笠ヶ岳(クリヤ谷↑笠新道↓日帰り)
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- GPS
- 10:39
- 距離
- 16.7km
- 登り
- 2,288m
- 下り
- 2,153m
コースタイム
- 山行
- 9:41
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 10:38
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
前日夕方に入り、車中泊しましたが、空きがなく、下山してきた2人組の方が出るのに合わせて駐車しました。 笠新道から新穂高ロープウェイへ下山後、タイミング良く文明の利器(バス)時刻(1時間に1本)が合いましたので、中尾高原口までバスで移動(4区間230円)。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
クリヤ谷ルートの穴滝付近の渡渉は、水量が多いと渡ることが困難になります。 雨天後は注意が必要です。 当日は若干水量が多かったものの、何とか濡れずに渡れました。 クリヤノ頭まではクマザサが踏み跡に垂れ込み膝下はびしょ濡れでした。 また、クリヤ谷は、踏み跡や目印はありますが、若干迷い易い感じがします。 (前日駐車場でお会いした2人組の方達は迷って時間を浪費し、山頂まで行けなかったとおっしゃっていました) 山頂直下はガレ場よりゴーロ帯に近い感じ。 板状の岩が並んでいるのが印象的でした。 クリヤ谷、笠新道ルートのどちらも急斜面で、距離が短くとも時間が掛かりますので余裕を持った計画をお勧めします。 |
その他周辺情報 | 前泊時に駐車場から徒歩で「新穂高の湯」に入浴。 蒲田川沿いで橋から丸見えの混浴露天風呂。寸志200円。源泉は熱いのですが、湯船はすごいぬる湯。また、湯船の底は、砂、小石等がいっぱいです。 下山後は、これまた寸志200円の栃尾温泉「荒神の湯」に入浴。 こちらは程よい温かさで、蒲田川沿いの見晴らしの良い展望です。 どちらの温泉も浸かるだけで体を洗うことはできません。 |
写真
感想
巷はシルバーウィーク5連休ですが、個人的に通常の土日休みでしたので、ちょっとハードな笠ヶ岳を日帰りで行きました。
ピストンのルートはあまり好きではないので、登りクリヤ谷、下り笠新道のルートを選択。
登山口の中尾高原口は駐車場が狭く、連休で混雑が予想されたので、土曜日夕方に下山した方が出るタイミングを見計らって、土曜日夕方に着くよう調整。土曜日4時ごろ到着したら、案の定下山されてきた方達がいたので、声を掛け、出られたところに車を駐車。
このお2人は、5時に登り始めたが、道に迷って時間を浪費してしまったので、山頂までたどり着けなかったとおっしゃっていました。
それを聞き、翌日4時出発と決定。
その後、「新穂高の湯」に浸かって翌日に備える。
早朝、暗い中、槍見館横のクリヤ谷登山口から入山。
真っ暗の中、一人で山を歩くのは怖いですね。熊避け鈴を大きく鳴らしながらヘッデンの明りを頼りに進んでいく。
真っ暗の中での沢の渡渉は怖く、前日夕方に小雨が降っていたので水量が心配でしたが、何とか濡らすことなく渡ることができました。
しかし、登山道にクマザサが覆いかぶさり雨で濡れていたので、足はびしょ濡れ。
しかも地面が見えないようなところも多々あり、滑って滑落しそうになる。
道に迷うことはありませんでしたが、不明瞭で迷いそうなところは結構あったと思います。
途中錫杖岳付近でいくつかのテントをみましたので、クライマーたちなのでしょうね。
しかし、あんな岩壁を登るのは凄いね。クライミングの聖地って感じでした。
クリヤノ頭を過ぎるとようやく笠山頂が見える。途中穴毛谷側を見ると凄い急斜面の沢が連続する。沢、尾根、沢、尾根と続く。この後ザレ場、ガレ場を進むと急に山頂に到着、やりました。予定時間の2/3で登頂です。
クリヤ谷ルートでは単独の方御二人、親子ペア一組の方とお会いしたのみ。マイナールートなんですね。笠新道ではたくさんの人がいましたので。
山頂からの展望は富山側はそこそこの展望。一番見たかった槍、穂の山々は雲の中で、クリヤ谷ルート途中で見えたのみでした。
展望はあきらめて下山する。
下山途中、以前山スキーで登った時に見えた笠ヶ岳山頂の風景が思いだされました。その時に一面のバーンが広がっていた杓子平は紅葉が始まっていました。もう少しすると絶景が広がるのではないでしょうか。
笠新道登山口から林道を新穂高ロープウェイまで進み、1時間に1本のバス時刻をチェックすると、あと15分で出るバスがあり、駐車場までバスで移動する。
シルバーウィークなのでしょうか、バスは補助席を全て使い満車で出発。
それぞれのバス停から乗り込む客は運転席横の狭いスペースに立ち乗り。
下車するところでは一旦補助席の方もバスを下り下車する方の通路を確保して下りた。
帰りに栃尾温泉「荒神の湯」で汗を流して帰路に着く。いい山行でした。
コメント
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