剱岳〜立山
- GPS
- 48:39
- 距離
- 26.5km
- 登り
- 2,858m
- 下り
- 2,914m
コースタイム
- 山行
- 4:59
- 休憩
- 3:31
- 合計
- 8:30
- 山行
- 8:54
- 休憩
- 7:40
- 合計
- 16:34
- 山行
- 6:25
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 7:13
天候 | 晴れ、晴れ、晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
良好。 |
その他周辺情報 | 下山後は大町温泉郷の薬師の湯(750円)を利用。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
ひと夏に槍と剱両方行くのは、登山を始めた年以来、12年ぶり。あの時はどちらも日帰りだったけど、今年は泊まりでじっくり。
初日は室堂から剱澤小屋まで。雷鳥坂を登って別山乗越まで来ると、目指す剱が見える。いつ見てもかっこいい。いかつい風格の一方で、楽園のような花畑を有するのも、剱の懐の深さかなと思う。チングルマはすっかり果穂になって、綿毛が一面に揺らいでいた。剱は、岩と雪だけでなく、花の殿堂とも言える。
夕飯後は、ピークハントとロケハンのために剱御前へ。雲が多かったが、富山の夜景が美しかった。
2日目は剱にアタック。一日中晴天に恵まれ、気持ちよく岩登りできた。前回別山尾根を登った時はガスガスだった。今回は好天のため高度感を感じたが、鎖もハシゴもよく整備され、登り下りも一方通行になっていて、登りやすい。剱の山頂で晴れていたのも初めて。360度、日本海から富士山までこんなに見渡せるとは。
今回、ハーネスを着けたので、カニのヨコバイ下のハシゴで手離しの撮影タイム。手を離してと言うガイドさんと、怖くてできないぼくと、15分も押し問答してしまった。高所はだいぶ克服したつもりだったのに、脚が震えるほどだった。
夕食後は、また撮影とピークハントのために別山北峰まで。今回、星を撮影していて気づいたが、剱あたりの夜空は案外明るい。富山の街明かりが届いてしまうんだろう。
3日目は立山縦走。別山、真砂岳、富士ノ折立、大汝山、雄山と歩いた。途中、ブロッケン現象も見ることができた。立山では以前もブロッケンが見られたから、かなり高い確率で見られるんじゃないかと思う。ブロッケン現象が科学的に説明できなかった時代には、後光差す仏様が来迎したと考えたに違いない。霊山と崇められる山とブロッケン現象の起こりやすさには関係があるんじゃないかと推測する。
雷鳥荘に泊まったあと帰京。室堂から、今シーズンで運行が終了するトロリーバスに乗った。トロリーバスと言えば、高校の時に必須アミノ酸を覚える際、「トロリーバス不明」という語呂合わせでお世話になったが、実際に乗車したのは今回で3回目。国内最後のトロリーバスがなくなるのは、ちょっとさみしい。
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