上に湧き上がる雲
表銀座の稜線上に湧き上がる雲
表銀座の稜線上に湧き上がる雲
表銀座の稜線上に湧き上がる雲
朱音色に輝く雲
月明りに浮かぶ雲
月明りに浮かぶ雲
黎明の槍ヶ岳
夜明けの稜線
夜明けの稜線
ビバーク地点から見る明け方の裏銀座~後立山連峰の山々
ビバーク地点から見る明け方の裏銀座~後立山連峰の山々
ビバーク地点からの御来光
1
ビバーク地点からの御来光
これから登るルートを見上げる
これから登るルートを見上げる
ゴールが少しづつ近いてくる
ゴールが少しづつ近いてくる
裏銀座の山々(やや右寄りの高い山は鷲羽岳)遠望
裏銀座の山々(やや右寄りの高い山は鷲羽岳)遠望
大天井岳から常念岳
大天井岳から常念岳
間ノ沢を見下ろす
間ノ沢を見下ろす
北鎌平付近からの槍ヶ岳
2024年08月19日 06:40撮影 by  XQ-CC44, Sony
8/19 6:40
北鎌平付近からの槍ヶ岳
槍と小槍
2024年08月19日 06:40撮影 by  XQ-CC44, Sony
8/19 6:40
槍と小槍
登ってきた北鎌尾根の稜線を振り返る(真ん中の峰は独標)
2024年08月19日 06:41撮影 by  XQ-CC44, Sony
8/19 6:41
登ってきた北鎌尾根の稜線を振り返る(真ん中の峰は独標)
裏銀座~遠く後立山連峰にかけての稜線
2024年08月19日 06:41撮影 by  XQ-CC44, Sony
8/19 6:41
裏銀座~遠く後立山連峰にかけての稜線
雲海上の大天井~常念岳の稜線
2024年08月19日 06:41撮影 by  XQ-CC44, Sony
8/19 6:41
雲海上の大天井~常念岳の稜線
笠ヶ岳
2024年08月19日 06:43撮影 by  XQ-CC44, Sony
8/19 6:43
笠ヶ岳
裏銀座の山々
2024年08月19日 06:43撮影 by  XQ-CC44, Sony
8/19 6:43
裏銀座の山々
常念岳のシルエット
2024年08月19日 06:43撮影 by  XQ-CC44, Sony
8/19 6:43
常念岳のシルエット
いよいよ槍が近くに
2024年08月19日 07:09撮影 by  XQ-CC44, Sony
8/19 7:09
いよいよ槍が近くに
下のチムニー
2024年08月19日 09:36撮影 by  XQ-CC44, Sony
1
8/19 9:36
下のチムニー
2024年08月19日 09:42撮影 by  XQ-CC44, Sony
8/19 9:42
上のチムニー
2024年08月19日 09:45撮影 by  XQ-CC44, Sony
1
8/19 9:45
上のチムニー
槍ヶ岳山頂
2024年08月19日 09:53撮影 by  XQ-CC44, Sony
1
8/19 9:53
槍ヶ岳山頂
2024年08月19日 09:57撮影 by  XQ-CC44, Sony
8/19 9:57
槍ヶ岳山頂から見る槍ヶ岳山荘
2024年08月19日 09:57撮影 by  XQ-CC44, Sony
8/19 9:57
槍ヶ岳山頂から見る槍ヶ岳山荘
槍ヶ岳山頂より穂高方面を望む
(真ん中やや左寄りの高峰がジャンダルム+ロバの耳でその左に奥穂が雲に隠れさらにその左に北穂)
2024年08月19日 09:58撮影 by  XQ-CC44, Sony
8/19 9:58
槍ヶ岳山頂より穂高方面を望む
(真ん中やや左寄りの高峰がジャンダルム+ロバの耳でその左に奥穂が雲に隠れさらにその左に北穂)
槍沢より天狗原方面を望む
2024年08月19日 11:33撮影 by  XQ-CC44, Sony
8/19 11:33
槍沢より天狗原方面を望む
撮影機器:

感想

今回槍ヶ岳のバリエーションルートである北鎌尾根の山行を行いました。行程は1日目上高地を出発して北鎌沢出合まで、2日目に北鎌尾根を登り、3日目に下山して上高地まで戻るという、おそらく北鎌尾根を登る場合の1番オーソドックスなパターンでの予定で山行に臨みました。
上高地までのアプローチは自宅で仮眠を取った後夜中に車を走らせシャトルバスに乗り換え上高地に着く形でした。上高地近辺で前泊しなかったのは、慣れた自宅で仮眠する方がいいのではと考えたからでしたが、夜中に運転し続けることになり登山前に疲れを残してしまうことになったかもしれません。その後上高地のスタートは少し遅めの午前7時となりましたが、1日目の行程は長く不安もあったため少しでも早く着きたい気持ちから最初少し早めに歩きました。その際はあまり無理している感覚は無かったのですが、1日目の行程は前半がほぼフラットで後半に急激な登りがあり、その上かなりの暑さもあったため最後の方では思った以上に体力の消耗が大きく、槍沢大曲りからかなりペースが落ちてしまいました。さらに午後から一時雨も降り北鎌沢出合に着いた時には本当に疲れ切ってしまっていました。それでも夜は比較的しっかり寝れて疲れは取れていると思って2日目の登山を開始しましたが、登り始めると体が重くペースが全然上がりません。しかも開始早々右俣の分岐を見逃すという痛恨のミスを犯してしまい時間と体力をロス(本来であれば明け方の行動を想定して前日に偵察をしておくべきでしたがそれも疲れで怠ってしまっていました)、北鎌のコルまで非常に時間がかかってしまいました。ここで山行を続けるかどうか考えましたが、ただ体が重いなりに何とか動けていたためそのまま行程を続けることとしました(もちろん戻るにしてもかなり大変だったと思いますが)。その後体がしんどくても体の動きが雑にならないようには気を付けて行動し少しずつは進むことが出来ました。一方でペースはやはり上がらずビバークのことが頭によぎるようになりました。最終的にはまだ十分行動可能な明るさはありましたが、危険地帯で行動不能になるのを避けるため16時前にP13付近でビバークを行いました。翌日疲労はやや回復していましたが、立ち上がった際のふらつきが見られ、ふらついた際滑落してはいけないので慌てず調子をみながら少しずつ進みました。そして何とか午前10時前に山頂に到着することが出来ました。到着した際は正直本当にほっとしたという気持ちでした。その後槍ヶ岳山荘からの下山は距離は長かったですが下りということもあり比較的スムーズに進み、上高地からの最終のシャトルバスに何とか乗車することが出来ました。そして下山後入浴をした際に体重を測定してみたところ驚いたことに普段より4kg余り低下していることがわかりました。下山中はかなり水分を摂りながら移動していたので実際現場では5kg以上低下していた可能性があり、相当な脱水があったと考えられます。もちろんふらつきがあった時には脱水の影響もあるかとは考えていましたが、水分はそこそこ摂取していたのでここまでの状態は想定していませんでした。おそらく想定以上の発汗の影響が考えられ(あと疲労による食事摂取量の低下もあるかもしれません)、初日にオーバーペースで入ってしまったことが体調不良・累積の脱水状態につながったと思われました。本来1日で踏破しなければいけない北鎌尾根での行程を体調管理ミスで時間がかかってしまったことは、状況によっては命に係わる事態になった可能性もあるため本当に気を付けなければいけないと思いました。それ以外にはコース取りは特に問題なく(北鎌沢でのミスはありましたが)、天気も稜線に上がってからは夜に少し雨が降りましたがおおむねよく、そのため素晴らしい景色に恵まれ、その点では本当にいい山行でした。

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