烏帽子岳・池ノ平山【中央&南アルプスの絶景を満喫】
- GPS
- 08:52
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 1,352m
- 下り
- 1,349m
コースタイム
- 山行
- 6:58
- 休憩
- 1:55
- 合計
- 8:53
天候 | 快晴 【気温】登山口:22℃ 池の平山:20℃ 小八郎岳:24℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
高速をくぐり舗装された小八郎林道を道なりに進む→鳩打峠手前の 駐車場を利用。(簡易トイレが二基設置されています。) 《中荒町で「烏帽子岳登山口」への案内看板に従って林道へ入ると、 所々に懸る小さなプレートが登山口へ導いてくれます。》 |
コース状況/ 危険箇所等 |
シロナギの縁を登る道が、2022年には尾根下に新設登山道ができたため ナギの様子を俯瞰することができなくなりました。 (個人的にナギの名称が混乱していましたが、飯島ルート分岐の 南側が「シロナギ」、西側が「セキナギ」と区別できました。) |
その他周辺情報 | 国土地理院の表記は「烏帽子ヶ岳」になっていますが、飯島町から 山名変更申請が出され、現在の山名は「烏帽子岳」が正式に。 現場の標識等はほとんどが「烏帽子岳」になっています。 |
写真
感想
三連休も微妙な天気予報だが、南信方面は期待できそうだ。
南木曾岳か大川入山か、いや烏帽子岳に決めよう、そして調子次第では
念丈岳も視野に入れて早朝に自宅を出発する。
薄曇りの朝はやはりひんやりする。久しぶりに猛暑とは縁のない登山に
なりそうだ。駐車場から望む南アルプス方面は雲の中だが、
登山口の西側に聳える大島山は朝陽に輝いていた。
涼しいはずだがジグザグの急登で二合目に出る頃には、背中は汗で
ビッショリだ。展望の無い尾根だが、樹間から差し込む光はどうやら
予報通りの晴れ間を期待させるが、小八郎岳からの展望は後にして
トラバース道を選ぶ。小八郎岳の鞍部を過ぎた頃、登山道には笹の葉が
散見されるようになってきた。どうやら最近笹刈りが行われたようで
念丈クラブの方に感謝しながら歩を進める。
新しく「ミズナラ平」と命名された林を上がるとシロナギの下部に
さしかかり、厳しい登りが始まるが「烏帽子岳展望地」からは青空と
すっきりした烏帽子岳の姿が望まれた。展望地が乏しく厳しい登りが続く
お山だが、ご褒美のような絶景は期待できそうだ。
シロナギの縁から休憩適地の小ピーク:飯島ルート分岐に出て西に
向かうとやがてセキナギの縁に差し掛かり、いよいよ山頂まで急登が
続く正念場となるが、崩壊地の縁からは第一級の展望が得られる。
荒々しい崩壊地を見下ろし、目線を上げると雲海上にずらりと並ぶ
南アルプスのジャイアント達。
美味しい飴をもらった後は厳しい鞭の出番だ。緩むことのない急尾根の
先に烏帽子岩の姿を捉えると山頂まで残りも僅かだ。
アスレチックな岩場に付けられた階段で烏帽子岩の基部に飛び出ると
素晴らしい眺めだ。焦るような気持ちで烏帽子岳山頂に急ぐと
期待通りの絶景が広がっていた。
目前に迫る越百山から連なる中央アルプスのピークは仙冦罅南駒ヶ岳、
赤椰岳、そして微かに覗く空木岳から流れる池山尾根。
そして視線を巡らせると蓼科山〜赤岳と連なる八ヶ岳、更に続いて鋸岳、
甲斐駒ヶ岳に始まり盟主、赤石岳から光岳、池口岳へと続き、徐々に標高
を下げていく南アルプスの山並み。これらの山が秋らしい澄んだ空気に
山襞まで見えるように錯覚するほどだ。
過去でも一番かも知れないほどの絶景に感動して念丈岳まで距離を延ばす欲求は薄れてしまった。若干遅れ気味なこともありこの後は、
烏帽子岳より標高の勝る池の平山を最終地点、そして昼食場所として
行動しよう。
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