記録ID: 7245503
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
鷲羽岳、荒れた天気に泣き笑い
2024年09月14日(土) ~
2024年09月16日(月)
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体力度
8
2~3泊以上が適当
- GPS
- 22:14
- 距離
- 39.8km
- 登り
- 2,808m
- 下り
- 3,007m
コースタイム
1日目
- 山行
- 9:16
- 休憩
- 1:50
- 合計
- 11:06
距離 18.8km
登り 1,940m
下り 596m
4:04
30分
スタート地点
15:10
2日目
- 山行
- 3:57
- 休憩
- 5:40
- 合計
- 9:37
距離 7.2km
登り 715m
下り 713m
3日目
- 山行
- 5:15
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 6:02
距離 13.9km
登り 152m
下り 1,697m
11:53
ゴール地点
天候 | 9/14 朝から快晴 気温高し 夜23時頃から雨止まず 9/15 一日中風雨 気温10℃~ 弱まったり強まったりしながらも翌日まで続く 9/16 朝は一部霧がかかるも一日を通して快晴 雨は朝3時過ぎに止んだ 朝は気温10℃~15℃ 日中は25℃~30℃か |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※朝4時前到着時ほぼ満車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・新穂高温泉から小池新道入口まで ひたすらなだらかな林道歩きで難所無し。 約二時間もかかるので意外に疲れる。 途中のわさび平小屋はこの区間のオアシス ・小池新道を鏡平山荘まで 小池新道入口から鏡平山荘までは2時間半、標高差約800mの道のり 高速道路と言われる程整備された歩き易い道だが、長丁場なので途中秩父沢出会、イタドリヶ原、シシウドヶ原など幾つかある休憩ポイントを活用したい。 最後の急登を越えれば逆さ槍が写し出される鏡池に辿り着く。 そこから10分ほどで鏡平山荘だ。 ・鏡平山荘~弓折乗越~双六小屋 弓折乗越まで標高差270mを登り、稜線に出てからは緩やかに登り降りしながら最終的に双六小屋へと至る非常に眺めの良いコース。約2時間15分 弓折乗越までの登りが厳しいのと、双六小屋が見えてから中々着かないのが辛い ・双六小屋から双六岳巻道で三俣山荘 巻道とな名ばかりのアップダウンの激しいロングコース。 今まで歩いて来た疲れもあり身も心も消耗する地獄の2時間20分。 時間的に余裕があるなら稜線を歩いた方が良い。 やっと着いた三俣峠から山荘までは更に30分ほどかかる。 ・三俣山荘から鷲羽岳 見晴らしの良い岩陵帯を1時間ほど登ると山頂に着く。 この日は激しい雨風に悩まされ眺望ゼロのガスガス。 非常に悲しい |
その他周辺情報 | ・新穂高登山指導センター 裏銀座の登山口の拠点 トイレは渋滞しがち。自動販売機あり ・わさび平小屋 トイレ、売店、テン場あり 夏はそうめんが名物 電波状況は非常に悪い ・鏡平山荘 トイレ、売店あり ペットボトル500円(自販機あり) 夏はかき氷が名物 電波状況は悪い ・双六小屋 トイレ、売店、食堂、テン場あり 水場は無料 ペットボトル500円(自販機あり) テント1張り 2,000円 五目ラーメン1,200円 ワサビ平小屋、鏡平山荘、黒部五郎小舎は双六小屋グループらしい 小屋の周りはドコモ電波あり(あまり良く無い)がテン場は電波無し ・三俣山荘 トイレ、売店、食堂、テン場あり 水場は無料で水量豊富 ペットボトル600円 テント1張り2,000円 オムライス1,800円! 小屋の周りはソフトバンクのみ電波あり 電波を20分ほど登るとドコモ電波があるらしい ・新穂高ロープウェイ 鍋平への50分の登りをショートカット出来る。 1時間に2本 新穂高温泉駅から鍋平高原駅 片道500円+でかいザックは荷物券100円必要 |
写真
山友まるた宅に前泊し(彼は仕事…)鍋平駐車場に4時前に到着。
駐車場はほぼ満車だったがなんとか駐める事ができた。
重い身体とザックに耐えながら30分ほどで新穂高登山指導センターに到着した。
トイレを借りたかったが行列が出来ていたので諦めわさび平小屋まで我慢。
今日は長丁場、頑張らねば。
駐車場はほぼ満車だったがなんとか駐める事ができた。
重い身体とザックに耐えながら30分ほどで新穂高登山指導センターに到着した。
トイレを借りたかったが行列が出来ていたので諦めわさび平小屋まで我慢。
今日は長丁場、頑張らねば。
5時過ぎ頃に空が明るくなって来た。
予報通り晴れそうで一安心。
昨日までは悪天候だったらしく地面は濡れている。
しかし予報だと明日は曇り、昼から雨なんだよなぁ
明日が鷲羽岳に登る日なのに…なんとか晴れてくれないものか
予報通り晴れそうで一安心。
昨日までは悪天候だったらしく地面は濡れている。
しかし予報だと明日は曇り、昼から雨なんだよなぁ
明日が鷲羽岳に登る日なのに…なんとか晴れてくれないものか
あまりのんびりしている時間はないのだが、双六小屋で昼飯してしまった…
五目ラーメン1,200円也
しかし疲労し過ぎて全然味が分からん。
ヤバいな
三俣山荘までまだ2時間以上あるのに辿り着けるのか?
五目ラーメン1,200円也
しかし疲労し過ぎて全然味が分からん。
ヤバいな
三俣山荘までまだ2時間以上あるのに辿り着けるのか?
全然楽な道じゃ無いわ!
アップダウン激しいし歩き難い場所もありとにかく長い。
いつまで経っても終わらね〜
自分以外にも歩いている人がいるのが救いだ。
1人じゃ無いのが支えになるんだなぁ
アップダウン激しいし歩き難い場所もありとにかく長い。
いつまで経っても終わらね〜
自分以外にも歩いている人がいるのが救いだ。
1人じゃ無いのが支えになるんだなぁ
遂に前を行く2人に追いついたが、追い抜く元気もないし、むしろ着いていくので精一杯。
悪いがペースメーカーにさせてもらいます。
しかし意外に人とすれ違うな。
もう10人以上スライドしたぞ?
悪いがペースメーカーにさせてもらいます。
しかし意外に人とすれ違うな。
もう10人以上スライドしたぞ?
混雑するテン場を抜け山荘で受付
テン代2泊分と飲料3本で5,800円也
高け〜😂
明日は水晶岳まで歩きテン場に戻り、明後日に新穂高まで帰る計画だ。
今日来た長い長い道のりをまた歩くのか…憂鬱だ。
テン代2泊分と飲料3本で5,800円也
高け〜😂
明日は水晶岳まで歩きテン場に戻り、明後日に新穂高まで帰る計画だ。
今日来た長い長い道のりをまた歩くのか…憂鬱だ。
足が痛む事に気づき見てみると両脹脛が日焼けで真っ赤!
実は日焼け止めのボトルが空でノーガード状態止めここまで来てるんだよね。
(半袖だったから両腕も真っ黒になったが、こちらが酷いことになったのは2日後くらい)
両脚が日焼けで痛くて泣きそうだった。
そして夜23時辺りから風雨が強まりテントは揺れ続け、結露や翌日登山靴の左足に浸水が判明するなど濡れに悩まされた。
実は日焼け止めのボトルが空でノーガード状態止めここまで来てるんだよね。
(半袖だったから両腕も真っ黒になったが、こちらが酷いことになったのは2日後くらい)
両脚が日焼けで痛くて泣きそうだった。
そして夜23時辺りから風雨が強まりテントは揺れ続け、結露や翌日登山靴の左足に浸水が判明するなど濡れに悩まされた。
予報では昼から雨だった筈が、深夜から朝にかけ雨は降り続いた。
2時半には起きていたが、一向に弱まらない風雨に今日は停滞を余儀なくされるのではと戦々恐々としていると、5時半辺りに漸く雨は弱まった(止んだわけではない)。
ここまで来て鷲羽に登らずに帰れるか!
最悪水晶は諦めたとしても鷲羽岳には登りたいと、雨具を着込み山荘へ向かう。
2時半には起きていたが、一向に弱まらない風雨に今日は停滞を余儀なくされるのではと戦々恐々としていると、5時半辺りに漸く雨は弱まった(止んだわけではない)。
ここまで来て鷲羽に登らずに帰れるか!
最悪水晶は諦めたとしても鷲羽岳には登りたいと、雨具を着込み山荘へ向かう。
全然やまない雨、びしょ濡れの装備にうんざりしながらどうやって明日まで時間を潰すか困惑する。
まだ朝8時半だぜ…?
パンツまで汗でびしょ濡れ。
乾いた着替えは最終日用にとっておいたあと一式しかないしな
困ったな
まだ朝8時半だぜ…?
パンツまで汗でびしょ濡れ。
乾いた着替えは最終日用にとっておいたあと一式しかないしな
困ったな
小屋の人に聞くと予報では明日の朝が霧、後雨らしい。その後また霧?なんにせよ悪天候予報。
最新の予報は明日の朝に更新されるらしいのでまた聞きに来るべきか。
降り続く雨に伊藤新道が通行可能か聞きに来る登山者が定期的にやってくる。
聞くと15時前までなら宿泊客でなくとも食堂を利用出来るらしい。
なにか食べるとするか
最新の予報は明日の朝に更新されるらしいのでまた聞きに来るべきか。
降り続く雨に伊藤新道が通行可能か聞きに来る登山者が定期的にやってくる。
聞くと15時前までなら宿泊客でなくとも食堂を利用出来るらしい。
なにか食べるとするか
オムライスを注文し、待つ間向かいに座ったソロ男性と雑談
双六にテントを張り朝出発、鷲羽岳を登って来たらしい。
せめて鷲羽くらいは登りたい…と、その気持ち分かる!
更に聞くと双六テン場は悪天キャンセル出過ぎてガラガラで予約無しでもテント張れるらしい。
このままテントでずっとゴロゴロしてるのも暇すぎるし、飯食い終わったら双六小屋まで移動するか?
双六にテントを張り朝出発、鷲羽岳を登って来たらしい。
せめて鷲羽くらいは登りたい…と、その気持ち分かる!
更に聞くと双六テン場は悪天キャンセル出過ぎてガラガラで予約無しでもテント張れるらしい。
このままテントでずっとゴロゴロしてるのも暇すぎるし、飯食い終わったら双六小屋まで移動するか?
食事をして就寝。
ありとあらゆる装備が濡れており、仕方なく最後の乾いた下着と登山パンツを着用。
防寒着に持って来たパタゴニアのマイクロパフまで濡れており防寒着がないピンチに…
これは…アレしかないな
最後の手段、着て乾かす!!
湿った防寒着やシェラフに不快なまま床に着くが…
ありとあらゆる装備が濡れており、仕方なく最後の乾いた下着と登山パンツを着用。
防寒着に持って来たパタゴニアのマイクロパフまで濡れており防寒着がないピンチに…
これは…アレしかないな
最後の手段、着て乾かす!!
湿った防寒着やシェラフに不快なまま床に着くが…
激しい風雨にテントは揺れ続けていたがいつの間にか眠っていた。
3時前に目が覚めると防寒着が乾いており結構快適に眠れていた。
しかし雨は止まず朝飯など準備しながら時間を潰す。
いつの間にかまたウトウトしていた。
3時前に目が覚めると防寒着が乾いており結構快適に眠れていた。
しかし雨は止まず朝飯など準備しながら時間を潰す。
いつの間にかまたウトウトしていた。
感想
鷲羽岳から水晶岳の稜線を歩きたい!
3年前新穂高から双六岳~三俣蓮華岳まで一泊二日で歩いたのだが、その時雑談した男性(4泊5日で北ア縦走中)に「三俣蓮華岳まで行くなら絶対鷲羽岳も登った方が良い」と力説された。
しかしその時の私は双六小屋のテン場に辿り着くのも一苦労で、とても滞在日数を伸ばす元気は無かった。
そこで今回は二泊三日の日程で余裕を持って鷲羽岳から水晶岳の稜線を楽しむのだ…!
と、計画したのは良いものの、天気は悪い予報ばかり。
正直やる気も低下していたのだが、山友まるたに「アルプスでずっと晴れるなんてほぼ無いんだから多少天気悪くても行くべき」とケツを叩かれたのと、晴れ間も少しはありそうな予報に変わったので覚悟を決めて9月14日から16日の三連休にアタックしてみた。
まあ、なんというか、予報より天気良かったのよね、全体的には。
なんせ1日目と3日目が快晴。
素晴らしい北アルプスの景色を見ながらの行き帰りとなったわけで…
でも肝心の2日目、三俣山荘に張ったテントから鷲羽岳~水晶岳を計画していた2日目が朝から晩まで激しい風雨。
全て台無し!
鷲羽岳に行った筈なのに鷲羽岳の思い出より行き帰りに見た槍ヶ岳が格好良かった感想しか無い。
一体何しに三俣山荘くんだりまで行ったのか意味不明な感じ。
リベンジするにしてもやっぱり三俣山荘は遠すぎるよ。
テント担いで1日に行ける距離は自分は双六小屋が限界だな。
(三俣山荘まで行くには行ったがほぼ力尽きてた)
次、水晶行くなら別ルートからだろうな…
あ~来年どうしよう…
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コメント
この記録に関連する登山ルート
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍 [3日]
新穂高温泉から双六岳、三俣蓮華岳、鷲場岳、水晶岳、雲ノ平(2日間)。最終日は雲ノ平から新穂高まで。
利用交通機関:
車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
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