蓮華温泉から周回(朝日岳・雪倉岳・鉢ヶ岳・白馬岳・小蓮華山)
- GPS
- 23:03
- 距離
- 37.9km
- 登り
- 3,186m
- 下り
- 3,183m
コースタイム
- 山行
- 8:22
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 9:04
- 山行
- 7:26
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 8:20
天候 | 10日晴れ(暑くて熱中症に) 11日ガスガス(展望無いが概ね涼しい) 12日早朝ガスガス後一時的に好天 (白馬大池からは蒸し暑い) |
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過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
トイレ有り トイレの前に登山ポスト有り 麓の村から小一時間林道を登って蓮華温泉に着く(蓮華温泉は標高1450m) 林道は全て舗装されているがすれ違いと落石に注意 行き 9/9 自宅9:46発→蓮華温泉駐車場15:08着(307.7辧 帰り 9/12 蓮華温泉駐車場11:27発→自宅17:51着(307.4辧 総走行距離:615.1 |
コース状況/ 危険箇所等 |
▼五輪尾根 蓮華温泉から350m位先ず下り、そこから朝日岳(2418m)へ登るので1300m位のひたすらの登り、序盤は樹林帯で蒸し暑い、また途中日向の道もあり暑くて熱中症になってしまった。タフなパスなので登り返しが有るものの下山で使った方が好ましい。朝日岳には吹上のコル側からは前山が有り、前山に登り切ると本当の朝日岳が見える。 ▼朝日岳から朝日小屋 山頂付近は木道だが途中結構な急登も有り、小屋から直ぐそこが山頂ではない。小屋からの上りでは1時間は掛ると思われる。 ▼水平道 朝日小屋から雪倉岳方面は基本下りとはいえ、アップダウンを繰返す。途中水場が有り。雪倉岳方面の分岐から急登が始まる。下側に一度脚を踏み抜いたので、斜めに滑る足元や草に隠れた穴に注意。 ▼雪倉岳 朝日小屋方面からの上りはひたすらのアルバイトで、ザレガレの道が左上方に続く。特に危険箇所はないがとにかく体力勝負。 雪倉岳山頂から避難小屋への下山はザレているが比較的楽なパスであっという間。避難小屋にはトイレがあったが、フォリナー達10人位のトイレ待ちで待てずにスルーした。 ▼鉢ヶ岳 バリエーション 雪倉岳方面からは広い斜面を登るが、取り付きが判らず、ハイマツ帯を避けて右サイドから取り付き直した。朝日小屋で一緒になった方から、三国境方面の斜面は崖で危ないのでピストンするか巻き道は早く降りた方が良いとアドバイスを頂き、適当に巻き道に降りたが、これが這松と笹の酷い藪こき地獄で大変だった。雪倉岳からの取り付きへ戻るのが遠回りだが賢明。 ▼鉢ヶ岳鞍部から三国境 藪こきで疲れたせいか、直射日光のせいか結構上りが辛かった。三国境は白馬岳方向へ登る道と小蓮華岳方向へ登る道とトレースパスが分かれている。 ▼三国境から白馬岳、白馬岳から白馬大池まで 特に危険箇所はない。 小蓮華山への稜線は坂の上の雲に使われた有名な絶景ポイントだ。 ▼白馬大池から蓮華温泉登山口 大きめの苔の付いた石の道が続き、距離の割には疲れた脚に堪える。 天狗の庭は展望良し。あと2夘玄韻らが遠く感じた。 |
写真
装備
MYアイテム |
24c
重量:-kg
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個人装備 |
長袖シャツ
ドライレイヤークール
ソフトシェル
ズボン
靴下
レイングローブ
ポリゴン防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え(小屋用Tシャツ・短パン・靴下・タオル)
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料(ポカリスウェット500・プラティパス水1000×2)
ガスカートリッジ
コッヘル
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS(GARMIN eTrex30xJ)
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
腸脛靱帯サポーター
|
備考 | 忘れ物:ミニ三脚、粉末ポカリ、芍薬甘草湯の予備、ライター、湿布薬 |
感想
蓮華温泉から白馬岳を周回してきました。
朝日岳(300)と雪倉岳(200)がメインターゲットでしたが、直前に気が付いた鉢ヶ岳(2500m以上)にも登ることと、さらに買いそびれていた三山連結式の山バッジを購入することも目的に追加しました。
〇朝日岳(あさひだけ)標高 2418m
日本三百名山 富山の百山 新日本百名山 新潟100名山 甲信越百名山 日本の山岳標高1003山 新潟県の山(分県登山ガイド) 富山県の山(分県登山ガイド) 日本の山1000 百名山以外の名山50 日本名山図絵 北陸新幹線百名山 西丸震哉日本百山
https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/ptinfo.php?ptid=233
〇雪倉岳(ゆきくらだけ)標高 2611m
日本二百名山 富山の百山 新潟100名山 甲信越百名山 日本の山岳標高1003山 日本2500m峰 富山県の山(分県登山ガイド) 日本の山1000 魅力別で選ぶ日本新百名山 温泉百名山 北陸新幹線百名山
https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/ptinfo.php?ptid=171
〇鉢ヶ岳(はちがたけ)標高 2563m
新潟100名山 日本の山岳標高1003山 日本2500m峰
https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/ptinfo.php?ptid=1154
〇白馬岳(しろうまだけ)標高 2932.24m
日本百名山 花の百名山 新・花の百名山 日本百高山 信州百名山 一等三角点百名山 富山の百山 新日本百名山 甲信越百名山 中央線から見える山 ヤマレコ30選 日本の山岳標高1003山 長野県の山(分県登山ガイド) 日本2500m峰 富山県の山(分県登山ガイド) 信州ふるさと120山 日本の山1000 長野県の名峰百選 魅力別で選ぶ日本新百名山 信州山歩き(中信・南信編) 温泉百名山 ふるさと百名山 信州山カード 特選日本名山50 山渓花の百名山地図帳 白籏史朗の百一名山 北陸新幹線百名山 西丸震哉日本百山 歩いてみたい日本の名山 山登り365日 名湯・秘湯の山旅 展望の山旅 自然素晴しい50選 関東周辺週末160 関東周辺120 富士の見える山223 日本いで湯百名山
https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/ptinfo.php?ptid=52
〇小蓮華山(これんげさん)標高 2766m
日本百高山 新潟100名山 都道府県別最高峰 日本の山岳標高1003山 日本2500m峰 日本百霊山 北陸新幹線百名山 関東周辺週末160
https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/ptinfo.php?ptid=1152
▼またまた熱中症
蓮華温泉から五輪尾根ルートで朝日岳を目指しました。取り付きから300m以上下って最低鞍部から登り始めました。樹林帯のコースで風も無く、白高地沢橋から花園三角点までの間で息が上がって足が止るようになってきました。五輪高原から吹上のコルまでの間は両足が攣ってしまい、直ぐに息が上がるし、休憩して立ち上がるときに貧血気味になるのでまたまた熱中症になってしまったと思いました。
芍薬甘草湯を飲みましたが、何と二本しか持参していなく、吹き上げのコルの手前で飲み干してしまいました。両足の痙攣(内転筋・大腿四頭筋)が治まらなく一歩脚を上げる毎に痙攣しそうな状態でした。腸脛靱帯サポーターを太ももに巻いて痙攣を抑えながら登りました。塩タブレットは5粒飲みました。
ポカリは飲み干してしまい、水も1.5ℓ位消費しました。粉末のポカリを忘れてきたのも痛かったです。
熱中症対策で五苓散を購入しようと思いました。
▼白馬岳へ登る最もタフなルート
今年は猿倉からの大雪渓ルートが通行止めなので例年より登山者が少ない白馬岳です。大雪渓ルートや栂池ルートでは白馬岳へ登ったことがありますが、蓮華温泉からの周回ルートは比較にならないタフな白馬岳ルートでした。
鉢ヶ岳のバリエーションを除けば大分楽にはなります。
でも朝日岳や雪倉岳、鉢ヶ岳はとても良い山でした。日本海を眺めることが出来るピークです。
▼三山連結バッジ
白峰三山と越後三山の連結バッジは揃っているのですが、白馬三山の連結バッジのなかで白馬岳が揃っていないことに少し前に気が付き、どうせ雪倉岳に登るのなら三国境で降りないで白馬岳に登って山バッジを購入しようと考えました。
白馬三山バッジが揃ってスッキリしました。
▼小屋でご一緒の方々
白馬山荘ではあまり登山者との交流がなく、朝日小屋での登山者とのふれあいが楽しかったです。
雪倉岳で301名山コンプリートの奈良の男性、秋田から来られていたやはり300名山を巡られている男性、何れも69歳だそうです。もう一方は私と同じS34生まれの男性で東京の方でした。アミノバイタル粉末をご提供いただき有り難うございました。
奈良の健脚の方はとにかく凄いことは凄いのですが、リスペクトできませんでした。私が熱中症で倒れているのに「大丈夫ですか」の一言もなく、自分が朝日小屋の予約していないことの心配やどれだけ健脚なのか、毎日金剛山に登ってという自慢話ばかりで、登山者としていかがなものかと少し感じました。ヤマレコにも自分の記録を全くアップせずに情報収集の為のみで人のレコを見るばかり、制限が掛るとユーザ名を変更してさらに自分の為に情報収集をするといっていましたが、非常に問題です。お互いのためのヤマレコなので、記録をアップしないのならもう利用しないでもらいたいと思いました。
▼朝日小屋はとても素敵な小屋、一方白馬山荘?
奥深い山の中に有る小屋です。有名な清水ゆかりさんは思ったとおりの素敵な女性管理人でした。対応も丁寧(熱中症になってしまったと私が言ったら、個室に変えてあげましょうかと心配してくれました)だし、従業員への気遣いもタップリ、登山者へも早出を強く勧めたりと、素敵な女性と言うだけでなく人間としても魅力的な方でした。ホタルイカが出たり、分厚いチャーシュー入のラーメンが出たり、個別販売のマス寿司の弁当等も含めて食事はとても満足でした。部屋は相部屋でしたが、ザックを部屋に入れるなどと言った類いのうるさいことは言いません。布団もゆったりでした。
一方白馬山荘は、大きく歴史のある山荘なので仕方ないと思いますが、ソロ同士の交流の場としての山荘としては今ひとつでした。食事が空いているせいか自由席なので、皆仲間内だけで食事をしていました。
何といっても残念なのは、スカイプラザ白馬で白馬岳の山バッジを購入したのですがが、若い従業員が「はい、ハクバダケの山バッジ一つですね」と言うのです。
「違うよ!シロウマダケの山バッジだよ。ハクバダケ何という山はないよ」
と私が言うと、「ハクバダケと読むと教えられました」と悪びれずに言うのです。
これには参りました。ヤマレコの白馬岳の解説頁にも白馬岳(しろうまだけ)/ハクバダケと有りますが、ハクバダケは消してもらいたいです。いつの間にか誤謬の読み方が正しい読み方に変ってしまいそうです。
とても残念に思いました。
▼一ヶ月のブランク
帯状疱疹により一ヶ月自宅で静養していたせいか、6月15日に熱中症発症して腎臓等を傷めた性なのか、五輪尾根の登りでまたまた体調不良(熱中症)になってしまいました。
脚の筋肉が落ちていることは事前に実感していましたが、これほどペースダウンをしてしまうとは情けないです。
一日目は熱中症で2時間くらいのロス、二日目は鉢ヶ岳で1時間半くらいのロスをしています。
まあ、これからは焦らずにコースレート1.0をめざしてゆっくりと歩くことにしましょう。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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体調が万全でないなかでこの暑さ、大変お疲れさまでした
このコースは歩いてみたいと思っていました!24cさんの丁寧なレコ、いつか参考に歩きたい
2日目からの稜線が素晴らしいですね、そして「坂の上の雲」の稜線!最高ですね!!
雪倉は憧れです、でも大雪渓や栂池からの白馬ルートとは比較にならない程程タフですか、心してトレーニングが必要ですね。
栂池新道を歩く前にチャレンジしたいです。朝日小屋も楽しみです。でも歩くと膝に痛みを感じるようになったので、歩き方や体とうまく相談して折り合いをつける方法を見つけたいと思います。これからもこの稜線のような素晴らしい道を歩きたい
ヤマレコユーザーのお話し、せっかくの縦走に水を差すような気持ち、残念です。でも人を変えることはできない、このレコを見て、何か気付いてくれる人がいると良いですね。山では気持ちいい出会いが多い、早くこの残念な気持ちを上書きするような楽しい出会いがありますように
疲れが溜まっているのでしょうか、どうか大事になさってください
まさかの今年二度目、更に人生二度目の熱中症になってしまうとは予想もしていませんでした。
今日整形外科にリハビリに行ったとき、医者に熱中症は一度罹患すると二度目もなりやすくなるから今後も気をつけてと言われました。
市の健康診断でも腎臓に気をつけて、水分補給を確りするようにと言われた結果が今日送られてきました。
今まで以上に電解質や水分補給に気をつけようと思いました。
芍薬甘草湯は自宅に戻ったら沢山ストックがありました。
明日は念のため五苓散という漢方薬を購入しに薬局に行ってきます。
年には勝てないなぁと実感した山行でした。
それから白馬岳へ登る一番難しいルートと書いてしまいましたが、不帰の剣ルートや栂海新道ルートの方が大変かと思います。補足です。
今年は猛暑日の日数が過去最高を更新するなど、近年ますます気温が上がり、熱中症のリスクが高まっています。24cさんが大事に至らなくて良かったです。
私も面倒くさがって水分を摂ることをサボるとたまに手が痺れたりします。24cさんのレコを見て、改めて気をつけようと思いました。
また、私は白馬岳に登ってからかなりの年数が経っており、このコースの一部を検討していましたので、いつか登る時の参考にさせていただきます。
それにしても1ヶ月のブランクがあり、病み上がりでこのロングコースをコースレート1.0でもすごいです。前泊も入れて3泊4日の山行は、真似できません。「これほどペースダウンをしてしまうとは情けないです。」と書かれていますが、24cさんのお年でこれだけのロングコースをコースタイムで歩かれる人はなかなかいないと思います。もっと自信を持たれてもいいのではないでしょうか。
私なんかは最近、若い頃と同じように歩いているつもりでも、ロングコースだと1.0のペースになっています。今年の飯豊山やトムラウシの登山でそうでした。
それでもコースタイムより安全に登山をすることの方が大事ですので、お互いケガや体調不良に気をつけて、今後も登山を楽しみましょう!
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