色々やらかした飯豊山（大日杉小屋ピストン）

2024年10月04日(金) ~ 2024年10月05日(土)

• GPS: 30:22
• 距離: 25.5km
• 登り: 2,355m
• 下り: 2,358m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:35
• 休憩: 0:33
• 合計: 5:08

距離 8.7km 登り 1,411m 下り 279m

6:20 大日杉小屋
6:33 6:45 ザンゲ坂
7:04 7:10 長之助清水
7:14 御田
8:18 滝切合
8:45 8:49 地蔵岳
9:12 語らいの丘
9:32 9:41 目洗い清水
10:23 10:25 御坪
11:22 切合・種蒔山分れ
11:28 切合小屋

2日目

• 山行: 5:56
• 休憩: 2:18
• 合計: 8:14

距離 16.7km 登り 944m 下り 2,080m

4:26 切合小屋
4:54 5:01 草履塚
5:18 5:19 姥権現
5:23 5:47 御秘所
5:58 6:00 御前坂下
6:17 6:18 一ノ王子
6:24 6:44 本山小屋
6:59 7:12 飯豊山
7:24 7:26 本山小屋
7:31 一ノ王子
7:45 7:49 御前坂下
7:58 8:05 御秘所
8:08 8:09 姥権現
8:20 8:21 草履塚
8:40 9:03 切合小屋
9:07 9:09 切合・種蒔山分れ
9:48 9:49 御坪
10:12 10:14 目洗い清水
10:34 10:37 語らいの丘
11:00 11:02 地蔵岳
11:17 11:19 滝切合
11:52 11:56 御田
11:59 12:02 長之助清水
12:15 12:26 ザンゲ坂
12:37 12:39 大日杉小屋
12:40 ゴール地点

初日のうちに切合小屋と飯豊山間を往復しておくと2日目が楽になるなって思ったんですが、まぁこれくらいがちょうど良いかも。本山小屋で泊まる案も考えましたが、切合小屋で晩ご飯が食べられる魅力には勝てず笑

天候

初日・麓は晴れ・山上は午後から雨
2日目・山頂付近は晴れ・麓は雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

大日杉小屋まで東京から深夜出発でしたが、東北中央自動車道が夜間通行止め！
その後、下道を行ったものの同じく県道4号が終日通行止め！
道路事情はよく調べておかないと・・・
駐車場には6時過ぎに到着で、車は3台程度。下山し、土曜の昼には20台くらい泊まってましたが、十分余裕ありました

コース状況／危険箇所等

水場は切合小屋もしくは手前の小沢が水量が豊富でした。目洗清水は水量がイマイチの上に、たどり着くまでに急な坂を上下する必要があり、オススメしません
なお、御前坂と御秘所の間の岩稜帯のどこかでInsta360 GO3のアクションポッドを落としました（涙）。見つけた方は連絡ください<(_ _)>
さらに、山頂でコンデジが動かなくなり、修理が必須の状況です涙。雨にやられたのかなぁ・・・

その他周辺情報

白川温泉・いいで白川荘の日帰り入浴を利用。露天はなく、内風呂のみですが、気持ちよかったです

写真

10/4 5:57

二つの通行止めを乗り越えて駐車場に到着。私以外は2台のみ。やはり平日だからかな

10/4 6:14

大日杉小屋でトイレをお借りしてから出発

10/4 6:34

ザンゲ坂のとおり、いきなり急登が始まります

10/4 6:37

鎖場は一カ所ながら、長いので一気に高度を上げる。登りよりも下りの方がややこしかった笑

10/4 8:11

雲は重いけど遠くまで見通せて、蔵王、吾妻山、磐梯山が見えました

10/4 8:40

標高が低いうちは紅葉はまだまだ

10/4 8:44

地蔵岳に到着。標準CT3時間40分のところ2時間20分。登山口から一気に標高800m以上獲得するので、最初が一番しんどいところ

10/4 9:15

ここから登ったり下ったりの稜線歩きが続きます。下ってきた方に「さっきガサガサ音がしたので熊かもしれません」とビビらされました笑。この後、音楽のボリューム大きめにしました（ラジオ代わりにスマホから音楽流しながら登ってます）

10/4 9:32

目洗清水は、水は汲めるほどの水量はなく、また水場までの道のりが急で危ない笑。水補給しようとして下ったものの、何も汲めず急登を戻ってきて、ムダに体力が削られました笑

10/4 9:46

マムシがいました。人慣れしているのか、こちらを見ても逃げなかったので、こちらがそそくさと逃げました笑

10/4 9:58

地蔵岳までの登りで体力を削られたのと、まだまだ長いことに気づいて愕然としたので、飲む点滴で体力回復笑

10/4 10:12

上の方まで来ると紅葉も良い感じです

10/4 11:00

そして小沢に到着。ジャブジャブ流れてました（切合小屋の水もこの上流から引いてるみたい。

10/4 11:27

登山口から5時間、11時半に切合小屋に到着！
当初はここに荷物をデポして、一気に飯豊山頂を目指す予定でしたが、雨も降ってきてましたし、行っても何も見えなさそうなので、本日中の登頂は断念。

10/4 11:38

となると、まぁこうなります笑
ソフトドリンクは今シーズンもう売り切れで、ビールのみ。

10/4 15:10

平日ではありましたが、最終的には団体さんを含めて25名くらい泊まっておられました。私は2階の隅っこを広々と使わせていただきました

10/4 15:14

山小屋内部はこんな感じ。物干しロープもハンガーもたくさんあり、助かります。

10/4 15:14

カメラの性能のおかげで明るい室内に見えますが笑、実際は暗いです笑。小説を読むのにランタンを持ってきて正解でした。

10/4 16:47

17時前になって電気が付きました。ソーラーの電池が続く限りということで18時前には切れてしまいました笑

10/4 16:57

そして何よりうれしいのが、避難小屋なのに夕食が提供されること。おかわり自由なのでカレーはこのサイズを丸2杯いただきました。朝食は5時20分とのことだったので、弁当にしていただきました

10/5 4:24

翌朝は4時に起床して、登山開始。小屋を出てすぐ砂地の広い場所に出るのですが、そこで迷いそうになりました（足下に緑のガイドロープがあるのでそれを辿ればOK)

10/5 4:46

昨日と異なり、空には星が見えて見えてきたので山頂からの景色に期待です。

10/5 5:14

草鞋塚を越えたら次第に全容が明らかに。後ろに見える飯豊山のラスボス感がすごい笑
この先の岩稜地帯でInsta360 Go3アタッチメントを落としました・・・

10/5 6:16

本山小屋のテント場。吹きさらしの場所ですが、防風の岩がありましたので、ここなら安心かも

10/5 6:16

水場には立ち寄りませんでしたが、テント泊も便利そう。でも山と高原地図にはテン場マークがないんですよね、不思議

10/5 6:22

本山小屋に到着。予想と違って管理人さんがいらっしゃるしっかりした小屋でした。ソフトドリンクやお酒も販売していました。前日は3名が宿泊されていたそうですが、全員ビショビショだったとか笑

10/5 6:26

小屋を出ると飯豊山頂がドーン！ほぼ水平移動なので何往復でもできそう笑

10/5 6:57

猛烈な風を南西から受けながら、いよいよ山頂へ

10/5 7:01

登頂！恒例のキレイなジャイアンとの記念撮影は突風のため何度も飛ばされてしまい、こんな写真しか残らず笑

10/5 7:06

太陽、雲、青空、緑、紅葉、岩のバランスが素晴らしい

10/5 7:13

大日岳も何とか見えます

10/5 7:13

次第に晴れてきたので、後続の方はもっと良かったんだろうな

10/5 7:26

飯豊山といえば、福島県から奇妙に伸びた県境。福島県の方々が祈りの山として、新潟から取り返したという話を聞いて、山頂の神社にも神聖な気持ちでお参りしました。

10/5 7:32

後ろ髪引かれながら、下山開始。
切合小屋までの稜線もキレイ

10/5 8:06

途中の岩稜帯はこんな感じ。ここでInsta360 Go3アタッチメントを落としました・・・涙

10/5 8:12

格好良い稜線！朝日岳といい、東北の山の稜線は格好良い

10/5 10:51

一気に下山。昨日よりも紅葉が進んだ気がします

10/5 11:01

再び地蔵岳へ。めっちゃ飛ばしました笑

10/5 11:52

御田は地面がぬかるんでいるので、うつむきがちですが、見上げると立派な木があります

10/5 12:01

長之助清水は見に行きませんでした。ザンゲ坂からすぐなので、この地点で水場が必要な人はあまり以内のでは？

10/5 12:38

下山完了！登山口近くの清流の音に癒やされます

10/5 13:01

Garmin FENIX8 のAMOLEDモデルに変えて（従来はFENIX 6）、タッチパネルの便利さだけでなく、バッテリの持ちのよさも感じてます。二日間で40％しか使わず、これなら2泊3日も充電不要でしょう

10/5 13:49

下山後は白川荘の日帰り入浴。20時まで開いているようです

10/5 14:21

そして道の駅いいでのレストランでラーメン。この後、東北道が事故渋滞で6時間以上かけて帰京しました笑

撮影機器：

DSC-RX100M7 SONY

Galaxy Z Fold5 samsung

装備

個人装備

Tシャツ ズボン 靴下 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 レジャーシート 地図（地形図） 計画書 GPS ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ ザックカバー ハイドレーション ヘッドランプ テントマット シェラフ

備考

すべての荷物を防水スタッフバッグに入れておいたので、雨でも安心でした

感想

kikuppu

・平日にも関わらず切合小屋のあの賑わいを考えると三連休とか混むんだろうなと思います。
・登り始めから地蔵岳までを急がないことがその後の体力維持を考えると大事かなと。
・切合小屋はシーズン的にビールだけでしたが、もっと早いとソフトドリンクもあるらしく、またお湯も出していただけたので、カップラーメン程度ならもらえるかも（ポットに入っているので、ボトルに移すとかそういう使い方は厳禁でしょう）。
・水場は切合小屋で補給できるので長丁場でも安心です。
・御前坂から飯豊山頂は小屋以外遮るものがないので、ソフトシェル（フリース＋レインウェア）と手袋は必須かなと
・福島県の形をいびつにしたくらい飯豊山への地元の方の想いを感じながら登りたい山です。