八ヶ岳(赤岳 - 中岳 - 阿弥陀岳)
- GPS
- 32:14
- 距離
- 22.4km
- 登り
- 2,082m
- 下り
- 2,079m
コースタイム
- 山行
- 4:39
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 4:59
- 山行
- 7:36
- 休憩
- 2:39
- 合計
- 10:15
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
赤岳、阿弥陀岳とも岩肌が脆く崩れ易い。 |
その他周辺情報 | 行者小屋にてテント泊。1名1000円。テン場は一杯。沢の向こうの隙間までびっしり。小屋の裏手があいてたのでそこにテント設置。小屋の人に聞いたらテントサイトじゃないそうな。でも混雑してるので許してもらいました。 |
写真
装備
共同装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
ヘッドランプ
GPS
携帯
時計
ストック
カメラ
テント
|
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感想
■トラブルに見舞われる
出発時にデジカメのバッテリー残量がなくなっていることに気づく。充電は間違いなくしたのだが、電源がずっとONの位置だったらしい。この為、今回の山行の写真はガラケーとNexus7で間に合わせた。
出発直後、ザック(60L)の腰のストラップが、根元の縫製からホロリと取れる。宿泊装備の重さが肩に集中し、長男と30分交代で担いだ。ヤフオクでジャンクとして出品されていたのを1300円で落札し、縫製のほつれやピッケルで刺したと思われる穴を修繕して使っていたのだが、現場で壊れると正直キツイ。これでイヤな予感フラグ(虫の知らせ?)が2つ立つ。
ザックは帰宅後に修繕した。ちなみに、このザックの重さ3.4kg。軽いザックほしいな〜。
■計画の変更
当初予定では1日目に阿弥陀岳に登り、2日目に赤岳から横岳、硫黄岳と反時計周りに回るつもりでしたが、1日目に行者小屋についた時点でかなりの疲労感があり、2日目に予定している行程に無理があると判断。急遽予定を変更し、1日目はそのまま停滞。2日目に地蔵尾根から赤岳〜中岳〜阿弥陀岳と回って行者小屋でテントを回収し美濃戸に帰ることに。
■行者小屋
行者小屋に着いた13:30頃、既にテン場はいっぱい。小屋を挟んで沢の向こう側も隙間なくテントが張ってある。仕方なく小屋の周りをぐるりと歩いたところ、小屋の裏手ががら空き、というか一張のテントもない。トイレの裏だから敬遠されたのか?と思いつつ設営。あとで小屋の人が言うには、ここはテントサイトでないとの事。他に場所も無い事だし、まあいいか、と許してくれました。ここにテント張った人始めて見ましたよ、だって。その後、同様に場所に困った方が隣にテント設営していたが、そのほかはほぼ貸切状態。
午後も遅くなるとガスってきて、暗くなる頃には周りの山頂がすっかり見えなくなる。期待してきた星空も見えず。
6時頃、カップめんと缶詰、魚肉ソーセージなどで食事後はさっさと就寝。しかし神経質な長男と、いろんな脳内物質の出が悪くなった私は寝つき最悪。小屋前のベンチで星のない夜空を見上げたりして時間が過ぎるのを待つ。朝4時30分頃、いつの間にかガスが消え、素晴らしい星空!。
■赤岳、中岳
朝食を済ませ、6時30分頃小屋を出て、地蔵尾根を赤岳へ向かう。快晴である。地蔵尾根は岩が脆いものの、思っていたほど斜度もキツくなく快適に登れた。お地蔵様の横で長男がお地蔵様になりきっていて可笑しかった。稜線に出ると登山者が沢山いた。ヘルメット率が高い。地蔵の頭から赤岳への尾根道からは雲海が綺麗に見えた。
赤岳展望荘でトイレを借りついでに小休止し、程なく山頂へ。山頂は写真撮影で混み合っていたので、近くの方に1枚撮って貰ってそそくさと中岳方面へ。降りはじめて程なく、左ひざに痛みを感じたので左右の膝にテーピングを巻く。いつもは下りの間中、膝痛に悩まされるのだが、今回の膝の痛みはこのとき限りだった。
赤岳から中岳への稜線は緩やかでのんびり歩くうちに登頂。稜線に見とれて何度も写真を撮る。
■阿弥陀岳
登りはじめてしばらくすると傾斜がキツイので、下山のことを心配し始める。小5の次男は足が短いので普通の斜度でさえ下山に苦労する。おまけに長男は高いところが苦手である。山頂に近くなったあたりでちょっとこれはまずいかなと思った。登りは問題ないだろうし、下りも多分いけるだろう。でも下りで何も問題なく降りられるかどうか、少し賭けの要素が入る気がしたので撤退を決定。山頂まで目と鼻の先だということもあり、次男が非常に悔しそうにしていた。もう少し足が伸びたらまた来よう。
■行者小屋〜美濃戸口
長男が膝痛とシャリバテと思われる症状でグロッキーになる。壊れたザックに重い荷物を入れるのを避け、長男のザックにテントをはじめ重いものを担当してもらった影響が出てしまった。美濃戸山荘で一休みしたあと、長男と次男はゆっくり歩かせ、一人で八ヶ岳山荘駐車場に先行。二人には暗くなったらヘッデンを着けるよう指示したものの、日が傾き始めていたので少々あせる。全力で歩き、途中で何組かのハイカーを追い越す。急いで車まで戻り、八ヶ岳山荘とやまのこ村の間の悪路を歩いているであろう子供達目指して走り出すも、はからずも八ヶ岳山荘手前で合流。件の悪路を我が家の車で走るのは無理と判断した長男と次男は急いで追いかけてきたとの事。ほぼ全力で歩いた私と数分違いのタイムだったことに驚いた。
■高速道路が・・・
googleマップで調べると、近くの小淵沢ICに乗らずにひたすら下道をルーティングされる。どうやら高速道路がどこも渋滞らしい。googleマップに従い、八ヶ岳から下道を佐久に向かい、更に下道を東へ。気がついたら荒船山山中を走っていた。googleマップは悪くないと思うが、行きで2時間強のところ、4時間かかった。
■まとめ
体力のなさを痛感。テント泊の装備を持って小屋まで移動するのも想像以上にこたえた。ザックが壊れた影響も大きかったかも。
それにしても八ヶ岳、何度でも遊びに来れそう。自宅から登山口の駐車場まで2時間強というのも魅力。行者小屋までのアクセスがもっとよければいいのに。
阿弥陀岳撤退は親子ともども悔しかったのでリベンジするぞ。
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