記録ID: 721499
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無雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊
谷川連峰馬蹄形(反時計回り)
2015年09月21日(月) [日帰り]
群馬県
新潟県
- GPS
- --:--
- 距離
- 25.1km
- 登り
- 2,716m
- 下り
- 2,682m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 11:50
- 休憩
- 2:37
- 合計
- 14:27
3:53
9分
スタート地点
4:04
94分
白毛門登山口
18:20
ゴール地点
天候 | 晴れ(稜線はガスあり) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
17:22 新宿 19:28 高崎 20:42 水上 20:51 土合〜ステーション・ビバーク ■帰り 18:20頃 白毛門駐車場 *同行者のお車で 18:40頃 ふれあい交流館 19:40 20:10 水上 21:16 新前橋 23:45 新宿 ■旅費 交通費:行き3,020円+帰り3,020円 温泉:550円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
*コース全般、危険な箇所はほとんど無いように感じました。 下りの西黒尾根は岩が滑りやすいので要注意です。 【土合〜白毛門】 ・土合駅からMAX土合ベースの手前を右折し白毛門駐車場〜登山口へ。 駅から約10〜15分。 ・急登がずっと続きます。松ノ木沢ノ頭まで樹林帯。山頂手前鎖場あり。 【白毛門〜笠ヶ岳〜朝日岳】 ・笠ヶ岳までは細めの稜線。小刻みなアップダウン。 ・朝日岳までは、2つほどピークを超えます。 【朝日岳〜ジャンクションP〜清水峠】 ・朝日岳の先、歩きやすい木道と右手に池塘群。眺望が素晴らしいです。 ・ジャンクションPから一部脆い尾根斜面を下り、一気に標高を下げます。 【清水峠〜七ッ小屋山】 ・出出しから湿った土道と急登で結構体力を奪われます。 冬路ノ頭と言われる序盤のピークを超え、さらにその先も急登が断続的に。 【七ッ小屋山〜蓬峠】 ・なだらかな下り。コース全般の中では歩きやすい区間です。 【蓬峠〜武能岳〜茂倉岳】 ・前回あった笹は刈り取られていました。 序盤のピークを超えた後、稜線に出てからも断続的な登り。 ・武能岳から笹平まで ザレ場、滑りやすい露岩など 足場の不安定な下りが続きます。 ・笹平から茂倉岳までおよそ400mの急登。全区間のハイライト的な山場です。 【茂倉岳〜一ノ倉岳〜オキの耳〜トマの耳〜肩の小屋】 ・一ノ倉岳まではほぼ平坦な稜線で歩きやすい区間です。 ・一ノ倉岳からオキの耳までは、尾根斜面沿いの岩で適度なアップダウンが続きます。急な場所は特にありません。 ・オキの耳から肩の小屋までは歩きやすい登山道です。 【肩の小屋〜西黒尾根〜登山口】 ・ラクダのコルまでの岩場は要注意。滑りやすい蛇紋岩、鎖は使わないでも降りられるレベルでしたが、溜まった疲労との兼ね合いも考慮の上、慎重に下りました。 ・ラクダのコブ以降の最後の鎖場、大変岩が滑りやすくホールドも少ないため鎖を使いました。 ・樹林帯の道も、湿った岩、根っこ等転倒に注意しながら下りました。 この日の行程もあったのだと思いますが、登山口まで結構長く感じました。 |
その他周辺情報 | ■温泉 ふれあい交流館 http://www.town.minakami.gunma.jp/20kankou/02hotspring/ *水上駅から徒歩15分程度 |
写真
装備
備考 | ■ステーション・ビバーク: ・100均銀マット+座布団サイズのサーマレスト(腰用)+エアー系の枕 ・ダウンウェア上下+レインウェア *待合室の中に入れたため上の装備で比較的快適に眠れました。 *改札口付近でビバークされる場合はシュラフが無いと寒そうでした。 ■水分 3.5L(水3L+アクエリ0.5L) |
---|
感想
ヤマレコに登録して間もない頃、馬蹄形のレコを見て、「縦走」というものを知りました。
それまでの自分の山旅はある1つのピークを目指すというものだったのですが、こんな山旅があるのか〜・・そして、自分にこんなコースを歩ける日が来るのだろうか、そんなことを思っていたことを今でもよく覚えています。
谷川岳は自分の登山をはじめた思い入れの強い山ということもありまして、そういった地で、この伝統のコースを歩くということに、心の奥底にずっと密かな憧れとなっていました気がします。
約1ヶ月ほど前に、同じコースに初めて挑戦した時、見事に敗退した時は、自分の体力不足もさることながら、下山後極めつけのタクシー帰り(笑)など、不甲斐なさを感じる山行でした。
前回の反省から、登りのペースをなるべく一定に、しっかり休憩は取る、そんな感じにしてみたところ、体の消耗を抑えることができた気がします。
そして、Mさんとの道中会話によってとても気分転換になりました。
一ノ倉岳のハプニング、プライバシーのこともあり迷いました。
先行者の方が偶然避難小屋の扉を開けたところ、内部に遭難者を発見。本当に幸運なことだと思っています。
下山中に救助ヘリが上空を通過した時、
山小屋や救助のみなさんの連携・対応の速さに感心しました。
普段は素通りしてしまうかもしれない避難小屋、今後少し気に留めてみよう。そんなことを感じました。
Mさん、1日ありがとうございました!またどこかの山でお会いしましょう!
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コメント
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shitroenさん、何度かすれ違いましたね。
日の出と紅葉、お互い半時計周りを堪能でき良かったです。
避難小屋に脱水の遭難者がいらっしゃったんですね。対応お疲れ様でした。
私も今回途中から青年と一緒に周回、珍道中となりました。
リベンジの成功おめでとうございます。
そして馬蹄形全完歩お疲れ様でした。
Jimny-Hikerさん、コメントありがとうございます。
昨日はお互い、長い馬蹄形完歩お疲れ様でした
遭難された方、2日間小屋に籠っていたようですが、
無事救助されたようで一安心です。脱水は恐ろしいですね。
Jimny-Hikerさんのレコ、
ふだんから拝見させて頂いております。
(風景や花の写真がとても素敵ですね )
これをご縁に、フォローさせて頂きます
お疲れ様でした!
shitroen さん、念願の谷川連峰馬蹄形縦走 おめでとうございます!
無事に歩き通すことができ、達成感もひとしおのことと思います。
紅く染まり始めた縦走路、山での出会い、一ノ倉岳での出来事
数ある山旅の思い出に、また一つ 印象深く大切な思い出が増えたのではないでしょうか。
馬蹄形は自分にとっても思い出色濃く、歩いた日の事を思い出しながら、shitroen さんの馬蹄形を一緒に歩いているような気持ちで拝見させて頂きました。
今後の ご活躍と ご健勝をお祈り申し上げます。
AIKENさん、ありがとうございます!
ついに、馬蹄形やりましたぁぁ・・
夜明けからほどなく、白毛門の先の稜線に
突如現れた紅葉を見て、序盤の疲れが一気にすっ飛びました。
秋がもうこんなに進んでいるなんて想像もしてなかったので、
道中この紅葉にテンション↑で、気持ちをずっと維持することができた気がします。
前回の敗退はなんだかホント悔しくて、
突貫ではありつつも、結構まじめに体を作ったり、
そして道中いろいろな体験もあり・・、
ホント記憶に残る1日になりそうです。
AIKENさんの踏破された時計回り、朝日岳への上り返しがかなり大変そうですが
こちらもいつか(来年?)チャレンジしてみたいと思います
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