後立山連峰に挑戦(白馬三山)
- GPS
- 50:53
- 距離
- 19.3km
- 登り
- 2,351m
- 下り
- 2,327m
コースタイム
- 山行
- 6:09
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 7:08
- 山行
- 4:30
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 4:55
- 山行
- 3:11
- 休憩
- 0:02
- 合計
- 3:13
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
中央道安曇野インターを降り、県道310号線を白馬、大町方面に約4.7km直進し、柏矢町交差点を右折、国道147号を約20.4km進み、旭町交差点を左折、約3.3km進み、南借馬交差点を左折、国道148号を約12.7km道なりに進み、佐野坂交差点を右折、道なりに約3.6km進み、土合橋南交差点を左折、道なりに約5.7km進み、八方交差点を左折すると八方第二駐車場に到着します。 【駐車場】 八方第二駐車場(無料) 約70台駐められます。 八方の湯が近くにあります。 【トイレ】 八方インフォメーションセンター、八方アルペンライン等にトイレがあります。 登山中は、猿倉、白馬尻小屋、白馬山荘、頂上宿舎、白馬鑓温泉等にトイレがあります。 【バス】 猿倉線(アルピコ交通株式会社)0261-72-3155 料金:930円(白馬八方BT〜猿倉) 時間:白馬八方BT6:00出発の猿倉6:22到着(約22分) |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆猿倉〜白馬尻小屋 猿倉荘を出発して少しだけ樹林帯の急登を登ると、整備された林道に出るので緩やかに登って行くと、白馬尻小屋の手前で登山道が狭くなり、石がゴロゴロして足場の悪い急傾斜の登山道が出てくると白馬尻小屋に到着します。 ◆白馬尻小屋〜岩室跡 白馬尻小屋から秋道を登り約15分ほどで雪渓の入口に到着します。 ここでチェーンスパイクを履き大雪渓の雪の登山道に入ります。 落石、クレバスに気をつけながら、急傾斜で固めの雪渓を約2時間半ほど登ると岩室跡に到着します。 ここでチェーンスパイクを外しますが、落石注意の箇所なので早々に脱着を行い、休憩もあまりしないで次を目指します。気が抜けません。 ◆岩室跡〜白馬山荘 雪渓を抜けると秋道となり、岩室跡から避難小屋まで約40分、雪渓と同じかそれ以上の急傾斜でザレた岩場をジグザグに登ります。 避難小屋を過ぎても、急登でザレた岩場を登ります。この辺りからお花畑となっているので、高山植物に癒やされながら白馬山荘まで登っていけます。 岩室跡から白馬山荘まで休憩ポイントに先客がいるため休憩を取ることが出来なかった。 ◆白馬山荘〜白馬岳〜白馬山荘 白馬山荘から白馬岳まではザレた登山道をジグザグに登ります。 約100mの高低差を約20分ほどで登れます。 帰りはザレ場の下りとなりますので、落石及び転倒に注意して下ります。 ◆白馬岳山頂 白馬岳の山頂は広く、ゆっくりと休憩することが可能です。 展望は素晴らしく360度の大パノラマです。 杓子岳、白馬鑓ヶ岳はもとより、立山三山や剱岳の展望が素晴らしいです。 今回は晴れているものの、ガスが湧き出て遠くの展望は残念な感じでした。 ◆白馬山荘〜杓子岳 白馬山荘約20分で丸山に到着します。 白馬山荘を出発して約50分は穏やかな稜線歩きの下りとなり、朝一番の足慣らしには丁度良い感じです。 その後は、杓子岳山頂・巻き道分岐まで登り返し、分岐から山頂までは急傾斜のザレた登山道を約25分ほど登ります。 ザレが深く少し登るのが大変でした。 ◆杓子岳山頂 杓子岳の山頂はそれなりに広くなっていますので、十分休憩を取ることが可能です。 展望も素晴らしく360度の大パノラマとなっています。 これから登る白馬鑓ヶ岳はもちろん、白馬岳、五竜岳、鹿島槍ヶ岳等も見ることが出来ます。 富士山や八ヶ岳も見ることが出来るようですが、今回は発見出来ませんでした。 ◆杓子岳〜白馬鑓ヶ岳 杓子岳から白馬鑓ヶ岳までは、ザレた急登を一端下り、その後急傾斜のザレ場を一気に登り返します。 綺麗に整備されていますが、落石に注意して歩きましょう。 ◆白馬鑓ヶ岳山頂 白馬鑓ヶ岳山頂はそれなりに広くなっていますので、十分休憩を取ることが可能です。 展望も素晴らしく360度の大パノラマとなっています。 白馬岳、杓子岳、五竜岳、鹿島槍ヶ岳に剱岳、立山三山が見え、遠くに針ノ木岳が見えている感じがします。 今回は天気が良く展望は素晴らしかったです。 ◆白馬鑓ヶ岳〜白馬鑓温泉分岐〜大手原 白馬鑓ヶ岳から白馬鑓温泉分岐までの下山は急傾斜でザレた登山道をジグザグに下ります。(白馬鑓温泉分岐まで約20分で到着です。) 白馬鑓温泉分岐から大手原までも、急傾斜でザレた登山道をジグザグに下ります。 大手原付近はウラシマツツジが紅葉して綺麗でした〜(大手原まで約25分) ◆大手原〜白馬鑓温泉小屋 大手原から白馬鑓温泉小屋までは、「これより先岩場、ストックを片付けてすすめ」の注意看板が出てくると、鎖場、岩場が続きます。 段差も大きく、岩が滑るので転倒に注して下りましょう。 白馬鑓温泉小屋まで気が抜けない箇所となります。 ◆白馬鑓温泉小屋〜小日向ノコル 白馬鑓温泉小屋から小日向ノコルまでは、急傾斜のザレた登山道をジグザグにアップダウンを繰り返しながら下ります。 小日向ノコルまでは沢いくつか渡り、小さな雪渓の脇をとおって下って行きます。 小日向ノコルまでは、片側切れ落ちた箇所もあるので慎重に下りましょう。 サンジロを過ぎると一気に下り、再度登り返して小日向ノコルに到着します。 ◆小日向ノコル〜猿倉 小日向ノコルから猿倉までは、先ほどよりは歩きやすくなるが、急傾斜の下り、木道等を歩き、猿倉に近づくにつれ、木の根が出てきてきます。 小日向ノコルから約1時間30分で猿倉に到着です。 |
その他周辺情報 | 【日帰温泉】 白馬八方温泉 八方の湯 〒399-9301 長野県北安曇郡白馬村北城大字5701-2 TEL:0261-72-5705 URL:https://hakuba-happo-onsen.jp/happo/ 日帰り入浴 800円/大人(モンベルカードで100円割引) 営業時間 AM9:00〜PM 10:00 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼飯
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
登山地図
コンパス
笛
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GPS
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日焼け止め
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サングラス
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ストック
ナイフ
カメラ
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感想
今年は後立山連峰に登るということで、白馬三山を縦走してきました。
大雪渓は思っていた以上に大雪渓でした。
初めガスの中を歩いていたので落石にビクビクしながら登っていましたが、途中から青空になり、気持ちよく大雪渓を歩くことができました。
よく見えるようになっても、落石に注意していたのであまり休憩が出来なかった(笑)
白馬岳からは杓子岳、白馬鑓ヶ岳が望め、綺麗な日の入りを見ることが出来ました。
それにしても、初めて白馬山荘にとまりましたが、大変綺麗でまたスカイプラザは本当にレストランのようです。
スカイプラザで生ビールとおでんで乾杯をして1日目の行程が終了です。
白馬山荘の夕飯はハンバーグでしたがこちらも大変美味しかったです。
2日目は日の出は雲の中でしたが、白馬山荘から杓子岳、白馬鑓ヶ岳の稜線は大変天気も、展望も良い状態で歩くことができました。
大変気持ちの良い稜線です。
アップダウンは多少ありますが、昨日の急登にくらべれ問題ありません!
杓子岳、白馬鑓ヶ岳で展望を楽しみ、もう一つの楽しみである白馬鑓温泉小屋に向かいました。
12時前に小屋に到着しているので、下山可能なのですが・・・折角来たので宿泊してゆっくり温泉に入りたいということで、2日目の登山はここで終了。
3日目は鑓温泉小屋から日の出を楽しみ、猿倉まで下山となりました。
鑓温泉小屋から猿倉までの道はそれなりに傾斜があり注意して歩く必要がありました。
今回後立山連峰に登るということで、白馬三山を縦走してきましたが、やはり人気の山は景色も山の雰囲気も良いですね〜。
天気にも恵まれ最高の山旅をすることが出来ました。
1日目;猿倉〜白馬尻:ほぼ林道。始めこそすこし急斜面を登るが、他は緩やかに登る。
白馬尻〜岩室跡:秋道から雪渓に入る。雪渓をでるのも秋道。ザレた急斜面から秋道に入る。落石注意な場所なので、手早くアイゼンを片付け、先に進む。岩室跡あたりまで、ゆっくり休めない。
岩室跡〜白馬山荘:急登が続く。ところどころ座って休めそうな場所もあるが、だいたい先客がいて座れない。
白馬山荘〜白馬岳:ザレてるが、難しい箇所はない。
2日目;白馬山荘〜杓子岳:気持ちの良い尾根歩き。アップダウンがある。杓子岳への登りは、ザレた急斜面を直登するが、慎重に登れば問題はない。白馬山荘から見て大変そうと心配していたが、あっという間に山頂についた。
杓子岳〜鑓ヶ岳:一度下り、一気に登る。石を落とさないよう登る。
鑓ヶ岳〜大出原:ザレた急斜面を下るが、ジグザグに下るので問題ない。大出原は紅葉がきれいだった。
大出原〜白馬鑓温泉:「これより先岩場、ストックを片付けてすすめ」と注意喚起の看板が出てくると、鎖場が現れる。難しくはないが、気を抜くと滑るので、慎重に進む。小屋に着くまで気が抜けない。
3日目;白馬鑓温泉〜小日向のコル:斜度が急なザレた登り下りを繰り返す。片側が切れ落ちた箇所もあるので要注意。
小日向のコル〜猿倉:木の根が出ていて歩きにくい。
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