絶景と岩稜の後立山連峰を、唐松岳から五竜＞鹿島槍＞爺ヶ岳へと歩く

2015年09月29日(火) ~ 2015年10月01日(木)

• GPS: 54:43
• 距離: 23.4km
• 登り: 2,458m
• 下り: 2,944m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:20
• 休憩: 1:00
• 合計: 4:20

8:40 八方池山荘
9:30 八方池
10:20 10:30 扇雪渓
10:50 丸山
11:40 唐松岳頂上山荘
12:00 12:50 唐松岳
13:00 唐松岳頂上山荘

2日目

• 山行: 7:20
• 休憩: 1:00
• 合計: 8:20

7:30 唐松岳頂上山荘
7:40 牛首の鎖場
9:50 遠見尾根分岐
10:00 10:20 五竜山荘
11:30 12:00 五竜岳
14:00 14:10 北尾根ノ頭
14:30 口ノ沢のコル
15:50 八峰キレット小屋

3日目

• 山行: 8:10
• 休憩: 1:50
• 合計: 10:00

5:30 八峰キレット小屋
5:50 八峰キレット
7:10 7:20 鹿島槍ヶ岳北峰
7:50 8:30 鹿島槍ヶ岳
9:10 布引山
9:40 冷池山荘テント場
9:50 10:10 冷池山荘
10:20 冷乗越
11:20 爺ヶ岳中峰
11:40 爺ヶ岳南峰
12:10 12:50 種池山荘
15:30 柏原新道登山口

天候

1日目　　晴れ　　夕方からガス（強風）
2日目　　晴れ　（朝強風）
3日目　　晴れ　　昼前より雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

＊1台を下山口の、扇沢大町市営第2駐車場に駐車、（登山口まで徒歩5分・無料）
　もう1台で八方第2駐車場に移動、（ゴンドラ乗り場まで徒歩10分・無料）
＊ゴンドラ、リフトを乗り継ぎ八方池山荘まで、（片道1,550円）

コース状況／危険箇所等

1日目　　八方池山荘＞唐松岳頂上山荘＞唐松岳（ピストン）
　　　　　　よく整備されていて危険箇所なし。
2日目　　唐松岳頂上山荘＞五竜岳＞キレット小屋
　　　　　　ルート上は、やせ尾根・鎖・岩場が続くので注意が必要だが、特に五竜
　　　　　　前後や、その後もあるザレ場が滑りやすいので要注意。
3日目　　キレット小屋＞八峰キレット＞鹿島槍ヶ岳＞爺ヶ岳＞扇沢
　　　　　　八峰キレットは対向者がいた場合、すれ違いが難。
　　　　　　鹿島槍への急登の岩場は、つかんだ岩が動くのも多く注意。鹿島槍から
　　　　　　爺ヶ岳、扇沢へは整備された歩きやすい道、危険箇所なし。
　　　　　　

その他周辺情報

下山後の温泉は、大町の「薬師の湯」利用。
種池山荘でもらった割引券利用で、５００円！

写真

9/29 8:39

ゴンドラ・リフトを乗り継ぎ八方池山荘に到着。

9/29 9:18

第2ケルンあたりまで来ると、ガスが切れ青空が！

9/29 9:19

不帰ノ嶮が姿を見せた

9/29 9:19

右には、白馬三山

9/29 9:32

9/29 9:36

八方池と不帰ノ嶮

9/29 9:48

9/29 10:02

明日行く、五竜岳

9/29 10:24

扇雪渓で休憩

9/29 10:56

9/29 10:57

丸山ケルンから青空の下を進む

9/29 11:09

迫力ある岸壁

9/29 11:09

9/29 11:19

山荘までもう少し

9/29 11:19

9/29 11:22

登って来た八方尾根

9/29 11:30

9/29 11:41

唐松岳頂上山荘から見る唐松岳

9/29 12:09

7月悪天で断念した不帰ノ嶮リベンジは来年！

9/29 12:09

山頂は風強め、剣は雲の中で拝めず

9/29 12:10

頂上から見る山荘

9/29 12:10

明日歩く五竜への稜線

9/29 12:34

9/30 5:42

2日目快晴、しかし強風！

9/30 5:43

9/30 5:43

御来光

9/30 5:44

9/30 5:45

窓枠に着いたミニエビの尻尾

9/30 5:51

山荘の温度計、ー5℃、加えて強風で体感温度はー10℃超えか！

9/30 5:50

モルゲンロートの剣と月

9/30 5:50

五竜岳

9/30 5:51

9/30 7:32

9/30 7:32

9/30 7:32

9/30 7:41

強風の中、牛首の鎖場を下る

9/30 7:43

9/30 7:48

五竜への稜線

9/30 7:52

ハイマツに着いたエビちゃん

9/30 7:52

9/30 8:01

ハイマツ帯の中を進む

9/30 8:02

9/30 8:11

9/30 9:18

9/30 9:18

剣岳

9/30 9:56

振り返って、唐松岳

9/30 9:57

五竜山荘

9/30 10:34

9/30 10:53

9/30 11:00

9/30 11:01

五竜岳への岩場を登る

9/30 11:25

後立の盟主ー鹿島槍ヶ岳

9/30 11:26

9/30 11:30

9/30 11:32

五竜岳頂上

9/30 11:46

9/30 11:47

鹿島槍の奥に、槍。

9/30 11:47

鹿島槍へ続く稜線

9/30 11:48

9/30 12:00

9/30 12:17

9/30 12:48

G5はピークを巻くようです

9/30 13:48

青空に映える五竜岳をふりかえる

9/30 13:48

9/30 14:29

9/30 14:53

9/30 15:10

鹿島槍が近くなってきた

9/30 15:12

岩場を登るメンバー

9/30 15:14

9/30 15:20

9/30 15:39

キレット小屋目前、凄いとこに立ってる！

9/30 17:19

剣岳山頂に沈む夕日

9/30 17:19

夕日でも、ダイヤモンド剣とか言うんでしょうか？

9/30 17:22

9/30 17:28

9/30 18:05

9/30 18:05

シルエット「剣」2日目お疲れさんでした。

10/1 5:35

3日目、八峰キレット手前で御来光を待つ

10/1 5:35

10/1 5:42

10/1 5:42

3日目も、見事な御来光

10/1 5:46

朝日に染まる八峰キレット核心部

10/1 5:47

キレットに朝の陽光が差し込む

10/1 5:48

10/1 5:48

10/1 5:50

10/1 5:50

切り立った岩場は迫力満点

10/1 5:52

慎重に通過します

10/1 6:03

朝日を浴びる剣岳

10/1 6:03

10/1 6:30

10/1 6:31

剣と手前に影鹿島槍

10/1 6:31

10/1 6:32

五竜岳から越えてきた岩稜

10/1 7:07

槍・穂高遠望

10/1 7:17

北峰から吊尾根を挟んで南峰

10/1 7:58

鹿島槍ヶ岳南峰頂上

10/1 8:00

南峰から爺ヶ岳への稜線

10/1 8:00

10/1 8:00

南峰からの立山・剣

10/1 8:02

南峰から北峰を望む

10/1 8:25

鹿島槍ヶ岳南峰頂上

10/1 8:44

下山開始

10/1 8:48

南方に雨雲が

10/1 8:51

槍ヶ岳が雨雲に呑み込まれた。雲が攻めてくる感じ

10/1 9:07

鹿島槍を振り返る、北の空はまだブルーだ。飛行機雲が長くたなびいていた

10/1 9:07

立山・剣にも雨雲が迫る。頭上はまだ青空！

10/1 9:44

冷池山荘まであと少し

10/1 10:21

冷乗越で剣が雨雲に呑まれた。雨雲が南からどんどん押し寄せて来る。雲の動きが速い！

10/1 11:13

ポツポツと雨が降り始めると雷鳥現る

10/1 11:13

距離1m、近！

10/1 11:14

10/1 11:14

10/1 11:14

爺ヶ岳バックに雷鳥

10/1 11:40

降り始めた雨の中、種池山荘へ。昼食はカレーにラーメンと生ビール。最高〜！

10/1 13:23

10/1 13:27

10/1 13:32

紅葉の柏原新道を扇沢へ下る

10/1 13:32

10/1 14:00

10/1 15:28

爺ヶ岳登山口に無事ゴール！お疲れ様。

撮影機器：

TG-4 OLYMPUS CORPORATION

感想

makoyan2150

今回のメンバーは4人、50代〜30代と楽しい山行になりました。
北アルプスの絶景と岩稜を楽しむのが目的です。

＊1日目　　八方＞唐松岳頂上山荘＞唐松岳（ピストン）

　　ゴンドラとリフトを乗り継ぎ、一気に標高差約1,060mをかせぐ。途中からガス　　の中に突入、八方池山荘はガスに覆われていた。トイレをすませ出発！
　　第2ケルンまで進むと、ガスが切れ青空に。平日だが登山者が大勢いました。
　　登るにつれ、風が強くなる。雲もあるが、まずまずの展望です。
　　山荘到着後すぐに唐松岳をピストン、不帰ノ嶮は迫力ありました。残念ながら剣
　　は雲の中でしたが、五竜岳も望めて満足です。
　　夕食時には、山荘はガスに覆われ強風吹きまくり、明日は大丈夫だろうか？

＊2日目　　唐松岳頂上山荘＞五竜岳＞キレット小屋

　　快晴！しかし今日も強風、御来光は見事でしたが寒さで指がかじかむ。
　　山荘の温度計は−5℃を差していた。強風で体感温度は−10℃は行ってる感じ
　　出発予定1時間遅らせる。この先風が弱らなければ、遠見尾根を下山かァ〜。
　　牛首の鎖場を強風の中慎重に下ると、風は弱くなってきた。これなら行ける！
　　やれやれ。ハイマツには夜中のガスと強風でエビの尻尾が出来ていた。
　　朝日に輝き綺麗でした。その後は北アルプスの絶景を楽しみながら歩く。
　　五竜岳の前後やザレ場は滑りやすく注意が必要だが、五竜岳山頂からの展望や
　　岩稜の縦走路歩きを満喫し、2日目終了。満足満足！！！
　　剣岳の山頂に沈む夕日は感動的でした。

＊3日目　　キレット小屋＞八峰キレット＞鹿島槍ヶ岳＞爺ヶ岳＞扇沢

　　薄暗い中キレット小屋を出発、八峰キレット手前で御来光を拝む。
　　いよいよ八峰キレット突入！ワクワクで〜す。切り立った岩壁は迫力満点です。
　　キレットに朝日が差し込み岩壁を赤く染める。美しい眺めだ！感動！
　　八峰キレットは思っていた以上に、アッサリ終わった（笑）でも十分に楽しめた　　鹿島槍へ岩場を急登すると岩稜歩きも終わりに近い。双耳峰の一角まずは北峰へ　　その後南峰鹿島槍ヶ岳山頂へ、雄大な北アルプスの展望を満喫する！
　　名残惜しいが下山開始。するとまもなく南方には雨雲の一団が・・・ほどなく
　　さっきまで見えていた槍・穂高は雲の中に、頭上はまだブルーの空が広がって　　　いるが、下山スピードアップです。
　　雨雲の動きは予想以上に速く、立山・剣も雲に呑まれた。頭上にも雨雲到来、
　　冷池山荘を過ぎた辺りからポツポツきはじめた。先を急ぐ。すると爺ヶ岳手前
　　あたりのハイマツ帯で雷鳥がお出迎え！最後のご褒美か？
　　種池山荘で昼食、生ビールで仕上げの乾杯。紅葉の柏原新道を下り、無事扇沢
　　登山口に到着。お疲れさまでした。
　
　　天候に恵まれ、雄大な北アルプスの絶景と、岩稜の縦走路を満喫出来た最高の
　　山行でした。頑張ったメンバーのYさん・Mさん・Kさんに感謝。