苗場山【草紅葉と池塘に映る中秋の名月】

2015年09月27日(日) ~ 2015年09月28日(月)

• GPS: 31:13
• 距離: 21.5km
• 登り: 1,438m
• 下り: 1,432m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:02
• 休憩: 1:35
• 合計: 6:37

距離 7.9km 登り 1,092m 下り 190m

6:53 かぐらスキー場第２リフト町営駐車場
7:20 7:35 和田小屋登山口
8:35 下ノ芝
9:35 9:45 中ノ芝
10:15 苗場山、小松原分岐
10:35 神楽ヶ峰
10:50 10:55 雷清水
12:20 13:25 苗場山
13:30 苗場山頂ヒュッテ

2日目

• 山行: 6:40
• 休憩: 0:50
• 合計: 7:30

距離 13.5km 登り 320m 下り 1,238m

6:30 苗場山頂ヒュッテ
7:00 赤倉山分岐
7:30 坪場
8:00 赤倉山分岐
8:03 苗場神社
8:35 龍ノ峰(2036M)
9:05 赤倉山分岐
9:30 苗場山
10:40 10:45 雷清水
11:00 神楽ヶ峰
11:17 苗場山、小松原分岐
11:35 12:20 中ノ芝
12:47 下ノ芝
13:35 和田小屋登山口
14:00 かぐらスキー場第2リフト駐車場

天候

26日霧・霧雨　27晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

関越自動車道「湯沢IC」ー国道17号線ー道の駅みつまた（街道の湯）ーかぐらスキー場内林道ーかぐら第2リフト町営駐車場（車中泊）
駐車場は20台程度、6:30頃にはほぼ満車。駐車場の奥は泥濘んでいます。駐車場の中央部に止めるか、上側路肩に止める方が賢明かも知れません。

コース状況／危険箇所等

駐車場ー和田小屋　登山道もありますが泥濘んでいると言う情報から車道を通りました。
和田小屋ー下ノ芝　泥濘んでおり、石も滑りやすくなっています。スパッツがあると良いでしょう。おニューの靴はやめた方が良いでしょう。
下ノ芝ーお花畑　特に問題ありません。
お花畑ー苗場山　お花畑先に道が数m切れ落ちたところがあります。雲尾坂上部は急登です。

その他周辺情報

道の駅みつまた（街道の湯）
温泉　500円PM9:00まで。
道の駅　この時期はPM5:00までなので売店・カフェ利用は注意。

写真

9/27 6:46

かぐらスキー場第2リフト公営駐車場　駐車場は線が引かれていないので、広さの割に駐車台数が少ないです。きれいな水洗トイレがあります。（電灯なし）

9/27 7:08

駐車場から登山道がありますが、泥濘んでいると言う情報から車道を進みました。

9/27 7:20

和田小屋　小屋を利用する場合はここに駐車できます。タクシーもここまで来ます。

9/27 7:22

登山口　登山ポストがあります。熊さんが出ませんように・・・。

9/27 7:32

スキー場の中を縫うように登ります。

9/27 8:31

道は泥濘んでおり、石が滑りやすくなっています。新品の靴やズボンは避けた方が良いでしょう。

9/27 8:34

下ノ芝　泥濘はほぼ終了です。木道やテラスが良く整備されています。

9/27 9:32

中ノ芝付近　紅葉がきれいです。

9/27 9:35

中ノ芝　テラスが二つあり、休憩場所になっています。

9/27 9:48

紅葉の中を通る快適な木道

9/27 10:02

上ノ芝　小さめのテラスがあります。

9/27 10:16

苗場山・小松原分岐　尾根に出たので、しばらくなだらかな道になります。

9/27 10:21

股すり岩　こんなに大きい岩は、そもそもまたぐことができないよ・・？

9/27 10:34

神楽ヶ峰　標識から数mピークへ上れますが霧で何も見えません。ここから下ります。

9/27 10:53

雷清水　冷たくて美味しい水です。山頂には水場が無いのでここで欲張って1.5L補給。この後の急登で少し後悔しました。

9/27 11:09

紅葉が進んだ木も見られます。この付近霧の通り道で、苗場山の遠景は見えませんでした。

9/27 11:12

お花畑を過ぎたカーブに道が崩落した箇所があります。慎重に進めば問題ありません。

9/27 11:37

雲尾坂　急登はこんなものか？とあなどっていると・・

9/27 11:56

階段まじりの結構な急登が待っていました。短いロープ場を通れば急登は終わりです。

9/27 12:12

山頂の台地につきました。

9/27 12:13

池塘が出迎えてくれます。

9/27 12:21

苗場山山頂　日曜日とあって山頂付近はにぎやかです。気温は10℃を切っていて歩かないと肌寒いです。

9/27 13:28

苗場山頂上ヒュッテ　山頂が晴れていれば湿原を散策する予定でしたが、視界不良のため山小屋へ・・。そしてやることは・・呑んで晴れるのを待つだけ。

9/27 17:56

5:15からの夕食（おかわり自由カレー）を食べ終わった頃、霧が晴れたのに気づきました。薄暮の湿原に感動！

9/27 17:57

撮影技術が未熟なので、上手く表現できず残念！

9/27 17:58

山頂ヒュッテ

9/27 18:00

薄暮の湿原

9/27 18:03

薄暮の湿原

9/27 18:03

薄暮の湿原

9/27 18:06

この日は中秋の名月でした。池塘に映った月です。因みに次の日はスーパームーンでした。

9/28 5:43

朝・・・

9/28 5:44

今日は晴れです・・・私以外の誰かの行いが良かったのでしょう。

9/28 6:27

朝露のなか、ヒュッテを出発

9/28 6:39

小赤沢方面へ進みます。

9/28 6:41

湿原の景色が・・・

9/28 6:49

ダイナミックに変化していきます。

9/28 7:00

赤倉山分岐　ここのテラスで本格的な写真撮影をされていた方に、山の名前や湿原の見所を教えていただきました。

9/28 7:17

教えていただいたように、小赤沢方面へ進みます。100m程度の岩場を超えると・・・

9/28 7:21

湿原が現れます。周りが開けていて新鮮な風景です。

9/28 7:21

紅葉がきれいです。登りたくなります。

9/28 7:23

9/28 7:25

和山への分岐

9/28 7:25

9/28 7:28

9/28 7:30

坪場　ここで引き返します。

9/28 8:00

再び赤倉山分岐

9/28 8:03

苗場山神社

9/28 8:16

大きな池塘

9/28 8:24

遠方に苗場山頂ヒュッテが見えます。

9/28 8:34

木道の終わりから100m程度進むと龍ノ峰の三角点があります。ここで引き返します。

9/28 8:46

9/28 9:00

三度赤倉山分岐を通って山頂へ向かいます。

9/28 9:26

振り返りながら・・

9/28 9:27

9/28 9:33

今日の山頂は静かです。

9/28 9:38

9/28 9:53

9/28 9:55

名残惜しいですが、山頂を離れます。

9/28 10:31

9/28 10:43

雷清水

9/28 10:55

富士見坂

9/28 10:59

カッサ湖（田代湖）　田代スキー場が見えます。

9/28 11:00

神楽ヶ峰

9/28 11:06

田代ロープウェイ方面への分岐　ロープウェイ・ゴンドラが営業している時だけ通ることができます。

9/28 11:09

股すり岩遠景

9/28 11:17

苗場山・小松原分岐

9/28 11:23

上ノ芝

9/28 11:33

中ノ芝

9/28 12:47

下ノ芝

9/28 13:32

和田小屋

9/28 13:35

登山道口

9/28 13:56

9/28 13:59

第2リフト公営駐車場に戻りました。

撮影機器：

HDC-TM35 Panasonic

感想

nado

　苗場山は頂上に広大な湿原があるということで、かねてから気になっていた山です。当初白根三山に登る計画でしたが、日本海に近い方が天気が良さそうなので、思いつきで遠征することにしました。
【登山道】泥濘があり岩が滑り易く、滑らないように歩きます。歩き方が下手な私は、靴やズボンの裾を泥だらけにしてしまいました。おニューの靴は履かない方が良いでしょう。途中、中ノ芝の紅葉がきれいです。雲尾坂からの急登はきついですが、登りきると突然湿原が現れるので感動します。
【湿原】草紅葉がきれいです。ナナカマドなどの赤色が薄いようですが、日に日に鮮やかになるでしょう。尾瀬の湿原よりは小さいですが、段々畑や千枚田のように斜面状の地形なので、はるか遠くの池糖も見渡せます。また、木道を歩いていくとダイナミックに景色が変化します。
写真撮影をしていた方に教わったように、坪場の湿原や、龍ノ峰手前の大きな池糖まで行くことをお勧めします。
【苗場山山頂ヒュッテ】この日は定員92人のところ40人程度の宿泊者だったので余裕でした。マットレスに毛布の寝床ですが、マットレスのサイズが一般家庭用なのでゆったりと眠れます。夕食はおかわり自由なカレーライス、朝食はキノコの味噌汁と煮物、ハムなどのバイキングで、どちらも美味しいです。おかわり自由、バイキング形式は、宿泊者への配慮もありますが、残飯を出さないことが主の目的でしょう。水は乏しく食事でのお茶以外の飲料水は有料です。トイレは再生水で水洗です。
【最後に】ピークハントだけなら日帰りできますが、湿原を散歩しないと損をします。山頂での宿泊をお勧めします。