火打山&妙高山 暑さと久々と睡眠不足(初日)でヘロヘロ
- GPS
- 20:31
- 距離
- 25.3km
- 登り
- 2,276m
- 下り
- 2,275m
コースタイム
- 山行
- 7:46
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 8:30
- 山行
- 9:57
- 休憩
- 1:59
- 合計
- 11:56
天候 | 9/9:神谷池ヒュッテまで:晴れたり曇ったり ヒュッテ〜火打山:曇りまたはガス 9/10:晴れ時々曇り 両日とも標高1800m以下は蒸し暑かった |
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過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
笹ヶ峰🅿 ・駐車は7割程 ・平日だった為か集金人は不在だった ・トイレは一段下の🅿にある。和式、紙あり 圏央道>関越>上信越道 行き:自宅13:15>道の駅あらい17:15 帰り:妙高高原IC18:50>自宅23:05 バイク走行距離:670km |
コース状況/ 危険箇所等 |
■初日・二日目共通 ・笹ヶ峰登山口〜十二曲り 延々と木道と階段。下山時は木道が永遠に続くと感じるほど長く、無の境地に達した。精神的なキツさ#2。蒸し暑かった。 ・十二曲り終点〜富士見平 岩ゴロ主体で、十二曲りよりこちらの方が厳しい。蒸し暑い。肉体的なキツさ#3。 富士見平は樹林帯の中で🗻は見えない。 ■初日限定 ・富士見平>高谷池ヒュッテ 印象に残っていない。ということは楽だったと思う。 ・高谷池ヒュッテ~火打山 ヒュッテに使わない荷物をデポ。 天狗の庭(池塘)までは木道でゆるゆる。雰囲気よい。 池塘が終わると登り開始。階段が半分位。 森林限界だが登山道の両脇は草や低木で覆われている箇所が多い。 雷鳥平にはベンチあり。 ■二日目限定 ・高谷池ヒュッテ↑茶臼山↓黒沢池ヒュッテ 茶臼山まではゆるゆるな登り。黒沢池ヒュッテまでは急では無い下り。眺めが良い。 ・黒沢池ヒュッテ〜大倉乗越 往路登り、復路下り。 岩ゴロは多くない。歩きやすいが一か所落差が大きい。 ・大倉乗越〜長助池分岐 往路下り、復路登り。 精神的、肉体的キツさ共に#1。 お助けロープ、鎖が7か所程度。 登山道上に突き出た枝、倒木、熊笹、アザミが多く熊笹は逐一顔を撫でるので微妙に不快。 更に後半は登山道上に踏み倒された熊笹が多く、滑ったら谷側に行ってしまいそう。 往復時どちらも日が当たり暑い。 帰路は登り返しが辛かった。 ・長助池分岐〜妙高山 標高差約400mの登り、ほぼ全て岩ゴロ。肉体的キツさ#2。 登り返しはゼロなのと、日陰で涼しかったのが救い。 ・黒沢池ヒュッテ>湿地帯終端>富士見平 湿地帯終端まではゆるゆる、眺めも良くこの山行で#1。 終端からは右折し樹林帯の中に入り厳しくない登り返し、富士見平に到着。 |
その他周辺情報 | ■前泊:スーパーホテル新潟・新井 https://go-superhotel.reservation.jp/ja/hotels/sh-arai 新井スマートICを降りると目の前にある「道の駅あらい」内にある。 ローソンが目の前にあり飲食店も多数あるので至極便利。 快適な睡眠に強いこだわりがあるホテルなので選んだのだが…。 笹ヶ峰まで:37km 46分 燕温泉まで:20km 30分 ■宿泊:高谷池ヒュッテ https://booking.montbell.jp/lodging/facility.php?facility_id=16 この山小屋には水場が無い。宿泊者が自由に使える水はあるが飲料水ではない(天水ではないらしい)。 したがって食事時に★お茶、水、味噌汁などの提供は無く★、持参するか売店で「いろはす(400円)」などを買うしかない。料理にも「いろはす」を使っているとのことだった。 このことは2024/9/11現在、HPのどこにも記載されていない。 水場が無い(飲める水が無い)山小屋は初めてだった。 池塘がすぐ近くにあるのでフィルタを通して飲料水を作っているか、山から湧水を引いていると思っていた。 山小屋Wi-Fiとかいうのは小屋の兄ちゃんの説明通りの操作をしても繋がらず、どこかに貼ってある説明を読んでくれと投げられた。 靴置きの前の窓に面した長椅子でdocomoの電波が繋がったのでWi-Fiはどうでもよくなった。 ■下山後:苗名滝(みょうなたき) 笹ヶ峰から16km、26分。日本の滝百選。 Googleマップの「苗名滝 駐車場」は滝から遠い。 その先のソフトクリーム屋やトイレがある🅿が近い。無料。 そこから吊橋を渡ってから400m。とあるが実際は箱型の階段を2つ登り、「400m」に階段を上る距離は含まれていない。実際の距離感は1km弱。 400mは山道。登山する人なら問題ないが、下山直後に訪れたのでややしんどかった。 |
写真
感想
■2か月のブランクなど
暑さに弱い。夏の日差しに照らされながら歩くと体力ゲージがズンズン下がるのを感じる。ドラクエなどのRPGで毒の沼を歩くと「ザクッ」というSEと共に画面が点滅して体力ゲージが下がるが、あんな感じ。
てなわけで2か月ぶりの山行となった。
ちなみにその間は海でシュノーケリングしたりプールで泳いでました。
なお7月に健康診断を受けたところ、前年に比べ5kg太っていてショック。
つまり、ザックの荷物+5kgとなった訳だ。
「以前に比べ早く息が上がるようになった」ことが気になっていたが、そりゃ重量が増えればそうなるわな…。
■計画
A.火打山と妙高山を1回の山行で(通称?紐パンコース)
一泊二日の定番コース。俊足の方は日帰りで踏破しているが、標高差2K以上あるので自分には無理。
高谷池ヒュッテか黒沢池ヒュッテに宿泊。
B.火打山と妙高山を別々の山行で
火打は笹ヶ峰から、妙高は燕温泉からピストン。
ただ、どちらも自宅から300km以上あるので一回で終わらせたい。
そこで思いついたのが
火打を笹ヶ峰からピストン>下山したら新井ICにあるスーパーホテル(SH)に宿泊>翌日、燕温泉から妙高をピストン。
ただこれ、SHに到着するのが20時過ぎになるのと、Aより標高差が600メートル増すので却下。
なおSHから燕温泉まではGoogleマップによると距離20km,30mなので前泊するにはお勧めです。
C.燕温泉に駐輪、妙高>火打を縦走し笹ヶ峰に下山してバス>電車>バスで燕温泉へ戻る(tateyama-takaiさんの下記山行)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7092163.html
最も強く気持ちが動いた計画。これだー!と思った。
しかし笹ヶ峰のバス停に16時到着が条件。
計画を立てたところ、CT通りなら燕温泉を2時20分(!)に出発しなければならず、休憩を含めたらもっと早く出発する必要がある。
更に残暑の今、鈍足の自分、2か月ぶりの山歩きでは…非現実的なので諦めました。
という訳で無難かつオーソドックスなA.を選択。
更に、笹ヶ峰を8時に出発するなら2:30に起床する必要があるが余裕を持ちたいのでSHに前泊することにした。
今後SHを使って登山するかもしれないので試しに泊まってみたかったというのもある。
■睡眠問題と結果
・睡眠問題
眠りが浅く、神経質。なので山小屋の相部屋では安眠できたことがない。
22年5月の庚申山荘ではほとんど眠れず翌日の皇海山登山開始時ボーッとしていて転び軽く怪我したので、相部屋は無理と思い知った。
23年9月の三伏峠小屋で個室に泊まったときは安眠でき、翌日の塩見岳登山は順調だった(寒さと早出の登山者の熊避け鈴の音で2時過ぎに目が覚めてしまったが)。
しかし個室がある山小屋はほとんどない。
百名山には宿泊しないと登頂できない山もあるので、完登はほぼ諦めた。
例えば五竜岳山荘は個室があるが「2名様から利用可」で1名では利用できない。
なので高谷池ヒュッテの個室は前々から狙っていた。
天候がまぁまぁで個室が空いている日を狙っていたところ、9/9月曜日が空いていたので予約。
更に9/8日曜日はSHを予約。SHは泊まって見たかったのと、日曜日に移動しておけばETC休日割引が使える。
なお、二輪車定率割引というETC休日割引より更に安くなる割引を知ったのでそちらを利用。この割引、GW、お盆、SWといったETC休日割引対象外の日でも割引の対象になるばかりか、普段からETC休日割引対象外の圏央道も対象になる。
もっと前から使っていれば良かった。
・前泊の結果
SHは熟睡を追求するホテルなので期待していた。
テレビで睡眠の為のヒーリングミュージック(そういうSH独自のチャンネルがある)を掛け、入眠剤は服用せず就寝、入眠したのは22時過ぎだったと思う。
…しかし2:30に目が覚めてしまい、以降は枕を変えたりヒーリングミュージックを掛けたりしたが眠れず。入眠剤を飲むには遅すぎた。
そのまま全く眠れず起床時間の5時を迎えた。
前泊せず自宅から出発する場合、2:30に起床するつもりだった。
結局その時間に起きてしまったので前泊した意味は薄れたが、仕方ない。
ホテル側は悪くない。自分の体質なのだろう。
翌日は眠くて、高谷池ヒュッテ前でコーヒーを飲むまでシャキッとできなかった。
・山小屋 個室泊の結果
昼間眠かったのとヘロヘロに疲れていたので眠る自信はあったが、念のため入眠剤を服用して18:30に就寝。
…しかし23時に目が覚めてしまった。。
また眠ろうとしたが体が痒かったり2:30頃早出した隣の個室の人と思われる言動がうるさくて眠れず、でもウトウトはできて、4時に完全に目が覚めたので、予定より早いが4:30に出発した。
この日は眠気を感じなかった。23時までは熟睡できたことが大きいと思う。
という訳で泊まりの山行は厳しいなと思う結果でした。
でももう一回だけやってみるつもり。
ここまで読んでいただいた方は「テン泊すれば?」と思われただろう。
テン泊は荷物の重量増加、早着しての場所取り、テントの設営、調理、後片付け、撤収とハードルはとても高く、自分には無理。
あとテントは全く防音性が無いので、周りのガサゴソ音で結局大部屋と変わらないと思う。
あぁ。できない理由を探しているようで嫌になってきたが、思慮を重ねた結果です。
■〆
キツかった。tateyama-takaiさんと同意見で「楽な山などない」が真実。
今回もキツかった。
妙高山で晴れたのと、雨に降られなかったことが救い。
あと2か月ぶりの山行が無事終わったこと。
火打・妙高お疲れ様でした。
睡眠問題諸々込で、ヤマレコ内で一番このレコを噛みしめているかも知れません。
妙高では下界の展望があったのは羨ましい。
自分は上信越から見える妙高を見て妙高に興味を持ったので、きっかけとなった上信越を見下ろせなかったのは残念でした。
長助池から大倉乗越間、あそこシンドイですよね。
CT以上のボリューム?濃度?がある区間でした。
自分は全く身構えてなかった区間なので、ココでけちょんけちょんにされました。
睡眠問題…頷きしかないです。
もうビジホだろうか何だろうが、ダメな時は全くダメなんですよね。
CTを巻いて歩けるフィジカルよりも、どこでも寝れる鈍感力を持っている人の方がよっぽど羨ましいです。この鈍感力こそ強さだよなぁと感じてます。
この鈍感力は数値に現れないので、案外気づいてない人が多いのでは?
小屋でもテントでも車中泊でも夜行バスでもグースカ寝れる…これは才能なんですかね?
学生時代は座り心地の悪い椅子で、先生に怒られても授業中グースカ寝てた筈なんですけどねぇ…あの鈍感力はどこへ行ってしまったのか…
いつでもどこでもスイッチを切ったように眠れる人、羨ましいですね。
登山に向いている方だと思います。才能でしょう。
「仕事を終えて準備して車を飛ばして夜中に駐車場に着いて2,3時間寝て山行開始」なんてレコを時々見ますが、私から見ると「超人」です。
一度だけ八ヶ岳の美濃戸口で車中泊をしたことがあります。
シートをフルフラットにして、全窓に目隠しを貼り、いつも使っている布団とマットを敷いて、いつも使っている枕を置いて、いつも飲んでいるビールを飲んで、いつも聞いている音楽をイヤホンで聞きながら就寝…でも出入りする車のエンジン音、バタンというドア開閉音、歩く人の気配が気になってしまい、ほとんど眠れませんでした。
人が間近にいると感じると緊張して眠れないようです。
HSPなのかなぁ?と考えた時期もあります。
http://www.madreclinic.jp/pm-top/pm-symptom/pm-symptom-22/
人の気持ちには気づきにくいのですが
八ヶ岳でもそうでしたが、「眠らなくちゃいけない」と考え出すとほぼ眠れないですね。
逆に、眠ってはいけない仕事中なら、いつでも眠れる自信があります(苦笑)
最近は自宅で睡眠中でも、夜中や早朝に必ず一回は目覚めてしまいます。トシなのかな。
以前見たNHK「トリセツ」の睡眠がテーマの回では鼻呼吸が大事という結論で、鼻うがいを薦めてました。
始めようかな…
鼻の通りが悪くて口を開けて寝てしまいがちで、以前耳鼻科で「鼻中隔湾曲症」と診断されました。
手術できますよと言われましたが術後が痛むらしいのと、手術したけど変わらなかった人の話を聞いて踏み切れていません。
つまらない自分語りをしてしまいました。
↓こんな動画があったことを思い出しました。方法は4分位から。効果が無かったような気もしますがもう一度試してみます。
【最強の睡眠法】射撃音が鳴る中だろうが,たった2分で眠れる米軍式睡眠法【ゆっくり解説】
https://www.youtube.com/watch?v=8cErEBVu_d4
睡眠の状況、頷くばかりです。山小屋では私も熟睡できず、ウトウトするだけのケースが多いですね。
医師に相談して、催眠誘導剤を処方して貰ってますが、効き目があるのは車中泊だけ。山小屋では効き目が薄く、どなたかのいびきが聞こえるともう駄目ですね、眠れません。耳栓しても効果は薄いです。
そうはいっても、疲れ切ったら自然に眠くなると自分に言い聞かせ、眠れないうちはまだ体が元気な証拠だと勝手な解釈をして自分をごまかしてます。
お魚が迎えてくれる海まで1時間程度で行けるので、海に逃げていました。
ery100さんもですか。
私はAmazonで入眠剤を買っていますが、効くのは2回に一回程度ですね。
上のコメントで書いた皇海山のときは1錠飲んでも効かなかったのでもう1錠飲みましたがそれでも眠れず、それでも効き目はあったようで朝はフラフラで転んでしまいました。危ない所でした。
ちなみにこの時は同室の方のイビキと、夜になって到着した登山者のゴソゴソが原因でした。
私も耳栓をしますが、寝ている間に100%外れるんですよね。
かといって外れないで完全に防音となると寝坊しそうで怖いです。
>疲れ切ったら自然に眠くなると自分に言い聞かせ、眠れないうちはまだ体が元気な証拠だと勝手な解釈をして自分をごまかしてます。
それ、適度にポジティブでいいですね。私も眠れなかったらそう考えることにします。
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