大満足の常念・蝶ヶ岳テント泊
- GPS
- 34:35
- 距離
- 17.5km
- 登り
- 2,402m
- 下り
- 2,479m
コースタイム
- 山行
- 6:58
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 7:40
天候 | 1日目曇り,2日目晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
岩場が多いコースなので慎重に歩きましょう。 |
その他周辺情報 | 三俣駐車場から下って10分程でほりでー湯。日帰り入浴可530円。 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
シルバーウィークどうします?
職場の同僚で山の先輩G氏に相談。蝶ヶ岳あたりどう?蝶ど行ってみたかったぁ。連休だからやっぱりテント泊で…ということで常念〜蝶の周回を計画。G氏にとっては数年ぶりの常念,蝶(ともに日帰りピストン),私にとっては初常念,蝶でした。
初日はガス,雲の多い天候。三俣駐車場に前日深夜到着で数台の空きに何とか駐車,無数の星の下で車中泊。翌朝,見上げる空は晴れ。一日好天を期待して出発です。
三俣分岐で常念方面へ。なかなかの急登です。樹林を抜けると岩稜。歩きにくく疲労もたまりますが,この日は登れば終わりなので頑張ります。途中,下山のご夫婦からこの先にライチョウがいましたと聞きもうひと踏ん張り。通り過ぎちゃったかなと思った頃に,いました。癒しのひと時。どうか猿に襲われませんように。
前常念は何となく通り過ぎ,湧いてくるガスの中稜線に出る。雲に見え隠れする槍・穂高。思いザックをデポして常念山頂に。雲が多くちょっと今一つ。
その後ガスで見えない常念小屋目指してガレ場を下る。午後2時過ぎ到着で既にテン場はほぼ一杯でした。斜めですが一番端に空きを見つけてテント設営。そしてささやかな宴会。まったりとした至福のひと時でした。低い雲が多すぎて夕焼けは今一つ。
2日目。気温は朝方にはおそらく0度近かったと思います。薄いシュラフで眠れないかと心配しましたが,カッパ・ダウン・フリース含めて持ってきた衣類すべて着込み携帯カイロを使って何とか寒さをしのぎました。むしろ傾斜でずり落ちるシュラフの足がテントに当たる度に2時間おきに目が覚める。また,多くの人が寝静まってると思われる時間になってもテント外で聞こえる話し声に閉口しました。3時頃?には周りがざわつき始め,4時頃テント外をのぞくと満天の星。そしてすでに常念に向けて登っているヘッデンの列が続いていました。みなさん早起きですね。
予定通り5時前に起床,朝食。そしてご来光。東の空が明るくなるごとに東側から湧くガスでだめかなと諦めかけると再びガスが消えて,雲海からのご来光。そして槍穂高のモルゲンロート。プチブロッケンも。最高の朝です。
予定よりだいぶ遅れて7時30分スタート。まずは再び常念岳へ。山頂からは槍穂高が目の前に。まさに360度の大展望です。コーヒーで一服後,先は長い蝶ヶ岳に向かいます。
気持ちよい稜線歩き,右手にはつねに槍穂高。ちょうどよいスリル感の岩稜帯。楽しいの一言です。鞍部辺りになると樹林帯に入り,最鞍部で鋭気を回復します。この辺りの池塘でサンショウウオ発見。卵は見たことありますが成体は初めてで感激。
この辺りからの上りが一番きつく感じました。筋肉に鞭打つ感じでひたすら登ります。
そしてついに蝶槍到着。常念よりもさらに槍穂高が近くて大迫力。もう言葉で表せません。何時間もゆっくりしたい気分でしたが,暗くなる前に下山したいので仕方ありません。30分程で蝶ヶ岳ヒュッテ到着。少し遅いランチ。その後蝶ヶ岳山頂を踏んで下山としました。
三俣への下山もけっこうな急勾配。足の筋肉も既に悲鳴をあげてますが,階段がよく整備されているおかげで自分を励ましながら頑張りました。
大満足の常念,蝶。SW,最高の二日間となりました。
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