薬師岳・五色ヶ原・立山
- GPS
- 27:03
- 距離
- 29.2km
- 登り
- 3,308m
- 下り
- 2,282m
コースタイム
- 山行
- 6:29
- 休憩
- 1:49
- 合計
- 8:18
- 山行
- 9:53
- 休憩
- 1:34
- 合計
- 11:27
天候 | 19日雨のち晴れ、20日晴れ、21日曇り時々晴れ、22日晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
1824東京ー北陸新幹線かがやき517号ー2136富山 アパヴィラホテル富山駅前泊。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
薬師岳は広い裾野を持ち長い登りが続く。 北に向かいスゴ乗越小屋を過ぎて現れるスゴノ頭の登りはかなり急。続く越中沢岳も険しい登り。五色ヶ原の手前で最後に現れる鳶山がまた高く、五色ヶ原山荘を目指すハイカーの体力を削ぎ気を挫く。 五色ヶ原は高山植物や残雪と池塘に彩られた雲上の楽園といわれるが、南を要塞に阻まれている一方、北にもハシゴもある獅子岳、鬼岳東面、一段と高い竜王岳が天然の障壁然として聳える。 |
その他周辺情報 | 薬師岳小屋は施設は新しく食事も充実している。 五色ヶ原山荘、雷鳥荘は、窓から見える景色が良い。 雷鳥荘は旅館並の施設。 |
写真
装備
備考 | 薬師岳小屋は水事情が良くない為、ウェットティッシュ等準備した方が良い。 |
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感想
富山駅から折立への直通バスがかなり以前から満席になり、始発の富山電鉄で有峰口まで行きタクシーに拾ってもらうことにしました。大手のタクシー会社は他のハイカー達から既に予約が入っていたので、小さなタクシー会社に頼みました。
一日目は、折立から薬師岳山荘まで。午後から雨が止み晴れて、黒部周辺の山々を眺めながら裾野の長い薬師岳の長い登りを歩きました。
二日目は、五色ヶ原山荘までのロングトレイル。薬師岳山頂でパノラマの眺望と御来光を楽しみ、朝食弁当を開きました。
スゴ乗越まで下った後こそがハイライトで、スゴノ頭の急傾斜の登り、続く越中沢岳の峻険な登り、湿地帯を過ぎた後の鳶山の登りは、体力を消耗させる障壁でした。
もう飽き飽きするほど登りを繰り返して、鳶山山頂から五色ヶ原山荘までは下り道、皆ホッとしました。その夜、剣山荘は遠い。立山、剱はリタイヤしようとの意見も出た位でした。
三日目は、獅子岳、鬼岳、龍王岳といういかにも手強そうな要塞を登り、立山へ近づきますが、小生は疲労が足腰に蓄積して足が出なくなり、一の越山荘迄でリタイヤ。
他の二人は立山(雄山、大汝山、富士ノ折立までは歩いてくるとのことで、一旦分かれました。
軽い熱中症だったかもしれません。ハイドレーション内の電解水が薄すぎて胃腸に負担がかかり、給水が上手く行かなかった気もします。
剣山荘をキャンセルし、雷鳥荘へ三人分の予約を入れて先にチェックイン。風呂に入った後、部屋で休養をして、二人の下山を待ちました。この日は若干ガスも出て山頂の眺望は良くありませんでした。
夕食は豪華で、翌日の下山を決めた安堵感からお酒も進みました。
四日目は、抜ける様な下山にはもったいない青空でしたが、剱岳を登る体力は無いのは皆の一致した意見で、早い高原バスで富山へ向かう帰路に就きました。
無理が利く年齢では無いことを認識し、一晩毎に回復出来る位の余裕をもったスケジュールにすべきことを思い知らされました。
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