記録ID: 7218713
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
雲間からの絶景!北穂高岳へ!!
2024年09月08日(日) ~
2024年09月09日(月)
体力度
7
1~2泊以上が適当
- GPS
- 13:36
- 距離
- 40.2km
- 登り
- 1,981m
- 下り
- 1,983m
コースタイム
1日目
- 山行
- 7:38
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 7:56
13:30
2日目
- 山行
- 5:16
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 5:32
11:03
上高地バスターミナル
天候 | ◆1日目 朝のうちはうっすら晴れていたものの次第に曇りがちになり、稜線ではガスに巻かれました。風はほぼ無風。気温は稜線でも20℃弱で寒さは感じませんでした。 なお、当日の日の出(長野)は0524、日没(同)は1805でした。 ◆2日目 夜明け前はガスに巻かれていましたが、日の出直前から晴れはじめ、一時快晴になりました。午後からは少し雲が出始めて見通しが悪くなりました。 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
上高地バスターミナル 0520着 (さわやか信州号 16,000円 /設定日によって価格は変動) 復路:アルピコ交通 上高地バスターミナル 1125発 新島々 1230着 1248発 松本 1317着 (3,260円/新島々から鉄道乗換 /Suicaは利用不可) |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆上高地〜明神〜徳沢〜横尾 この区間の標高差はせいぜい100m程度ですが、約10劼猟垢の啼司發となります。危険なところはありませんが、上高地〜明神周辺は、熊の目撃情報が特に多いです。 トイレは上高地、小梨平、明神、徳沢、横尾にありますが、チップトイレが多いです(上高地バスターミナルのトイレはウォシュレット付)。水は上高地、小梨平、徳沢、横尾で補給可能。 なお、今年7月にあった豪雨によって上高地〜明神間で梓川の左岸歩道が崩落し、長期の通行止めになっています。このため明神へは右岸歩道(岳沢方面への歩道)経由の迂回路を通ることになり、通常より時間を要します。また、徳沢〜横尾間でも一部が崩落しているところがあり、河原への迂回路が設定されています(通行には問題ありませんが、一部管理用道路を通過するため、工事車両に注意)。 ◆横尾〜本谷橋〜涸沢分岐〜涸沢小屋 横尾橋を渡って1.5劼曚匹亙臣海淵肇譽ぅ襪任后そこから本谷橋までは横尾谷沿いに緩やかに高度を上げていきます。本谷橋で右岸に渡ったところから、斜度が上がります。トレイルはよく整備されており、特に危険なところはありませんが、落石に注意が必要なポイントが数ヵ所あります(注意喚起の看板あり)。 カール入口にある涸沢分岐で涸沢ヒュッテへの道を分け、涸沢小屋に向かいます。このあたりからナナカマドの赤い実が散見されるようになりますが、紅葉はまだでした。そのまま灌木帯のなかを進むと、カール内に飛び出すので、テントサイト脇に整備された石畳の通路を涸沢小屋に向かいます。涸沢小屋にはテラスがあり、カール内の展望が良好です。 ◆涸沢小屋〜クロユリスラブ〜南陵取付〜上のクサリ場〜北穂分岐〜北穂高小屋 ※この区間は全体を通して急登が続きます。一部要注意箇所もあり、事故も多発しているためヘルメット着用を推奨 涸沢小屋からクロユリスラブまではキツい急登ですが、足場は比較的しっかりしています。クロユリスラブは5m程度のスラブですがクサリ等はありません(途中にアンカーが1本打ってあります)。上りではあまり問題ないですが、下り時は谷側への滑落しないよう注意が必要です。クロユリスラブから先は、足許に浮き石が混じるようになり、そのままガラ場を南陵取付まで上がります。 南陵取付はこの区間の核心部になりますが、高度差で約50mほどのクサリとハシゴを登ります。クサリ場は見た目よりは比較的斜度が緩く、足場もしっかりしています。ハシゴ部分もしっかりしているので丁寧に動けば問題ないと思いますが、一部クサリがない場所を回り込むところなどもあり、悪コンディション時や下りに取る時には滑落しないよう注意が必要です。 ハシゴを登り切ると、いったん斜度が緩むものの、再び急登となり一部ですがヤセ尾根も混じるようになります。難易度は特に高くなく、マーキングも付いているのでロストのリスクは低いと思いますが、急斜面が続くので下りなどでは何でも無いところでも転滑落には注意が必要です。 上のクサリ場を登り切ったすぐ先で、足場部分が狭窄している崖際のトラバースがありますが、しっかりしたクサリが設置されており、足場自体もしっかりしているところが多いので、落ち着いて動けば問題ありません。ただし、一部足場がかなり細いところがあり、高度感があるので苦手な方は頑張って乗り越えるしかないです。 その先も急登が続き、テン場(少し広い場所なのでマーキングを見落とさないように)を越えると、北穂分岐で涸沢岳方面への分岐を分け、更に進むと松涛岩を回り込むような形で北穂高岳の山頂となり、山頂すぐ下に北穂高小屋があります。山頂からは天気が良ければ360度の展望が得られます。 |
その他周辺情報 | ◆北穂高小屋HP https://www.kitaho.co.jp/ ◆アルピコ交通 さわやか信州号 http://sawayaka.alpico.co.jp/?_ga=2.43464483.701074380.1688124106-964548602.1685489638 ◆アルピコ交通HP https://www.alpico.co.jp/traffic/local/kamikochi/shinshimashima/ ◆上高地公式HP https://www.kamikochi.or.jp/#js-main ◆上高地熊目撃情報(上高地ビジターセンターHP) https://www.kamikochi-vc.or.jp/know/bear-list.html |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
Tシャツ(半袖)(1)
ソフトシェル(1)
サポートタイツ(1)
ハーフパンツ(1)
シューズ(1)
キャップ(1)
サコッシュ(1)
靴下
グローブ
防寒着
雨具
着替え
靴
昼ご飯
行動食
非常食
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
ヘルメット
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感想
散々苦労しながら調整して計画を立てた8月末の山行が、超低速迷走スーパー台風10号によって一気に吹っ飛ばされてしまい、近年まれに見る絶望の8月末を過ごしました。起死回生を図るべく、何とか予約がとれた1泊3日の北穂往復へ。
仕事が繁忙期にかかってきましたが、関係方面各位あちこちとの調整を何とかやりきって、無事出発にこぎ着けたものの、仕事疲れとバスであまり寝られなかったことで、初日は体調がイマイチでややフラフラ。おまけに天気予報も午後から雨で憂鬱だったのですが、何とか頂上まで降られず小屋に逃げ込めてラッキーでした。ただ、明日はガスか小雨の中を下山か〜と思いながらガスガスの中、小屋前のテラスでビールを呑んでいたら、思いのほか天気が回復してきて、ついには朝夕とも素晴らしい景色を眺めることができたのは望外の僥倖でした。捨てる神あれば拾う神あり。人生万事塞翁が馬。
美味しいご飯も食べてしっかり寝たので、下山時には体調も回復し、楽しい山行となりましたが、弾丸登山だったので全く余裕がないスケジュール、おまけに厳しいルート。さすがに段々歳を重ねてくると、ちょっとムリが利かなくなってきました(特に眼やバランス感覚、反射神経・・・)。山行日前後には穂高周辺で立て続けに事故があり、ザイテングラードではヘリによる救助もあったので、いつ自分が当事者になるかも知れないとの思いを一層強くしました。改めて自戒するとともに、更なる鍛錬が必要と思った次第。まずは体力を落とさないよう頑張りつつ、次の機会を狙っていきたいと思います。
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こんにちは❗️
北穂に行ったんですね。私が泣く泣くキャンセルした小屋にも泊まったんですね。
いいなぁ、いいなぁ。羨ましいなぁ(笑)
お互い仕事疲れが激しいようで😅
仕事を頑張る元気は無くても山に行く元気はあるという(笑)
リフレッシュしないとやってられませんよねーーーっ❗️
私もまだまだ北アの計画を捨てませんよーっ😁
お疲れ様でした!
おはようございます。
往ってきましたヨ。ただ、予約も時間もどうにも取れなくて、1泊3日の弾丸登山でしたが
仕事が繁忙期なので大分疲弊しての登山になりましたが、お天気が予想外に良くなったのは日頃の行いがいいから?
まあ普段コマネズミみたいにバタバタしているで、これぐらいのご褒美はあってもイイかな(苦笑)
北アもこれから紅葉ですね。sakuさんも冬の到来の前にもう一度と云わず、二度でも三度でも
大分コンディションが変わってきますが、是非ご安全に!
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