記録ID: 7350302
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無雪期ピークハント/縦走
甲信越
荒沢岳〜中ノ岳〜越後駒ヶ岳 (裏越後三山縦走)
2024年10月12日(土) ~
2024年10月13日(日)
- GPS
- 14:50
- 距離
- 34.6km
- 登り
- 3,148m
- 下り
- 3,152m
コースタイム
1日目
- 山行
- 8:57
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 9:51
5:48
2分
スタート地点
15:39
天候 | 殆ど晴れ、時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
◾️登山口〜荒沢岳 何はともあれ前嵓。まだかよっ!って言いたくなるくらい鎖場が続きます。なのでへこたれない精神力が必要。あと、怖いからといって、鎖に頼って腕で登らないこと、すぐ腕があがります。クライミング講習の時も感じましたが、女の人の方が度胸が座ってるような・・・ ◾️荒沢岳〜灰吹山 全体を通じて一番、笹を刈ってない。踏み跡はある。尾根伝いなので迷いにくい。道もぬかるんでこそいるが、危なくはない。 ◾️灰吹山〜灰ノ又山〜源蔵山 全体を通じて一番、気持ち良い道だった。道は明瞭、アップダウンも少なく、笹がなく見晴らし抜群、草原が広がり黄色く色づいていた。 ◾️陽の水 縦走者には必須な水場、夏でも涸れないらしい。今回も冷たく美味しい水がチョロチョロ出ていた。少し登山道から下ります。 ◾️巻倉山〜兎岳〜子兎岳 兎岳、可愛い名前で、名前通り丸くモフッとした山。しかし、アップダウンが。ここまでそこそこ足も使っているので、結構、しんどかったです。 標柱の「よくきたね」に癒される ◾️子兎岳〜中ノ岳 1日目の核心部、ここにきて300m以上登り返す。もうエスケープルートは無い。(エスケープする場合は兎岳から丹後山避難小屋へ)行くしかない。 また、ヒヤッとする場所も数箇所ある。道幅が狭く、右が崖。 ◾️中ノ岳・避難小屋 越後三山最高峰。360°よく見えます。避難小屋は定員40人との事ですが、この日は満員。連休ではこんなものか。生死に関わるので満員の場合を考えてツェルトの携行を。 ◾️中ノ岳〜天狗平 まず下り。滑る滑る。来る前は刈った若しくは、倒れた笹で滑るのかと思っていたが、岩が滑る。ハンレイ岩というらしく、日本には、あまり分布していないらしい。表面がツルッツルで、朝露の付いたソールでは、予想外に滑る。他の岩では滑らない感覚でも、こいつは滑る。 そして道がやばい。右が崖、幅が狭い、わざとだと思うが、笹を谷側は刈ってないので、恐怖感は無いが、踏み外すと落ちる。先のハンレイ岩がところどころあるので、滑るとおちる。 ◾️天狗平〜越後駒ヶ岳 もうビクトリーロードと言っている良いだろう(本当は登るけど) ◾️越後駒ヶ岳〜枝折峠 ダーっと下るだけ。と思いきや、道行山から3回くらい登ったり下ったりするので、メンタルに来る。道は木道主体で非常に歩きやすい。 |
その他周辺情報 | ど定番の白銀湯 650円 下山時刻は混む。洗い場待ちになる |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
ポール
シェラフ
携帯トイレ
|
---|---|
備考 | ビバークの可能性がある場合、マット |
感想
GWに登った越後駒ヶ岳。その時、突然現れた荒沢岳。 知らんかった、こんなにかっこいい山があるんだ。調べてみると、あの深田さんが遂に登ることが叶わず、日本百名山にも三百名山にも含まれず、三百名山全山縦走なのに301座も登る原因になった山。しかも中ノ岳も含めて「これってぐるっと1周できるんじゃね?」って気づいてしまった。なんでも裏越後三山縦走って言われているらしい。どうせやるなら紅葉の秋か?って温めていた企画を発動。総括すると最高で最恐な縦走路でした。最高な部分は、荒沢岳に登れたこと、源蔵山あたりのふか〜い山に包まれるように縦走できるところ、どっちを向いても山しか見えん。最恐なのは、鎖もロープも無いのに、落ちたら死ぬところ。岩がめっちゃ滑って下しか見て歩けないところ。これでもかと登り返しさせられるところ。今だけだろうけど中ノ岳避難小屋に入れないかもしれないところ。それでもどこから見てもカッコイイ荒沢岳を堪能するには、これ以上ないルートです。
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