御嶽山
- GPS
- 08:32
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,245m
- 下り
- 1,250m
コースタイム
- 山行
- 2:47
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 3:11
- 山行
- 3:27
- 休憩
- 1:42
- 合計
- 5:09
天候 | 9/7晴れのちガス湧き 9/8晴れのち曇り、下山後雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
下山されて空いたっぽいビジターセンターへ降りる階段前に空き2台分ほどあり 登って行く途中、徒歩5~10分くらいのところまで路駐あり、朝4時頃にはほぼ埋まってたよう |
コース状況/ 危険箇所等 |
整備されており歩きやすい |
その他周辺情報 | 王滝村の温泉施設情報は写真の最後にアップ →不定休があったりする為、向かう前に問い合わせすることをお勧めします。 飲食店に関してもそうかも。 |
写真
感想
初めて御嶽山に登ったのは2010年10月のまだ噴火前、旦那さんの転勤で関東在住中、山で出会った山友さん達と、登山を始めた初期の関西のメンバー合同で日帰りで王滝口登山道からであった。
その後2014年9月に噴火があり大変な自然災害が起こったとニュースで見ていたが、その数年後、中部在住の山友さん達が御嶽山に登っている記録を耳にし北御嶽エリアのことを知る。
噴火後の御嶽山のことが気になり、噴火後も毎年営業を続けていた五の池小屋のことを知って2017年から毎年登っている御嶽山。
御嶽山は賽の河原を挟んで北側と南側で雰囲気が異なり、北側はお花の種類も豊富で、運が良ければ雷鳥をはじめ、カモシカやオコジョに会うこともできる。
南側は噴火の名残もあって荒々しい雰囲気を残しながらも修験者の方々が今も登拝されて信仰の山の雰囲気もしっかり味わうことができる。
噴火後は、濁河温泉や中の湯、御岳ロープウェイからのアクセスばかりであったが、昨年から通行できるようになった王滝口登山道は気になっており、今年はまだ一度も二の池ヒュッテにご挨拶に行けてなかったのもあり、週末の晴れ間を狙って小屋の宿泊に空きがあったこの週末、女将の歩荷の忘れ物のキャベツを届けるという使命と共に登ってきた🏔️
今年は噴火から10年目ということで、剣ヶ峰や二の池周辺の山小屋ではちょうど取材が入っていたようだ。
噴火前に訪れた時に比べ、スキー場トップの田の原天然公園前の駐車場がビジターセンター設立と共に改修されたのか広くなってるように思ったが、満車になることを失念しており、10時頃に到着すると下の方まで道路脇に路駐している車の列が連なっていた😱
が、何台か降りてきていた車があったのでダメ元でビジターセンター上部の駐車場をぐるっと回ってみると、ほぼ鳥居の正面あたりに2台分の空きスペース発見‼︎
後で聞いた話では朝4時の時点でほぼ埋まってたようなので、良いタイミングに着けて見つけられ幸先良し✨
整備された登山道を辿りながら、初めて皆で登った時のことを思い浮かべつつ進むうちに、王滝頂上山荘が噴火前の建物から一新して避難用の建物になっており、中を見学させてもらう。
トイレは外にしかなく、休憩されていた人達は天気が良かったのもあってか小屋の中で休む人はおらず小屋前で腹ごしらえされたり一息ついておられる。
小屋に駐在されてた方と噴火後の王滝口周辺の話やヘルメットの使用に関して意見を伺う。
万が一の時には小さな噴石から頭を守れるかなという意識で被っていたが、大きな噴石が飛んできたらヘルメット被ってても生きてられないから、なぜヘルメットを被るのかを考えてほしいとのこと。
足元がガレてたり、噴石が落ちてたりもするので、落石対策、転倒時の頭部保護としてどのエリアでは被るべきかなど、自分たちでも考えて行動しなければいけないと実感。
その後久々の王滝山頂から八丁だるみでは、噴火時にここで亡くなられた方もあったと聞いており想いを馳せつつ「速やかに移動‼︎」の札に足を進めるが、剣ヶ峰までの直下が最も傾斜が急でややペースダウン💦
早朝から登っている方々も多く、午前中は渋滞もしていたよう💦
剣ヶ峰では360度の眺望はガスが沸いてしまっており逃したが、時折見える青空はゲット✌️
初日はそのまま二の池ヒュッテにチェックインして、小屋のスタッフさん達やテーブルでご一緒した方々と楽しい時間を過ごす。出会に感謝✨
共に話をした方々とは其々に職業や出身地、行動エリアで共通点など発見があり、ビックリしたり。
またどこかの山で再会できたらと思う🥰
2日目は午後から天気が崩れそうとのことで、担々麺に照準を合わせ、朝食後は荷物をデポさせてもらって摩利支天と飛騨頂上までお散歩。
摩利支天ではちょうど眼下に漂うガスに背後からの日差しでブロッケン現象を探すと見事発見✨
当初は摩利支天のみで引き返そうと思っていたが、担々麺の時間まではまだ余裕あり五の池まで降りてみることに。この日は北風予報だったように思うが、継子岳、乗鞍岳方面はガスの中、摩利支天、剣ヶ峰はやや秋の気配がはじまった山肌を拝むことができた。
五の池からは摩利支天乗越へは登り返さず賽の河原避難小屋へ抜けるトラバース道を経由。途中すれ違った方々から「この先のガレ場が危険なので気を付けて‼︎」と言われるが、下のガレ場、ザレ場が大の苦手の私にとっては登りはさほど問題なし。
落石させないよう、登山道を踏み外さないように気を付けて進んだ。
無事に二の池ヒュッテに戻り、楽しみにしていた担々麺に追い飯をし、女将特製のクリームブリュレのドリンクセットで腹拵え😋
雷鳥には会えなかったが、雨にも遭わず12時半には無事に下山。
荷物を片付けてビジターセンターで火山情報など見学してると13:30頃から土砂降りの雨☔
一時的に止んだタイミングで車に戻って、仕入れた温泉情報で汗を流して帰ろうとしたところ、日曜日で定休日じゃなく登山口から一番近いと書いていたあ「御嶽高原温泉こもれびの湯」が休みの看板…
国道19号線へ戻る途中で、20年くらい前にスキーで通ってた頃に利用していた「たかの湯」に営業中の幟が出てたので風呂セット持って入ろうとすると、「大浴場は老朽化のため使用できず、レストランのみの営業」とのこと。
噴火後、登山口は復旧して登山客もたくさん戻ってくているのに、宿泊施設や食事処、温泉施設は経営者の代替りや施設の老朽化に手を加えるかどうかなど、いろいろ課題があるんだろうなと思った。
結局帰り道、岐阜の大垣まで下道を走った際に、途中の土岐の温泉施設で入浴と食事。
道の駅木曽福島で長野県産のシーズンラストになると思われるスイカ1玉をゲット🍉
登山のハイシーズン中に私としては珍しく6週間ぶりとなってしまったが、無事に登れて一安心なり🍀
毎年恒例の御嶽山のレコ楽しく読ませていただきました。
私のために(?)トウヤクリンドウまでアップいただいてありがとうございます(笑)。
やっぱりトウヤクリンドウは地味だけど清楚でとても可愛いです!
今シーズンは秋の気配がここ数年よりも早いようで、既に傷み始めているものがある中、清楚な子を見つけることができました✨✌️
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