双六＆槍ヶ岳とアトラス彗星

2024年10月14日(月) [日帰り]

• GPS: 22:41
• 距離: 37.6km
• 登り: 2,833m
• 下り: 2,917m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:16
• 休憩: 1:58
• 合計: 8:14

7:53 新穂高温泉駅
8:00 8:10 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
8:29 お助け風穴
8:46 中崎橋
8:58 笠新道登山口
9:12 9:31 わさび平小屋
9:51 9:52 小池新道入口
10:44 10:46 秩父沢出合
11:00 チボ岩
11:20 11:32 イタドリが原
11:59 12:03 シシウドヶ原
12:56 13:26 鏡池
13:27 13:44 鏡平山荘
14:42 14:54 弓折乗越
15:08 花見平
15:23 15:33 くろゆりベンチ
16:01 16:02 双六池
16:07 双六小屋

日帰り

• 山行: 8:41
• 休憩: 2:39
• 合計: 11:20

4:50 双六小屋
5:06 5:07 双六岳巻道分岐
5:10 5:15 双六岳中道分岐
5:50 6:12 双六岳
6:39 6:44 双六岳中道分岐
6:47 双六岳巻道分岐
6:59 双六小屋
10:33 10:43 左俣乗越
12:36 12:45 千丈乗越
14:09 15:12 槍ヶ岳山荘
15:21 16:05 槍ヶ岳
16:10 槍ヶ岳山荘

日帰り

• 山行: 5:20
• 休憩: 0:22
• 合計: 5:42

5:52 槍ヶ岳山荘
5:58 6:01 飛騨乗越
6:49 6:51 飛騨沢千丈乗越分岐
8:03 8:13 槍平小屋
8:58 9:01 藤木レリーフ
9:03 9:06 滝谷避難小屋
10:23 白出沢出合
10:55 10:56 穂高平小屋
11:22 小鍋谷ゲート
11:34 新穂高温泉駅

天候

1日目：晴れ後雨　2日目：快晴　3日目：快晴

アクセス

利用交通機関：

電車

◆移動
・3:00　甲府
・6:10　あかんだな駐車場
・6:40　平湯バスターミナル足湯
・7:30　新穂高ロープウェイ（ハスで移動）
あかんだな駐車場へは2時間半で行ける予定でしたが、3か所で道路工事のための交互通行、さわんど駐車場周辺での駐車場に入るための渋滞に巻き込まれて遅くなってしまいました。
あかんだな駐車場は到着時点で満車で駐車場に入れない車の列ができていました。
たまたま近くを歩いていたバス会社関係の方に「平湯大滝駐車場」なら空いているかもという情報を貰い、無事そこに停めることができました。
◆宿泊小屋
・1日目　すごろく小屋
5人個室・夜ごはん・朝弁当付き：15,000円
・2日目　槍ヶ岳山荘
夜ごはん・朝ごはん付き：14,000円
◆交通費
・高速
行き）甲府昭和IC〜松本IC：1,910円　
　　　安保トンネル：910円
帰り）安保トンネル：910円　
　　　松本IC〜須玉IC：1,570円　
　　　韮崎IC〜甲府昭和IC：330円　　　
・ガソリン　
全行程約300m　：2,430円

※天気が晴れ予報の3連休、上高地〜松本間の工事3か所（交互通行）の影響のためか、すごい渋滞が発生していたそうです。特に連休2日目はあかんだな〜松本間が通常1時間くらいの所を2時間半〜3時間くらいかかったようです。
私が連休最終日に通った時は時間が早かったことと3日目で人の動きも減っていたためか、意外にすんなり通過できました。

コース状況／危険箇所等

・新穂高温泉〜双六小屋〜双六岳
小池新道までほぼ緩やかに登る林道歩きです。
小池新道はものすごくよく整備された道でとても歩きやすい道です。
鏡平山荘からは登りがきつくなりますが、歩きやすく危険個所はありません。
双六小屋から双六岳は急な登りが続きますが、こちらも歩きやすいいい道です。
・双六小屋〜槍ヶ岳山荘〜槍ヶ岳
双六小屋からは一気に登ります。登りきって少し進むと槍ヶ岳を見ながらの多少のアップダウンあり稜線歩きが続きます。
左俣乗越を過ぎたあたりで、岩稜帯となり、ところどころで急な登りで鎖場となりますが、鎖は使わなくても登れる場所ばかりです。トラバースが多いですが、特に危険と思われる個所はありません。
最後、槍ヶ岳まで登りは正面に槍ヶ岳を見ながらのジグザグの登りになりますが、見えているのになかなか着かない意外に長い登りとなります。
槍ヶ岳への登りは手がかり、足がかりがちゃんと作ってあり、ある程度の岩登りの経験がある人なら問題はないと思います。（高いところが苦手な人は怖いかも）
外国人の方が登っていましたが、慣れていなくかなり苦戦しているようで見ていてヒヤヒヤしました。
・槍ヶ岳山荘〜新穂高温泉
槍ヶ岳山荘からしばらくはガレ場、ザレ場の下りが続きます。
ある程度下ると、下りが緩やかな道になりますが、ところどころ湿った石地帯を歩きます。こちらもよく整備された道で特に危険個所はありません。
白出沢出合までくるとその先は約1時間半の林道歩きとなります。

その他周辺情報

・瑞祥（お風呂）　大人　800円
いろんな種類のお風呂があります。
とても混んでいました。
食事処もあり、長野名物の山賊焼きを食べましたがとてもうまかったです。
https://zuisho-matsumoto.com/

写真

10/12 7:54

新穂高ロープウェイからスタートです。
この時はいい天気でした。

10/12 8:30

しばらくずっと林道歩き。

10/12 9:12

1時間ちょっとでワサビ平小屋着。
休憩です。

10/12 9:13

トマト・きゅうり・オレンジ・バナナが冷やされて売っていました。
ちょっとお高いけど。

10/12 9:50

開けてきました。

10/12 9:52

小池新道はここからです。

10/12 11:02

あまりきれいでないけど、紅葉してました。

10/12 11:41

小池新道はものすごくよく整備されていました。

10/12 12:56

木道もあり

10/12 13:28

鏡平小屋です。
このあたりから雨がぽつぽつと・・・・。

10/12 14:46

弓折乗越。
この時点ではレインウエアを装着。
あんなに晴れていたのに。

10/12 15:23

景色のない中をひたすら歩く。

10/12 15:23

かわいい白い花に癒される。

10/12 15:45

双六小屋が見えた。
ここからも意外に距離がありました。

10/12 16:04

テント場はいっぱいでした。

10/12 16:08

双六小屋到着。
ここでrinkeさんの知り合いの方2人と合流。
いろいろと楽しいお話が聞けました。

10/12 17:37

双六小屋の夜ごはん。
天ぷら。
美味しかった。

10/13 4:47

朝暗いうちから双六岳に出発します。

10/13 4:49

外のテーブルには霜がついていました。

10/13 5:27

はじめは結構急登り、しばらく行くとなだらかな場所にでました。

10/13 5:45

天空の滑走路。
人がたくさんいます。

10/13 5:51

反対側はすごい迫力の槍ヶ岳。
これを見たかった。

これを見たかった。

10/13 5:49

陽が登る前に山頂へ急ぎます。

10/13 5:55

陽が登ってきました。

10/13 5:55

辺りが赤く染まる。

10/13 5:59

まわりの山々の景色も最高。

ご来光に見とれる3人。

帰りは槍を前に「槍ポーズ」
決まった！

10/13 6:25

名残惜しくて双六山頂を見返す。

10/13 7:01

小屋に戻ってきました。

10/13 7:13

朝ご飯はお弁当にしました。
これも美味しい。

10/13 8:16

さあ、ここからは未踏の西鎌で槍ヶ岳に向かいます。
正面の鷲羽岳が美しい。

10/13 8:27

双六岳。
朝歩いた道が見えます。

10/13 8:56

西鎌尾根が続く。
わくわくしてくる。

10/13 8:58

歩く道の景色がいろいろと変わって飽きない。

10/13 9:08

このルートは目標とする槍がずっと見えてるのがいい。

10/13 9:25

たまに槍が見えなくなるけど、

10/13 9:28

またどーんと出てきます。

10/13 10:14

すこしずつ近づいてくるのを感じながらの歩き。

10/13 10:18

10/13 10:24

アップダウンが多くて結構やられます。

10/13 11:05

だいぶ近づいてきました。

10/13 11:25

まわりの景色も岩地帯へ。

10/13 11:45

と、ここでお昼休憩。

10/13 12:07

ちょっと怖かったポイント。
左側が切れ落ちてました。

10/13 12:13

ところどころに鎖がありますが、そんなに必要ない。
小屋で合ったN友さんの情報、なるほどです。

10/13 12:29

さあ、いよいよ槍への最後の登りって感じ。

10/13 12:51

歩いてきた道を振り返る。

10/13 14:07

一歩一歩進んで槍に到着しました

10/13 14:10

槍ヶ岳山荘。

10/13 14:13

雲が心配でしたが、槍ヶ岳まわりの雲はすっかり取れてました。

10/13 14:13

私はうずうずしてましたが、ほかの二人は突然アナウンスがあった、槍プリン？を買いに。

けっこうお高めのようですが、すごくおいしそう。
こんな写真を撮ってたのに気づかなかった。

10/13 15:15

休憩後、いよいよ槍にアタックです。

10/13 15:22

当日朝（前日の夜？）に雪が降ったそうで、日陰のところには雪が残っていました。

10/13 15:22

渋滞のなか、ゆっくりと進みます。

10/13 15:22

渋滞中。

10/13 15:34

ラストの梯子。
少々緊張。

10/13 15:38

ラスト梯子です。
ここは長い。

10/13 15:40

山頂に到着。
なんとこの時北鎌から登ってきたお二人が登場。
まわりの人全員で拍手で迎えました。

10/13 15:40

山荘を見下ろす。
ってあまり見るとだめだ、前に登った時に下をみたら落ち着かなくなってしまった記憶が。

10/13 15:44

山頂の祠。
ちなみに槍の看板は意外に思い。

10/13 15:56

山頂を短めに堪能したのち下山。
慎重に下山しました。

10/13 17:08

槍ヶ岳山荘の夜ごはん。
酢豚でした。
野菜がたくさんでうれしい。

10/13 17:43

夜ご飯を食べた後に、アトラス彗星とやらを見学に出ました。

10/14 5:38

初めは金星と勘違いしてみてたのですが、周りの人が気づきました。

なんと思った以上の彗星な感じ。
彗星まで見れてしまって大満足です。

10/14 5:04

朝ご飯。

10/14 5:43

3日目の朝。
昨日歩いてきた西鎌尾根。

10/14 5:49

雲海がいい感じです。

10/14 5:52

3日目もご来光を拝めました。

10/14 5:55

さあ、下山します。
渋滞に巻き込まれる前に下山するぞ。

10/14 6:09

名残惜しい気持ちで下山。

10/14 6:37

槍の影が正面の山に映ってます。

10/14 7:20

だいぶ降りてきました。
まわりの景色もすっかり変わりました。

10/14 7:26

最終水場。

10/14 8:13

槍平小屋。

10/14 8:17

道はよく整備されています。

10/14 9:03

10/14 10:01

きのこ。

10/14 10:01

rinkeさんに撮れと言われたのでしぶしぶ撮りました。

10/14 10:21

10/14 10:24

最後は林道歩きが訳1時間半。

10/14 11:34

ラストスパート。

10/14 11:34

到着しました。
最高に楽しい山行でした。

10/14 15:42

帰りにお風呂に入って山賊焼きを食べました。

撮影機器：

EX-ZR700 CASIO COMPUTER CO.,LTD.

SH-M15 SHARP

感想

Dkoba

久しぶりに2泊3日のガッツリ登山をしてきました。
事前の天気予報では3日間の晴れ予報でしたが、1日目は予報に反して鏡平小屋あたりでぽつぽつと雨。そのため、景色はほとんど見ることはできませんでした。
双六小屋では、rinkeさんの知り合いの山友さんと合流。二人ともものすごい山好き・たくさんの山に登っている方達で、楽しい話を聞くことができました。
2日目は二人とわかれ、西鎌尾根経由で槍ヶ岳へ。天気はばっちりで、終始槍ヶ岳・まわりの山々を見ながらの最高の山歩きとなりました。
槍ヶ岳山荘で夜ご飯を食べているときに小屋の人に「アトラス彗星」のことを教えてもらい、初めて彗星を肉眼で見ることができました。
今回はこんな感じでものすごく充実した山行となりました。
ただ、疲れて免疫が落ちたせいか、風邪をひいてしまい次の週末の山の約束をしていたのがダメになってしまいました。
まったくもって申し訳ない。