唐松岳 白馬三山 爆弾低気圧にやられた

2015年09月30日(水) ~ 2015年10月02日(金)

• GPS: 53:56
• 距離: 23.7km
• 登り: 2,280m
• 下り: 2,264m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:18
• 休憩: 0:14
• 合計: 3:32

9:46 八方池山荘
10:11 八方山
10:26 10:28 八方池
11:10 11:11 扇雪渓
11:32 丸山
12:15 12:16 唐松岳頂上山荘
12:45 12:55 唐松岳
13:18 唐松岳頂上山荘
13:18 宿泊地

2日目

• 山行: 6:49
• 休憩: 0:23
• 合計: 7:12

5:30 宿泊地
6:20 6:22 不帰嶮（不帰二峰南峰）
6:34 6:39 不帰嶮（不帰二峰北峰）
7:15 7:17 不帰嶮（不帰一峰）
7:36 7:37 不帰キレット
8:22 天狗ノ大下り
8:58 9:02 天狗ノ頭
9:19 天狗山荘
10:14 10:17 鑓ヶ岳
11:13 杓子岳
12:16 12:22 丸山
12:26 白馬岳頂上宿舎
12:42 白馬山荘

3日目

• 山行: 3:55
• 休憩: 0:04
• 合計: 3:59

11:43 白馬山荘
12:01 白馬岳
12:26 三国境
12:53 12:56 小蓮華山
13:20 13:21 船越ノ頭
13:52 白馬大池山荘
14:17 乗鞍岳
15:02 天狗原の祠
15:41 栂池ヒュッテ
15:41 栂池山荘
15:42 栂池自然園（栂池ビジターセンター）

天候

9/30晴れ
10/1晴れ→雨(爆弾低気圧)
10/2雨→晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

八方第三駐車場(無料)駐車 ゴンドラまで徒歩15分くらい
下山は栂池　16ジャスト（最終ゴンドラ16時40分） 最終バスに間に合う(平日)16時45分

コース状況／危険箇所等

唐松までは危険個所なし、よく整備された登山道
唐松→天狗 不帰は危険個所は強固な鎖が付いており足場もあるので思っていたより安心して通過できましたが高度感があるので、高所苦手な方はやめたほうがよいでしょうか
白馬三山も危険個所なし
白馬→栂池 乗鞍あたりが大きな岩がゴロゴロの登山道です、雨でぬれてると危険そうですね

写真

9/30 9:46

ゴンドラで高度あげます

9/30 9:59

リフトへ乗り継ぎ

9/30 9:59

紅葉が進んでます

9/30 10:03

五竜が見えました

9/30 10:17

白馬三山これからの縦走路

9/30 10:28

振り返る

9/30 10:36

不帰も見えました

9/30 10:41

ケルン

9/30 10:50

八方池

9/30 10:51

9/30 11:01

下は紅葉がきれいです

9/30 11:04

9/30 11:33

扇雪渓

9/30 11:34

しばし休憩

9/30 11:59

ここ行くんだね

9/30 12:12

9/30 12:29

ここを回り込むと山荘までもう少し

9/30 12:39

立山・剣一望

9/30 12:39

唐松頂上はもう少し

9/30 12:45

休まず進みます

9/30 12:45

五竜も山様がとげとげしい

9/30 12:46

頂上からは南東に富士山 南に槍穂 西に剣立山 西北に富山湾能登半島 北に白馬三山 と360度見渡せました

9/30 12:46

9/30 12:46

9/30 12:50

9/30 12:59

三角点タッチ

9/30 12:59

9/30 13:05

9/30 13:05

富山湾

9/30 13:05

能登半島

9/30 13:05

9/30 13:28

明日の縦走路

9/30 13:29

剣バックに記念撮影

9/30 13:49

山荘に戻ってコーヒーブレイク

9/30 17:51

夕食後日の入り

9/30 17:52

雲であまりよく見えません

10/1 6:04

翌日ご来光

10/1 6:07

真っ赤に焼けませんでした

10/1 6:13

本日の縦走路、三時から崩れる予報ですが天気も晴天持ってくれるか・・・

10/1 6:37

すごい岩肌

10/1 6:46

10/1 6:51

ここ行くのか

10/1 6:59

高度感はすごいが鎖がしっかり着いている

10/1 7:20

梯子も頑丈なのがついてる

10/1 7:24

ここの下りが一番厳しいのかな

10/1 9:20

天狗の大下りを登りきり、ちょい休憩

10/1 9:34

きれいな稜線、天気まだもってる

10/1 9:44

天狗山荘

10/1 10:03

鑓温泉分岐、このあたりからやばい雲が。雨具を着込みます

10/1 10:44

鑓頂上ではもう真っ白

10/1 10:45

三角点

10/1 11:42

もう写真なんてとってる場合じゃないが記念に

10/1 12:26

おーっと雷鳥、登山道を先導してくれました

10/1 16:21

何とか白馬山荘へ、ワインで一服

10/2 12:22

翌日11時半ようやく晴れて白馬山頂

10/2 12:24

突風で飛ばされそう

10/2 12:24

10/2 12:34

振り返り白馬

10/2 12:34

10/2 13:17

小蓮華

10/2 13:17

三角点

10/2 13:18

大池見えました

10/2 13:22

振り返る

10/2 13:48

また雷鳥、細身だね

10/2 13:49

10/2 14:03

ここでテント泊してみたいな

10/2 14:17

風も収まりエネルギー補給

10/2 15:11

最後の下り

撮影機器：

COOLPIX S6300 NIKON

SCL24 SAMSUNG

感想

osmount

遅めの夏休み？を取り白馬三山縦走へ

当初予定は南アルプス悪沢・赤石岳縦走でしたが天気予報では二日目が完全にアウトみたいなので
あまり変わらないかもしれないが白馬のほうが天気がよろしいようで急遽変更しました。

一日目は唐松までなので体力温存明日からの縦走路を見渡しながらの登り八方池まではハイキングの方が多く
歩きにくいですがゆっくりとしたペースで楽できました。八方池を過ぎると登山者のみのエリアへ
危険個所は特になくよく整備されている登山道でした。扇雪渓で一休みして丸山を過ぎトラバースルート
を回り込めばすぐに山小屋到着、剣・立山が目に飛び込みます、休憩せずにすぐに唐松山頂へ15分程度ですが
意外ときついこの登り
山頂からは360度見渡せる絶景、富士山そして槍・能登半島まで見えるんですね
早々に山小屋に引き返してコーヒーブレイク、本日は寝不足なのでさっさと寝ます。

二日目
天気予報が非常に気になる、予報では3時から荒れるとのこと、外は見渡す限りの晴天、白馬山荘まではコースタイム八時間半
たぶん休憩入れて7時間では到着できるはず、五時発で十二時までには何とか着くか雨が若干早く降ってもその前に山荘に到着できる
この判断が甘々だったことで、この後痛い目を会うことに・・・
本日の核心部、不帰ノ険をサクッと超えて天狗の大下りを登り切る、こっちから来れば天狗の大登だなと思いながらも天気が気になる
天狗山荘は小屋締めしておりスルーしてこれから白馬三山縦走ですが鑓温泉分岐あたりで振り返ると剣方面からやばそうな雲がみるみる
迫ってきました、雨具を装着し雨に備えます。この時点で10時、思っていたよりもかなり早く天気が崩れ始めました。
鑓までの九十九折の登りを登り終えたころには一面ガスガス、まだ雨弱く風もそれほどでもなく余裕がありましたが、杓子山頂あたりから
突風と雨も強く顔に打ち付ける雨が痛いほど、途中2度ほど雷鳥に遭遇、どちらも登山道をしばし先導してくれ「こっちついて来いよ」と言われてるような気がして、こんな厳しい状況の中、癒されました。
杓子からはさらに風が強く思った以上に時間がかかり何とか13時前に白馬山荘に到着。
雨用の手袋を持ってこなかったため、手袋はびしょびしょで手は冷え切り、しばらくストーブで温めて何とか動くようになりましたが、自分の
装備の甘さも痛感しました。
当日は山荘には宿泊者三名ということで贅沢にも個室でゆっくり熟睡させていただきました。

三日目
天気は一向に良くならず昨夜は山荘の建物が揺れるくらいの風と雨、十二時からは晴れ予報ですが栂池のゴンドラが16:40分最終
コースタイム五時間半、時間と天気をにらめっこしながらストーブの前でぐだくだ。
山小屋の方からは猿倉への下山は沢が増水しているかもしれないのでお勧めできないとのこと、鑓温泉経由も橋が流されて通過できないとのこと
やはり栂池に行くか、本日停滞かなと思っていると、さーっと雲が抜け一気に晴天に。この時、11時30分、急いで出発の準備をして山小屋の方に
出発の挨拶をしてから出かけました。
天気は好転しましたが、風は依然として突風。体が持ってかれるようなことが何度もありましたが、何とか白馬登頂。感謝の「ありがとう」を絶叫してきました。
ゴンドラの時間が気になり休む暇なく先に進みますが風が強い、進行方向右が絶壁のため稜線左側を意識して進みます小蓮華山を過ぎると風も穏やかになり気持ちが
楽になりました、ゴンドラの時間にも余裕ができてきたので白馬大池で小休憩、白馬大池いい場所ですね、ここでテント泊してみたいなと思いました。
天狗が原を通り何とか栂池へ、ゴンドラ2個を乗り継ぎ無事下山、最終のバスにも間に合い車の止めてある八方まで帰りました。