西穂高岳→焼岳（新穂高ロープウェイ↑上高地↓）

2024年09月07日(土) ~ 2024年09月08日(日)

• GPS: 12:41
• 距離: 19.7km
• 登り: 1,597m
• 下り: 2,257m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:38
• 休憩: 2:01
• 合計: 6:39

距離 6.7km 登り 919m 下り 708m

9:13 西穂高口
9:32 旧ボッカ道分岐
10:09 11:18 西穂山荘
11:32 西穂丸山
12:08 12:19 西穂独標
12:42 ピラミッドピーク
12:55 13:00 チャンピオンピーク４峰
13:21 13:22 西穂高岳
13:31 13:33 P１
13:37 14:02 西穂高岳
14:14 14:20 チャンピオンピーク４峰
14:39 14:40 ピラミッドピーク
14:59 15:00 西穂独標
15:40 西穂丸山
15:52 西穂山荘

2日目

• 山行: 5:58
• 休憩: 0:56
• 合計: 6:54

距離 13.0km 登り 677m 下り 1,549m

4:47 西穂山荘
4:56 西穂高岳・焼岳分岐
5:09 きぬがさの池
6:07 6:08 中間の池
6:36 6:39 割谷山
7:34 7:41 焼岳小屋
7:44 新中尾峠
7:49 焼岳展望台
7:55 中尾峠
8:39 9:05 焼岳北峰
9:30 中尾峠
9:36 焼岳展望台
9:39 9:45 新中尾峠
9:44 9:45 焼岳小屋
9:51 9:53 新中尾峠
10:00 10:04 長ハシゴ
10:29 10:32 峠沢梯子場
11:06 上高地焼岳登山口
11:16 西穂高岳登山口
11:20 田代橋
11:23 ウェストン碑
11:30 11:31 上高地アルプス山荘
11:36 11:38 上高地バスターミナル
11:40 ゴール地点

2日間で実働10時間なのでかなりゆるい山行なんでしょう

天候

8/7 曇り 夜は小雨
8/8 曇り一時晴れ
小屋の人の予報では 西穂山荘13℃〜18℃、西穂11℃、風弱い

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

＜行き＞
9/6（金）
バスタ新宿 22:25 -（アルピコ交通 新宿松本線 5993便 4200円）- 01:43(+1) 松本BT
松本駅で駅寝

・松本駅の自由通路は途中コウモリが飛んでいた。流石にそれはちょっと…。エスカレーターがうるさい。03:00くらいまでひっきりなしに、そして4時くらいからも人が往来する。駅寝している人は他2名。カラオケで寝た方が無難か。

9/7（土）
松本BT 05:30 -（アルピコ交通 ナショナルパークライナー 予約制 2350円）- 06:50 中の湯 07:13 -（濃飛バス あかんだな駐車場行き 670円 IC×）- 07:25 平湯温泉 07:40 -（濃飛バス 新穂高RW行き 910円 IC×）- 08:16 新穂高ロープウェイ 08:33 -（新穂高ロープウェイ 片道1900+荷物300）- 08:36 乗り換え 08:55-09:02

・正攻法は松本高山線で平湯に行くことだが、始発が遅い（松本BT 07:40発）ので、上高地行きで中の湯まで行き、そこから上高地⇔平湯のシャトルバスで平湯に行く。この乗り換えが最速
・松本BTのトイレは閉まっている。近いのは多分駅2F
・中の湯の平湯方面バス停は少し安房峠側に上がったところにある（新島々→上高地を降りた場所とは違うので注意）
・新穂高ロープウェイは第一の片道予約ができないらしい。第二はできるが10分前に引き換えで厳しい。そもそも第2の予約していた人は20人程度で大半は予約してない。
・新穂高ロープウェイ、割と臨時便がすぐ来る。

中の湯バス停の地図 https://www.alpico.co.jp/traffic/station/nakanoyu/
平湯〜上高地シャトルバス https://www.nouhibus.co.jp/route_bus/kamikochi-line/
松本高山線 https://www.alpico.co.jp/traffic/express/matsumoto_takayama/
平湯・新穂高線 https://www.nouhibus.co.jp/route_bus/shinhotaka-line/
新穂高ロープウェイ https://shinhotaka-ropeway.jp/price/

＜帰り＞
9/7（日）
上高地 12:05 - 13:10 新島々 13:27 → 13:56 松本 15:13 -（あずさ78号）- 18:27 新宿

焼岳頂上で休憩中に予約。あずさは臨時で、チケットレス割引35%OFFをゲット。その割に満席だった。

コース状況／危険箇所等

西穂高口駅〜西穂独標 特にない。人大杉で渋滞気味
西穂独標〜西穂高岳 よく言われる独標の下りは大した事ない。独標からはその先急に見えるが意外と歩くと気にならない。ただ長野側はやや切れ落ち気味。岩場渋滞しがち。
西穂高岳〜P1 多分ここまでが一般登山道
西穂山荘〜焼岳小屋 今回一番の苦行。滑る、割谷山の北の鞍部までは笹が道にせり出してる、特に展望はない。楽しくない…。
焼岳小屋〜焼岳登山口 上の方は意外とハシゴが多い。1つほぼ垂直なのがある。あと一部足の踏み場折れてる

水場
西穂山荘 100mL20円、500mL100円。売店の横にある。蛇口が1つ。朝も入れることができる。

トイレ
西穂高口駅、西穂山荘 100円、焼岳小屋 100円

携帯電波docomo
西穂山荘 ◯ 焼岳小屋 ×だったような？ 他まあ大体通じる

西穂山荘 テント場
1人1張りで2000円（含トイレ代）
小屋の前に30張弱、ヘリポートも解放されていてそこは10張弱
確かにロープウェイ始発組が多く、10時半で8割くらい埋まっていた。ただ夕方まで断続的にポツポツ来る人があり、なんとか全員収まった。
ペグよく刺さる平地。石もある。

その他周辺情報

温泉
上高地温泉ホテル 07:00〜09:00, 12:30〜15:30
上高地アルペンホテル 09:30〜12:00（受付11:30まで）
上高地ルミエスタホテル 11:00〜13:00（受付12:30まで）2200円と高い
昼の時間はなぜか一旦閉まる。アルペンに間に合わず諦めた。

食事
行き朝：駅前松屋。24h営業だが朝はワンオペでかなり出てくるのに時間がかかる。17分待った。
帰り：小木曽製粉所 立ち食いですぐ出てくる。美味しい。

土産
駅ビル（MI DO RI）1F

写真

9/7 1:44

排除ベンチで排除される側になるとはね

9/7 1:51

松本駅改札 流石にシャッター降りてました。甲府は確か閉まらないんですよね。

9/7 1:51

ちょっと暗そうなところで駅寝

9/7 1:51

駅寝

9/7 4:31

松本駅前

9/7 4:50

松屋で朝食

9/7 5:06

松本バスターミナル 上高地行きは8番か9番から

9/7 5:36

北アが綺麗に見えています。晴れるとよいが

9/7 6:57

中の湯バス停

9/7 6:57

バス停の地図

9/7 7:04

平湯へのバスの止まるバス停のあるところから

9/7 7:26

平湯バスターミナル

9/7 8:17

生成AIじゃないよね？

9/7 8:27

切符 荷物券が必要

9/7 9:01

新穂高RW、なんと液晶付き。儲かってるんですかね。

9/7 9:12

西穂高口駅。隣に三角点があります

9/7 9:13

9/7 9:14

熊本が侵食している…

9/7 9:14

西穂高岳。見えそうで見えない

9/7 9:14

多分双六の方

9/7 9:16

めっちゃ工事しています。これなら西穂山荘のテン場も広げちゃってもよいのでは？稜線は特別保護地域だからダメなのだろうか

9/7 9:17

はい

9/7 9:17

はい。こんなガチャ嫌だが…しかし行かないとどうしようもない

9/7 9:44

渋滞

9/7 10:09

ガチャ成功。といっても10時でこの埋まり具合なことに驚き

9/7 10:33

これは美味しい

9/7 10:42

時間に余裕があるので、お昼ご飯として酸辣湯麺を作ります

9/7 11:13

張りました

9/7 11:13

トリカブト

9/7 11:13

フウロ

9/7 11:33

霞沢岳、デカい。左奥がどこの山なのかよくわからない。

9/7 11:33

独標まで登り

9/7 12:03

しばらく立って独標が見えてきた。

9/7 12:03

独標のアップ

9/7 12:07

ややガレた登り

9/7 12:10

西穂独標。ここまでは散歩

9/7 12:10

よく「この下りが怖いなら先に進まないほうがよい」と言われる独標からの下り。実際見てもこんな感じで、いうほど垂直でもないのでまあうん下りですねって感じ

9/7 12:16

広大な岳沢

9/7 12:24

独標の次の登り。凄いところに道付いてるなと思ったが、これは正面からみているからで、実際行くとそこまで斜度はない

9/7 12:29

あーそこ行かないとダメ？って感じ

9/7 12:30

9/7 12:34

このあたりは休憩ゾーン

9/7 12:39

上高地側

9/7 12:44

8峰、ピラミッドピーク

9/7 12:44

ピラミッドピーク

9/7 12:45

7峰？直下をトラバース。鎖あり。穂高っぽい眺め

9/7 12:46

そんなに急な斜面ではない

9/7 12:48

鎖場

9/7 12:53

ガスに時たまのまれる

9/7 13:03

4峰

9/7 13:04

4・3・2峰は確かトラバースで済ませる。ここまで来ると後は頂上だけ

9/7 13:05

3峰

9/7 13:07

9/7 13:08

9/7 13:08

9/7 13:11

2峰

9/7 13:16

頂上見えてきた

9/7 13:21

西穂高岳頂上

9/7 13:22

西穂頂上の飛騨側はめっちゃすっぱりと切れ落ちている。ここまでの崖は久々に見たかもしれない。

9/7 13:24

岩がでたらめに重なり合っているようにしか見えない 踏んだら全部崩れ落ちそう

9/7 13:30

西穂〜奥穂の縦走路。えっそこに道あるの？という感じの山容。あの崖の稜線は笑ってしまう。実際どこ踏んでいるんだ…

9/7 13:32

P1（名前付いてるんだ）まで様子見に来てみた。その先の鎖場も気になりはするが、今はまあここまでで十分でしょう…いやもう少しだけ行っても良かったか…

9/7 13:33

P1からみた西穂頂上。こっちから見るとかなり尖って見える。

9/7 13:49

主峰と書いてある

9/7 14:02

西穂頂上直下の岩場。これ左の一枚岩より右のほうが良くない？と思うが、落石防止でこのルート取りなんだろうか

9/7 14:07

飛騨側。頂上とは全然違ってなだらかに見える

9/7 14:07

帰り道

9/7 14:17

頂上を振り返る

9/7 14:18

こう見ると、長野側もところどころ崖だ

9/7 14:18

たぬき岩

9/7 14:24

振り返る。右側になんか横に長いピークがあった。

9/7 14:25

ピラミッドピーク

9/7 14:50

独標手前の登り

9/7 14:55

独標の看板2

9/7 14:56

改めて振り返る。ガスが消えず全体を一度に収められなかったのが残念

9/7 14:58

独標からの下り。石を落とすな。

9/7 15:31

下る

9/7 15:40

撮っていなかったので丸山の山頂標

9/7 15:43

9/7 15:43

秋の気配がありました

9/7 15:50

こういう幹が重なり合うのはどうしてできるんでしょうね

9/7 16:06

西穂山荘の売店と、水場（黄色いトレイのところ）

9/7 16:06

いつもは持っている粉末ミルクティーを忘れてしまったので、小屋でココアを頼みました

9/7 16:43

西穂山荘。デカい建物です

9/7 16:43

テン場ほぼ最終状態。密集しています。少し窪地にあるので風がないのはいいですね

9/7 15:52

テン場、この左奥がヘリポートです

9/8 4:42

朝5時前のテン場

9/8 4:56

上高地への道を分ける

9/8 4:57

こっちに進みます

9/8 5:18

この西穂山荘→焼岳への道、大体展望なしのこんな感じです

9/8 5:35

登山道の進む方向。笹で道が見えづらい…。

9/8 6:07

きぬがさの池。この名前の由来は何なんでしょうね。

9/8 6:19

割谷山北の鞍部から笹が多分刈り取られていて、道が良くなります

9/8 6:30

割谷山頂上近く。なお山頂標ありません。

9/8 6:41

中尾集落、向かいは大木場ノ辻

9/8 6:42

多分2229mピークが見えている

9/8 6:43

9/8 6:48

新穂高RWの西穂高口駅が見えた。

9/8 7:15

干上がり

9/8 7:16

無名の池

9/8 7:21

小屋着3分前。小屋の存在感がまったくない。もう完全に飽きてる

9/8 7:24

と思ったら唐突に小屋が登場

9/8 7:24

新中尾峠

9/8 7:28

焼鯖MAX

9/8 7:31

9/8 7:31

9/8 7:44

焼岳小屋からは、今までの道とは一変。木々が少なくなります。まあ荷物をデポしたのが大きいですが、荒涼とした非日常的な風景（そして見通しがいい）で、風通しもよく、あるいていて気分が良いです

9/8 7:47

笠ヶ岳はガスの中

9/8 7:49

湯気が噴き出しています。この穴、携帯落としたら絶対取り戻せなさそう。

9/8 7:50

9/8 7:50

焼岳。北峰は溶岩ドームなんでしょうか？まあとにかく巨岩です

9/8 7:50

このあたりで、眺めが良かったのでパノラマを

9/8 7:50

9/8 7:51

穂高は見えません…雲の合間から微かに吊尾根が見えるか

9/8 7:51

霞沢岳〜六百山？中々のギザギザ具合

9/8 7:54

中尾峠

9/8 7:58

9/8 8:00

あまり山で見かけない木が生えていました。オノエヤナギ？

9/8 8:05

このときが結局一番良く見えた。綺麗に長野側だけ雲がたなびいています。日本の背骨だけあります

9/8 8:09

噴気孔。硫黄臭いです。

9/8 8:31

下まで大規模に崩落が続く峠沢

9/8 8:41

分岐のケルン

9/8 8:41

中の湯方向の道と南峰。中の湯からは続々と人が登ってきていました。

9/8 8:46

焼岳北峰山頂。はい。

9/8 8:47

凄い岩

9/8 8:49

火口湖あるの知りませんでした。左下も噴気孔

9/8 8:51

これを食べました

9/8 9:03

北峰への分岐からの登り。硫黄で岩肌が一部黄色くなっています。周囲の岩を触ったらかなり温かかったです

9/8 9:35

振り返って焼岳。青空になりました

9/8 9:35

拡大

9/8 9:49

焼岳小屋。建て替える、建て替えない、シェルターにするとかの話が2018年くらいからずっと続いていますね。結局どうするのか。

9/8 9:59

下る途中から見た峠沢。かなり崩れています。落ちたら両岸どちらにも這い上がれなさそう。これはもう崩れる一方なんでしょうね。終わりはあるのだろうか。ちなみに土砂崩れ検知のため？のロープがありました。よく張ったなあ

9/8 10:00

3段はしご上部

9/8 10:02

3段はしご。下山するだけだと思っていたので面食らいました。一番下はほぼ垂直に感じました（実際こうしてみるとそうでもないが）。

9/8 10:07

イワアカバナ、伊吹山で見て以来か？やや珍しい

9/8 10:10

樹林帯に潜むはしご群

9/8 10:16

不帰ノ嶮に似たやつがある、桟橋みたいなやつ。

9/8 10:19

峠沢

9/8 10:56

ゴール近し

9/8 11:01

焼岳登山口

9/8 11:01

焼岳登山口

9/8 11:08

地味にここからバスターミナルまで25分くらいかかります

9/8 11:31

梓川沿い。今日は天気があまり良くないですね

9/8 11:31

穂高も見えません

9/8 11:34

バスターミナル

9/8 11:34

長距離便（新宿、名古屋、京都・大阪）が勢揃い

9/8 13:23

なぎさTRAIN

9/8 14:16

恒例の小木曽製粉所。松本で手早く食べれるご当地感のあるお店、ここしかわからない…。

9/8 14:06

ざるそばのごまくるみだれに山賊焼き。

9/8 15:05

あずさで帰ります

9/8 15:18

撮影機器：

Pixel 7a Google

感想

inhumanus

台風だったり、荷物を運んでいる時に転んで足を打撲したりで、一ヶ月近く山に行ってませんでした。

リハビリは、西穂・焼岳です。百高山と百名山の組み合わせです。
焼岳は行こうと思うとやれレベル2になりそうだなんだと、何回か先送りした山で、ようやく終止符を打てました。西穂は、今後行こうと思っている岩岩した山のための練習です。

独標以降、私には厳しいだろうかと思っていましたが別にそんなことありませんでした。むしろ、独標を超えてようやく穂高らしい道という感じで、楽しかったです。道は吊尾根みたいでした。

今回の懸案事項は
・西穂山荘のテン場を確保できるか（付随してロープウェーの混雑具合、中の湯の乗り継ぎ）
・松本の駅寝
でしたが、どちらもなんとかなってよかったです

実際に行ってみて困ったのは人の多さでしょうか…。焼岳は中の湯から続々とあがってきていました。