ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 721977
全員に公開
ハイキング
志賀・草津・四阿山・浅間

黒斑山 (+高峰山)

2015年09月20日(日) [日帰り]
 - 拍手
kimicha その他2人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
07:10
距離
9.3km
登り
627m
下り
607m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:31
休憩
1:33
合計
7:04
5:30
5:31
42
6:13
6:48
32
7:20
7:20
79
8:40
8:42
15
8:57
8:57
69
10:06
10:14
9
10:23
10:32
18
10:50
11:23
14
11:37
11:42
51
12:33
12:33
0
12:33
ゴール地点
7:20-8:39の間にホテルに帰って朝ごはんを食べました。この間に駐車場は一杯に。ビジターセンターから徒歩2分ほど下ったところに停めました。舗装されていて快適。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 車坂峠のビジターセンター駐車場は5時半のときはまだ数台でしたが、7時半ではほぼ満車。8時半では路肩駐車が出始めており、12時半の下山時には我々が停めた峠を少し下った路肩の舗装された駐車スペース(穴場)もいっぱいでした。少し離れますがスキー場の駐車場はガラガラです。
コース状況/
危険箇所等
登り:表コース〜よく整備されておりまず心配なところはありません。槍の鞘の手前にシェルターがありました。外輪山の縁は切れ落ちてますが、足場はしっかりしてます。

下り:中コース〜途中掘り割り状の部分ではぬかるみがあり泥で滑ります。後半にガレて土と一緒に滑りそうなところがあるので慎重に下ります。

ポストは登山口にありましたが、届の用紙が空でした
ビジターセンターでヘルメットの貸し出しがあるようです
その他周辺情報 トイレは高峰高原ホテル裏とビジターセンターの中に。

前日に高峰マウンテンロッジに泊まりました。広いツインベッドの部屋に+洋室でソファーベッドで3ベッド。快適でした。食事も美味しく、おすすめです。
急登を過ぎて雲海が広がると一同感嘆の声
2015年09月20日 05:48撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
1
9/20 5:48
急登を過ぎて雲海が広がると一同感嘆の声
北アルプスがくっきり
2015年09月20日 06:19撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/20 6:19
北アルプスがくっきり
富士山、拡大してみると金峰山、瑞牆山の3ショット
2015年09月20日 06:22撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/20 6:22
富士山、拡大してみると金峰山、瑞牆山の3ショット
山頂神社の祠、最高地点はもう少し手前
2015年09月20日 06:32撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/20 6:32
山頂神社の祠、最高地点はもう少し手前
雲海に日が差す
2015年09月20日 06:36撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
2
9/20 6:36
雲海に日が差す
瑞牆山の大ヤスリ岩、わかりますでしょうか
2015年09月20日 06:41撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4
9/20 6:41
瑞牆山の大ヤスリ岩、わかりますでしょうか
登山道に沿ってずっと白豆の木が坪庭のよう
2015年09月20日 07:19撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/20 7:19
登山道に沿ってずっと白豆の木が坪庭のよう
登山口
2015年09月20日 08:43撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/20 8:43
登山口
高峰山とアルプス
2015年09月20日 09:19撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/20 9:19
高峰山とアルプス
展望が開け篭の塔山、スキー場
2015年09月20日 09:30撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/20 9:30
展望が開け篭の塔山、スキー場
北西に四阿山、左肩に根子岳
2015年09月20日 09:35撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
1
9/20 9:35
北西に四阿山、左肩に根子岳
槍の鞘で展望が開ける
2015年09月20日 10:08撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
2
9/20 10:08
槍の鞘で展望が開ける
トーミの頭から山頂
2015年09月20日 10:27撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/20 10:27
トーミの頭から山頂
盛んに噴煙を上げる浅間山
2015年09月20日 10:30撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4
9/20 10:30
盛んに噴煙を上げる浅間山
山頂方面からトーミの頭、怖い場所ですね
2015年09月20日 10:42撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
1
9/20 10:42
山頂方面からトーミの頭、怖い場所ですね
山頂からお釜と前掛山
2015年09月20日 10:56撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
1
9/20 10:56
山頂からお釜と前掛山
2015年09月20日 11:06撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
2
9/20 11:06

感想

登山口から車で1分というロケーションの高峰マウンテンロッジに泊まれたおかげで、7:30の朝飯前に高峰山、食後に黒斑山という山行計画を立てることができた。

 5時前に起床、薄暗いビジターセンター駐車場にはすでに数台の登山者の車がいて、黒斑山を目指すようだ。我々は高峰高原ホテルの裏手の鳥居から高峰山を目指す。

 ホテルの向こうに雲海と富士山が見えたが後の楽しみに取っておいて、樹林帯に入る。最初は急登だが、整備されており、やがて稜線に着く。稜線で南の展望が開け、眼下の雲海と遠くに富士山が浮かぶ。3人とも感嘆の声とともに、撮影が始まる。曇り空だが遠望はきく。

 この絶景が見え隠れ、しばらく西へ稜線を行くと、北側から高峰温泉からの道と出会う。そこから南へと方向を変える。山頂はいつの間にか過ぎて、西の樹間に北アルプスが見え隠れする。

 目の前に大きな岩が見えると、目的の高峰神社に到着。お参りをして、改めて風景をみると、北以外の270度の展望が開けている。八ヶ岳は雲に隠れているものの、北アルプスはくっきりと北は五竜までよく見える。御嶽山の噴煙に朝日が当たっている。振り返ると黒斑山ごしに立ち上る浅間山の噴煙が見える。

 持ってきた梨を食べる。朝飯前の空腹に染み入る。二十世紀梨が好きなのだ。鳥取から取り寄せた逸品だ。

 すれ違った登山者は3組だった。足場もいいので、帰りはスムースだった。黒斑山のサブコースに良いと思う。

 一旦ホテルに戻って朝飯を取る。ここは、暖かい料理を暖かく、鮮度を大切にした美味しいご飯を提供してくれる。身支度を整えなおして、チェックアウト。

 駐車場はもう一杯と予想されたので、チェックしておいた道路脇の駐車場へ。ビジターセンターからは影になるため、知らないと停められない場所だ。

 ビジターセンターを抜けて再び車坂峠へ。木の柵を通って表コースの樹林へと進んで行く。左は中コースだった。二つのコースが同じ登山口から始まるって珍しい。東には大きな樹林の山がそびえているが、見える限りのピークはかなり高く遠い。

 雲が減り、日差しが出てきた。コースは溶岩礫と溶岩だが整備されていて歩きやすい。坪庭のようにシラタマノキで縁取られた植え込みが点在し、また左右にあって、目を楽しませてくれる。今まで見たこともないシラタマノキの大群落。

 一回だけ下って、下界の雲海の見える岩場を過ぎる。その後は、また、樹林に入って開けた岩場。と繰り返す感じ。大きく開けたところで、高度もそれなりに上がって北アルプスが見えて来る。朝、高峰山から見えた御嶽、乗鞍は霞んでいる。富士山も残念ながら見えなくなってしまった。朝行っておいてよかった。

 また樹林へ。この辺りからは西の展望は利かなくなる。とても整備された真新しい木組みの石段が続く。かなりの距離を登りきると浅間山が見える。シェルターを右に見てちょっと行くと、槍の鞘の標識。先行者が盛んに写真を撮ったり休んだりしている。我々もちょっと休む。

 ここから、東側は完全に切れ落ちており、落ちたら命はない。けれど、危ないところはロープで柵があって、トーミの頭へは岩場の急登だが足場もしっかりしている。子供も見かける。

 トーミの頭はいかにも吹き出した溶岩が固まったような足場があって、展望は素晴らしい。噴煙を上げる浅間山はもちろん、火山館からの浅間山登山道、外輪山全てが見渡せる。小諸方面の展望もある。以前、浅間山に登った時に、外輪山を見上げたのだが崖の上に小さい人影が見えたところだ。

 草すべりの分岐を過ぎて、浅間山が見え隠れする歩きやすい道を進むと、浅間山の監視カメラがあり、そこから間も無く、狭い黒斑山の山頂だった。混みあっているので蛇骨山の方へ少し進んでみたものの、今日は早く帰る予定だったため山頂に戻り、山頂から10mほど下ったところの道脇のスペースで休む。

 持参のココアを作って、梨を食べる。朝飯をしっかり取ったので、行動食はそれだけで済んだ。途中から暑かったけれど、水も全部で1000mlも消費しなかった。

 山頂からはお釜の向こうの縁も見えるので、噴煙が立ち上る様子は迫力がある。噴火レベル2で2km以内の入山禁止となっているが、2km圏内の山腹はもとより、カルデラ内部に見渡す限り登山者は見えない。

 南から雲が広がってきた。トーミの頭を過ぎて、中コースの分岐から樹林へ入っていく。細い針葉樹の林で、八ヶ岳の西岳と青年小屋の間の樹林に似ていると思った。最初は足場もよく歩きやすい道だったが、掘り割り状の深い溝となると、ぬかるみと泥で滑りやすくなり、そこを過ぎて広葉樹林となると、今度はガレた岩が土の上に乗って滑りやすい道となるので、気を使った。

 林が開けてカラマツ原生林の表示が出ると下りきって、水平道となり、車坂峠へ戻った。時間的にも疲労感も丁度良いとても良い山だった、

 ビジターセンターで宿泊プランにセットされていたキャベツソフトを食べた。登山後に程よい甘さのソフトだった。キャベツの緑色をついていたが風味はよくわからず...

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:579人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 志賀・草津・四阿山・浅間 [日帰り]
黒斑山登山コース(浅間連峰):車坂峠(表コース)⇔トーミの頭⇔黒斑山
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
ハイキング 志賀・草津・四阿山・浅間 [日帰り]
浅間山外輪山・黒斑山
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら