雲ノ平〜水晶岳〜鷲羽岳
- GPS
- 32:59
- 距離
- 50.7km
- 登り
- 3,480m
- 下り
- 3,717m
コースタイム
- 山行
- 4:05
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 4:19
- 山行
- 6:53
- 休憩
- 2:47
- 合計
- 9:40
- 山行
- 8:52
- 休憩
- 2:04
- 合計
- 10:56
天候 | 19日曇 20日晴 21日晴のち曇 昼ごろよりガスが立ち込める 22日晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
折立からの山行は3回目、一昨年は太郎平より北ノ俣岳、黒部五郎岳を経て三俣山荘へ、三俣蓮華岳、双六岳の稜線を辿り新穂高へ下山、昨年は単に薬師岳をピストンしただけ。
それぞれただ一度の邂逅でしかなかったものの、黒部五郎岳と薬師岳、両者のその優美な圏谷にとことん惚れ込んだのでした。
今回の雲ノ平行きは、以前よりその山頂を踏みたく切望していた鷲羽岳へ至る一ルートくらいの思いで選択したまで。
雲ノ平の台地に登り上げて木道を進みながら、もちろん点在する秋の色彩に色づき始めた庭園風景に魅せられはしますも、思いがけなくより惹きつけられることになったのは、薬師岳とカール部分をさらけ出した黒部五郎岳、翌日登頂するべく予定していた水晶岳でした。
台地を散策するにつけ、水晶岳の雄姿には魅了されっぱなし。
登頂することの期待は増すばかり。雲ノ平の滞在期間が一日未満の私には、この台地の真価は周囲の黒部の山々の美しさに向き合うことに尽きる、となります。
実際、水晶岳の山頂を踏んだ際にはさほどの感慨はなかった。
深田百名山であることの弊害でしょうか、何せ人が多すぎまして。自ら膨らませたイメージとの乖離に溜息をつくのみ。水晶岳も鷲羽岳も遠く眺め、いつの日にかその山頂へと想いを託すのがふさわしいのかも。
自らも混雑の一要素でしかない、にわか黒部ファンの勝手な感慨でした。(^_^;)
本山行の行程については、この夏の歩き込みもそこそこだったりで、自身の不安はありあり。加えてテン場の混雑とビールにありつけるのかとの不安(?)におののきながらの道行、重いテン泊の荷物も相まって、総じて楽じゃなかった。
歩き終えてまだいけるなあ、と確信できたのは僥倖でした。
気心の知れた仲間と魅惑の縦走路、もうこれに勝るものはなし、私自身はずっとそんな想いを抱き歩を進めていました。
長いようで短かった4日間、いつになく楽しい山行であったとしみじみ感じ入っています。
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