毛無岩・千ケ平(東電巡視路)
- GPS
- 08:22
- 距離
- 16.0km
- 登り
- 1,484m
- 下り
- 1,490m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
以前進むことができず、大変悔しい思いをした千ケ平と、東電巡視路がどうなっていたのかを検証するために荒船湖から毛無岩を登ってみることとした。送電塔を目印にするが思いのほか木の陰になって見えない。歩きやすい林道を進む。木の苗木にビニール袋がかぶせてあり、わからないうちはなにか無気味であった。高度をあげていくと西上州らしい崖がみえる。林道終点につき先人のブログを参考に川の方に進むとテープがみえるので、そこを進む。そのあとわからない。みまわしてもテープなし。地図とにらめっこで現在位置と尾根に乗り上げる地点を確認して、目の前の尾根に乗り上げようと急斜面を進む。滑り落ちそうになりながら上部に着くと上にはたくさんのテープが巻かれた木がある。これってもしかしたら伐採用の目印?しかし右手の方を見ると下に赤いテープがありそこからは登り易そう。この赤いテープがやたらこの後たくさん付いている。ここまで必要か?というくらい。でもそのおかげで、その尾根に乗り上げると東電杭が打ってある。尾根を進むとブログで見た青ピンクのテープのある尾根に移る。あとは明瞭な踏み跡と東電の階段もあり、らくらく縦走路に到達。私の記憶では縦走路に到達、イコール送電塔だったのだが、記憶違い。送電塔があって少し離れて巡視路標柱がある。
以前下ろうとしてして道が無くて断念した「道平」表示のところ、良く見ると踏み跡が横にある。何とも行きたくなってしまうが、全く記載がないところをみると途中で道が無くなる危険性が高そう。
毛無岩の登り口、指導標のところをおろそかにして巻き道に入ってしまう。情けない。全く違う下の方に下って行ったところで誤りに気付く。戻って20~30分のロス。
毛無岩以前より難しくなっているかも。下る方はこわごわであった。
印象ではすぐに巻き道との合流かと思ったが、かなりある。
そして2つ目の課題、千ケ平への通行である。いくつかのブログに表示がある旨の記載がある。山遊会の標識または赤いテープがあるところがあるが、どうみてもそこには道型がない。以前そこで逡巡してしまったあの尾根の突端である。ここには明らかに踏み跡がある、少し先に展望台がある。ここしかないと進んだが、その先が進めない。崖で切り立っている。よくみても左右両方に回り込む道がない。なんとか行けそうな右側の側面を降りるが、これが違っていたらもどれるか?の不安に駆られる(不安1)。それでも進むと初めて赤テープ発見。安堵した。そのまま進むと今度はまたもやそそり立つような岩場に到着。左右ともかなり急だが、比較的緩そうな左の斜面を無理やり降りる。ここでも間違っていたら、もどれないかも(不安2 間違っていた。巻くのは右側)岩の基部におりて今度は尾根まで登りかえす。すると踏み跡があり、すこしすると青いPPひもの目印があった。そこから1116M峰までは踏み跡や石杭があって安心して進める。そのまま今度は千ケ平に向かう。このあたりから時間との勝負になってくる。横田さんのペースよりは早く歩けているが、ミスしたらそこで時間を喰ってしまう。横田さんがマッターホルンと言っていた岩場の手前で動物が藪の中にガサガサいって逃げていくのが聞こえた。熊か鹿ではないだろうか。鈴を打ち鳴らし、無意味に声を出して歩く。いくつもこれかと思いながら岩峰をこえていく。やっとこれかと思うところの岩は登ってはいけないようで途中で気がついて巻いた。目印あり。やっと頂上に着く。
そこから25分で林道終点なので、一安心。曲がる地点をまちがえなければ大丈夫。数分のところを左に、ということでそれらしきところを下る。大丈夫か(不安3)と心配しながら降りて行くと赤テープ!しかしひどいガレ場の下り。ほとほといやになってくる。トタンのごみやオイル缶などがあるのでこれで道は間違えなし。途中浮き石に足を取られてけつまずく。おかげでストックが曲がってしまう。いやになってきたとことでましな林道が左側に見えてきた。上に上がる方とそのまま水平に行く方。水平に行く方をやれやれと進むが、少々したら行き止まり。先ほどのガレ場の道は右下かなり低いところにある。ちょっと下れそうもない(不安4)。前の樹林帯に歩いたような跡があるのでそれをつたう。いつしかそれも消えてしまうが、あたりは植樹の間伐をしている斜面なのでなんとか下れそう。ようやく下のまっとうな林道に出た時はほっとした。そこから駐車地点までかなりの距離がある。日没との競争。日没16:50を5分過ぎた16:55到着。
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