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Yamareco

記録ID: 7335373
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
丹沢

蛭ヶ岳(絵瀬尾根↑~ミカゲ沢ノ頭北西尾根:金山谷ルート↓)

2024年10月11日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
12:10
距離
14.3km
登り
1,648m
下り
1,639m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:29
休憩
1:44
合計
12:13
5:28
2
スタート地点
8:03
8:05
50
9:57
10:10
10
10:20
24
10:44
10:45
29
11:14
20
11:34
11:40
0
11:40
11:54
1
11:55
11:56
58
12:54
13:33
106
15:19
15:44
71
16:55
28
17:28
17:29
10
17:41
ゴール地点
天候 晴れ(蛭ヶ岳到着時ガスってしまい富士山は見えず)
過去天気図(気象庁) 2024年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
日影沢橋手前の駐車スペース(1台のみ)
コース状況/
危険箇所等
みんなの足跡に忠実であれば招かなかっただろう危険に直面した。場所は絵瀬尾根の取り付き箇所(後述予定)。上りの絵瀬尾根の取り付き、加えてミカゲ沢ノ頭の直下の急斜面で時間を食ってしまい、ロープをしまい下山を本格着手したのが14時。日没後に動くのは危険なためビバークを覚悟した。2度使ったことのある源蔵尾根から下山する方がリスクが少なく、蛭ヶ岳を出発する時点で見極めるべきだったが、予定通りミカゲ沢ノ頭北尾根から下りてしまった。結果的に日没前に神ノ川林道に辿り着いたが、途中で手こずってしまったら間に合わなかったはず。ラッキーに助けられたが、今後の教訓としたい。

当ログはコースどりなどミスが多いため、

◆ 絵瀬尾根(取り付き)
林道から河原に下りる際、経路があったのでそれに従った結果、堰堤上に着地してしまった。予定ルートは堰堤下の河原で、予定していた取り付き箇所はそちら側。地形的に合流するルートでもあった点、等高線の幅が広く斜面も急ではないだろうと憶測、加えて明瞭な踏み跡があったため上がれるであろうと見通した。
結果は、ズルズルの急斜面だったため、かなりの時間を要した。みんなの足跡にある箇所から取り付くべきだった。800M地点まで劇急登。ピッケル持参だったから上がれたが無ければ厳しかった。

◆ 絵瀬尾根(800M地点~978M地点~1148M地点)
800M地点から傾斜が緩やかになるものの、900M地点くらいから再び急登となる。
978P地点で同様に傾斜が緩やかになるものの、1000M地点から再び急登となる。
1104M地点からヘルメットを外しキャップに変えられる程度に穏やかになった。
稜線に乗る手前の150Mが急登で中々進まない。地蔵尾根に合流し何とか上がる。
この時点で10:10。なんと出発から4時間40分が経過。
※取り付きを間違わなければ、比較的快適に登れたのではないか。

◆ 一般道(地蔵平~蛭ヶ岳~ミカゲ沢ノ頭)
主脈縦走コースは長めの鎖場があったり、アップダウンがザレ気味なので慎重に足運びをしたい。
蛭ヶ岳からミカゲ沢ノ頭までだが、木道やステップが新潮されたようだ。また昨年と比べても鎖が増えたような気がした(気のせい?)。

◆ ミカゲ沢ノ頭北西尾根
全体所感:辛かったのは出だしと着地の2か所。それ以外の中盤は美尾根が続き、急傾斜もなく想定よりも早く下りられた。
序盤:出だしの急傾斜でロープを使い下りたが、手際が悪く時間を要してしまった。また絵瀬尾根の取り付きと同様、みんなの足跡の軌跡を外してしまい、不必要に斜面を下りてしまった。結果的に上り返すことになったがロープを使って下りたような場所の登り返しは難儀した。チェーンスパイクがなかったら上がれなかった。コースを外さないことが大事。
終盤:中盤は地面がフカフカで靴のグリップも効きやすく下りやすかったが、終盤になると、急傾斜になり、加えてザレてもいたため、慎重に下りざるを得なかった。

当ログはコースどりなどミスが多いため、「絵瀬尾根」
や「ミカゲ沢ノ頭北西尾根」などのキーワードで検索し、他の方々のログを参照いただきたい。

◆ 源蔵尾根(金山西沢の渡渉~尾根への合流~源蔵尾根~渡渉点)
金山西沢の渡渉だが、あとは源蔵尾根と林道歩きのため、靴のまま済ませた。
渡渉後、源蔵尾根の合流点までの上り返しが応えた。急傾斜ではなかったので、体力が十分であれば問題ないと思う。
源蔵尾根と合流してから広河原に着地するまで、一般登山道と思えるくらい整備され、歩きやすかった。
広河原の渡渉点も林道歩きを残すだけなので、靴のままで済ませた。
渡渉箇所まで神ノ川林道を進む。風巻ノ頭と袖平山。丹沢随一の傾斜とのことだが「一般登山道において」だろう。
2024年10月11日 05:32撮影 by  iPhone 14, Apple
1
10/11 5:32
渡渉箇所まで神ノ川林道を進む。風巻ノ頭と袖平山。丹沢随一の傾斜とのことだが「一般登山道において」だろう。
孫右衛門トンネル手前の連爆。水量も多く見事。
2024年10月11日 05:44撮影 by  iPhone 14, Apple
10/11 5:44
孫右衛門トンネル手前の連爆。水量も多く見事。
小洞隧道先の崩落個所。帰路にも写真を撮ったので見比べたい。
2024年10月11日 05:50撮影 by  iPhone 14, Apple
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10/11 5:50
小洞隧道先の崩落個所。帰路にも写真を撮ったので見比べたい。
滝がいくつも出てくる。
2024年10月11日 05:57撮影 by  iPhone 14, Apple
10/11 5:57
滝がいくつも出てくる。
渡渉点に下りる箇所。
2024年10月11日 06:00撮影 by  iPhone 14, Apple
10/11 6:00
渡渉点に下りる箇所。
写真ではそう見えないが中々の傾斜。
2024年10月11日 06:03撮影 by  iPhone 14, Apple
10/11 6:03
写真ではそう見えないが中々の傾斜。
途中から経路とロープが出てくる。
2024年10月11日 06:08撮影 by  iPhone 14, Apple
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10/11 6:08
途中から経路とロープが出てくる。
その後もハッキリした経路があったのだが、予定していたのは堰堤下。ここは堰堤上。
2024年10月11日 06:18撮影 by  iPhone 14, Apple
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10/11 6:18
その後もハッキリした経路があったのだが、予定していたのは堰堤下。ここは堰堤上。
足跡に誘(いざな)われ、予定ルートではないがここの斜面を上がることにした。
2024年10月11日 06:33撮影 by  iPhone 14, Apple
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10/11 6:33
足跡に誘(いざな)われ、予定ルートではないがここの斜面を上がることにした。
少し斜面が緩んだところ。この手前の劇急登はカメラを出す余裕なし。
2024年10月11日 06:33撮影 by  iPhone 14, Apple
10/11 6:33
少し斜面が緩んだところ。この手前の劇急登はカメラを出す余裕なし。
その先が見えないくらいの急傾斜だった。
2024年10月11日 07:02撮影 by  iPhone 14, Apple
10/11 7:02
その先が見えないくらいの急傾斜だった。
岩も出てきた。慎重に進む。
2024年10月11日 07:11撮影 by  iPhone 14, Apple
10/11 7:11
岩も出てきた。慎重に進む。
978M地点。朝日がキレイだった。
2024年10月11日 08:03撮影 by  iPhone 14, Apple
10/11 8:03
978M地点。朝日がキレイだった。
急傾斜を忘れるくらいの美尾根。
2024年10月11日 08:05撮影 by  iPhone 14, Apple
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10/11 8:05
急傾斜を忘れるくらいの美尾根。
痩せ尾根地帯を過ぎて振り返ったところ。
2024年10月11日 08:13撮影 by  iPhone 14, Apple
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10/11 8:13
痩せ尾根地帯を過ぎて振り返ったところ。
ドーンと蛭ヶ岳。
2024年10月11日 08:52撮影 by  iPhone 14, Apple
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10/11 8:52
ドーンと蛭ヶ岳。
デーンと檜洞丸。
2024年10月11日 08:52撮影 by  iPhone 14, Apple
10/11 8:52
デーンと檜洞丸。
目の高さに枝先。対策としてトレースグラスを着用。
2024年10月11日 09:14撮影 by  iPhone 14, Apple
10/11 9:14
目の高さに枝先。対策としてトレースグラスを着用。
2024年10月11日 09:35撮影 by  iPhone 14, Apple
10/11 9:35
稜線手前の傾斜。中々足が前に出なかった。
2024年10月11日 10:00撮影 by  iPhone 14, Apple
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10/11 10:00
稜線手前の傾斜。中々足が前に出なかった。
鹿柵の切れ目から主幕線に合流。
2024年10月11日 10:10撮影 by  iPhone 14, Apple
10/11 10:10
鹿柵の切れ目から主幕線に合流。
「富士山は見える時に写真を撮っておく」の法則。
2024年10月11日 10:29撮影 by  iPhone 14, Apple
10/11 10:29
「富士山は見える時に写真を撮っておく」の法則。
大室山や風巻尾根を一望。
2024年10月11日 11:02撮影 by  iPhone 14, Apple
10/11 11:02
大室山や風巻尾根を一望。
2024年10月11日 11:03撮影 by  iPhone 14, Apple
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10/11 11:03
リンドウ?
2024年10月11日 11:11撮影 by  iPhone 14, Apple
10/11 11:11
リンドウ?
これが3人娘と呼ばれているもの?
2024年10月11日 11:15撮影 by  iPhone 14, Apple
10/11 11:15
これが3人娘と呼ばれているもの?
常連じゃないのでトッピングなし。山だから美味しいという訳ではなく、地上で頂いても十分美味しい。
2024年10月11日 11:42撮影 by  iPhone 14, Apple
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10/11 11:42
常連じゃないのでトッピングなし。山だから美味しいという訳ではなく、地上で頂いても十分美味しい。
富士山が見えるはずだったが、ザンネン。
2024年10月11日 11:56撮影 by  iPhone 14, Apple
2
10/11 11:56
富士山が見えるはずだったが、ザンネン。
真新しい木段。
2024年10月11日 11:58撮影 by  iPhone 14, Apple
1
10/11 11:58
真新しい木段。
蛭ヶ岳南稜を登るような日は来るのだろうか。
2024年10月11日 11:59撮影 by  iPhone 14, Apple
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10/11 11:59
蛭ヶ岳南稜を登るような日は来るのだろうか。
長袖着てたけど、イバラで腕がボロボロ。
2024年10月11日 12:04撮影 by  iPhone 14, Apple
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10/11 12:04
長袖着てたけど、イバラで腕がボロボロ。
蛭ヶ岳がデーンとしていたので撮ったが、あの感じが写真ではでないなぁ。
2024年10月11日 12:49撮影 by  iPhone 14, Apple
1
10/11 12:49
蛭ヶ岳がデーンとしていたので撮ったが、あの感じが写真ではでないなぁ。
尊仏山荘。
2024年10月11日 12:53撮影 by  iPhone 14, Apple
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10/11 12:53
尊仏山荘。
ミカゲ沢ノ頭の直下の急坂へ至る。
2024年10月11日 12:57撮影 by  iPhone 14, Apple
1
10/11 12:57
ミカゲ沢ノ頭の直下の急坂へ至る。
ムリすれば下りられたがロープを出した。回収用の4mmロープも出してシングルにして30mフルで使えば良かった。
2024年10月11日 13:26撮影 by  iPhone 14, Apple
1
10/11 13:26
ムリすれば下りられたがロープを出した。回収用の4mmロープも出してシングルにして30mフルで使えば良かった。
スゴイ急だなと思って撮ったが、写真だとそうは見えない。何故💦
2024年10月11日 14:21撮影 by  iPhone 14, Apple
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10/11 14:21
スゴイ急だなと思って撮ったが、写真だとそうは見えない。何故💦
金山谷コースと仏谷コースの分岐点の手前の広場。
2024年10月11日 14:31撮影 by  iPhone 14, Apple
1
10/11 14:31
金山谷コースと仏谷コースの分岐点の手前の広場。
中盤は緩やか。
2024年10月11日 14:47撮影 by  iPhone 14, Apple
10/11 14:47
中盤は緩やか。
着地直前は急傾斜だったが撮る余裕なし。で着地。ピンクテープあるけど、ここからミカゲ沢ノ頭北西尾根を登るヒトいるんだ。
2024年10月11日 15:41撮影 by  iPhone 14, Apple
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10/11 15:41
着地直前は急傾斜だったが撮る余裕なし。で着地。ピンクテープあるけど、ここからミカゲ沢ノ頭北西尾根を登るヒトいるんだ。
靴のまま渡渉。あっという間なのでズブズブにはならなかった。
2024年10月11日 15:44撮影 by  iPhone 14, Apple
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10/11 15:44
靴のまま渡渉。あっという間なのでズブズブにはならなかった。
これは源蔵尾根の最終盤。一般登山道のよう。
2024年10月11日 16:31撮影 by  iPhone 14, Apple
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10/11 16:31
これは源蔵尾根の最終盤。一般登山道のよう。
日没前に広河原を渡渉できた!
2024年10月11日 16:46撮影 by  iPhone 14, Apple
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10/11 16:46
日没前に広河原を渡渉できた!
夕陽があたる蛭ヶ岳。かっこいい。
2024年10月11日 16:58撮影 by  iPhone 14, Apple
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10/11 16:58
夕陽があたる蛭ヶ岳。かっこいい。
蛭ヶ岳の右がミカゲ沢ノ頭とのこと。
2024年10月11日 16:58撮影 by  iPhone 14, Apple
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10/11 16:58
蛭ヶ岳の右がミカゲ沢ノ頭とのこと。
檜皮橋(ヒワタバシ)。
2024年10月11日 16:58撮影 by  iPhone 14, Apple
10/11 16:58
檜皮橋(ヒワタバシ)。
土砂が路面に転がっていたが、帰路ではキレイになっていた。
2024年10月11日 17:19撮影 by  iPhone 14, Apple
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10/11 17:19
土砂が路面に転がっていたが、帰路ではキレイになっていた。
戻ってきたところで日没。ギリセーフ。よかったー。無事に下山でき山の神様に感謝(ただ馬酔木に意地悪してスミマセン)。
2024年10月11日 17:38撮影 by  iPhone 14, Apple
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10/11 17:38
戻ってきたところで日没。ギリセーフ。よかったー。無事に下山でき山の神様に感謝(ただ馬酔木に意地悪してスミマセン)。
撮影機器:

装備

個人装備
Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 ザック サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ ロープ スリング カラビナ類 ハーネス チェーンスパイク ヘルメット ウォーターシューズ
共同装備
単独山行のためなし

感想

結局、コースを逸脱しなければ、今日したような難儀はせずに済んだのかも知れない。そうすると難易度が高いと感じたこのコースももう少し楽しめるようになるのかも。体力づくりをし、体重を減らし、再度リベンジしたい。以下は今日の教訓。

➊ 下山までの時間が短くなったらVRではなく一般道を使う
➋ 急斜面で腰を落として滑らない(スピードが増し止まらなくなる)
➌ みんなの足跡から逸脱しない(地形図だけでは劇急斜面の有無は分からない)
❹ 面倒くさがらない(特にロープワーク)

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