ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 7402160
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

限界縦走13時間! 谷川主脈

2024年10月24日(木) ~ 2024年10月25日(金)
情報量の目安: S
都道府県 群馬県 新潟県
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
16:25
距離
27.3km
登り
2,393m
下り
2,719m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
2:45
休憩
0:21
合計
3:06
距離 4.3km 登り 806m 下り 196m
9:36
1
スタート地点
9:37
9:41
54
10:35
10:47
51
11:38
11:43
59
2日目
山行
12:08
休憩
1:06
合計
13:14
距離 23.0km 登り 1,587m 下り 2,523m
4:26
4:36
68
5:44
5:48
48
6:36
73
7:49
7:50
65
8:55
9:04
70
10:14
10:15
93
11:48
12:10
76
13:26
13:31
60
14:31
14:37
43
15:20
15:23
55
16:18
16:21
34
16:55
16:57
19
17:16
平標登山口バス停
天神尾根を利用して肩ノ小屋で一泊し、主脈を平標山まで縦走する約27kmのロングコース。アップダウンをひたすら繰り返すハードなコースで、エスケープルートも少ない上にそちらもちらでロングコースになってしまう。展望は100点満点だが平標山まではろくな水場・日影がなく、近年の夏の激暑には不向き。体力のある人は西黒尾根から登る。
天候 晴れ 7℃〜24℃程度
過去天気図(気象庁) 2024年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
越後湯沢行きのバスはICカード不可。ザック持ち込み料金として+¥100
コース状況/
危険箇所等
基本的には笹原をずっと歩くことになるため、ロングゲイターは必須。これがないと1時間で靴の中には水が溜まってグチョグチョに。5時間も歩いているとゴアテックスの靴に沁み込んでくることさえある。オジカ沢の頭あたりは岩場鎖場が多く、早朝の濡れている時間帯や悪天時は注意を要する。ツルツルの蛇紋岩もある。
その他周辺情報 ■谷川肩ノ小屋 素泊り¥4500

平標登山口バス停のトイレ・自販機は少し歩いた下りの駐車場側にある。越後湯沢行きのバス自体は19時台まであるが、街灯がないため日没後は闇になるので注意。
9時40分。天神平ロープウェー駅。10月末とは思えないほどに日差しが強い。観光の人達は秋の装いをしているが、自分は半袖でスタート。
9時40分。天神平ロープウェー駅。10月末とは思えないほどに日差しが強い。観光の人達は秋の装いをしているが、自分は半袖でスタート。
この辺りは紅葉がきれいだ。肩ノ小屋は水場がないため、飲料水を5L用意しているのでザックが18kgになっている。重い。
2024年10月24日 09:39撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
10/24 9:39
この辺りは紅葉がきれいだ。肩ノ小屋は水場がないため、飲料水を5L用意しているのでザックが18kgになっている。重い。
今日明日は残暑がぶりかえすとの予報。もう異常気象とかいうのもバカバカしい。24℃!暑いぞ。
2024年10月24日 09:48撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
10/24 9:48
今日明日は残暑がぶりかえすとの予報。もう異常気象とかいうのもバカバカしい。24℃!暑いぞ。
谷川岳にこんにちは。やや雲が多いが、秋晴れといっていい。もっとも、2時間後がどうかはわからない。
2024年10月24日 10:00撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
10/24 10:00
谷川岳にこんにちは。やや雲が多いが、秋晴れといっていい。もっとも、2時間後がどうかはわからない。
1時間歩いて避難小屋で休憩。予想より暑くてポカリが進む。朝に半袖Tシャツにするか長袖Tシャツにするか悩んだが、半袖でよかった。
1時間歩いて避難小屋で休憩。予想より暑くてポカリが進む。朝に半袖Tシャツにするか長袖Tシャツにするか悩んだが、半袖でよかった。
避難小屋の上あたりは例年、紅葉が一番綺麗に楽しめる場所だ。
2024年10月24日 10:47撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
10/24 10:47
避難小屋の上あたりは例年、紅葉が一番綺麗に楽しめる場所だ。
避難小屋から天狗の溜まり場までの間は岩場鎖場が多い。荷物が重いので一苦労。ゆっくりゆっくり歩く。
1
避難小屋から天狗の溜まり場までの間は岩場鎖場が多い。荷物が重いので一苦労。ゆっくりゆっくり歩く。
立ち止まって明日歩く主脈を眺める。上の方は風が涼しくて気持がいい。
2024年10月24日 11:16撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
10/24 11:16
立ち止まって明日歩く主脈を眺める。上の方は風が涼しくて気持がいい。
天狗の溜まり場を超えてラストのひと登り!全て順調だ。
天狗の溜まり場を超えてラストのひと登り!全て順調だ。
肩ノ小屋に到着。いつも通り、だいぶ雲が多くなっている。ここで晴れだったことは1度もない。
2024年10月24日 12:41撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/24 12:41
肩ノ小屋に到着。いつも通り、だいぶ雲が多くなっている。ここで晴れだったことは1度もない。
急に暖かくなった気象条件のせいだろう、主脈を境に新潟方面は一面の雲海に沈んでいる。
2024年10月24日 13:11撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/24 13:11
急に暖かくなった気象条件のせいだろう、主脈を境に新潟方面は一面の雲海に沈んでいる。
チェックインはまだだが荷物だけを置かせてもらい、トマの耳へ。曇っているが展望はある。3度目にして初めての眺め!
2
チェックインはまだだが荷物だけを置かせてもらい、トマの耳へ。曇っているが展望はある。3度目にして初めての眺め!
山頂は冷たい風が吹く秋らしい気温で、みなすぐに下山していく。自分も鼻水が止まらなくなり、おにぎりを一つ食べて退散。オキの耳はコースタイム10分というのが大嘘だからもう行かない。
2024年10月24日 13:15撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
10/24 13:15
山頂は冷たい風が吹く秋らしい気温で、みなすぐに下山していく。自分も鼻水が止まらなくなり、おにぎりを一つ食べて退散。オキの耳はコースタイム10分というのが大嘘だからもう行かない。
戻ってチェックイン。今日の宿泊は2名とのこと。去年は1人でちょっと怖かったよ。
2
戻ってチェックイン。今日の宿泊は2名とのこと。去年は1人でちょっと怖かったよ。
今回担ぎ上げて来た飲料。なんと5L。去年は夏に来て熱中症になりかけ、水で破産しそうになった反省だ。
2024年10月24日 13:58撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
10/24 13:58
今回担ぎ上げて来た飲料。なんと5L。去年は夏に来て熱中症になりかけ、水で破産しそうになった反省だ。
賑わっていた山頂だが、15時前には人影はなくなる。風が強い。
1
賑わっていた山頂だが、15時前には人影はなくなる。風が強い。
300円ダイソーで買ったポーチを愛用している。上のフックは取ってしまおうかと思っていたけど、なんと役に立った!
2024年10月24日 16:18撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
10/24 16:18
300円ダイソーで買ったポーチを愛用している。上のフックは取ってしまおうかと思っていたけど、なんと役に立った!
談話室にはストーブが出ていて暖かい。
2024年10月24日 16:42撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/24 16:42
談話室にはストーブが出ていて暖かい。
今回の夕食は蛤だしラーメンとダイソーの剥き栗。栗はタンパク質が多いし腹に溜まるから、登山のもう一品にちょうどいいかと思う。
2024年10月24日 16:43撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
10/24 16:43
今回の夕食は蛤だしラーメンとダイソーの剥き栗。栗はタンパク質が多いし腹に溜まるから、登山のもう一品にちょうどいいかと思う。
良い匂い!これはうまいぞ。食事を終え、あとは3時間ほどのんびり過ごして1日目終了。
2024年10月24日 16:46撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
10/24 16:46
良い匂い!これはうまいぞ。食事を終え、あとは3時間ほどのんびり過ごして1日目終了。
どうせろくに寝られないので2時半に起床。予定にはなかったが、今日は行程が長くなるので1時間早く出ることにする。薄暗い中での出発は忘れ物が怖い。繰り返し確認。
2024年10月25日 02:43撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
10/25 2:43
どうせろくに寝られないので2時半に起床。予定にはなかったが、今日は行程が長くなるので1時間早く出ることにする。薄暗い中での出発は忘れ物が怖い。繰り返し確認。
4時出発。本格的なナイトハイクは4年前の富士山以来となる。少し緊張。頭にライト、腰にランタン。複数の光源で足元の立体感を向上させる。
2024年10月25日 03:57撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
10/25 3:57
4時出発。本格的なナイトハイクは4年前の富士山以来となる。少し緊張。頭にライト、腰にランタン。複数の光源で足元の立体感を向上させる。
一人分だけ道が開いた笹の中をずっと歩く。谷川連峰はこんな感じだ。朝や雨の後は笹から滴った水滴で1時間で靴下が絞れるほどグチョグチョになってしまう。レインパンツかゲイターは必須。自分はそれを知らず、馬蹄形縦走の際に酷い目にあった。
2024年10月25日 04:43撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
10/25 4:43
一人分だけ道が開いた笹の中をずっと歩く。谷川連峰はこんな感じだ。朝や雨の後は笹から滴った水滴で1時間で靴下が絞れるほどグチョグチョになってしまう。レインパンツかゲイターは必須。自分はそれを知らず、馬蹄形縦走の際に酷い目にあった。
中ゴー尾根分岐。10分遅れだが、こんなもんだろう。単独ナイトハイクは陰鬱な気持になるが、熊除けを兼ねて音楽を流しながら歩くと気分がよくなった。
2024年10月25日 04:31撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
10/25 4:31
中ゴー尾根分岐。10分遅れだが、こんなもんだろう。単独ナイトハイクは陰鬱な気持になるが、熊除けを兼ねて音楽を流しながら歩くと気分がよくなった。
気温は9℃で風もそこそこ。アルファライトスゥェットの上からレインウェアを羽織ってちょうどいいぐらいだ。アルファライトの保温力はグリッドフリースより高い。
2024年10月25日 05:06撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
10/25 5:06
気温は9℃で風もそこそこ。アルファライトスゥェットの上からレインウェアを羽織ってちょうどいいぐらいだ。アルファライトの保温力はグリッドフリースより高い。
5時半、ようやく明るくなってきた。朝露とガスでベチョベチョに濡れた岩場に手こずり、ペースが全然上がらない。至仏山で散々苦しめられたツルツル蛇紋岩がここにも。群馬の山はこれがあるから…
1
5時半、ようやく明るくなってきた。朝露とガスでベチョベチョに濡れた岩場に手こずり、ペースが全然上がらない。至仏山で散々苦しめられたツルツル蛇紋岩がここにも。群馬の山はこれがあるから…
なんとコースタイム50分遅れで、今日最初のピークのオジカ沢の頭に到着。1時間早く出て来た意味はあったのか…?
2024年10月25日 05:48撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
10/25 5:48
なんとコースタイム50分遅れで、今日最初のピークのオジカ沢の頭に到着。1時間早く出て来た意味はあったのか…?
谷川名物かまぼこ避難小屋。夏はサウナより暑く、冬は地獄のように底冷えするという。とにかく死ななければいいだろうというシロモノだ。
2024年10月25日 05:53撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/25 5:53
谷川名物かまぼこ避難小屋。夏はサウナより暑く、冬は地獄のように底冷えするという。とにかく死ななければいいだろうというシロモノだ。
うわあ。こんなところに泊まりたくないな。幽霊が出たらどうするんだ。
2024年10月25日 05:53撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/25 5:53
うわあ。こんなところに泊まりたくないな。幽霊が出たらどうするんだ。
夜は明けたが、新潟方面からガスが流れてきて霧雨の中にいるような状態。口の周りに水が溜まるので水分補給になるくらいだ。
2024年10月25日 06:39撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
10/25 6:39
夜は明けたが、新潟方面からガスが流れてきて霧雨の中にいるような状態。口の周りに水が溜まるので水分補給になるくらいだ。
霧の中にカマボコ2号が見えて来た。ここで休憩させてもらおう。カメラをしまってザックカバーをしたい。しかし、ガスの中にいるだけで天気自体は良さそうな気配がある。
2
霧の中にカマボコ2号が見えて来た。ここで休憩させてもらおう。カメラをしまってザックカバーをしたい。しかし、ガスの中にいるだけで天気自体は良さそうな気配がある。
へえ。ここはマットが充実しているな。椅子まであるぞ。ここまで3時間歩いたが、水は3〜4回しか口にしていない。飲料はまだたっぷりあるので、軽量化の為に700mlの水を捨てる。この判断はよかった。
2024年10月25日 06:54撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/25 6:54
へえ。ここはマットが充実しているな。椅子まであるぞ。ここまで3時間歩いたが、水は3〜4回しか口にしていない。飲料はまだたっぷりあるので、軽量化の為に700mlの水を捨てる。この判断はよかった。
本日3つ目のピーク、大障子の頭に差し掛かったあたりでガスを抜けた!標高の高いところは完全に晴れて日差しも強い。天気予報は当たったらしい。
2024年10月25日 07:44撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
10/25 7:44
本日3つ目のピーク、大障子の頭に差し掛かったあたりでガスを抜けた!標高の高いところは完全に晴れて日差しも強い。天気予報は当たったらしい。
汗ばんで来たのでスゥェットを脱いでTシャツ+ウインドシェルに変える。とはいえ風は冷たい。秋だけに難しい気候だ。
2024年10月25日 07:44撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
10/25 7:44
汗ばんで来たのでスゥェットを脱いでTシャツ+ウインドシェルに変える。とはいえ風は冷たい。秋だけに難しい気候だ。
4つ目のピーク、万太郎山(1954m)到着!ここで2回目の休憩。一面の雲海に青い空。すでに5時間も歩いているが行程はまだ半ばに差し掛かった辺り。しかも1時間も早く出たのに、当初の予定よりも30分遅れている。この辺りで16:55のバスは諦めムード。
4つ目のピーク、万太郎山(1954m)到着!ここで2回目の休憩。一面の雲海に青い空。すでに5時間も歩いているが行程はまだ半ばに差し掛かった辺り。しかも1時間も早く出たのに、当初の予定よりも30分遅れている。この辺りで16:55のバスは諦めムード。
カマボコ3号。ザックが軽くなってきて全然負担は感じない。まだまだいけるぞ。全く人がいないので音楽を流しながら歩いている。結局、仙ノ倉山までに遭遇したのは一組のみだった。
2024年10月25日 09:42撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/25 9:42
カマボコ3号。ザックが軽くなってきて全然負担は感じない。まだまだいけるぞ。全く人がいないので音楽を流しながら歩いている。結局、仙ノ倉山までに遭遇したのは一組のみだった。
すばらしい秋の絶景。来てよかったな。
1
すばらしい秋の絶景。来てよかったな。
最低鞍部の毛渡乗越あたり。ここからエビス大黒の頭へ登り返す。キツイが、まだ全力は出しておらずのんびり歩いている。前回の至仏山ランと比べたら大したことはない。
2024年10月25日 10:45撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
10/25 10:45
最低鞍部の毛渡乗越あたり。ここからエビス大黒の頭へ登り返す。キツイが、まだ全力は出しておらずのんびり歩いている。前回の至仏山ランと比べたら大したことはない。
どこを見ても山、山。奥深い。
2024年10月25日 10:59撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
10/25 10:59
どこを見ても山、山。奥深い。
あそこまで、次はあそこまで…と、じわりじわりと標高を上げて本日5つ目のピークのエビス大黒の頭(1888m)に到着!
2024年10月25日 11:49撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
10/25 11:49
あそこまで、次はあそこまで…と、じわりじわりと標高を上げて本日5つ目のピークのエビス大黒の頭(1888m)に到着!
ここでとっておきのジュースを開ける。あ゛〜。2日目に飲むジュースは痺れるほどに美味い!
2024年10月25日 11:52撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
10/25 11:52
ここでとっておきのジュースを開ける。あ゛〜。2日目に飲むジュースは痺れるほどに美味い!
カマボコ4号。目の前の仙ノ倉山についてしまえば、あとは高尾山レベルの登山になる。もう少しだ。8時間以上歩いているが、終わりの予感に元気が出てきた。
2024年10月25日 12:40撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/25 12:40
カマボコ4号。目の前の仙ノ倉山についてしまえば、あとは高尾山レベルの登山になる。もう少しだ。8時間以上歩いているが、終わりの予感に元気が出てきた。
主脈の稜線も見納め。長すぎてキツイからもう来たくないが、登山の醍醐味を味わえる極上のコースだ。気候もよく、秋に来て大正解だった。
1
主脈の稜線も見納め。長すぎてキツイからもう来たくないが、登山の醍醐味を味わえる極上のコースだ。気候もよく、秋に来て大正解だった。
6つ目のピーク、主脈の最高峰である仙ノ倉山(2026m)に到着!気分的には一安心。山頂は平坦な広場になっており、山というよりは公園だ。
6つ目のピーク、主脈の最高峰である仙ノ倉山(2026m)に到着!気分的には一安心。山頂は平坦な広場になっており、山というよりは公園だ。
地図には「360度のすばらしい大展望」とあるが、ここまでのピークは全部そうだった。しかしアクセスを考慮するといい山だ。少しでも遅れを取り戻すべく、予定の30分休憩をカットしてジュースを口にしただけで出発。
2024年10月25日 13:27撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
10/25 13:27
地図には「360度のすばらしい大展望」とあるが、ここまでのピークは全部そうだった。しかしアクセスを考慮するといい山だ。少しでも遅れを取り戻すべく、予定の30分休憩をカットしてジュースを口にしただけで出発。
涼しい秋風が吹く平標山までの気持ちがいい稜線。なんて歩き易いんだ!安心感もあり、最高の気分だ。
2024年10月25日 13:31撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
10/25 13:31
涼しい秋風が吹く平標山までの気持ちがいい稜線。なんて歩き易いんだ!安心感もあり、最高の気分だ。
とうとう最後のピークの平標山(1983m)。ここまで10時間、長かった。風が強く、体が冷える。予定ではここから松手山コースで下山だが、松手「山」というだけあって登り返しがあると嫌なので、山ノ家を経由するコースに変更。
1
とうとう最後のピークの平標山(1983m)。ここまで10時間、長かった。風が強く、体が冷える。予定ではここから松手山コースで下山だが、松手「山」というだけあって登り返しがあると嫌なので、山ノ家を経由するコースに変更。
この辺りもすばらしい眺め。時折デッキもあり、のんびりと景色を楽しめそうな山だ。
2024年10月25日 14:49撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
10/25 14:49
この辺りもすばらしい眺め。時折デッキもあり、のんびりと景色を楽しめそうな山だ。
平標山ノ家。ここで飲料を飲み干し、空いたボトルに500ml給水させてもらう。今回の飲料計算は完璧だった。ちょうど森林限界に建っており、ここから下は樹林帯になっているようだ。
2024年10月25日 15:15撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/25 15:15
平標山ノ家。ここで飲料を飲み干し、空いたボトルに500ml給水させてもらう。今回の飲料計算は完璧だった。ちょうど森林限界に建っており、ここから下は樹林帯になっているようだ。
テント場を拝見。狭いが展望が良さそう。デッキの特等席が一つある。どうせならここをゲットしたいもんだ。
2024年10月25日 15:19撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/25 15:19
テント場を拝見。狭いが展望が良さそう。デッキの特等席が一つある。どうせならここをゲットしたいもんだ。
山小屋の裏手にはこれまた大展望のテーブルが3つあり、ここで夕食を食べられたら最高だろうな。いい山小屋だ。是非泊まりに来たい。
1
山小屋の裏手にはこれまた大展望のテーブルが3つあり、ここで夕食を食べられたら最高だろうな。いい山小屋だ。是非泊まりに来たい。
登山開始から11時間半経過。さすがに痛む足を引きずりながら、ひいこら下山。アプリを見ても全然進まない…。バスはいいとして、暗くなる前に下山はしたい。ふう、ふう…。
2024年10月25日 15:25撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/25 15:25
登山開始から11時間半経過。さすがに痛む足を引きずりながら、ひいこら下山。アプリを見ても全然進まない…。バスはいいとして、暗くなる前に下山はしたい。ふう、ふう…。
ここまで12時間!やっと登山道終了!あとは長いが楽な林道歩きとなる。こっちのコースで正解だった。来ておいて何だが、自分がこんなに歩けるとは思わなかった。
1
ここまで12時間!やっと登山道終了!あとは長いが楽な林道歩きとなる。こっちのコースで正解だった。来ておいて何だが、自分がこんなに歩けるとは思わなかった。
17時15分、平標登山口バス停に到着!到着後すぐに日が沈み、あたりは闇に。結局、なんと1時間早く出ておきながらも当初の計画よりも45分の遅れで、計1時間45分オーバーでの終了!いやーキツかった!
1
17時15分、平標登山口バス停に到着!到着後すぐに日が沈み、あたりは闇に。結局、なんと1時間早く出ておきながらも当初の計画よりも45分の遅れで、計1時間45分オーバーでの終了!いやーキツかった!

装備

MYアイテム
inaritozan
重量:0.10kg
個人装備
ザック重量 18.5kg

感想

今までの経験の中でもトップクラスにきついコースだったと思うが、気分的にはさほど辛くなく楽しく歩けた。バス便に余裕があり急がずに済むというのは何にも代えがたい。ペースさえ守れれば実力以上の力が出せるし、逆にペースが乱れればあっという間にバテる。

今回はなんと1時間45分という大幅な遅れになってしまった。行程が10時間にも及ぶと、1時間につき10分遅れただけで100分オーバーになるわけだ。これは危ない。

今シーズンはコロナ発症、当日朝に熱中症、前泊するゲストハウスの不備、ノロノロ台風直撃、忘れ物で当日キャンセルetc…と毎月のように度重なる不運に見舞われて登山が全然できなかったが、最後に満足のいく登山ができて成仏できた。


【疲労度 9/10(かなりキツい!)】

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:82人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 谷川・武尊 [日帰り]
谷川岳主脈ルート
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら